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2010年7月14日 (水)

データで見る口蹄疫対策(2010年 宮崎) その42

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本日の図表(pdf)はこちらからどうぞ。

Photo(Top): Asikkala, Finland  Olympus E-330 + ZD11-22 (写真、図表はクリックで拡大します。)

「100704_FMD.pdf」をダウンロード

口蹄疫リンク集」 (お世話になっている良質なサイト)

100704_fmd4_2

7/4を最後に、新たな発生の確認はない。

本日(7/14)は、初発(3/26)から111日目、最初の感染確認(4/20)から86日目となる。

7/27 0:00の制限解除(予定)まで、あと13日となった。

1.殺処分頭数

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イノシシの殺処分頭数が報道で公表されたので、追加した。

ところで、上の表は「感染確認時」「ワクチン接種時」の頭数だが、殺処分を待つ間に生まれた

新生の子牛・子豚もかなりあるので、それを含めた殺処分頭数は29万頭~30万頭と推定されている。

きのう(7/13)、宮崎県から擬似患畜について、実際の殺処分数が約212,000頭(上表では199,309頭)との

公表があった。ワクチン接種ぶんについては集計中とのこと。

(追記) 7/16に、農水省HPの「発生事例のリスト」が更新され、擬似患畜の頭数は

211,608頭(牛37,454頭、豚174,132頭、山羊14頭、羊8頭)に修正された。

例を挙げると、60例目 豚7,903頭(5/10感染確認) → 9,282頭(5/28殺処分) という感じ。

しかし、数字が減ったモノもあるので、いろいろ誤りも多かったのだと思われる。

「100716_FMD_Miyazaki.xls」をダウンロード

↑ 7/19 更新しました。

ついでだが、1年間に全国で殺処分される犬猫の頭数がちょうど29万頭くらいだ。

http://www.alive-net.net/companion-animal/hikitori/gyousei_enquete/H20-gyousei-anke.htm

今回の大災害と同じだけの動物の死が、毎年毎年、人間の身勝手によって起こっている。

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(7/21追記) 更新された数字によるグラフ(いずれ整理して再掲するつもりだが、とりあえず。)

100716_fmd1 100716_fmd2 100716_fmd3 100716_fmd5_2 100716_fmd6_2 100716_fmd7

「100716_FMD.pdf」をダウンロード

* 

2.種牛の処分を巡る対立

昨夜は、種牛の処分を巡る山田農水相と東国原知事の対立が、東京のニュース番組でも報道された。

TV的には、絵になるニュースなのだろうが、背景まで説明しないと、視聴者には??というところだろう。

本来なら県(知事)は、すみやかに強制的にワクチンを打って、殺処分するべきだった。

しかし、強行すると県の種牛まで巻き添えで処分する羽目になることを怖れて、ずるずると放置した。

この県の対応は、明らかに違法である。

そして県(知事)は何となくうやむやになることを望んだと思うが、大臣の逆鱗に触れたようだ。

しかし、殺処分の強行は、将来に悪い前例を残すことになると思う。

まず第1に、現在が「口蹄疫のまん延を防止することができない場合」と認めることにより、

法律の恣意的な解釈による運用を認めてしまうことになる。

また第2に、農水省の公式見解では、ワクチン接種範囲はすべて殺処分しないと、

清浄国復帰が難しい、としている点だ。

http://twitpic.com/253m05

OIEはワクチン接種についてそんなことは定めていない。ワクチン接種は、その時の状況に応じて、

科学的知見に基づいた対策が取られるべきだ。豚だけに接種する方法もあるだろうし、

大規模農場だけに接種する方法もあるだろうし、モニター家畜を数%残して接種する方法もあるだろう。

今、このような前例を作ってしまうと、将来ワクチン接種を行うとき、「全頭接種ありき」になってしまいそうだ。

いろいろなワクチン接種のやりかたができなくなるのは、よろしくないと思う。

まして裁判になって、判例や記録として残るのは、避けた方がいいと思うのだが…。

一連の宮崎県の対応に問題があったことを、県が認めて謝罪した上で、殺処分を回避するような

スキームは取れないのだろうか…。

3.児湯地区の清浄性検査

児湯地区の清浄性検査の方法については公表されていない(と思う)が、どうやら

   移動制限区域内の堆肥(敷きわら、飼料等を含む)の封じ込め

   移動制限区域内の農場の消毒(7/9から開始)

だけで終わりということらしい。

鹿児島大の岡本教授なども書いているとおり、ワクチン接種範囲には「隠れた感染家畜」がいたはずだ。

ワクチン接種範囲の外周の抗体検査を行わなくても良い、とした理由は何なのだろうか?

ちなみに、農水省の口蹄疫疫学調査チームは

ワクチン接種家畜は口蹄疫の症状を示していなくてもウイルスを保持している可能性があるので、

ワクチン接種農場における消毒等の防疫措置については、引き続き発生農場に準じた措置を厳格に

実施することが必要である。

としている。

口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」(H16)には、清浄性確認検査の方法は定められていない

「高病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」(H20)は、清浄性検査を以下のように定めている。

--------------------------------------------------------------------------

6 清浄性の確認のための検査等

(1)移動制限区域及び搬出制限区域における検査

   都道府県は、ア及びイに掲げる検査を行うものとする。

  ア 発生状況検査
    患畜又は擬似患畜の決定後に隔離等のまん延防止措置を講ずるとともに、移動
   制限区域内の立入検査により、家きん等の臨床検査、家きん等又は死亡した家き
   ん等のウイルス分離検査及び血清抗体検査を行う。
    なお、患畜となるおそれがある家畜が決定した段階で、当該農場の移動制限等
   のまん延防止措置及び移動制限予定区域内の農場の移動自粛を講じた場合には、
   同区域内の農場について上述の検査を開始することができる。

  イ 清浄性確認検査
    最終発生に係るアの検査の材料の採取完了後10日以上経過し、当該検査の結
   果が陰性であることが確認され、かつ、防疫措置が完了した後、アと同様の検査
   を行う。

(2)移動制限の解除後の検査

   移動制限の解除後、原則として3か月間、移動制限区域内の農場の監視を継続し、
  家きんの所有者から死亡羽数等の状況を報告させるとともに、第3の3に準じ、少
  なくとも1回、立入検査による家きん等の臨床検査、家きん等又は死亡した家きん
  等のウイルス分離検査及び血清抗体検査を行う。

(3)発生農場の経営再開のための検査

   発生農場の消毒については、3の(5)による消毒も含め、少なくとも1週間間
  隔で3回以上反復して実施する。その後、当該農場の鶏舎の床・壁・天井等のウイ
  ルス分離検査を行うとともに、清浄性確認のための家きん(以下「モニター家きん」
  という。)を導入し、立入検査によるモニター家きんの臨床検査、ウイルス分離検
  査及び血清抗体検査を行い、清浄性を確認した上で、経営を再開する。

(4)その他の区域における措置

  ア 家畜防疫員は、すべての家きん飼養農場等に対し、本病の特製、野鳥との接触
   の防止等の防疫対策、臨床症状の確認の励行等について周知徹底を図る。

  イ 家畜防疫員は、飼育鳩等家きん以外の鳥類の飼育者に対しても、本病の特性等
   について周知徹底を図り、発生時における防疫措置の協力を要請する。

-------------------------------------------------------------------------

今後、口蹄疫についても、鶏インフルエンザと同様に清浄性検査についての規定が作られると思うが、

それからすると今回の児湯地区の検査は、かなりゆるい検査だった、という評価になりそうだ。

4.野生動物の調査は?

