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2010年12月 6日 (月)

地図とグラフ: 韓国における口蹄疫の流行(その1)

キーワード: 口蹄疫、韓国、流行、2010年11月、12月、グラフ、地図、Keyword: FMD Foot and mouth desease Korea Outbreak Epidemic Nov.2010 Dec.2010 Graph Map 구제역 한국 그래프 지도

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Top: 韓国農林水産食品部のサイトより引用

12/19以降の状況は、(その2)をどうぞ。

12/18(土)の状況

・ 19:00頃、坡州(パジュ)市の韓牛農家から疑い例の届け出。19日午前中に結果。 

・ 殺処分対象は939農場、180,857頭

  (聯合ニュース 12/18 16:28

・ 昨日の京畿道南楊州市の疑い例は陰性。

12/17(金)の状況

・ 17日午後2時40分ごろ、京畿道南楊州市の韓牛農家(17頭)の、口蹄疫の疑い届出が

  受理されたと発表されたが、目視では口蹄疫の可能性は低いとしている。結果は明日午前中。

  (聯合ニュース

・ 寒波で消毒液が凍結し、消毒ポイントでの消毒ができないケースが多発している。

・ 殺処分対象は899農場、171,449頭。(edaily 12/17 15:40

・ 原田 英男さんのツイート

  韓国農林水産食品部HP情報12/17によると、忠清南道扶余郡の肉用アヒル農場で

  低病原性鳥インフルエンザ(H7N2)が発生したとのこと。 12/16に実施した定期

  モニタリングによるもの。 この農場で飼育しているアヒル等110羽を緊急殺処分する

・ 農林水産食品部は17日、漣川口蹄疫発生農場で口蹄疫であることが判明(12月15日)

  される前の14日午前の富川(プチョン)共販場に出荷された豚63匹は、

  富川(プチョン)共販場内に保管された状態で押収しており、京畿道では廃棄する予定

  と明らかにした。

  農林水産食品部は16日、SBS 8時のニュースで報道された『漣川口蹄疫の発生農場からの

  富川(プチョン)共販場に出荷された豚63匹が、市中流通していた』という内容は

  事実と違うとこのように釈明した。

  大韓民国政策ポータル 12/17)

12/16(木)の状況

・ 今週の発生:

  12/13(月): 義城(イソン)郡/牛、 醴泉(イェチョン)郡/豚

  12/14(火): 盈徳(ヨンドク)郡/牛

  12/15(水): 京畿道(キョンギド) 楊州(ヤンジュ)市と 漣川(ヨンチョン)郡/豚(同じ農場主)。

          醴泉(イェチョン)郡/牛

          京畿道(キョンギド) 坡州(パジュ)市/乳牛

  (京畿道は初発地から200km離れている。 ソウルから北に25kmくらい。)

  京畿道 楊州市 南面 湘水里 の地図へのリンク(konest)

  京畿道 漣川郡 百鶴面 蘆谷里2里 の地図へのリンク(konest)

  京畿道 坡州市 釜谷里 の地図へのリンク(konest)

・ 12/16は、新たな疑い例の報告はない。

  揚州(ヤンジュ)市の発生農場の豚63頭が疑いの報告当日に富川(プチョン)と畜場に

  出荷されたことを確認し、これを廃棄処分するため、流通経路を追跡している。

  (聯合ニュース 12/16 21:08)

・ 16日、国立獣医科学検疫院関係者は「漣川と揚州、坡州(パジュ)など、道内の多くで面単位で

  外国人労働者が仕事をしながら頻繁に集まりを持っているが、この部分の疫学調査を

  行うには、行政の力には限界がある」とした。

  (京畿新聞 12/16)

・ 農食品部は「国内の機関で楊州・漣川の口蹄疫ウイルスの塩基配列を分析した結果、

  安東(アンドン)の口蹄疫ウイルスの塩基配列とは全639個の配列のうち、5~6個程度

  異なっていることが確認された」と公表した。

  農食品部は「この程度の差は、安東地方のウイルスが進化したのか、外国から新たに

  流入したかどうか結論を出しにくい状況」とし

  「これに伴い、英国の専門機関へウイルスの分析を依頼した」と話した。

  (聯合ニュース 12/16 15:15)

・ 昨日、盈德(ヨンドク)と聞慶(ムンギョン)で口蹄疫の疑い届出が受理されましたが、

  この二カ所は口蹄疫ではないことが判明しました。

  (YTN 12/16 11:03)

・ 京畿道(キョンギド)楊州と漣川に続いて坡州(パジュ)市で口蹄疫が発生しました。

  農林水産食品部は昨日、口蹄疫の疑い届出が受理された京畿道坡州市釜谷(ブゴク)里の

  乳牛農場での精密検査の結果、口蹄疫の感染が確認されたと明らかにした。

  坡州(パジュ)の口蹄疫発生農家は、昨日の口蹄疫が確認された京畿道漣川郡百鶴面

  (ヨンチョングン・ベクハクミョン)の養豚農家から南西に15kmほど離れています。

  牛180頭が飼育中だったが、一部の牛が泡の混ざった唾液を流して体に水泡ができて

  調査した結果、口蹄疫にかかったことが判明しました。

  (YTN 12/16 2:10)

12/15(水)の状況

・ 口蹄疫の拡散を受け、政府は危機警報レベルを従前の「注意」から「警戒」に引き上げ、
  対策本部長を次官から長官に格上げした。

・ 慶尚北道盈徳郡(ヨンドク郡)知保面(ジボミョン)漂白里の韓牛農家で、疑い例が発生。

  これで疑い例は51例目。 殺処分対象は861農家の169,087頭となった。  

  (聯合ニュース 12/15 18:29

・ 慶尚北道聞慶市(ムンギョン市)ヨンスンの韓牛150の飼育農家で涎を垂らし、食欲不振など、

  口蹄疫の症状を示す牛がいるという報告を受理したと発表した。(初発地の約50km西)

