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2010年11月 5日 (金)

データで振り返る口蹄疫対策(2010年 宮崎) その53 ワクチン接種範囲をめぐる攻防

Zaatir_100

Photo(Top):  Ras Za'atir,  Red Sea  

1.ワクチン接種頭数の謎

5/19の、政府「第2回口蹄疫対策本部」において、10km圏のワクチン接種と

接種後の殺処分が決定された。

このときの発表では、ワクチン接種は、205,000頭(牛50,000、豚155,000)となっている。

ところが、ワクチン接種が始まった5/22の県の集計では、この数字は

145,750頭(牛53,310、豚92,440)と、59,250頭も減っている。

この間に、擬似患畜は14,847頭増えているのだが、それを差し引いても、

最初の発表数より44,403頭も少なくなったことになる。

報道記事によると、「関係市町が農家数や対象頭数を精査した結果」下方修正された

とのことだが、この通りには信じがたい。それまで、頭数を把握していなかったというのは

ありえないだろうし、一体どんなミスをやったら、4万頭も集計を間違えるというのだろうか?

ここからは推測だが…、

素直に考えて、5/19の国の発表時よりも、実際のワクチンの接種範囲が狭められたのだろう。

(なお、5/26の県の再集計で、ワクチン接種頭数は125,200頭と、さらに減らされた。

 この数字は最終の数字にほぼ近い。最終的に、最初の国の発表数よりも、

 約5万頭少なくなったことになる。)

この間の動きをまとめたのが下表。

1105_nazo_2

「1105_nazo.xls」をダウンロード  ←xlsファイル

5/19に政府案が決められたあと、山田農水副大臣(現地対策本部長)は、えびの市町と

意見交換を行い、当面、えびの市はワクチン接種を行わないことになる。

この日の会見で山田副大臣は「対象地域はこれから検討」としている。

5/21に、地元がワクチン接種を受け入れるまでの2日間に、家畜の補償条件などを巡って

交渉が行われたのは承知の通りだが、ワクチンの接種範囲を巡っても

宮崎県と農水省のバトルが行われたのは間違いないと推測している。

それは、どのように行われたのか--?

2.移動制限区域の操作

5/19の政府口蹄疫対策本部 「新たな防疫対策について」では、ワクチン接種範囲は

10 ㎞圏内、すなわち移動制限区域内のすべての牛・豚を対象

という表現になっている。

これが発生農場の10km圏ではなく、「移動制限区域内」と書かれているのがポイントである。

また、「いつの時点」の移動制限区域で定めるかが決まってないのもポイントである。

移動制限区域は、感染地域が拡大したら、自動的に広がるわけではなく、

ある程度「大きく」拡大したときに、県が告示を出すことにより定められる。

つまり、ちょっとだけの拡大であれば、移動制限区域が広がることはない。

この「ちょっとだけ」を拡大解釈して、

移動制限区域を広げなければ、ワクチン接種区域も広がらずにすむわけだ。

また、移動制限区域の告示をすぐに出さなければ、ワクチン範囲を広げなくてすむことになる。

小学生のような論理だが、宮崎県のお役人は、そんなことでワクチン範囲を狭めるように抵抗したらしい。

以下、具体的に見てみよう。

まず、ワクチンの接種範囲は、この図しか公表されていない。

Fig.1 ワクチン接種範囲(農水省公表)

Map0727b

オリジナル(pdf)はこちら(農水省HP)

上の図は縮尺も小さく、おまけに不正確なので、はっきりしたことはわからないのだが、

おそらく、「1例目、48例目、115例目、119例目、131例目」を中心とする10km圏かと思われる。

Fig.2 ワクチン接種範囲(推定)

1105_fig2_2 

この範囲は、5/20 19:15設定の移動制限区域に相当する。

ところで、5/19の政府対策本部の時点では、131例目の移動制限区域は定められて

いなかったので、5/19の時点の移動制限区域は下図(赤線)だった。

Fig.3 移動制限区域(5/19時点)

1105_fig3

131例目は、5/17に通報があり、5/18の夜に感染確認(PCR+)となった。

それまでの通例であれば、翌日(5/19)のうちには制限区域の告示が出されるところだが、

宮崎県が引き延ばしを行い、結局5/20の19:15に移動制限区域の設定が行われている。

Fig.4 移動制限区域の推移(1,400×1,000)

Fmd_sheetd02

「FMD_Sheet-D02.jpg」をダウンロード ←2,100×1,500

「FMD_Sheet-D02.pdf」をダウンロード

図中左下の表を見るとわかるが、それまで、制限区域の設定はすみやかに行われていたのに、

131例目から急に時間がかかっていることがわかる。

ただし、この131例目の10km圏は、県の抵抗もむなしくワクチン範囲に含められることになった。

では、「移動制限区域を設定しない」という抵抗はどのように行われたのか。

Fig.5 発生農場から10kmの範囲(5/18感染確認まで)

1105_fig5

Fig.6 発生農場から10kmの範囲(5/19感染確認まで)

1105_fig6

Fig.7 発生農場から10kmの範囲(5/20感染確認まで)