農水省の「口蹄疫対策特別措置法Q&A」によると、

16.野生動物の監視のため、具体的には、都道府県はどのような措置を講ずればよいのですか?

本規定は都道府県の自治事務であり、各都道府県で判断することとなりますが、例えば猟友会の協力を得て、

野生のイノシシや鹿等のモニタリングやサーベイランスを実施することが考えられます。

ということで、完全に県にお任せ、ということらしい。

宮崎県は、いまのところ何もやっていないと思われるが、万一、野生動物に感染が広がっていた場合は、

その影響は重大だ。また種牛問題ばかりにぎやかだが、早急な調査が必要だろう。

(追記) 5月6日の東国原知事ブログより:

「いずれにしろ、野生の偶蹄類に感染したら万事休すである。」

もうすっかりお忘れでしょうか…?

お知らせ>本日の図表は、pdfを含め、無断転載を許可します。

      但し、 1.引用元の表記をお願いします。 2.無断での改変は厳禁です。(サイズの変更はokです。)

お知らせ>宮崎産の豚肉・牛肉・乳製品は安全です。

100711_ 骨付き豚のルクルーゼ焼き

データは、農水省、宮崎県、OIEの公表データをもとに、個人的に集計したものです。

誤り、疑問点などありましたら、コメントをよろしくお願いします。

100707_kon_wild_boar_s107

私がコンタンです。イノシシの殺処分は必要だったのでしょうか。(この写真は転載禁止です。)

このブログは、当家の下僕が執筆しています。 リンクフリーです。

Hi, my name is Kontan. My servant writes this blog. This blog is link-free.

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コメント

モニター家畜をあらかじめ決めて残すってのは積極的に考えるべきですね。
ただ、そんな余裕があるかどうかですが。

完全に火種を残さないためには、私は基本的に全頭接種がいいと思います。

処分頭数に入らない家畜がいることを忘れてはならないです。

制限区域内で、畜舎のキャパオーバーを防ぐために、人工流産措置や、新生子豚の自衛殺がかなり実施されてます。
おそらく、千頭単位でしょうね。

今回の場合については、モニター家畜を残した場合、「堆肥の封じ込め」に支障が出て問題になったでしょうね。
但し、もっと早い時点で接種していたら、そういう対応もありえたのでは。

新生の子豚は、殺処分を待たずに死んだものも多いようですが、現場でどういう評価が行われたのかは
よくわかりません。
新生の子牛・子豚も、補償対象になっているので、記録はされているのだろうと思うのですが…。
(ちなみに昨日、数字が公表されたのは、補償のための県の予算説明のためでした。)

あ、補足です。
制限解除が長引くことに備えて、種付けも控えてる農場もありますね。
殺処分ではないから幾分気は楽ですが、複雑な心境であることに変わりはありません。

人工流産はカウントされないでしょうね。

聞くところによると、ほ乳中の親子の場合、母豚を先に殺処分することでこれを●●と見なし、
子豚を●●豚にカウントする裏技があったとか。

まったくどうなっているんだ!

宮崎県に口蹄疫隠しの疑い…検査拒否し殺処分
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100714-OYT1T01291.htm

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県の家畜保健衛生所の職員らが先月、同県新富町の農家で口蹄疫が疑われる症状の牛1頭を発見しながら、検査や国への通報をしないまま殺処分していたことが14日、わかった。

 県は「口蹄疫ではないと判断した」としているが、農林水産省が殺処分に関与した獣医師らから事情を聞いたところ、「明らかに口蹄疫の症状で、検査を求めたが県側に拒否された」と証言。家畜伝染病予防法は疑似患畜を発見した場合、国への通報を義務づけており、同省は同法違反の疑いもあるとみて近く、県に事情を聞く方針。

 口蹄疫のような症状が出ていた牛が見つかったのは先月25日。この時点で同町では同12日を最後に感染が確認されておらず、県全体でも同19日以降発生がなかったため、県は7月1日に「非常事態宣言」を一部解除した。農水省では「解除を遅らせたくないための“感染隠し”と受け止められかねない。検査すべきだった」としている。

 農水省によるとこの牛が見つかった場所は、感染が集中した移動制限区域内にある同町内で、約500頭を飼育する畜産農家。5月24日にワクチン接種を終えていた。

 6月25日には県家畜保健衛生所の家畜防疫員と獣医師ら計約40人が殺処分を進めていたところ、1頭に口蹄疫のような症状が見つかった。

 この症状を確認した獣医師らはその場で、「口蹄疫の典型的な症状」として、口内の写真撮影と血液の採取を求めたが、現場責任者で獣医師の資格を持つ県の家畜防疫員が「必要ない」として、その日のうちに殺処分と埋却を終えたという。

 読売新聞の取材に対し、県畜産課の児玉州男(くにお)課長は、現場で異議が出たことは認めたが、「軽微な症状だったので、口蹄疫ではないと判断した。殺処分と埋却の権限は県の防疫員にあり、対応に問題はない」としている。

 しかし、農水省が現場に居合わせた獣医師ら3人に聞き取り調査を行ったところ、「牛の舌には水疱(すいほう)ができ、鼻や歯茎などにただれと潰瘍(かいよう)が複数あった」「典型的な口蹄疫の症状で、獣医師らで家畜防疫員に検査するよう何度も迫ったが、聞き入れられなかった」などと話したという。

 家畜伝染病予防法は、疑似患畜を発見した場合、獣医師や農家に対し、速やかに県を通じて国に報告することを義務づけている。

 同省は「軽微な症状でも、まず検査するのが防疫の鉄則。仮に感染していた場合、人や車を介してウイルスが拡散した危険性もあった」として県から事情を聞く方針。
(2010年7月15日03時03分 読売新聞)

朝日新聞のHPにも追いかけ記事が出ました。
http://www.asahi.com/special/kouteieki/TKY201007150209.html

限りなくクロに近い印象ですが、既に証拠はありませんから、どうなるでしょうか…。

6/25頃は、「全国高総文祭みやざき2010」の開催に間に合わせようと、連日の雨にもかかわらず
しゃかりきに殺処分を進めていた時期です。 動機も十分か。


ところで、7/9発売の「文藝春秋」8月号に、高山文彦さん(高千穂町出身)が、10Pのルポを書いていますが、
なかなか良い記事です。

ルポは、6例目の水牛農家のかかりつけ獣医師、感染した農家、殺処分を手伝った農家などの聞き取り
によっていますが、特に、6例目のかかりつけ獣医師の証言はなかなか貴重だと思います。

こちらのブログに、概要が出ています。
http://yougetuhiwa.blog39.fc2.com/blog-entry-1133.html

口蹄疫隠し疑惑ですが、知事がツイッターで、7/1に国に確認取り、問題なしの返事をもらっているとつぶやいています。
知事の擁護する訳ではありませんが、恐らく事実だと思います。
またぞろ、リーク合戦の始まりでしょう。
いい加減、辟易します。