  検査結果は16日午前頃出る予定。

  (Incruit 16:39

・ 昨日14日夜、醴泉郡(イェチョン郡)知保面の韓牛農家から寄せられた疑いの報告も

  口蹄疫と判定された。

  14日義城(イソン)郡の韓牛農家から出された疑い例は、陰性と判定された。

  15日までに850農家の牛、豚、シカ、ヤギなど152,462頭の家畜が殺処分対象となった。

  (聯合ニュース 12/15 10:31

・  京畿道(キョンギド)の漣川(ヨンチョン)、揚州(ヤンジュ)で口蹄疫が発生した中で

  坡州市(パジュ市)の乳牛の農場で口蹄疫の疑い申告が受理され、検査結果に焦点が

  集められている。

  15日、農林水産食品部は、京畿道坡州市釜谷(ブゴク)里の農場の乳牛が泡の混じったよだれ、

  乳頭・歯茎の水疱症状を見せて口蹄疫の精密検査を実施中だと明らかにした。

  この農場は、同日口蹄疫が確認された京畿道 漣川郡 百鶴面 蘆谷(ノゴク)2里の養豚場から

  南西へ15km離れた地点に位置している。

  検査結果は15日夕方のうち発表される予定だ。

   これで先月28日から15日現在までに計49件の口蹄疫の疑いの報告が受理され、

  このうち34件が陽性と判定、14件が陰性判定を受け、坡州(パジュ)1件については、

  検査中にある。

   これに先立ち、漣川郡では追加で口蹄疫の疑い届出が受理されたものに関しては、

  申告農家が口蹄疫発生農家から500m内に位置しており、殺処分・埋却の対象なので

  疑いの報告には取らないと農食品部の関係者は説明した。

  (李トゥデー 12/15 15:09

・ 本日口蹄疫が確認された京畿(キョンギド)漣川(ヨンチョン)郡の農場から、

  500m以内にある2つの豚農場(1500頭と500頭)でも、疑い例が発生。

  (聯合ニュース 12/15 11:54

・ (議政府=聯合ニュース)ギムドユン記者

  防疫当局は15日、京畿道楊州(ヤンジュ)市(Yangju-si)と漣川(ヨンチョン)郡(Yeoncheon-gun)の

  の養豚場二ヶ所で口蹄疫が発生し、緊急時の非常防疫に乗り出した。

   京畿北部の場合は、今年初め、抱川と漣川地域で口蹄疫に感染したうえ、

  11月に口蹄疫が発生した慶北地域から200㎞も離れたところで発病したからだ。

   京畿道第2庁(京畿2庁)と自治体などの防疫当局は同日、口蹄疫の発症農場周辺に

  防疫隊を設置し、家畜の移動を制御するなど、緊急時の非常防疫活動を行っている。

   防疫当局は、揚州市南面湘水里や漣川郡白鶴蘆谷(ノゴク)2里農場から半径500m内にある

  農場23ヶ所の牛、豚、鹿、山羊などの偶蹄類の家畜の1万8千390匹を予防的殺処分

  することにした。

   防疫当局は、まず、この日の午前1時から、公務員158名と、掘削機6台を動員して、

  口蹄疫の感染が疑われている、揚州と漣川の農場の2ヶ所で飼育中の豚2千700頭の

  埋却処分に入った。

   また、半径500m~3㎞の危険区域がにある農場189ヶ所の偶蹄類家畜の70,992頭についても、

  予防的殺処分の範囲に含めるか検討中だ。

   これとともに、防疫当局は、その農場に出入りしていたと畜場車、飼料車、獣医などを把握し、

  発症の原因を追求するなどの疫学調査に注力する一方、防疫要員を緊急配置して

  外部の人と車の出入りを徹底的に統制している。

  (聯合ニュース 12/15 10:42

・ 楊州(ヤンジュ)市(Yangju-si)と漣川(ヨンチョン)郡(Yeoncheon-gun)で口蹄疫の疑いの症状で

  防疫当局が検査に入った中で、京畿道第2庁と自治体は、その2つの農場の豚2,412頭を

  予防的に殺処分している。

  14日、不審な症状の通報を受けた京畿道第2庁と揚州市、漣川郡防疫公務員を、一日後、

  15日早朝から現場に投入、揚州市 南面 湘水里の農場の1,212頭と、

  漣川郡 百鶴面 蘆谷(ノゴク)2里里農場の1,200頭を土に埋めている。

  (朝鮮日報 12/15 9:22

12/14(火)の状況

・ 12/14の殺処分対象は 687農場148,524頭 。(聯合ニュース 12/15

・ 14日、京畿道(キョンギド)第2庁によると、同日午後4時頃、楊州(ヤンジュ)市(Yangju-si)南面にある養豚場と

  漣川(ヨンチョン)郡(Yeoncheon-gun)白鶴面にある養豚場で口蹄疫の疑い届出が受理された。

   この2つは同じ農場主の農場で、それぞれ豚1,200頭を飼育しており、子豚10頭が斃死し、

  母豚4頭(楊州1、漣川3)はひづめに水疱が生じて血が混ざって出てくるなどの症状を見せていると、

  農場主が申告した。

  京畿道2庁は、「口蹄疫の疑いの症状を見せており、国立獣医科学検疫院で試料採取をして

  精密検査を行う予定であり、検査結果は15日午前に出る予定だ」と明らかにした。

  京畿道2庁は、口蹄疫の疑い通報を受けた後、その農場の出入りを禁止しており、

  近隣地域の防疫活動を強化した。

  京畿北部地域は、去る1月~2月抱川(ポチョン)市 蒼水面 楸洞里の牛農家をはじめ、

  抱川、漣川一帯の6つの農家で口蹄疫が発症し、この一帯の韓牛と牛、豚、ヤギ

  などの偶蹄類(ひづめが2個の動物)5,956頭が殺処分された。

  (聯合ニュース 12/14 21:27) 