1105_fig7

ここでクリティカルなのは、

  138例目(5/17通報、5/19夜に感染確認、制限区域の拡大なし)

  146例目(5/18通報、5/19夜に感染確認、制限区域の拡大なし)

  153例目(5/18通報、5/20夜に感染確認、5/22 21:25に制限区域設定)

だが、138例目、146例目については、結局、移動制限区域を拡大しない、ということで

ワクチン範囲を狭めるのに成功したようだ。

(前回のエントリーで書いたが、138例目については、位置情報もごまかして発表された。)

また、153例目は、制限区域の設定を遅らせることによって、

ワクチン範囲を狭めるのに成功したと思われる。

報道記事では、153例目について、5/23の時点で

 「ワクチン接種対象に加えるかどうか、県と国は協議中」としている。)

この3例は、5/18までに通報が行われているから、5/19の時点で、ワクチン接種範囲に

想定されていても不思議ではない。

その差が、44,000頭という誤差になったのではないだろうか--というのが筆者の推理である。

全国の自治体やJA関係者は、今回の宮崎県のやりかたを良く研究した方がいいと思う。

ワクチン接種されるかどうかは、農家にとってはきわめて重大で、そこに手心の加わる

余地があるならば、政治家の活躍する余地もあるかもしれない…。

もちろん、正確な情報を一般の国民に知らせないことも重要だろう…。

もちろん上述の話は、裏を取ったわけではないので、状況証拠からの推測でしかない。

また、結果的に成功裏に終わったワクチン接種は、間違っていなかったとも思っている。

では何でこんな事を書いているかというと、ワクチン接種について、あまりにも公開された

情報が少ないのが不審に思えるからだ。

8/24の第3回「口蹄疫対策検証委員会」に農水省が出した資料では、

ワクチン接種範囲をこのように記載している。

100824_p6

資料のオリジナルは こちら(農水省HP)

この図は誤りで、Fig.7 の範囲に加えて、166例目(5/20報告、5/21夜感染確認)の10km圏までもが

ワクチン範囲とされている。

一体なぜ、公的な委員会の資料まで、ごまかす必要があったのだろうか?

3.ワクチン接種の実行

ワクチン接種の実行方法についても、いまのところ公的な報告はない(と思う)が、

報道記事により、ある程度のことは明らかになっている。

5/22~5/26までの5日間で、対象家畜の99%の接種が行われた。

接種は、「獣医師1+補助員1+運転手1」のチームが、最大80チーム動員されて行われた。

事前には、そんなに早くできるのか? という声もあったが、獣医師の努力より

おおむね目標に近いスケジュールで進行できたようだ。

初日は豚ばかりだが、1チーム平均818頭!の接種を行っている。

下はワクチン接種の概要をまとめた表

101106_vaccine

「101106_vaccine.xls」をダウンロード

5/26に、ワクチン接種拒否の農家が21戸あることが報道されたが、その後、この問題は

ずっと隠されていた。

そして、全てのワクチン接種家畜の殺処分が終了した6/30になって、

県は、ワクチン接種拒否農家が3戸あることを公表する。(そのうち1戸が、薦田さんの種雄牛)

その後の騒ぎについてはたくさん報道があるので、ここでは省略するが、

結局7/17に薦田さんの種雄牛6頭の殺処分が終了する。

この種雄牛については、当時、「実は感染しているのでは?」という噂があったが、10月始めになって、

保存してあったこの牛の検体を検査した結果、陰性が確認された。(10/7 県公表)

4.ワクチンの効果

口蹄疫ウイルスは変異が早いため、ワクチンの型が同じであってもどの程度効果があるかはわからない。

今回、「農水省は接種前に今回のウイルスに一定程度効くと確認した」(6/9 朝日新聞)

とのことなので、今回分離されたウイルス株を用いて、事前に中和試験を行ったと思われる。

(時間的なことを考えると、実験動物ではなく、培養細胞を用いた試験だろうか。)

この試験の詳細は、今のところ公開されていない。

宮崎大の末吉先生は、ワクチンが原因と思われる臨床症状の変化を報告している。

宮崎大学・家畜衛生学講座のHPを、ずっと下にたどったところにある、

 2010.6.3 「症状がやや変化」

 2010.6.8 「病性鑑定と発生数の激減」

に、以下のような記載がある。

ワクチン接種から約10日間経過した。豚で、蹄に出血、潰瘍があるものの、鼻に水疱がないものが出てきた。

 ワクチン接種のための症状緩和か? 蹄病変は出ているものの、食欲があったりしている。

 当初と異なる。

ワクチン接種しなくても、減少していたか? ワクチン接種の効果か?