「口蹄疫の典型的な症状」を見たという獣医師の証言が正しければ、当然直ちに国へ報告して検査すべきもの。

疑いの新富町の農家→292例目方面への人や物資、車などの移動がなかったか調べてほしいのだが…日程的には、ちょうどうまい具合に291例目と292例目の間にはまるからね。既に調べているかもしれんが。

292例目は、6月中旬に感染したが発症しない牛がいた。→ほかの牛が感染して7/4に発症。
ということのようです。(その41)のコメントで引用した、朝日新聞の記事をお読み下さい。

読売新聞の続報
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100715-OYT1T00615.htm

同省が現場に居合わせた複数の獣医師らから聞き取り調査をしたところ、この防疫員は、問題の牛を見つけると、
獣医師らに作業を中止させた上で、「本部に確認する」として、約20分間にわたり携帯電話で話し、電話を切った後、
「疑わしい症状の牛がいたが、上の指示で殺処分を続ける」と話したという。

 同省が県に確認したところ、防疫員はこの時間帯、新富町役場内にある県の現地対策本部と連絡を取っていたという。
同省では、症状を目視したり写真で確認したりしていない県の対策本部が、殺処分するよう指示したとみて、今後、
対策本部や県の家畜防疫の担当幹部からも事情を聞く方針だ。

鹿児島大学の岡本嘉六先生の見解によりますと・・・

明16日 制限解除? 汚染国宣言?
http://vetweb.agri.kagoshima-u.ac.jp/Vetpub/Dr_Okamoto/Animal%20Health/risk%20zone.htm

直接の関係はないが、大塚智子さん(秋田の比内地鶏養鶏家)の一連のツイートが興味深いので引用する。
http://twitter.com/ohtsukako

比内鶏を巡り3年前に発生した曲折も同様。 RT @hideoharada 県事務方と民間牛飼育者の間は永年の確執があり、県有牛を避難する決定をした5月上旬に民間種雄牛を同様に扱わなかったのだと思われる。推測だが、知事はワクチン接種まで民間牛の存在を知らされてなかったのではないか。

比内鶏も民間と県の2系統の遺伝資源がある。この事が注目された際、県の担当部署は知事に正確な報告をせず、結果知事と事務方の解釈に齟齬が生じた。拠るべきポイントの誤りからこれに対する疑義を解消できず、逆にツギハギだらけの"信頼回復策”が行われている。

当時の秋田県庁は「民間系統の遺伝資源を廃する」ことを眼目としていたと思われる。知事は民間系統・県畜試系統の双方が競いつつ高品質を目指すべき、と発言していた。その意図すら事務方によってかき消された。

民間系統の遺伝資源に対する評価は圧倒的に高かった。秋田県と県畜試のメンツにとっては、(他の畜産物以上に)高い能力をもつ民間種鶏が目障りだったのだろう。秋田県農畜産振興部門の幹部の「県の意向に従わない民間企業は、淘汰されてもかまわない」という発言が、それを裏付ける。

何事であれ真摯に対峙し高品質を求めようとするのは自然であるはずなのに、なぜ無理に品質の劣るものを標準とするのか。

比内鶏の一件の折、県議会が民間系統への配慮あるべしと論じた時期がある。これに対抗した県の事務方が行った民間潰しの再現が、今宮崎で行われているように見える。

秋田県農畜産部門は議会を黙らせるため、いくつかのJAを利用した。JA=生産者代表の声としてマスコミに流したのは、マスコミ側の思考を止めるのに十分だった。またJAを動かすことが各議員に対する直接の圧力になった。

マスコミと県議会が静かになり、秋田県は民間遺伝資源の排除を9割方成功させた。だが悪貨が良貨を駆逐した結果、何が起こったか。比内地鶏の生産流通量は当時の7割にまで落ち込んだ。信頼回復と銘うった挙句、産業は衰退。こんな馬鹿なことが現実に起きている。

JA傘下の古参生産者と、一週間を共にした。彼もまた3割減のあおりを受けている。県畜産試験場が供給する素ヒナに疑念を持ちながら、何故こんなことになったのかと嘆いている。生産を手がける本人すら、その品質を信頼していない不幸がある。私は、なぜ当時あなた方は安易に動いたのかと問いたい。

同意します。事態混迷し、当事者が疲弊している状況下では「これしかない」「これさえすれば」的な事が示されれば、多くがその方向に流れてしまう。 QT @keyaki1117 つまり、家畜へのワクチン接種段階での家畜所有者に対するインフォームドコンセントができていない。

比内地鶏産業は、情けなくも確実に衰退した。県の事務方は信頼回復と生産拡大には「これさえすれば」と生産農家の期待を煽った。それが裏切られ生産・流通に携わる人々は失望している。県はそんな彼等に対して「需要回復まで県におんぶに抱っこでは困る」なんて言っているらしい。

低迷原因を、秋田県は公的には景気悪化のためとしている。しかし私は納得できない。比内地鶏を含む高付加価値鶏肉の市場が拡大したのは、とりも直さずバブル後の長期不況期だった事実があるからだ。

@hideoharada 事態に変わりはないのでしょうが、理解していただき嬉しく思います。このように不幸な話題の時のみ民間保有の遺伝資源が注目され、窮地に追い込まれることの無い環境であるべきと思います。

シェパードさんのところと同様にコンタンさんのところもずいぶんにぎわっていますね。よいブログ情報を見つけていただき、よい参考になります。

大臣が知事のババ抜き作戦にひっかかって対処できない事態を引いてしまったのでカッカしてクロスカウンターのお返しですかね。そして場外乱闘かな。

国の対策本部のボス、首相の姿が見えませんが、相変わらず「逃げ」を打っているのでしょうか。せっかくの出番なのに、収める気がないのか、農水大臣の交代は嫌なのか、法務大臣のこともあるし。「アキカン」と揶揄されるままだと漢字が読めなかった方と同じ運命が待っています。

ついに東国原知事は折れてしまいましたね。

しかし、この露骨な圧力は何なんでしょう。 民主国家のやることでしょうか…。
大臣も知事も、自分の手は汚さないようにして、農家を追いつめて決断させようとするとは…。

http://twitter.com/hideoharada
「川南地区を中心とした移動・搬出制限は16日0:00をもって解除し、
 改めて民間種雄牛飼育場所を中心とした半径10kmの移動制限が設定されるとのこと。」
「この地域には今現在、この方の他は家畜がいないので、
実質的な害は生じないのです。」

そうかな?。これが一番まともな決定だと思いますけれど。
発端を作ったのは県と国ですが、ややこしくしたのは知事&宮崎役人。

そもそも、知事は特措法の法解釈を間違えているわけで、誰かがその辺を理解させたんでしょう。

よって、口先八寸は通用しなくなって白旗状態。

農家の補償はどうなるか?
徳田たけし(衆議院議員)ブログ
http://ameblo.jp/tokuda-takeshi/entry-10591182657.html

前の国会が閉会した6月16日に、自民党口蹄疫対策本部は会合を行い、
農林水産省から出てきた省令案の説明を受けました。

しかし、その省令案に示された支援内容が余りにも不十分で、これでは農家の方々は納得しないという
金額であったことから、私たちと農水省の間で、2時間以上の激しい議論となりました。