・ 慶尚北道は、予防殺処分された家畜から口蹄疫ウイルスが確認されている事例が

  先週から急激に増えつつあり、発生件数が、農家数を基準に120を超えたと発表した。

  特に、最初の発生地、安東(アンドン)では、口蹄疫確認農家は、ほぼ毎日増えて

  110を超え、埋却された家畜も、全飼育頭数の70%を超えている。

  (KBS NEWS 12/14 11:09)

・ 農林水産食品部は、口蹄疫の発症農家と疫学的な関連があり、昨日(13日)埋却された

  盈徳(ヨンドク)郡畜産の韓牛農家検体を精密検査した結果、口蹄疫の感染が確認された

  と公表した。 この農家は、先週口蹄疫が発生した盈徳畜産の農家から700mほど離れた

  場所で、飼料運搬車が行き交ったことが確認され、防疫当局の観察対象だった。

  これと共に、昨日口蹄疫が確認された義城(イソン)郡の韓牛農家から4.5kmほど離れた

  韓牛農家でも、今日の午前疑いの申告が受理され、防疫当局が精密検査を行っている。

  (毎日経済 12/14 11:55

↓下の記事のうち、安東の発生については、後追い記事がないので、誤報だったようだ。

・ 慶尚北道安東(アンドン)と盈德(ヨンドク)で口蹄疫が新たに発生した。慶尚北道は

  安東市西後面(ソフミョン)の畜産団地と盈徳郡丑山面の一農家で牛の口蹄疫が確認された

  と明らかにした。特に、安東ソフ面の畜産団地は、韓牛7千頭が密集している所なので、

  大きな被害が懸念される。

  安東(アンドン)は今月5日以来、10日近く口蹄疫が発生していなかったが、

  口蹄疫が再発生したものであり、防疫当局は、発生農家から口蹄疫が新たに広がった、

  いわゆる『2次感染』である可能性も排除していない。

  (KBS NEWS 12/14 9:51

・ 首都圏に流通された3頭(898㎏)のうち、228㎏は 、精肉店の加工場を経て市民に販売された。

  農林水産食品部関係者は「その店、車、関係者に対し消毒を実施している」とし、

  「出荷時に正常な牛だったので 人体には全く害がない」と説明した。

  しかし、口蹄疫感染地域の牛が、首都圏の流通業界で販売された事実に、市民たちは

  戸惑いを隠せずにいる。 特に、販売された量が少量なので、街中の精肉店など小規模な

  精肉業者に流通した可能性が高く、一般庶民の不安感はさらに高まっている。

  (京仁日報 12/14

12/13(月)の状況

・ 新たに予防殺処分後の感染確認が2件発生。

・ 慶尚北道 醴泉郡 (Yecheon-gun) の養豚農家で、予防殺処分された検体から陽性確認。

  この農場は12月12日に予防殺処分された。

  (聯合ニュース 12/13 15:30

・  慶尚北道 義城郡 (Uiseong-gun) の韓牛農家(83頭)で、予防殺処分された検体から陽性確認。

  この農場主は12月6日、安東市の口蹄疫の発生農場から900m離れている農業機械の修理センターを

  車で訪れたことがあり、12月12日に異常が観察され、予防的殺処分・埋却された。

  これは、口蹄疫発生地域への人の出入りの制限が適切に行われていない証拠だ。

  これにより殺処分対象は 628農場147,173頭 となった。

  12/13現在の埋却状況は617農場の146,383頭、99.5%。(12/13 10:53 李トゥデー

  宮崎の殺処分対象は、約1,250農場、290,000頭だから、その半数を超えた

・ 農林水産食品部は13日、口蹄疫の感染農場から市場に流通した牛肉3頭分について、

  流通経路を把握することにより、現在回収して廃棄していることを明らかにした。

  陽性判定される前に、感染農場から4日に出荷された牛9頭中、市中に流通した3頭分を

  『牛肉トレーサビリティーシステム』を使って追跡調査した結果、ソウル仁川京畿道に所在する

  3つの業者に販売されたことを農林水産食品部は確認した。

  農林水産食品部関係者は 「12日に、これらの3つの施設で保管されている670kgをまず封印措置した」

  とし 「13日は、市場で封印された牛肉の回収廃棄や、その施設車両及び関係者に対して、消毒を実施している」

  と説明した。(12/13 11:43 メディカルトゥデー

12/12(日)の状況

・ 文化日報 (12/12) より引用

  「11日、12日と2日間疑い例の届出がなく、小康局面に入った。」

  「このような状態で2~3日もてば、終息段階に入ったことが明らかになるという見通し。」

  「全国で殺処分・埋却処理された家畜は12日現在の殺処分対象14万5千頭のうち

  14万1千頭にのぼる。 約97%の進行状況で、追加の届出がない場合は、

  今週初めに埋却作業が完了する見込み。」

  「殺処分の規模は、2002年5月の口蹄疫の殺処分の規模(16万頭)に迫っている。」

・ YTN (12/12) より引用

  「口蹄疫が発生した農家で育てられ、感染した疑いのある牛が市中に流通したことが確認された。」

  「ソウル可楽洞市場にある農協の畜産物共販場。慶北地域で発生した口蹄疫が拡散している中、

  慶尚北道奉化郡の口蹄疫の発症農家で育てられた牛三匹がここでせりを経て、

  市中に売れたことが確認された。」

  「奉化で口蹄疫が報告されたのは去る8日。牛は7日にと畜されたので、

  市中に流通するのを防ぐことができなかった。」

  「防疫当局は、その牛が口蹄疫に感染している可能性があると見て、流通経路を追跡する

  回収措置に出ている。畜産業者は流通過程で口蹄疫を拡散したおそれが大きいとして緊張している。」

12/11(土)の状況

・ 慶尚北道 榮州市 (Yeongju-si) の韓牛農家(56頭)で新たな感染が確認。

  12/8に発生が確認された榮州市の農場から、北西約9km。

  これにより殺処分対象は 582農場142,784頭 となった。(12/11 聯合ニュース) 