 症状が接種後1週間後くらいから軽症化?(変化)してきた。

 症状があっても食欲を取り戻しているケース、蹄病変があっても鼻に水疱がないケース(豚)、

 鼻に水疱があっても蹄病変がないケース(豚)など。

 実験室内の検証が待たれるが、臨床的には、ワクチン効果が現れているのではないかと思われる

 よって、ウイルスの増殖を抑えているようである。

ワクチン接種により症状が現れにくくなったとすれば、不顕感染がかなりあった可能性もあるが、

ワクチン接種範囲で、どのような調査が行われたのか(行われなかったのか)は不明である。

ワクチン接種から発症日までのデータを見ると、

  接種から10日以上経って発症したのは14例

  そのうち、接種から14日以上経って発症したのは6例となっている。(最長は19日)

尚、本来ワクチンは2回接種するが、今回は殺処分を前提とした緊急接種なので、

1.5倍量を1回だけ接種している。 また、殺処分が前提なので、連続注射器を使用し、

1頭ごとの注射針の交換も行われていない。

(参考)「口蹄疫ワクチンの効果」(台湾株ワクチンでの豚の接種試験/グローバルピッグファーム)

5.マーカーワクチン

今回使用されたワクチンがマーカーワクチンだったことから、「本当は殺さなくても良かったのでは?」

という主張をしている人たちもいる。

しかし、検査の精度の問題、検査に膨大な人手がかかること、もちろんコストもかかること、

ワクチン接種した家畜を消費者に受け入れてもらう体勢がないこと、などを考えると、

現状では到底無理だったと思われる。

(動物園の貴重動物などであれば、可能性があったかもしれない。)

(参考)「マーカーワクチンは救世主ではない」(現役養豚家の考え)

(参考)「ワクチン接種と摘発淘汰」(現役養豚家の考え)

6.把握されていなかった偶蹄類家畜

宮崎日日新聞 (7/5) イノシシの殺処分終了」

 口蹄疫問題で県は4日、ワクチン接種区域で飼育されているイノシシ(県把握分)の殺処分と埋却を終えたことを明らかにした。

対象は1市5町の33戸181頭。

 県畜産課によると、県はイノシシの飼育実態は把握しておらず、聞き取りなどで戸数や頭数を確認。

イノシシはおりの中で数頭規模で飼育され、人間との接触も少ないことから、感染リスクが低いとして豚や牛の処分を優先してきた。

また、牙があるためワクチン接種が難しく、農林水産省と協議し、飼い主の同意を得て殺処分したという。

宮崎県はイノシシの飼育状況の把握に手間取り、殺処分もずれ込んだ。

6/30に(拒否農家を除く)全ての殺処分終了、と宣言したが、実態は、そうではなかったようだ。

(宮崎県は「全国高総文祭みやざき2010」(8/1~8/5)を実施するための殺処分終了期限を

6/30と決めていたので、このことは7月まで隠されていた。)

7月中旬の宮崎県資料によると、ワクチン接種区域で殺処分された牛・豚以外の家畜

279頭(擬似患畜以外)となっているが、その種別や、殺処分時期などは公表されていない。

ペットの山羊などもいたかもしれない。

(11/19追記) 橋田 和美 『畜産市長の「口蹄疫」130日の闘い』(書肆侃侃房)によると、

7/18に、西都市にある「のゆり保育園」の羊2頭が殺処分された

こちらも、種田さんの種雄牛同様、ワクチン接種から漏れていて、園長は国の抗体検査を

受けさせたいと希望していたが、結果的に国に拒否されたそうだ。

7.最終の殺処分数は?

先日、最終の(ワクチンを含めた)殺処分数は何頭なのか? と質問されたのだが、

最終の頭数はまだ公表されていない

読売新聞 (7/13) 「口蹄疫の殺処分数増…子牛や子豚生まれ」

 宮崎県の口蹄疫問題で、県は13日、これまで27万6328頭としてきた殺処分した家畜の頭数について、

実際には少なくとも28万8643頭に上ることを明らかにした。

 感染確認から処分までの間に生まれて処分した子牛や子豚を算入していなかったためで、

最終的な数は30万頭近くになる可能性もあるという。

7/13までに県のまとめた資料 → 「1007_shobun.pdf」をダウンロード

1007_shobun

この頭数に、7/17に殺処分された薦田さんの牛6頭を加えた 288,649頭が、今のところ公表されている数である。

(注:県の集計では、水牛は「その他」に分類されている。)

しかし、上の記事やその他の報道でも、ワクチン家畜については集計中とされているので、

最終の数字はもう少し増えると思われる。

また、このほかに、宮崎大学(木花)で飼育されていた動物21頭(牛10 、緬羊8 、山羊3 )

が、6/10に自主的に殺処分されているので、この頭数を加えてもいいかもしれない。

擬似患畜については、7/16に農水省が最終の発生リストを公表している。

但し、個別に見ると、増えている農場ばかりでなく、頭数の減っている農場もあるので、

現場の混乱ぶりが伺える。

  擬似患畜リスト(最終公表)→ 「100716_FMD_Miyazaki.xls」をダウンロード

  擬似患畜リスト(当初公表)→ 「100704_FMD.xls」をダウンロード

市町別の頭数については、 8/27の読売新聞記事 がまとめている。

これらの情報を、当ブログでは今のところ以下のようにまとめている。(「その47」にアップしたものと同じ)