その時は、農水省幹部が「政務3役にお伝えし、ご指摘いただいた点を改めて検討します」と持ち帰られた。

ところが、約1ヶ月が経った会合での資料を見てみると、何の改善もされていない。
それで、皆が怒り出した。

種牛論争は賑やかだが、消費者への目線が足りないように思える。知事周辺の発言からは宮崎牛肉への安心感が伝わってこない。
和牛の宮崎ブランドは宮崎県の畜産にとっては死活問題だろうが、肉牛というジャンルで考察すれば失われた牛は68,000頭であり全国規模でみれば僅か2.3%である。

別のジャンルだが2009年2月27日に愛知県豊橋市で発生した「ウズラの鳥インフルエンザ」は、7つの農場で161万羽が殺処分された。これは全国飼養数の38%にも及んだ。特に3月18日の4例目は壮絶であった。最初の検査で過去の感染歴が見つかり、再検査で血清抗体HI検査で陽性となったが、両検査ともにウイルスは見つからなかった。 しかし、行政はこの農場に対し「殺処分」か「厳しい農場監視プログラムでの養鶉」の2者択一を迫り67万羽(全国の15.8%)もの殺処分がなされた。

農場のオーナーは、≪経営面だけを優先して、ウズラを殺処分しなくてよい監視プログラムに乗り、卵の出荷を継続する方が、自分の農場のことだけを考えれば得策かもしれない。しかし、それでは消費者にウズラ農家が目指す『安全・安心の心』は伝わらない。うずら業界全体を考えて苦渋の選択をした。≫と胸の内を語った。

これこそが消費者の支持を最優先した業界のリーダーの言葉である。

この事件は2009年5月11日移動制限が解除され、7月19日には安全宣言となり、清浄国へ復帰した。 高病原性鳥インフルエンザの清浄国に復帰(農水省)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/090721.html

2010年2月23日。疫学的調査チームの最終報告書が公表された。
高病原性鳥インフルエンザ疫学調査チーム報告書
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/pdf/report.pdf

http://www.asahi.com/national/update/0715/SEB201007150056_01.html

一方、県は、県東部地域の移動・搬出制限区域の解除が16日午前0時に迫っていることから、農林水産省に対し、種牛6頭がいる農場から半径10キロ内を除く地域の解除を、当初の予定日時で提案。山田正彦農水相がこれを受け入れたという

ってことらしいっすね

農水省HP http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/taneusi.html
民間種雄牛の取扱いについて(7/15)

7月8日、宮崎県知事が民間種雄牛について、殺処分せず同県において管理すると農林水産大臣に提案しました。
農林水産大臣は、以下のような理由から、提案は認められないと回答しています。

1.種牛のいるこの地域には、まだウイルスが生存している可能性があり、生きている牛がいると再び感染がおこる恐れがあること。

2.この地域の全ての牛・豚等にワクチンを接種した後、殺処分することは、口蹄疫のまん延を防ぐためにやむを得ない措置として地域の畜産農家の方々にご協力いただいたものです。確実に殺処分することにより、できるだけ早く口蹄疫の清浄化を達成することが、行政としての責務であること。

大臣から宮崎県知事への回答は、「民間種雄牛の取扱いについて(PDF:80KB)」 をご覧ください。

詳しくは、「なぜ民間の種牛(種雄牛)6頭を殺処分するのでしょうか?」をご覧ください。

*

宮崎大学農学部・獣医衛生学研究室のHPが更新されて、
「畜産の再開に向けて(案)」が掲載されています。
http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/hygine/HP/index.htm

haruo さま。ウズラの鳥インフル報告書、ざっと読みました。

口蹄疫は鳥インフルエンザと遜色ない重大な疫病ですが、人体には(ほぼ)影響がないため、
鳥インフルエンザよりも緩い対応になっいているような気がします。

宮崎県は、いまのところ消費者目線のことはあまり考えていない(考える余裕もない?)と
思います。

最終消費者ではなく、宮崎から子牛を買い入れる肥育農家の目線はどうなのでしょうか。
宮崎の安全対策をどう見ているか…、それとも種牛を生かしたことを評価するのか…?

く牛うううさん(北海道の牛農家) on Twitter より
http://twitter.com/usi_930

宮崎種牛問題が拗れに拗れたからある程度仕方ない事とは言え、一連の流れは
「言う事聞かないならお前の隣近所巻き添えやぞ」みたいに見えてしまい、
非常に鬱屈した気持ちになる。田舎でこれをやられると生きていけない。


火曜水曜さん on Twitter より。
http://twitter.com/kayousuiyou

今に至っての殺処分は致し方ないといえるのだとして、なぜ在野の貴重な資源と研究者を踏みしだいて、
存在を抹殺するような真似をするのだろう。


大塚智子さん on Twitter より。
http://twitter.com/ohtsukako

民間種牛の一件は終焉したわけではないけれど、既存農政が内包する利権関係・汚らしさのカケラが露出した。
情と理のいずれもが、それらを超えることができなかったように見える。

薦田さんは殺処分受け入れですね。 裁判にならなかったのは良かった。

それにしても、県が自ら「種牛マフィア」になっていたとは!
農業問題もいろんなことがあるんですね。

ところで、奇しくも、地球の反対側で4/20に起きたもう一つの大事件、
メキシコ湾海底油田の原油流出も、日本時間の今朝早く、原油の流失が
止まったのが確認されたそうです。 不思議な synchronicity を感じます。

「肥育農家」と言っても様々です。
安く買いたたくのを今か今かと待ちわびている方もあれば、当分近寄りたくないと考えている方もあれば、心から応援している方も。
コンタンさんは、直接意見を聞いてみたい、ということでしょうか?

日経の記事、良く調べてくれました。感謝、感謝です。
民間の理由が、この様に皆さんに知られること、とても大切です。
ただ、記事になる時は、県と言う括りになるのは少し残念です。
どこの組織でも同じかも知れませんが、組織そのものと言うより、
そこで意思決定権を持つものが、組織と言う括りで、ぼかされていると言う事。
そこが重要なのに。

尾八重の県有種牛5頭については、OIE条項を厳密に当てはめたらアウトのはずですが、どのような論理で清浄化を求めるのでしょうかね。国は文書でOKしたのかどうか、口頭あるいはドサクサの中で県が勝手にやって、非公式に追認されていたであれば、国はいつでも県に対して処分を求めるカードに使えるかもと思っていました。

国と県の対立が芝居じみていましたが、裏取引で何が合意されたのか気にかかります。特措法であらかじめプレッシャーをかけられても断固抵抗されていたKさんに県も国もどちらも困り果てていたはずです。県有種牛と同等に民有を特例で扱えば、OIEコードで県有の残っているものが道ずれになると判断されていたのではないでしょうか。

オランダでは2001年に今回の日本と同様に緊急ワクチンを早くから行い(ただし、発症農家から2キロ圏)それでも飛び火が相次いで収まらないので全域ワクチンに切り替えてやっと終息したと記録されています。下のURLに経過の詳細が書かれています。
http://www.foot-and-mouth-disease.com/Binaries/68_30720.pdf
この文書の締めくくりの項目には、清浄化の条件を満たすことを優先した殺処分を求めたECとそれに従ったオランダ政府に対し、ワクチン接種された健康な家畜の大量殺戮に一般国民も農家も強硬に反対した(しかし実施された)ことが書かれています。
The European Commission only granted permission to vaccinate on the
condition that all vaccinated animals would be destroyed.
The general public and the farmers fiercely opposed the massive destruction
of healthy vaccinated animals.
日本でこのような声がほとんど上がらなかったことが国民性の違い、お上に従順な日本、ということでしょうね。