・ 疑い例の報告なし。

12/10(金)の状況

・ 新規の陽性確認なし。 疑い例の報告も少ない。 当局は今週末がヤマ場と見て防疫を強化している。

・ 忠清南道(Chungcheongnam-do) 瑞山市(Seosan-si)の野生鳥類(11月末にへい死していた

  ワシミミズク2羽の試料)から、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)が検出された。

12/9(木)の状況

・ 感染確認は減っているが、地域的に拡大している。

・ 12/9(木)に、慶尚北道盈徳郡 (Yeongdeok-gun) で、疫学的関連があり観察されていた2農場

  (12/8に疑いの症状があり予防殺処分された)の検体が陽性。

  盈徳郡 領海面の韓牛農家(189頭)は、飼料の販売代理店の営業をしており、

  発生地域の安東豊山面を訪れたことがあり、安東(アンドン)の発生農場と関連のある

  畜産コンサルタント、籾殻運搬車両が、この農場近くを訪問した。

  もうひとつの韓牛農場(23頭)は、この領海の韓牛農場が経営する飼料販売代理店が

  飼料を供給した農家で、1km以内にある。(12/9 韓国農林水産食品部

・ 殺処分対象は、454農家、136,119頭 (12/9 聯合ニュース)。

12/8(水)の発生

・ 12/8(水)に、予防殺処分された韓牛検体の事後検査により、

  2例(慶尚北道奉化郡 (Bonghwa-gun)、榮州市 (Yeongju-si) 永住地域)の感染が確認。

  奉化郡の韓牛農家では、12/7に牛4頭が疑いの症状、この農家が11/25に買い付けた

  子牛11頭のうち2頭が安東市臥面で飼育されていた。(毎日新聞

  榮州市永住の韓牛農家でも、11/27に買い付けた牛の1頭が、安東の発生農家から来た。(元記事

初発農場について

・ 1例目の養豚農場(11/26通報、11/29感染確認)の農場主が、11月初めにベトナムを旅行

  したことから、ここが初発とする報道もあったが、その後、11/25、11/27にこの地域から

  出荷された子牛が原因と見られる飛び火も見つかっている。 この1例目の養豚農場以前、

  少なくとも同時期に、周辺の牛農家に感染が広がっていたと想定される。

  現段階でここを初発と決めつけるのは早計だろう。(日本なら農場主の自殺を心配しそう。)

・ 「国立獣医科学検疫院は、12/10のKBSの電話取材で、最初の発生農家に出入りした

  飼料車と기사の動線を分析した結果、今まで口蹄疫が発生した農家に最も一致する

  と明らかにした。」(12/10 KBS NEWS

1.累計の発生数と擬似患畜頭数 (12/17 update)

累計の発生数と殺処分対象の農家数  Day 1 は、 Korea: 11/29     Miyazaki: 4/20  です。

韓国の報道では、疑い例51件、陽性35件、陰性16件、ほかに予防殺処分後の陽性6件、計41件

但し、韓国の報道では、初発の2農場と、12/15京畿道の2農場、予防殺処分後に陽性となった

盈徳郡の2農場をそれぞれ1件と数えているが、日本の農水省はそれぞれ2例と数えている。

ここでは、農水省にならって計44例としている。

(養豚農場が8例、韓牛農場が35例、乳牛農場が1例。)

但し、農水省の公表(12/16)には、12/13 醴泉郡(豚)、12/14 盈徳郡(韓牛)(何れも

予防殺処分後の陽性)の記載がないが、誤報なのかどうかよく判らない。

韓国がOIEに提出したReport(12/16 Report No.6まで)では予防殺処分後の陽性例は

報告されず、初発の2農場と、12/15京畿道の2農場を別の outbreak としているので、

37 outbreaks となっている。

尚、この発生数には、発生農場の500m~3km圏で予防殺処分され、事後検査で陽性になった

ものは含まれていない。12/14の報道記事では、このぶんを含めた発生農場数は約120

Fmd_korea_1012171

上のグラフを、片対数表示にしたもの。

Fmd_korea_1012172

データが正確かどうかわからないので、何とも言えないが、上のグラフだと

農場数で比較した場合、韓国と宮崎の傾きが近いように見える

累計の擬似患畜頭数

Fmd_korea_1012173

「FMD_Korea_101217.pdf」をダウンロード ← 本日のグラフ(pdf)

2.発生状況の地図 (Outbreak Maps)

この地図は転載禁止です。

Fmd_korea_map_101217

「FMD_Korea_Map_101217.jpg」をダウンロード (1,500×1,700)

発生状況の地図(5例目まで: 朝鮮日報/韓国語)

101205_fmd_korea_map

発生状況の地図(30例目まで: 聯合ニュース/韓国語)

  No.1~27,29,30は、慶尚北道(キョンサンブク=ド/Gyeongsangbuk-do/경상북도)の

      安東市(アンドン市/Andong-si/안동시)

  No.28(西南西29km)は、慶尚北道 醴泉郡(イェチョン郡/Yecheon-gun/예천군)

発生状況の地図(12/8: 聯合ニュース/韓国語)