「100827_FMD_Total.pdf」をダウンロード

100827_fmd_total1

100827_fmd_total2_2

尚、ムッチーさんのブログによると、農場数1,250、経営体数1,210 とのこと。

上の表の1,277という数字(出典:読売新聞)には、公的機関、学校、個人のペットなど、

農業者以外の数字が含まれていると思われるが、正確なことはわからない。

ちなみに、「288,643頭」の数字を記載している報告書も散見される。

(たとえば、8/25の「口蹄疫の疫学調査に係る中間的整理」など。)

こちらのアート作品も、288,643を採用している。

(11/18追記)橋田 和美「畜産市長の「口蹄疫」130日の闘い」(書肆侃侃房、1,600円+税)

では、290,189頭(7/18現在)とされている。(同書p.133)

同書による数字。

100718_goukei_2 

「100718_goukei.pdf」をダウンロード

(12/15追記) 12/14の東国原知事ブログによると、

手当金等の支払い対象の総数は、ワクチン接種分と疑似患畜分を併せて1,379件で、

因みに手当金見込額は、ワクチン接種分(約240億円)、疑似患畜分(約288億円)

総額(約528億円)になります。

(2/18追記) 最終的な殺処分数の公表は初めて。

朝日新聞  (2/18)  「口蹄疫の被害農家 牛・豚の再導入4割どまり」

 宮崎県は17日、口蹄疫(こうていえき)の防疫対策本部と復興対策本部の合同会議を

開き、防疫態勢の改善や復興の取り組み状況を報告した。家畜を殺処分された農家の

うち、牛や豚を再導入したのは約4割の538戸にとどまっているという。

 県畜産課によると、感染やワクチン接種で家畜が殺処分された10市町では、昨年

9月6日の日向市を手始めに家畜の導入が再開された。しかし、韓国で口蹄疫が蔓延

(まんえん)しており、再導入をためらう農家がいると推測されるという。

 また、殺処分された家畜数は、これまで288,643頭とされていたが、殺処分を前提

としたワクチンを接種した豚から産まれた子豚が、計算されていなかった分があり、

計297,809頭に増えたことも報告された。

 殺処分による農家への補償は、2月9日現在で、1,383件のうち99%が支払い済みという。

(おまけ)

口蹄疫に関する本がぼちぼち出版されていますが、まだ読んでないので、

今回は、私のお薦めの軽い読み物をご紹介。

Photo_2 ケン・フォレット 「大聖堂-果てしなき世界(上・中・下)」(2009年、ソフトバンク文庫)

文庫3冊と長いのですが、エンターテイメント小説としてたいへん面白いです。

なんで紹介するかというと「ペストと闘う」という部分があるからですが、いろんな話が

てんこ盛りで全く飽きさせません。 前作「大聖堂」(1991年)を読んでなくても大丈夫です。

アマゾンの紹介には、ケン・フォレットのインタビューが出ています。

Dolittle 夏 緑(作)+ちくやま きよし(絵)「獣医ドリトル」(1~8)(ビッグコミックス/小学館)

今クールのTVドラマになったので、インディー歌手がメジャーデビューしたのを見守る気分。

TVドラマもなかなかちゃんとできているので楽しみです。

5巻(2007年)所収の「大絶滅前夜」は、カエルツボカビ病が日本でも危機をもたらすのでは…、

というお話しですが、その後の研究で、カエルツボカビ病はもともと日本にふつうに存在していて、

日本の両生類の多くがツボカビ病に抵抗性があることがわかっています。 海外のツボカビ病の

流行も、どうやら日本を含む東アジア起源らしいと言われています。 時事ネタの難しいところです。

(但し、環境破壊による両生類の危機は相変わらずの状況です。)

Zoo_keeper 青木 幸子「ZOOKEEPER」(1~8完)(イブニングKC/講談社)

動物園をめぐって、いろんな話題が展開します。 ちょっと悲しい話もあるけど、

絵もキレイで、私のお気に入り。

これは青木 幸子さんのデビュー作ですが、この人の新刊の題材は「お茶」と「将棋」。

Photo 川原 泉 「美貌の果実」(1987年、白泉社) 今は文庫版で読めます。

農業を題材にしたコミックの古典。 心暖まります。

Photo_2

11月某日、私の50歳の誕生日でした。

妻に、ちょっと高級なレストランでご馳走になりました。

Birthday

年を取るのはちっともうれしくないですが、最近、同年代の知人で、病気で亡くなる人が

ぽつぽつ現れています。 それなりに健康でいられるのは、祝うべきことなのかもしれませんね。

お知らせ>本日の図表は、pdfを含め、無断転載を許可します。

      但し、 1.引用元の表記をお願いします。 2.無断での改変は厳禁です。(サイズの変更はokです。)

Kon102_2 

コンタンです。東京はこのところ秋晴れです。(この写真は転載禁止です。)

このブログは、当家の下僕が執筆しています。 リンクフリーです。

Hi, my name is Kontan. My servant writes this blog. This blog is link-free.

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コメント

東国原知事のツイッター (11/5)

16)今日のテーマは「危機管理」についてです。

16)尖閣ビデオを流出させたのは普通に考えれば、内部の人間であろう。
時の政府政権は、歴史上、外部からだけでは無く、内部から崩壊・瓦解させられたケースも珍しく無い。
今回の口蹄疫もそうだが、危機管理は、人事や情報を含む内部管理の側面も持つ。

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宮崎県は、情報管理だけはできている、と言いたかったのかな?