従順でない厚生労働省の某技官さんのブログでしきりに政府のやり方にイチャモンをつけていますが、文句を出すならOIEの協定条項に対して出すべきです。

オランダ政府は緊急ワクチンでの対策は今後実行しないと宣言しています。これは国民と農家の声を尊重した政策を実行するということです。現在の清浄化に関するOIE条項がすでに時代遅れになっていて、それが改訂されなければならないとして、ECとしても動き出しているようです(近くその会議があるみたい)。緊急ワクチンは関係各国で備蓄されていますが、防疫用ワクチンの開発が遅れているのが問題かもしれません。ワクチン製造元などの利権が絡んでいるみたいな気がします。

Kさんの悲劇をもたらした構造を解消するように、今回の教訓を生かして県と政府が改善に取り組んで欲しいのですが、それには国民と農家の声で強く押さなければなりません。

beachmollusc さま。 オランダの緊急ワクチンの件、解説ありがとうございます。
オランダの事例については、日本語で紹介したものが見あたりません。

「民間種牛6頭」の殺処分・埋却もそろそろ終了した頃でしょうが、
ところで、薦田さんの要望した血清検査について、検体は取られたのでしょうか?

現地では、この種牛が感染(保菌)しているという噂があるようです。
薦田さんとしては、当然、潔白を証明したいところでしょう。

山田農水大臣の返事は、検査は拒否です。
東国原知事は、ツイッターで 「大臣は抗体検査をせず、頑として殺処分なのです。」
などと言っていますが、検査をしたくないのは、知事も同様でしょう。
万一感染が分かったら、また制限解除が延びてしまう。それは何としても避けたいのでしょう。

本当に検査したければ、個人で頼むのは難しくとも、県ならば海外の検査機関に頼むこともできる筈です。
簡易診断キットを取り寄せれば、この場でもできるはず(精度の問題はありますが)。

とりあえず検体だけ取っておけば、あとから検査はできるはずですが、どうなったでしょうか。
薦田さんのこの願いも、口先とは裏腹に知事がつぶしたのではないかと想像しています。

ワクチン接種の農場での「感染隠し」についても、現地では、ほかにもっとあった、という噂もあるようです。

こちらのほうは、今後どうなるか分かりませんが、国内の体制が不十分、ということになると、
OIEの清浄化判断に影響を与える心配もありますね。

昨日、農水省HPの「発生事例のリスト」が更新され、擬似患畜の頭数は
199,309頭 → 211,608頭 に訂正されました。(本文中に追記しましたのでご覧下さい。)
*********************************
更新したxlsデータをアップしています。
*********************************

zhengping さん on Twitter より http://twitter.com/zhengping

一般人が納得いかないことをblogやらSNSやらで書くのはいいんだけど、
まがりなりにも首長として権力があるはずの人が愚痴書いているよりは、
行政の長として、行政文書の作成なり、国相手の法的措置なり、
そっちで戦って欲しいものであるというのは僕のワガママなんでしょうか。

あともう一つ。宮崎県外で宮崎の畜産を守れと叫んでいる人達は、
例えば自分の住んでいる自治体やその近隣の自治体の畜産の現況を
口蹄疫騒動以前と現在とで、知識や関心は増してくれたのだろうか。
そこの府県では肉や牛乳はどこで生産されていますか?

http://www.warmwell.com/aboutfmd08.html
より
June 28th 2010 ~ In the Netherlands, mass culling is never going to take place again

It is interesting and encouraging that the Dutch Ministry - not waiting for the change in regulations about the resumption of trade that must inevitably come sooner or later - has officially written in their Contingency Plan that mass culling is never going to take place again and that immediate emergency vaccination to live will start (both for FMD and CSF) in the event of an outbreak.

要するに、オランダは今後口蹄疫があっても大量殺処分はせず、ワクチン接種して生かしますよ、ということですか。

笹山登生氏曰く、
http://twitter.com/keyaki1117/
防疫による機会費用と経済動物の損失価値とのパフォーマンスの上での減疫を志向しようとする世界的傾向ですね。完壁主義の日本人にとっては苦手なスキームかも(笑)

とのこと。

今後の動向に要注目ですな。

1IOEの基準でどこまで許されているのか?。
2,口蹄疫を県の問題とみるか国の問題と見るか?。

1、については、基準を下回る対応は不可能に近い状況があると思う。
2、については、少なくとも国レベルの問題としてきた人は、県に拘らず国レベルで判断する必要があるかと。

現状思う点
周囲に感染する動物はいないそうなので、感染していたとしても拡大する可能性はほとんどない。
民間の種牛6頭はウイルスと接触していた可能性があるのため、今後発症する可能性は0とはいえない。
もし発症したとしたら、記録に発生事例としての記録が残る。
未発症で検査で陽性が確認された場合。(この場合微妙 IOEとかの基準との兼ね合い。)
ここで、感染例が増えるってのは非常にマズイと思うわけで、この辺り絶対に大丈夫って保証があれば農水省側もこだわらないんじゃないだろうか?
(ワクチン接種の際の条件が指定エリアの全頭処分が前提だったりしない限りは)

あと、よその国で発生した口蹄疫の問題を他国の人間がどのくらい真剣に考えるか、もしくはどれくらい正確な知識をもっているか?という点。
BSE問題に関しては日本が海外に無理を言ったって例もある。
(まぁ、国内からしてみれば普通なのかもしれないし、消費者に知識が無いって問題も大きいかもしれないが、海外の畜産の形態から言うとかなり無茶だったらしい。)
意趣返しとかは抜きに考えても、外に厳しく内に甘くじゃ困るわけだから、何処が基準になるのか?そのたり精査した情報が欲しい。
農水省が処分を主張してるんだから、そのあたりの根拠もあわせて主張してくれると助かるんですけど・・・。
防疫がとりあえずひと段落したんだから、そろそろ今後必要な対応、目標、復興、保証とうの整理・工程とかももっと公表していけば、論点が曖昧なままの揉め事も減りそうなんですjが。

最終的には、県よりも、国よりも、国外の反応ってのがあるわけだから、
そういった条件もそろえて精査した情報がどこかにないのかな?と思ったりする。
IOEが一発でOKだしてくれれば問題起きないかもしれないけど、手間取ったりするとこれがまた嫌な展開になりる可能性もあるわけだから。
(単純に外からみれば、なんか輸出とまるほど危ない家畜の伝染病が発生してた。
程度の認識の可能性は大いにあるかと。)


2010年7月19日 共同通信
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-165149-storytopic-224.html

「大規模農場で症状見過ごし 口蹄疫、感染調査の鍵」

 宮崎県の口蹄疫問題で、4月下旬に疑い例が確認された川南町の大規模農場で、
獣医師が県の家畜保健衛生所に異常を通報した6日前から、牛数頭によだれの症状が
出ていたことが18日、経営会社への取材で分かった。当時は、国内10年ぶりとなる
都農町の1例目の公表前。別の関係者によると、国が実施した抗体検査の結果から、
大規模農場の感染時期は遅くとも4月上旬とみられる。