  12/7(東28km)は、慶尚北道 英陽郡(ヨンヤン郡/Yeongyang-gun/영양군)

  12/8(北北東30km)は、慶尚北道 奉化郡(ポンファ郡/Bonghwa-gun/봉화군)(予防殺処分後の陽性)

  12/8(北西10km)は、慶尚北道 榮州市(ヨンジュ市/Yeongju-si/영주시)(予防殺処分後の陽性)

発生状況の地図(12/9: 聯合ニュース/韓国語)

  12/9(東南東61km)の2例は、慶尚北道 盈徳郡(ヨンドク郡/Yeongdeok-gun/영덕군)(予防殺処分後の陽性)

発生状況の地図(12/12: 聯合ニュース/韓国語)

  12/11(北西20km)は、慶尚北道 榮州市(ヨンジュ市)

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発生状況の地図(12/13: 聯合ニュース/韓国語)

  12/13(南西35km)は、慶尚北道 義城郡(ウィソン郡/Uiseong-gun/의성군(予防殺処分後の陽性)

  12/13(西南西?km)は、慶尚北道 醴泉郡(イェチョン郡)(予防殺処分後の陽性)

  12/14(東南東61km)は、慶尚北道 盈徳郡(ヨンドク郡)(予防殺処分後の陽性)

発生状況の地図(12/15: 国民日報/韓国語)

発生状況の地図(12/15: 聯合ニュース/韓国語)

  12/15(北西200km)は、京畿道(キョンギ=ド/Gyeonggi-do/경기도)の

      楊州市(ヤンジュ市/Yangju-si/양주시)と

      漣川郡(ヨンチョン郡/Yeoncheon-gun/연천군

  12/15(西南西35km)は、慶尚北道 醴泉郡(イェチョン郡)

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発生状況の地図(12/16: 聯合ニュース/韓国語)

  12/15(北西200km)は、京畿道 坡州市(パジュ市/Paju-si/파주시

■発生は確認されていないが、12/2に

  遠く離れた忠清南道(チュンチョンナム=ド/Chungcheongnam-do/충청남도)の

      保寧市(ボリョン市/Boryeong-si/보령시)と

  慶尚北道 義城郡(ウィソン郡)

の、疫学関連農場で、豚22,000頭が予防殺処分の対象になった。

これは、発生地・安東の獣医と農家の行き来が確認されたため。(12/2 KBS NEWS

データは新聞各社HP、農水省(日本)OIE Report農林水産食品部(韓国) によりますが、

新聞記事では正確な日付がわからないので、1日くらい前後するかもしれません。

韓国語ニュースは「구제역」(=口蹄疫)で検索して、Google ツールバーで翻訳するだけでも、

だいたいの意味はつかめます。

農林水産食品部の発生リスト(上部のバーのいちばん左をクリック)

疑い例も含めた表になっています。(画像なので自動翻訳できません。)

右から3列目、양성=陽性、음성=陰性。(予防殺処分後の陽性例はこの表にありません。)

3.ハイチにおけるコレラの流行 (12/14 update)

12/8の公式集計数では、死者2,264人感染者103,347人

MSPP(ハイチ保健・人口省)公表の数字とグラフ

「haiti_cholera_outbreak.xls」をダウンロード (12/14 update)

Haiti_cholera_1012081

Haiti_cholera_1012082

Haiti_cholera_1012083

グラフは、ハイチ保健・人口省(Ministere de la Sante Publique et de la Population)の数字によるが、

報道記事によると、12月3日、国連の潘基文事務総長は、

 「世界保健機関(WHO)の推定では、今後半年間で、65万人が感染する可能性がある

 「国連は、実際の死者数、感染者数とも、その2倍に上るかもしれないと考えている

としてる。 グラフの数字はあくまで当局が把握した数でしかない。

(情報源/英文) Those Emergency Blues    Haiti Libre

(おまけ) ミルクラッパー Shibori (YouTube)   なかなか良くできていて面白いです。

    Milkjapan ミルク チャポン(TBS系、金曜朝4:35~4:45)

お知らせ>本日の図表は、pdfを含め、無断転載を許可します。

      但し、 1.引用元の表記をお願いします。 2.無断での改変は厳禁です。(サイズの変更はokです。)

Kon161

コンタンです。年末ですが韓国はたいへん。ハイチはさらに悲惨です。(この写真は転載禁止です。)

このブログは、当家の下僕が執筆しています。 リンクフリーです。

Hi, my name is Kontan. My servant writes this blog. This blog is link-free.

« データで振り返る口蹄疫対策(2010年 宮崎) その54 豚の感染はどのくらい危険か | トップページ | グラフ: ハイチにおけるコレラの流行 »

コメント

 
聯合ニュース (12/7 11:00KST) 「口蹄疫感染31件に、慶尚北道醴泉・英陽でも発生」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2010/12/07/0800000000AJP20101207001200882.HTML

【ソウル7日聯合ニュース】 慶尚北道安東市で発生した口蹄疫(こうていえき)が、同道の醴泉郡に広がったのに続き、
英陽郡でも発生した。
 安東以外の地域では、5日に初めて、醴泉郡の韓牛(韓国在来種のウシ)農家1戸で口蹄疫の感染が確認された。
最初の口蹄疫発生地からは南西に21キロメートル離れ、「管理地域」(20キロメートル以内)外に位置している。
また7日には、12.4キロメートル離れ「警戒地域」(10キロメートル)に含まれていなかった、英陽郡の韓牛農家でも
感染が確認された。

 これまでに口蹄疫感染疑いが報告されたのは42件で、このうち31件が陽性と判明している。
殺処分された家畜は325戸の農家10万4360頭に上る。

 政府当局と地方自治体は、口蹄疫が安東、醴泉、英陽以外の地域に広がることを防ぐため、各地域の警戒地域
に対する「遮断防疫」に力を入れている。 また、全国360カ所に防疫活動を行う移動詰め所を設置している。