 
宮崎県行政も内部から?。 ウイルスに人の情報管理も関係ないことですが。 確かにたいした情報管理です。
2009H1N1が関西で確認されたときに、関西の修学旅行中止を言っていましたし。 たいした行政機関です。 

 
今朝(11/7)の朝日新聞に、北方領土問題の歴史的経緯の解説が出ていた。

北方領土問題の原因のひとつは、サンフランシスコ条約で、日本が放棄する千島列島の範囲が明確に定められていないことにある。

このことで私がいつも思い出すのは、こんな話だ。
中井 久夫 「仕掛けられた憎悪の火種」:「関与と観察」(2005年、みすず書房) p.93より
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(…)1981年に英国外務省がルールに従って30年前の情報公開を行なった。
その中に52年の対日講和条約締結を控えた前年の51年に交わされた駐日英国大使館と本国の外務省のやりとりがある。
(…中略…)
 英大使館は「平和条約では日本に千島列島を放棄させるが、千島列島の範囲を曖昧にしておけば、その範囲をめぐって
日本とソ連は永遠に争うことになり、西側連合国にとって利益となるであろう」と意見具申をしている。
わが国の外務省はこの電報の公表を阻止しようとするが、英国は公開する。 「英国外交は恐ろしい」と大使は思う。
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尖閣諸島のビデオををめぐって、いさましい論調で語る人も多いが、領土問題は、ケンカをしても永遠に解決しない。

今回は、売られたケンカには違いないのだが、 国益を損なわない応戦の仕方、というのは、激情に訴えるのとは別のところにあるだろう。

 
今日の午後、 NHKアーカイブス「わたしが選ぶあの番組(1)~立花隆~」 で、
「アポロ11号月着陸」 「月に立った宇宙飛行士」(1969年) を見たが、たいへん面白かった。

1969年に私は小学校3年生で、自宅で家族と中継放送を見ていたことは覚えているのだが、
こんな解説をしていたのか、とか、こんな番組だったのか(スタジオに各界の著名人を集めていたり)、とか、
すごく新鮮な驚きがあった。(高田 好胤(1924-1998)さんがスタジオでお祈りしてたり。)

 
NHK (11/7 17:22) 「ハイチ 感染死者500人に」

 コレラの感染が広がっているカリブ海の島国、ハイチでは、感染による死者がこれまでに500人を超えました。
現地ではハリケーンによる洪水で衛生状態が悪化し、感染のさらなる拡大が懸念されています。

 ハイチでは、先月から北部を流れる国内最大のアルティボニット川の流域を中心にコレラの感染拡大が続いています。
ハイチ政府によりますと、今月4日までの死者は501人と前日から59人増え、感染した人も7300人以上に上っているということです。
さらに5日には、ハイチ沿岸を通過したハリケーン「トーマス」によって各地で洪水が発生し、衛生状態の悪化で
感染の急速な拡大が懸念されています。 現地の報道によりますと、病院では子どもを含む多くの患者が手当てを受けていて、
医師は「コレラや腸チフスに感染した患者が洪水の前より増えている」と話していました。 現場では国連や赤十字、それにフランス軍
などが支援活動に当たっていますが、住民が口にする水や食べ物の消毒が追いつかず、迅速な支援を求める声が出ています。

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最貧国で起きた震災の悲劇は、新たな危機を迎えている。

 
ヤギや飼育されていたイノシシについてはワクチン接種をしないで殺処分だろうと想像していました。

日向市、田ノ原の知人農家宅のヤギが具体的にどうされたか聞きそびれていますが、すぐ近くにあるJA農場で口蹄疫が出てしまったので
逃れるすべはなかったでしょう。 ただし、このヤギはペットではなくて、一種の備蓄食料だったと思います。

JA直営農場の場合、オンライン公表されたリストで一般農家と同じように経営者(JA)が示されていませんでした。
位置情報が不正確に報道されていましたが、JAサイトから辿ればピンポイントでわかります。 自分自身が現場を見ている畜舎です。
もしそこから10キロ圏内がワクチン接種対象になっていたら、わが家の周辺の多くの小規模農家の牛さんたちが消えるところでした。
日向市はワクチン接種範囲を大幅に抑制したのだろうと思います。

 
beachmollusc さま。
>すぐ近くにあるJA農場で口蹄疫が出てしまったので逃れるすべはなかったでしょう。

ワクチン範囲の拡大は行われなかったので、そのヤギさんは大丈夫だったのではないでしょうか。

 
ハイチのインフラが機能していませんから、コレラの問題もですが、結核の問題も再発するでしょう。 

 
大塚智子さんのツイート (11/7) http://twitter.com/ohtsukako

インフルエンザで死亡者が発生した鷹巣病院は地元。
よく医師や看護師募集してたし、随分長い間存廃ギリギリのところで医療を行っていたと思う。 診療科目の特殊さもあるし。
だから責めはないとは言えないけれど、患者もスタッフも気の毒の一語。