 口蹄疫問題では数十軒の農場で症状が見過ごされた可能性が指摘されているが、
農林水産省の疫学調査チームは牛700頭以上を飼育する大規模農場の状況が、
感染拡大ルート究明の鍵の一つとみて調査を進めている。

 大規模農場では都農町の1例目公表後、牛の舌にただれなどの異常も発見したが
経過観察とし、すぐ届けていなかった。

 経営会社側は「よだれはやや多い程度で風邪を疑った。1例目の公表前に口蹄疫を
予見するのは著しく困難で、舌のただれなどがある牛が増えた時点で届けた」とする。

 同社の弁護士によると、大規模農場では4月18日、よだれの症状がある牛数頭を把握。
獣医師が風邪を疑い、ほかの牛も含め抗生物質を投与した。県が都農町での1例目を
公表したのは同20日。翌21日には、大規模農場のすぐ近くにある農場2カ所でも
疑い例が出た。(共同通信)

--------------------------------------------------------------------------------------------
ずっとネット上では何かと噂のあった、7例目の「企業経営型牧場」の件ですが、
ちゃんとしたメディアが報じたのは初めてだと思います。

農水省の公式リリースでは、
7例目の通報は 4/24、4/25に感染確認(PCR+)、4/28殺処分終了、5/1防疫措置終了。

農水省がOIEに提出したレポートでは、発症(Outbreak)は 4/23とされています。

動衛研が7例目の抗体検査を行い、O型と確定したのは5/4のことです。

また、農水省の口蹄疫疫学調査チーム第3回検討会では、
「えびの市における発生は、川南町の関連農場から出発した家畜運搬車が関与した可能性が高く」
とされていますが、この「関連農場」が7例目の農場です。

何を今頃と思い確認してみたところ、6例目じゃないんですね・・・。
ただ、距離的にも3月感染でもおかしくない位置だという気もしますが。

何かのウィルスかもしれないからサンプル採取⇒原因不明⇒何かなおっちゃったし、まあいいか(6例目)

2例目 4月20日(火曜日)明け方連絡、9時立入り
1例目の農場から南東約3km

3例目 4月20日(火曜日)13時立入り
2例目の農場から北約400m

4例目 4月21日(水曜日)10時立入り
2例目の農場から北西約200m

5例目 4月22日(木曜日)届出、11時30分立入り
4例目の農場から西約100m

6例目 4月22日(木曜日)14時 症状は無いが1例目の関係農家なので立入り、3/31日採取の検体で感染発覚
1例目の農場から北西約600m

7例目 4月24日(土曜日)9時連絡、11時立入り
2例目の農場から北東約100m

6例目詳細
(1) 4月22日(木曜日)14時、1例目の農場と利用している飼料会社が共通である疫学関連農場として、宮崎県が当該農場の立入調査を実施しました。

(2) 立入検査時においては口蹄疫を疑う臨床症状は認められませんでしたが、農場主からの過去の臨床症状の聞き取りや、疫学関連農場であることを踏まえて採材を行い、また、別の検査で3月31日に採取、保存していた検体と合わせて、(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。

何だか発生が止まったと思ったら、新たな事実が次々に出てきますね…。

上のコメントで名無しさんが書いているように、
  2、3、4、5、11、12例目は、7例目と近い。(8、9例目は7例目と同じ系列の農場)
  1例目と6例目は近い。
  10、13例目は近い。
という位置関係にあります。(とりあえず押さえておくべき基礎知識。)

「畜産の企業化」(えびのの牛農家 Cow Boy さんのブログ)
http://ameblo.jp/kazu-b4/day-20100719.html

牛の蹄の標本(さもの地球関係学)
http://samogo.jugem.jp/?eid=520#sequel

なんか美しいです。

ロシアでO型口蹄疫が発生、7月5日、豚、牛、羊、場所は中国国境に近いAbagaytuy, ZABAJKAL`SKIJ KRAY
http://www.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=9524
ワクチン接種しているもようです。
下のサイトで解説があります。
http://www.warmwell.com/fmd0809.html

あくまでもひとつの「可能性」として書くのだが、
6例目の水牛農場では、毎朝、宮崎空港までチーズの発送に行っていたそうだ。
http://www.satonao.com/archives/2010/05/post_2898.html

空港から、ウイルスを持ち帰った可能性はないだろうか。

口蹄疫発生前の宮崎空港の防疫体制はどうなっていたのだろうか。
(ほかの細菌やウイルスはともかく、)口蹄疫に対しては不十分だったのではないか?

宮崎空港からは、ソウル(仁川)に週3往復、台北に週2往復の
国際線も就航している。

ついでに書くが、これもオカシイ。
「水牛は日本ではペット」
http://www.caseificio.jp/cgi-bin/webpat/document/ciro/2009/071101/index.html

特措は急ごしらえで完璧ではないとしつつ、特措で処分しろというのは・・・
より確実な既存法が適用できるのであればそちらを取るのではないでしょうか?

あとで、対応を問題視したり論争を引起したいのであれば、特措で対応してくれたほうが、特措を相手にすればいいので、既存の法制度を相手にするよりは楽だとおもうのですが。

しかし、なんだろ事実関係が曖昧だから論争になるのか、曖昧だからこそ論争できるのか・・・
ワクチン接種⇒淘汰がどういう計画の下に行われたのかという事実を検証するのが先かと。
個人的には、今回のワクチン接種の前提を、
ワクチン接種=全頭淘汰で進めていた場合は助命の可能性も有。
一定エリアを感染地帯とみなしてのワクチン使用全頭淘汰であれば助命は不可能。
だと考えています。
ただ、助命可能だったとしても、今後同様にワクチン等の摂取が必要になった際に、
確実に実行できるようにしておく必要があるので、
罰則規定とか権限の明記とか必要になるんだろうなぁ・・・清浄国ってシステムを利用する限り。

とにかく国がどういう計画を建て宮崎が飲んだのかという前提の部分をどっちでもいいから公開してくださいって感じです。また国際基準もどこかに翻訳されていると助かるのですが。
(ワクチン接種みたいな政策が口約束とか口頭で進められたはずはないので。)

そして、これで終わった話じゃなくて、これから清浄国復帰に向けてという一番大きな問題がのこってるわけで、上手く行けばいいですけど、下手すると他国の思惑とかが絡んでくる部分ですから、まだまだ楽観視できませんね。


お医者さんのブログ

国が殺処分を代行できるのは、知事が勧告を拒否した場合

だけど、知事は一度は勧告書を手渡しているはず

知事は勧告を拒否したのではなく、勧告内容の実施を拒否した…法の想定外
少なくとも行政の長としてこの態度は如何か。

懲役刑を科された者が収監後懲役を拒否しているのと同じ????