 畜産物の出荷量と落札価格(1キログラム当たり)は、韓牛が3日の1172頭・1万3839ウォン(約1000円)から
6日には426頭・1万3312ウォンに急落。 豚肉も6316頭・4004ウォンから4861頭・4311ウォンに下がった。


農水省 (12/7 12:00) 「韓国における口蹄疫(O型)発生の概要」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/korea_fmd_101207.pdf

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韓国の報道で、だいたいの位置が地図上で出ているのに、わざわざ宮崎の時と同じように
「○例目の農場から○km」という表現にしているのがとても痛い。

ところで、上記報道によると、8日間で104,360頭を「殺処分した」となっているが、本当だろうか?
宮崎の場合、最も多い日でも10,000頭くらいだから、かなりのハイペースと言える。
事実なら韓国のやり方に学ぶべきことがありそうだ。

(12/11追記)104,360頭は「殺処分対象頭数」だったが、それでも韓国では、
10,000頭/日 くらいのペースで殺処分が行われているようだ。
宮崎の場合、GWに殺処分対象が急増して以降の平均殺処分頭数は
5,000頭/日くらいだから、2倍くらいのハイペースだ。

 
朝日新聞 (12/7) 「諫早干拓「大変長い間取り組んできた問題」7日の菅首相」
http://www.asahi.com/politics/update/1207/TKY201012070349.html

菅直人首相が7日夕、首相官邸で記者団の質問に答えた内容は、以下の通り。
 「はい、こんばんは」

 ――菅総理が野党時代から反対してきた諫早湾干拓事業について昨日、福岡高裁は控訴審判決で排水門の開門を
命じました。 この判決の受け止めと、今後の対応についてお聞かせください。

 「この問題、私にとってもですね、大変長い間取り組んできた問題で。 いろんな場面が思い出されます。
判決に対しての対応はしっかり、政府として検討していきたいと、こう考えています」

(中略)

 (秘書官「それでは終了します」)

 ――総理、諫早湾の排水門を開門すべきだとお考えでしょうか。

 「・・・・」

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開門調査に踏み切ってほしいですね。

ところで、そもそも諫早干拓の失敗は、農水省が
「大規模干拓にイエスかノーか」 という究極の2沢問題にしてしまったところにある。

諫早での干拓は古くから行われてきた。
ほんとうは 「小~中規模の干拓」 という第3の道があった筈なのだ。

 
笹山 登生 さんのツイート http://twitter.com/keyaki1117 で紹介されているが、
韓国では口蹄疫の拡散に加え、野生のマガモで鳥インフルエンザも発生。 当局はパニックとか。

安東の口蹄疫検体では、抗体陽性が検出されていないので、
今回は、比較的早期に発見されたにもかかわらず、あっという間に拡散したと推定されている。

 
Market Hack (12/7) 「ドイツは支援する相手を間違っている」 より抜粋して引用
http://markethack.net/archives/51663208.html

アイルランドの国民には何か納得のいかない、わだかまるものが残るのも事実です。 なぜなら彼らの心の底には
今回のアイルランド危機は不動産デベロッパーと商業銀行が引き起こした問題であり、政府や国民が直接の原因
ではないという気持ちがあるからです。

(中略)

アイルランドの銀行がその経営のミスを問われず、政府の保証で社債を満額で償還するということは損の穴埋めが
社債の保有者(例:ドイツの銀行)からアイルランド国民へと移ったわけで、これは一種の「利益移転」になります。

不動産デベロッパーへの貸し込みで穴をあけた償いをアイルランド国民が代行するというのは敗戦国が背負い込ま
される戦争賠償金と同様の効果をもちます。

(中略)

若し現在のドイツがアイルランドやスペインで起きた不動産バブルの崩壊から来る津波を喰い止めようと本気で考え
ているのならば、それらの周辺国の国民を経済的な植民地として「満州化」することが解決策では無く、一旦、腐った
アイルランドの銀行は潰して、そのとばっちりを受けるドイツ銀行など自国の銀行の資本をしっかりと補強する方が
よっぽどクリーンなやり方ではないでしょうか?

ドイツは支援する相手を間違っているし、支援される側も後々まで恨みを持つと思います。

 
昨日(12/7) 可決した、宮崎県 平成22年11月一般会計補正予算(案) のうち、
口蹄疫復興対策事業の概要
http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&cd=2&ved=0CCwQFjAB&url=http%3A%2F%2Fwww.pref.miyazaki.lg.jp%2Fparts%2F000148758.pdf&ei=i-3-TJnoA8uHcbSVsKAG&usg=AFQjCNFZwYoOok8RslJnZJaCJtId-toTMw

 
時事通信 (12/7 23:43) 「ネパール部隊宿営地が感染源=ハイチのコレラで仏専門家」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010120701053

 【パリ時事】 カリブ海の島国ハイチで流行が深刻化しているコレラについて、菌が国外から持ち込まれ、
国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)のネパール部隊宿営地から感染が広がったとみられるとする報告書が、
仏外務省に提出されたことが7日、明らかになった。 関係筋の話としてAFP通信が報じた。

 報告書を作成した仏エクスマルセイユ大のピアルー教授(伝染病学)は、ハイチ保健省の要請に基づき
仏政府が派遣した調査団の一員として先月ハイチを訪問。 同筋によれば、報告書はネパール部隊宿営地から
感染が広がったと考える以外に状況を説明できないとした上で、宿営地で採取した検体を分析し菌が検出されれば
正式に特定されるとした。

 
中央日報 (12/8 9:59) 「益山で野生のマガモから鳥インフルエンザ発生」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=135581&servcode=400&sectcode=400