 
SPUさんのツイート (11/3) http://twitter.com/jeepspu0011

北海道はこれから冬を迎えます。 もし冬に口蹄疫が発生したなら、雪と凍結した土を掘って埋設する事は
不可能に近いでしょう。 会議でもこの話は出たのですが、私も家保も答えは持ってません。 さて、どうしたものか。

口蹄疫の場合、入ってしまえば季節は無関係と思います。 入れない為の方策が肝心かと。 何度も言っているように、
日本は島国ですから、防疫上はこれ以上の環境はありません。 自分は中国の粗飼料と人の行き来が危ないと見てます。

 
「感染症の記事比較:old mediaのインフルエンザ報道」 (11/7) (感染症診療の原則)
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/ec5768bcad5f59f4c34b7243d2618658

 超過死亡:excess death, excess mortalityは、毎年2000人は、はるかに超えています。 2009H1N1で200人は非常にまれに見みる少ない数値です。 

 ワクチン製造施設を持つ国で、A型肝炎、麻疹、ムプスが流行する国って、いかがなものでしょうね。
麻疹輸出国。 ポリオ不活性ワクチンへの切り替えも立ち遅れていることも。 

 -20度での埋却作業は困難を極めるでしょうし、防寒防護服てあるのか?。 消石灰をまいても、雪が降れば無効ですし。 液体消毒液は即凍結でしょう。
今年の韓国のAタイプの方法に学ぶしか。

 
「ユリイカ」 2010.11月 (青土社)の特集は 「猫」
ユリイカを買ったのは久しぶり。 この雑誌はちょっと前はサブカル系の特集が多かったのだが、
このところ、オーソドックスな芸術評論に戻っている。

「村上春樹はとあるインタビューで幼少期からの自分の世界を構成していた三つの主要な要素を 「音楽と本と猫」 だと言っている。
 三つに共通するのは不定形でいつのまにか側にあることである。 またこれらは端的に無用の物でもある。
 しかし、ひとはソリッドで高圧的な<意味>に囲まれた生のなかで、時に無用な物に精神を散逸させることが必要なのではないだろうか。
 いや、むしろ、無用な物への不可解にして飽くなき好奇心の余録として意味とやらが産出されるのに違いない…。」
(「編集後記」より)

 
読売新聞 (11/10 18:51) 「ハイチのコレラ、首都にも…一気に拡大の恐れ」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101110-OYT1T00856.htm

 【リオデジャネイロ=浜砂雅一】 カリブ海の島国ハイチの北西部で10月下旬に発生したコレラが、首都ポルトープランスに拡大し、
ロイター通信などによると、ハイチ保健当局者は9日、首都で死者1人、感染者115人を確認したことを明らかにした。

 首都での感染は、貧困地区「シテソレイユ」の病院で確認された。
 首都圏では、1月の大地震で家を失った約130万人が衛生状態の悪いキャンプなどで生活している。

 河川がゴミで埋まるなどしているため、感染が一気に拡大する恐れがある。
ハイチ政府は、「国家安全保障レベルの問題になった」(保健・人口省幹部)と危機感を強めている。

 コレラによるハイチ全体の死者数は7日時点で583人、感染者数は9123人に上っている。

 
サンケイスポーツ (11/10 16:34) 「種牛の特例扱い認めず 農水省口蹄疫検証委」
http://www.sanspo.com/shakai/news/101110/sha1011101634026-n1.htm

 宮崎県の口蹄疫問題で、国や県などの対応について調査している農林水産省の対策検証委員会の山根義久座長
(日本獣医師会会長)は10日、委員会終了後に記者会見し、宮崎県が県所有の種牛を特例的に助けたことについて、
最終報告書に 「今後一切特例は認めない」 との趣旨の記述を盛り込む方針を明らかにした。

 今回の口蹄疫対応で、県は本来なら殺処分するべき種牛を救済。 これに対し、これまでの同委員会での議論では、
不公平感から民間の協力が得られなくなるなどとして、問題があるとの見方が示されていた。 また報告書では、
大規模化が進む家畜飼育者について、防疫面での規制強化が「何らかの形で出てくるのではないか」と指摘した。

 同委員会は今後数回の会合を開き、11月中に最終報告書を取りまとめる方針。

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「凍結精液の特例」も認めないってことでしょうか?

(追記)「第14回口蹄疫対策検証委員会の概要」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo14.pdf

ツイートなのか?

 
東国原知事のツイート (11/11)

先日、とあるOO省の官僚の方と話をした。

「もし、OO省のOO大臣が続投していたら、確実にOO省内にクーデターが起きていただろうと
OO省の幹部の方が言っておられました」

「うちは、既に起こりました」。

行政の長として身につまされる一言であった。

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最初のOOは国荒で、次のOOは農衰かな?