ワクチン接種の実施と地域指定も知事名で出されている。

国がとれるのは代行ではなく代執行。
代行には司法判断は必要ないが代執行には司法判断が必要。

http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51444832.html

こりゃひどい。
有名人がこう言ってた、だから間違いない・・・という誤認錯誤を招く代表例

残念ですね
数字は別にして こんな文章が残って行くのですね

5/8に 宮崎が悪い事で行く事に決めたから と言うマスコミ住人の書き込みを見ました
読売新聞は口蹄疫に関しては全て民主党が正しいと言うスタンス
私は個人的に最も信頼していない情報源です

これを元に作るブログは少し心配です
これだけの労力を掛けて作り上げているのに残念です。

あいうえ さま。

読売新聞の「発症隠し」記事については、「世論操作のためかも」という可能性は認識しております。

但し、それはそれとして、事実関係がどうだったかは見守りたいと思っています。
(このあとはさっぱり記事がありませんね。)

当ブログは、それほど多くのアクセスがあるわけでもないので、
皆さん冷静に読んでくださっているのでは、と思っているのですが…。

大勢の人にブログを読んでもらったら、うれしいだろうな、と思ったりもしますが、
正直、ムッチー牧場みたいになったら、手に負えないだろうな、とも思います。

昨日(7/23)行われた、「口蹄疫疫学調査チーム第4回検討会概要」が農水省HPにアップされました。
公表された主な新事実は以下の通り。

・6例目の農場にウイルスが侵入したのは、3月中旬ごろ。

・抗体検査の結果から、1例目及び7例目の農場には、3月下旬頃ウイルスが侵入しており、
 1例目の発生が確認された4月20日時点では、少なくとも10農場以上にウイルスが侵入していたと推察される。

・6例目及び7例目農場では、中国産稲わらは使用されておらず、また、輸入に際して加熱条件等が
 定められていることから、中国産稲わらが口蹄疫ウイルスに汚染され、原因となった可能性は極めて低い。

・発生拡大の要因 ①人:発生農場からの人の動きを通じて周辺の農家へ感染が拡大した可能性がある。
 また、共同たい肥施設や倉庫、器具・器材の共同利用による感染拡大も考えられる。

・発生拡大の要因 ②車両(家畜や飼料の運搬車等の畜産関係車両):
 えびの市での発生事例については、川南町の関連農場から出発した家畜運搬車両等が関連していた
 可能性があり、他の事例においてもこれらを含む畜産関係車両が感染拡大に関与した可能性が否定できない。

・発生拡大の要因 ③近隣伝播:ネズミ・鳥・ハエ、飛沫核(※)等を介した周辺農場での近隣伝播の可能性が
 考えられるが、広域に感染した原因である可能性は低い。

・西都市(283例目)及び日向市(284例目)については、児湯地区の発生農場と同じ飼料運搬会社の
 人・車両が、その発生農場への運搬と同日または連続した日に使用されていたことが確認されていることから、
 この車両によりウイルスが伝播し、感染した可能性がある。

・西都市内の発生農場間(283例目と289例目)で、それぞれの農場から牛を出荷する際、同一車両が
 使用された例が確認されていることから、当該運搬車両を介してウイルスが伝播し、感染の原因となった
 可能性が高い。

・宮崎市内の3農場(285例目、291例目及び292例目)の発生については、同一地区に存在し、農場間の
 距離が数百メートル程度であることから、飛沫核による近隣伝搬の可能性を否定できない。

上記の農水省公表に関連して、各ニュースサイトや地元紙は、
「4月20日以前に、10農場以上にウイルスが侵入」
というふうな見出しを付けているが、これは別に新事実でも何でもない。
(潜伏期間を考えたら当然のハナシだ。)

農水省は、初動防疫が失敗した理由を「発見が遅れたから」というふうに
結論づけたいのだろう。

私が記者だったら、4月20日以前に複数の農場で  発症か  と書きますね。

DEFRAに昆虫ベクターによる伝染の可能性を2007年の疫学調査で全く考慮しなかった理由を問い合わせた返事で、虫では飛翔距離が短いから遠距離の伝染は起こらない、という説明を広報担当者から受けました。遠距離飛翔の知見を挙げて、その説明は違うんじゃないかという返信を出し、次の返事を待っています。

2007年のイギリス口蹄疫で、5キロ程度離れた場所に運んだのは車が道路上でウイルス汚染物を拾って運んだからだろう、と推論しています。しかし、車から家畜にウイルスが移るメカニズムは何も説明されていませんので、腑に落ちないのです。また、畜産関係車両がハエなどの昆虫を運ぶ可能性は無視されています。空気中の汚染粒子の拡散と昆虫の拡散は風によるとすれば似た姿になるだろうと思っています。ウイルス汚染昆虫については是非検証してもらいたいと思っているのですが、歯がゆいですね。

森林研のメンバーがチームに加わっていたので、野生動物感染調査が議題になったのかもと期待していましたが、まだ何も動きがでてこないことも残念です。

結局、現地の人間でなく、尚且つ、政治的にあまり波風立たない水牛農家さんへ今回の口蹄疫の責任を
押しつけてしまえ感が、どうしてもぬぐえません。
水牛は、国内法では家畜ではありませんので、農水の責任も半減されるからでしょうか?
せめてもの、気遣いは侵入と言う言葉でしょう。
ウイルスが何らかの方法で、水牛に侵入したから、そこで発症した。その、侵入経路は不明であるが・・・
あくまでも、水牛飼育者は被害者であり、他の農家も同様に被害者であるので、侵入と言う言葉が使われていると思います。
ただ、それは私がそう思うだけで、一般には、水牛=犯人となりますよね。
8月には報告書が作成されるそうですが、この路線で作成されるのでしょう。
あまりに可哀想な報告書になりそうです。

どうして、現時点でウイルスの存在が確認された一番早い例とか、報告された最初の例とかとして表現できないのでしょうか?
今日の宮日新聞では水牛から、一例目や企業農場に拡散した感の記事が書かれていました。
企業農場では、水牛と同時期にそれらしき症状が確認されていたと言う証言もあるのに・・・
やはり正直者が馬鹿を見るでしょうか?

beachmollusc さま。
ハエなどによって感染媒介が起きているかどうかは、海外でも研究がないのでよく判らない、とうことでしょうか。
今回は、ハエによる要因を調査する絶好のチャンス(と言っては何ですが)だったのに、とっても残念な感じです。

疫学チームにハエを疑っている人がいたとしても、よく判らないことには報告書に書けないでしょう。

一宮崎人 さま。
今回の簡単な報告では、7例目にウイルスが侵入した時期を「3月下旬」と決めた根拠はわかりません。
しかし、科学的に有意な根拠があるのであれば、それは尊重されるべきでしょう。
あまり確かな根拠がなければ…。

ところで、1例目の抗体検査行ってO型と確定したのは4/23。2例目~9例目、11例目についても、5/7までには
抗体検査でO型と確定しています。農水省は、7例目の抗体が高かったことは、5/4には把握していた筈です。
なぜ、7月になってからの公表なのでしょうか?

風評被害対策ということで県がはじめた「全頭目視検査」について、突っ込んでいるブログがいくつかあります。素朴な疑問として、気休め以外の何の効果があるのか分かりにくいし、もし感染状態が潜在しているキャリヤー牛がいた場合の感染再発のリスクは考慮されたのか私も心配しています。

以下は他のブログから引用:

http://blog.goo.ne.jp/tokontiger/e/8941ea7493f1e93e18f4b98f038c9d8b
<でも、宮崎県は県内で飼育されている牛や豚すべての安全確認に、獣医師による目視検査を開始。何で今だに目視検査、見ただけで確定診断をつけられる名獣医がどれだけいるんや?重体なら確実だろうけど、ちょっとヨダレなんて牛は一杯いる。
 見ただけでインフルエンザか否かなんて、分からない。当たりもあれば、外れもある。
 本気で確認するなら、牛豚からランダム選抜をしての抗体検査でもやって判定しないと、まるでいい加減のポーズだけ。>(口蹄疫をインフルと混同している記述ですが中身は妥当な疑問)

お医者さんのブログ:http://ameblo.jp/u-sa-kichi/

<宮崎県は全頭検査を開始するようですが、農場へ部外者が出入りすると、外部から口蹄疫ウィルスを持ち込んで、再び流行が拡がる危険性を高めます。

本来、部外者が農場を巡回するのではなく、農場各自で自主検査するべきでは?