 鳥インフルエンザに感染したマガモが発見された。 農家で飼育する家きん類ではなく野生鳥類だが、口蹄疫で
対応に追われる中で鳥インフルエンザまで発生したことで防疫当局が緊張している。 農林水産食品部は7日、
全羅北道益山市(チョンラブクド・イクサンシ)の万頃江(マンギョンガン)で捉えた野生のマガモのうち1羽から
高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が検出されたと明らかにした。 高病原性鳥インフルエンザが発見された
のは2008年5月以後で初めてだ。

農林水産食品部はこのマガモが捕えられた地点を中心に10キロメートル以内の地域を管理地域に設定し、
家きん類飼育農家に遮断防疫を実施するよう指示した。 また、主要道路に消毒施設と野生鳥類の接近遮断の
ための網を設置し、飼育中の鶏と鴨に対する観察を強化するようにした。 他の市と道でも家きん類農場への
人と車両の出入りを統制して緊急消毒を実施することにした。

農林水産食品部によると、捕獲地点から500メートル以内には鶏や鴨を育てる農家はないと調査された。
しかし3キロメートル以内では鶏と鴨9万羽余りが、10キロメートル以内では27万羽余りが飼育されている。
ただ家きん類ではない野生鳥類から発見されたため、管理地域内で飼育される家きん類の殺処分はしないこと
にした。 一方、野生鳥類で高病原性鳥インフルエンザが発生しても鳥インフルエンザ清浄国の地位には
影響を受けないため、鶏肉や鴨肉輸出には支障がないと農林水産食品部は明らかにした。

 
高病原性鳥インフルエンザ疫学調査チーム第1回検討会の概要 (12/8)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/pdf/hpai.pdf

 
笹山 登生 さんのツイートより。 http://twitter.com/keyaki1117

(12/8 夜)
あっ。ほんと。 韓国の補償が早いのには驚きましたね。 日本が遅すぎるってのか(笑)
@yosshii_oka 宮崎への保障はどうなったんでしょうか?
RT @keyaki1117: 韓国・口蹄疫本日、39件の農家に補償金の50%を支給、200軒農家に生活安定資金支給。

(12/8 夜)
韓国・口蹄疫で本日支給された補償金の中身だが。
埋却処理の家畜の補償金は被害農家への補償金の50パーセントを優先支給、145億ウォン。
ほかに、生活安定資金として、全国平均家計費の6ヶ月分の最高分1,400万ウォンの範囲内で50%を支給。4億ウォン。
特別交付税200億ウォン追加要求

(12/9 早朝)
韓国・口蹄疫が全方位に拡大していることについて新事実も。 初発以前の時期に安東市から牛購入した農家に
後に発生の事実。 奉化郡の農場は、先月25日、安東市農家から牛を購入、栄州市の農場は、先月27日、
安東市の発生農場で牛を購入。 初発以前にすでに拡散していた疑い濃厚となっている。

(12/9 朝)
韓国・口蹄疫の現在の全方位的拡散状況は。
安東市(안동시)より ①北北東30km 奉化郡(봉화군) ②西29km 醴泉郡(예천군) ③東28km 英陽郡(영양군)
http://bit.ly/eeBA0n
現在検査結果待ちは南東の慶州市江東面  南西の高霊郡と西の盈徳郡は陰性と判明

 
ハイチでは、大統領選の結果をめぐって、3位になった候補者の支持者が暴動を起こすなど、混乱状態になっている。
(1位の候補者と2位の候補者で、1月に決戦投票が行われる予定。)

ウォール・ストリート・ジャーナル (12/9 10:34) 「ハイチで市民が抗議行動―大統領選の開票結果に不満」
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_157992

NHK (12/9 12:54) 「ハイチで大規模暴動 2人死亡」
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101209/t10015742301000.html

 
韓国では、昨日(12/8)に感染確認された飛び火(2例)の原因が、発生地・発生農家からの牛の購入と推定されることを、
その日のうちに報道している。

日本では、えびの市の9例目(4/28感染確認)の飛び火の原因が、
  「関連農場から出発した家畜運搬車が関与した可能性が高い」
ことを公表したのが、6/24(疫学調査第3回)のことで(約2ヶ月後)、
  「4月13日に川南町の7例目農場で牛を積んだ出荷車両が、同日に9例目農場に立ち寄り牛を追加積載していた」
ことを公表したのが、8/25(疫学調査に係る中間的整理)のことだ(約4ヶ月後)。

 
聯合ニュース (12/10 17:47KST) 「忠清南道・瑞山でも鳥インフルエンザ検出」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2010/12/10/0800000000AJP20101210003500882.HTML

【瑞山10日聯合ニュース】 全羅北道益山市に続き、忠清南道瑞山市の野生鳥類からも鳥インフルエンザが検出された。
全国の渡り鳥飛来地への拡散が懸念される。
 瑞山市によると、先月末に浮石面の2カ所でへい死していたワシミミズク2羽の試料を採取し、国立獣医科学検疫院で
分析した結果、高病原性鳥インフルエンザに感染していることが確認された。

 この一帯の半径10キロメートル以内では、4カ所の農家で10万2509羽の家禽(かきん)類が飼育されている。 市は
発生地域を中心とする半径10キロメートル以内を家禽類飼育農家管理地域とし、家畜や車両、人の移動統制措置を取った。

 
韓国の口蹄疫は、本日(12/11)までで、45件の感染疑いがあり、そのうち32件が陽性、13件が陰性となっている。
このほか、予防殺処分されて、事後的に陽性確認されたのが4件あり、陽性は計36件。
(尚、韓国の報道は、初発の2農場を1件と数えているが、日本の農水省はこれを2件と数えているので、
 37件となっている。)