 
お互い話あって調整なりできないんですね。
だから無駄なものや不要なものをゴリオシして官僚組織肥大化し、無駄な役職、手当て、天下りが横行する。
一方で官僚を管理する側の政治家も信用できなければ、能力にも不安がある。
どっちにしても、省庁、職員は大臣の何に不満を持っていて、大臣は省庁・職員の何に不満をもってるのか
と言う問題と、現状がどうなのかって問題をきちんと調べてもらえれば助かるのに、
メディアって無能だなぁと思うのか、国民がそういった問題に関心ない影響なのか・・・。
知事がツイートしちゃうあたり出ても問題のない内容なんだろうし。

何にしても、裏での権力闘争ってことなんでしょうから、あれだけ官僚を監視してたメディアが、
今ダンマリを決め込んでるのが不思議で、官僚組織が今どこまで手を伸ばしてるのか不安。

牛さん問題にしても調査がどういう形で進んでるのか公表を待たないとわからないので微妙ですし。
出せないものも多いのでしょうが、可能な限り表でもめてもらいたいと思う昨今です。
でも、表でとか言っても暴露や流出になると信用問題になっちゃいますし難しいですねぇ。

〇〇〇牧場からの内部告発とかに期待してみようかな?

 
ワクチン接種範囲(いわゆる10KM圏内)と、川南で、発病せず、残った農家さん(ワクチン接種対象)の情報が、
公的に発表されないのは、不思議です。
もう、霞ヶ関も落ち着いたはずなので、忙しくて情報が出せない状況には、ないと思うのだが。。

ここまま、うやむやにしてしまうのだろうね~。多分。

 
りぼん さま。

ここに時々アクセスしている某省、某国立機関の方もいらっしゃるようですので、
「お願いしますよ」 と言っておきましょう。

 
NHK (11/11 15:40)「ハイチ 首都でコレラ拡大懸念」
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101111/t10015177021000.html

コレラの感染が広がるカリブ海の島国ハイチでは、首都ポルトープランスでも、貧困層が住む地域を中心に
コレラの疑いがある症状を訴えて病院に運び込まれる患者が急激に増えていて、首都での爆発的な感染拡大への
懸念がいっそう強まっています。

ハイチでは先月、北部からコレラの感染が広がり、首都ポルトープランスでも、今月8日に初めて3歳の男の子が
コレラに感染したことが確認されたのに続いて、9日にさらに2人の感染が確認されたということです。
ポルトープランスの最大の貧困地区、シテ・ソレイユにある2つの病院では10日、下痢やおう吐などコレラの疑いがある
症状を訴える患者が次々に運び込まれています。 その多くは、小さな子供やお年寄りだということです。
コレラによる死者も増加の一途をたどっており、ハイチの保健当局によりますと、これまでに648人が死亡、
1万人近くの患者が治療を受けたということです。 首都での爆発的な感染拡大への懸念がいっそう強まるなか、
国連などは、感染拡大を食い止めるためには衛生状態の向上が必要不可欠だとしています。
このため、国際赤十字は10日からポルトープランス市内で、大地震以降、避難民キャンプなどで暮らす人々を対象に、
消毒液や石けんなどが箱に入った衛生用品キットの緊急配布を始めるなど予防対策に力を入れています。

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日増しに数が増えていて怖ろしいです。

 
現在のハイチは無理でしょう上下水道施設があれですからね。 飲料水が生活排水兼用では、体力勝負。
ハイチのコレラ細菌がすべて耐性でもないですから、通常の抗菌剤は使えていますが。 嫌がっているのは、お隣の国でもありますが。 

農水内部でも、山田大臣を押す局は存在します。 当然に国際法を理解している課ですが。 内政にしか興味がない課と対立するのは当然です。
地方行政の長が自身に都合のよい部局内の発言を強調しても意味がありません。 

 
マスコミは、鳥越氏言うところの違法行為集団。
「報道機関が日々やっている仕事は全部、違法行為だ。国家公務員が知り得た秘密をどうやって入手できるか、日夜、務めている。
それが国民にとって意味があるということで免罪されている」
※免罪などしていませんので、勝手に自己正当化解釈はなさらないでいただきたいものです。 

http://www.j-cast.com/tv/2010/11/11080527.html (JCAST 「ワイドショー通信簿」)

霞ヶ関のお仕事(動物衛生課含む)は、これからが山場です。 まだ申請しただけです。 OIE専門員会承諾、本会議承諾。
多国間、2国間協議が待ってます。 前門の狼後門の虎。 韓国とは状況が違う。

精液も本来なら、発生施設内分は廃棄です。 100歩譲ってOIEコード的にも、4月21日から30日以上前の分しかです。 

 
朝日新聞 (11/11) 「京大霊長類研サル50頭ウイルス死 ヒトに病気起こさず」
http://www.asahi.com/science/update/1111/OSK201011110073.html

 京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)のニホンザル50頭が血液の病気によって死んだ問題で、同研究所は11日、
原因はサルレトロウイルス(SRV)4型と推定されると発表した。 感染の疑いがあるサルを隔離するなどの対応策をとり、
飼育者などには感染していないことを確かめた。 ヒトに病気を起こす恐れはないとしている。

