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2010年5月13日 (木)

データで見る口蹄疫対策の緒戦敗北(2010年 宮崎) その4

タイトルを若干変更しました。(2010/5/20)

「日本人は電気牛の夢を見るか?」

昨日(5/12、最初の発生確認から23日目)の公表データの数字により、図表を更新しました。

昨夜は、新たに5例の発生確認の発表がありました。

未処理の患畜は、生きていて、殺されるのを待っていて、

静かにウイルスを吐き出し続けています。

万一、野生の鹿や猪に感染したら、移動禁止をかけることも、検査をすることも

容易ではありません。これはほんとうに現実なのでしょうか?

1.処分の進捗状況

100512_ 100512__2

ここ1週間での殺処分数は、牛が553頭(79頭/day)、豚が28,555頭(4,079頭/day)で、

今のペースだと、このまま続発がなくとも、まだ一週間以上はかかるようです。

2.累計の発生例数と殺処分対象頭数

100512_1 100512_2 100512__3

3.個別の数字

100512__4

よりきれいに見たい方は、下からpdfデータをどうぞ。

「100512_.pdf」をダウンロード

お知らせ>本日の図表は、pdfを含め、無断転載を許可します。

但し、 1.引用元の表記をお願いします。 2.無断での改変は厳禁です。(サイズの変更はokです。)

お知らせ>宮崎産の豚肉・牛肉・乳製品は安全です。

データは、農水省、宮崎県の公表データをもとに、個人的に集計したものです。

誤り、疑問点などありましたら、コメントをよろしくお願いします。

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コメント

はじめまして、

松永さんのサイトで拝見しました。

このようなデータ表示は農水省の担当がやるべきことでしょうが、コンタンさんがやらざるを得ないのが残念です。GISの専門家に応援してもらって、地図上でも実態が分かるようにすれば、データそのものが状況を語ってくれるでしょう。

専門的な話になりますが、指数的な増大曲線ですので、まず対数表示にして直線から外れる変曲点を示すとよいかと思います。

搬出制限区域内の全頭数は有限ですから、それを漸近線にしてロジスチック曲線に近似しておけば、現状のままだったら、という前提で今後を予測できませんか。

実際の最初の1点が何時だったかも、潜伏期の長さ(いくつかのレベルを想定)と感染確認数の増大曲線から推定できるはずです。

beachmolluscさん、こんばんは。

GISの件は仰るとおりですね。いまのところ、「その2」で紹介しているgooogle地図が、それなりに迫力を伝えてくれていますが。

対数表示の件は、あとで試してみます。

ロジスチック曲線の件も面白そうですが、「感染個体数」のデータはどこにもないので、論理的にはかなり荒っぽい予測になるかと思います。

非常にわかりやすいグラフを示してくださり、ありがとうございます。
口蹄疫に関するまとめのページで紹介させていただきました。

イギリスの2001年の口蹄疫発生頭数の推移グラフを見たら、積算するとロジスチック曲線になると思えました。

OIEに出された最初の報告で、4月9日に症状から最初の感染が疑われる牛が1頭みつかり、その1週間後16日にそれと一緒にいた他の牛にも症状が出て、この時点でサンプルが検査されることになったようです。
http://www.oie.int/wahis/reports/en_imm_0000009155_20100420_144504.pdf
牛の潜伏期が1週間とすれば、この間に二次感染が起こったと思われます。

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