日頃から、畜産農家が自分で口蹄疫を発見できるように、口蹄疫の写真などを配布し事前学習してもらうべきでしょう。

ちょっと、違う気がします。>

県としては一般の小規模畜産農家が理解できるような、分かりやすくくだいた説明文書の配布や、(啓蒙のための勉強会を落ち着いたら獣医師や防疫関係者が行う)といった基本対策に注力してもらいたいものです。パフォーマンス目的の行為をするのは、風評被害を拡大する恐れがあるのに、おかしいことばかり。

コンタン様

7例目の抗体価から、推測して3月下旬としたのではないでしょうか?
抗体価の変動で、おおよその感染時期は推測できても、6例目のようにウイルスそのものを
確認している訳ではないので、結果的に6例目が初発にされてしまったのでしょう。
そして、初期の報告で、3月末の材料でウイルスを確認して、実質の1例目として、すでにOIE
に報告済み、国内でも認知済みなため、その報告を今後も追認するしかないのだと思います。
公表の時期は、色々な思惑の産物ではないでしょうか?
件の農場の事は、すでにネットや週刊誌上で、多くの人間が知っていることであり、
また、それについて訴訟も起こされています。今後、裁判で事実が出てくるより
今の段階で公表していたほうが、国や農水は無関係を印象付けることができます。
あとは、脳内妄想ですが、件の企業の大口出資者のお金が、ある程度回収できたから、
今後、かの農場が経営破たんしても被害は一般出資者だけだから、問題ないと思ったのではないでしょうか?
あくまで、脳内妄想です。

10年前は全頭採血、抗体検査を行いました。
今回は、目視だけです。
ただ、抗体検査は国も受け付けないらしいです。
またぞろ、県だけの責任にされそうですが、そうゆう事情もあるみたいです。

一宮崎人 さま。

次の(その43)のコメントに、原田英男さんのツィートを引用しましたが、
「全ての発症農場について、病変の画像から発症日を推定(抗体価は個体差や暴露量で変化するので)。」
とのことで、抗体価だけではないようです。
(6例目の写真は、いつのものなのでしょうか? データは報告書を待たないと難しいのかも。)

beachmollusc さま。

「全頭目視検査」は、何だかアホらしくてふれる気にもなりません。税金は有効に使おうよ…。

種牛のことや、ワクチンのことも、もうあんまり興味が湧いてきません。
最も、ワクチンについては、万一の「次」の場合に備えて、関係者は議論を深めておくべきでしょう。

野生動物の調査をしないために、OIEの他の国からクレームを受けることはないのでしょうか?

>野生動物の調査をしないために、OIEの他の国からクレームを受けることはないのでしょうか?

鹿の症状について写真を使ってよろしいという撮影者、説明文記載者の許可がでました。

自分のブログで翻訳文をつけて情報を掲載しておき、必要になるかもしれない関係者に通知するつもりです。
野生動物の陽性が今の時点で見つかったら大混乱が起こるから、あえてこのことを荒立てるような関係者はいないだろうと思っています。

調査をしないためにクレームがでるとは想定していませんが、陽性が検出されたら、えらいコッチャ、ですね。

疫学チームの学者委員は少なくとも感染の可能性を認識しているはずです。そのため、家畜の再導入の時点で検査をするのではないかと想像して、次の委員会に期待しましょう。

ハエは、消化器で、O-157(ハエの中で増殖する),H5N1,H5N2の特定遺伝子を検出。 を確認しています。

医者が、法律に詳しいかと、言えばそうではありません。 
第六条14項を嫁。です。

 トリアージも、冷静にできなければ、医者としては、失格です。 修羅場であるからこそ、冷徹に行う必要があります。 でなければ、黄タグも助けれません。 FMDでの日本のトリアージ方は、黒しかありませんが。  汚染地域の指定を行って、その範囲をすべて、淘汰により、解除ですから、その範囲外は、予備的検証でしょう。 検査としては甘い。ですが。 予算、人員からすれば、仕方ないでしょう。
所有者の自己申告でも、目視と変わりませんが、立ち入りけんさですから、所有者が、隠蔽疑惑に巻き込まれることは、なくなります。

 糞尿の処理のほうが、先決です。 火薬庫抱えているようなものですから。  

 野生動物は、OIEコードにありませんから、どこからもクレームはきません。 それにより、その国が、OIEコードにより、FMD発生報告を頻繁にするだけです。 そのつど、汚染国指定ですか、他国は何も言いません。 すきすれば。 

水牛は、家伝法で、指定されています。 対象生物です。 基本的には、所有者がいれば、淘汰の対象です。 


水牛は、ペット?の件。

これは、輸入検疫上の区分だけの問題で、別に、水牛がペットと言ってはいないです。ペットその他偶蹄目。と言う区分で、輸入するしか、区分が無かっただけなんですよ。

生体の輸入検疫区分には、偶蹄目>家畜項目の牛には、繁殖牛、素牛として、指定された品種(耳標が発行できる品種、たとえばホルスタインなど)しかなく、水牛の輸入には、ペットの輸出入>その他の動物>偶蹄目の動物>その他水牛として、輸入せざるを得ない。

水牛が、ペットという訳ではなく、輸入検疫の法律区分上、頻繁に同じ品種が輸入される牛トレーサビリティ法で規定された牛ではないので、ペット>その他>偶蹄目>水牛と言う区分で、処理しただけです。

いわゆるペットとして認識したのでなく、その他偶蹄目として、区分されただけですね。


水牛は、ペット?の件。
と畜場で受け入れてくれるかどうかが問題、と書いてあるのですが、その件は結局どうだったのでしょうか?


と畜場で受け入れてくれるかどうか>>>>それぞれの県のと畜場で、許可すれば、可能だと思います。
と畜前検査に合格すれば、出来るのでは?

もちろん、水牛は、可能だと思いますよ。ただ、牛トレサでの一般市場流通が、難しいだけでしょう。

と畜と一般食肉流通とは、違いますから。。

水牛農家さん、その他の牛の輸入も始めてですし、もちろんと場へ行くのも初めてでしょうから、耳標のない場合は、その他個別扱いってことが、ご存知なかったのでは?。


6例目水牛農場HP(9/7)によると、どうしても、と畜場で受け入れてもらえなかったとのこと。
http://www.caseificio.jp/cgi-bin/webpat/document/ciro/2010/090701/index.html


と畜場法では、水牛は含まれてません。イノシシもですが。 


http://www.pref.shimane.lg.jp/life/syoku/anzen/eisei/bse/inosisi_guideline.data/inosisi_guidelin.pdf
このようにいのししを積極敵に受いれているところも、多いです。

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