 同研究所では、2001~10年9月までに、飼育していたニホンザルが血小板減少で相次いで死亡。 同研究所は7月に
研究所外の有識者による疾病対策委員会を作った。 委員会は、国立感染症研究所など5機関に分析を依頼、病死した
サルからSRV4を確認した。 SRV4は、カニクイザルに感染するが、ほとんど病気を起こさないウイルスとして知られていた。

 自然界では一緒にいない、カニクイザルとニホンザルを同じ場所で飼育したため、カニクイザルからニホンザルに感染し、
病気を起こしたと考えられた。 実験で今後確かめるという。(瀬川茂子)

 
朝日新聞 (11/12) 「ネコの舌使いはエレガント 米研究者ら水飲む仕組み解明」
http://www.asahi.com/science/update/1111/TKY201011110518.html (解説図版あり)

 ネコが水を飲むときの舌の使い方は、科学的にはイヌよりはるかにエレガント――。 米マサチューセッツ工科大(MIT)や
プリンストン大などの研究者が、高速度撮影できるビデオカメラを使って、ネコが水を飲むしくみを解き明かした。
慣性と重力という二つの力を舌で釣り合わせて水柱を作り、口に運んでいた。 米科学誌サイエンス電子版で発表する。

 ネコもイヌも長い舌を出し入れして器の水やミルクを飲む。
イヌは水の中に舌を差し入れ、先を曲げてひしゃくのようにすくい上げ、がぶがぶと飲むことが知られている。

 一方、ネコは曲げた舌先を水面にわずかにつけ、次の瞬間、引き戻す。 その速度が適度だと、慣性で水が引き上げられて
重力と釣り合い、水柱ができる。 これが崩れないうちにパクッと口に含む。 秒速1メートル近くの高速で舌を動かし、
毎秒4回ほど舌を出し入れし、毎回0.1ミリリットルほどを口に入れていた。 同じネコ科でもトラなど体が大きくなるほど
舌の動きが遅いこともわかった。

 日本獣医生命科学大の尼崎肇教授(獣医解剖・組織・発生学)は「舌の構造が食べ物の種類に適応して様々な形状を
示すことは知られているが、水の飲み方との関係についての研究は少ない。 ネコが舌の上下運動と水の接着性、
慣性で水を飲んでいることを解き明かした極めて独創的な研究だ」と話している。(松尾一郎)

 
SRVはレトロウイルスですので、かなり古くから感染しているものですが、マココ属であるカニクイとニホンザルの
分岐点にかかわることでしょう。
ニホンザルがいつ日本列島に分布してきたか。 ニホンザルは長い時間に抗体を持たない個体が存在してきた可能性が。
ウイルス学は、生物の分岐、進化の解明にも役立ちます。 
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/pub/press/20101111/index-j.html
(京大霊長類研究所 (11/11) 「ニホンザル血小板減少症の原因究明についての報告」)

 
毎日新聞 (11/12 12:05) 「ハイチ:コレラの死者800人に 周辺国に拡大の懸念も」
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20101112k0000e030036000c.html

 【ロサンゼルス吉富裕倫】 ロイター通信によると、中米ハイチのコレラ禍による死者は11日、800人になった。
入院患者は1万1125人に達し、現地の専門家は周辺国への感染拡大の可能性も懸念している。

 米疾病対策センター(CDC)から派遣された疫学専門家は「患者は行列を作っている。 ベッドはなくなり、
病院は過剰収容になっている」と感染が急拡大している現状を伝えた。

 ハイチから空路2時間の米フロリダ州にはハイチ生まれの住民が約24万人いる。 1月のハイチ大地震後、援助機関職員
や被災者親族の往来で旅客数が増えており、専門家や米保健当局は旅行者経由での感染拡大を不安視している。
米CNN(電子版)によると、国連はコレラ対策のため1億6400万ドル(約135億円)の緊急支援を要請した。

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ユニセフ 「ハイチ地震緊急・復興支援募金」
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/haiti/2010.htm

 
平成22年11月一般会計補正予算(案) 口蹄疫復興対策事業の概要 (宮崎県)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000148758.pdf (pdf 1.37MB)

平成22年9月一般会計補正予算(案) の概要(口蹄疫対策等) (宮崎県)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000145424.pdf (pdf 6.34MB)

 
きのう(11/13)の、NHK総合「ワンダー×ワンダー」の映像はすごかった。
アリューシャンの海にとつぜん集結する、1000万羽の海鳥と500頭のザトウクジラ!

この番組は、わざとらしい演出が嫌いなのでほとんど見ないのだが、必見です。

こういう取材ができるところは、NHKのいいところ。

 
日本は、レアアース禁輸で、中国にねちねちとやられている(今も続いている)が、
そもそも何故そこまで中国1国依存になってしまったのか?

というと、中国では、環境破壊、労働者の健康被害を無視してレアアースを生産しているため、
安価に生産できているのだそうだ。

(参考) Market Hack (10/20)
「中国が欧米へのレアアースの輸出を制限したというNYタイムズの記事に対するアメリカ人読者のコメント」
http://markethack.net/archives/51642077.html

(追記) ECO JAPAN リポート (11/15)
「誰も知らないレアアースの真実」
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20101112/105248/?P=1

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