韓国では、疑いの報告があった時点で、その地域を公表し、報道されている。
日本では、いくつかの事例(広島、沖縄など)では、疑いの段階で報道されたが、
それ以外は地元とネットの噂として流れただけだった。

 
Asia News (12/12 12:49KST)  「安東市、口蹄疫の補償金目的の不正申告自粛要請」
http://www.anewsa.com/detail.php?number=155979&thread=09r02

(アジアニュース通信= バクジョンリュル 記者 ) 慶尚北道安東市家畜疾病防疫対策本部は、最近の口蹄疫発生で殺処分対象農家から500m圏に、
隣接する農家の場合、口蹄疫感染を懸念し、疑わしい症状がなくても、安東市の総合対策本部や家畜衛生試験所に口蹄疫の疑いを申告するケースが
増えていると12日明らかにした。

 これに対し、対策本部は "殺処分補償金の受領を目的として無分別に申告する場合、口蹄疫がなかった場合は、家畜伝染病予防法に基づき補償金を
まともに受けることができず、殺処分命令を拒否している農家も補償金の相場の40%のみ支給することになる。畜産農家は、殺処分が迅速に行われる
よう積極的に協力してくれるように" と呼びかけた。

 
Cow_Boy さんのツイート (12/12) http://twitter.com/#!/_Cow_Boy

北日本、特に北海道では凍結の問題があり、雪が降るころには踏込消毒槽が撤去されてしまいます。
しかし、今年の状況はそんなことを許してはくれません。 私の事務所では冬季間も踏込消毒槽を設置することにしました。続きます。

試行錯誤の末、浅いバットに人工芝を敷いて消石灰を巻いたものが使えそうでした。 石灰そのままでは跨がれてしまいます。
人工芝を使うことで、客の靴や衣類を必要以上に汚さず、靴底に石灰を付着させることが出来ます。 http://yfrog.com/gy6edvgj

繰り返します。例年十数例に及ぶサルモネラの発生が今年は2例のみ。 一例は口蹄疫発生以前です。
消毒を徹底すれば病気は防ぐことが出来ます。 防疫に対する甘い考えを反省し、徹底した対策をとることが
家畜を処分した宮崎の方々、殺処分された家畜たちに応える唯一の方法と考えます。

 
「2010 年口蹄疫問題に関わるステークホルダーのリスク対応行動」
http://endo.risk.tsukuba.ac.jp/~endo/kogi/group_works/2010_group_02_final.pdf

筑波大学のリスク工学専攻学生が、演習で作ったレポート。
消毒ポイント数のグラフなどが興味深いです。


京郷新聞 (12/12) 「農民の手紙 "今、農村は、ため息と涙が止まらない"」
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201012121447111&code=920100

あんまり考えたくないけど、初期の豚は事実上の「生き埋め」にされたケースもあるらしい。

 
聯合ニュース (12/12 17:54KST) 「安東口蹄疫、不誠実な対応が被害を大きく」
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2010/12/12/0301000000AKR20101212047100002.HTML?template=2087

(ソウル・安東=聯合ニュース)이강원 김용민 記者
 先月29日に最初に発生したと伝えられた「安東(アンドン)口蹄疫」について、これ以前に最低2回疑いの通報があった
のに関係当局が精密検査を依頼していないなど、拙速に対応して被害を大きくしたことがわかり議論を呼びそうだ。

 特に当局は、最初の疑いの報告については、疑いの報告を受付台帳に記録すらしておらず、その後再度、畜産農家から
疑いの届を出しても、精密検査なしで簡易検査を行い、陰性の判定が出ると、口蹄疫がないと断定し、終了したことが
判明した。

 これにより、畜産農家の最初の疑いの報告から5~6日後の11月29日まで口蹄疫の判定が遅れたとして、この期間
口蹄疫ウイルスが無防備の状態で、周辺地域に拡散する可能性のある、防疫の空白をもたらしたと推定される。

 安東市の도산면にお住まいの朴さんは12日、聯合ニュースとの電話で、「安東で口蹄疫が一番最初に発生したことで
知られているソヒョン里の養豚農家では、当初11月23日に口蹄疫の疑いの報告をした」としながら「それでも安東市には、
26日に初の疑いの申告が受理されたと記録されている」と疑惑を提起した。

 安東市の農林水産食品部の記録によると、朴氏が主張した最初の疑いを報告した時点(23日)とは異なり、安東市では
26日、農林水産食品部では28日となっている。

 これに対し、安東市の関係者は「23日に疑いの通報があった件は全く分からない」と否認した後、「安東市に最初に
報告が入ったのは24日、夜8:39」と釈明した。 しかし、安東市の関係者は、「24日の夜」を記録していない理由
については回答しなかった。

 安東市の関係者は「この後、改めて26日に、口蹄疫の疑い届出が受理されており、これは帳簿に記録した」としながら
「しかし、家畜衛生試験所の簡易検査の結果、陰性(口蹄疫がないもの)に判定され、農林水産食品部傘下の
国立獣医科学検疫院(検疫院)に精密検査を依頼していない」と釈明した。

 農食品部は「安東の帳簿に初の疑いを報告した時点が26日になっていることは後で知った」としながら「農食品部には28日、
検疫院に初の報告が入ってきたため、それに準じて記録した後、精密検査を実施し、陽性判定が出た」と話した。

 特に、農食品部は「過去に抱川で口蹄疫が発生したときに初期の簡易検査で陰性が出て、防疫を講じずに被害が大きく
なった例があり、この後には、簡易検査の結果に関係なく、精密検査を依頼するようにしている」と強調した。

 これに対し、朴さんは「23日に最初の疑いを報告した時、簡易検査のために獣医はもちろん、地域検疫所
(家畜衛生試験所)の関係者たちが、この農家を訪問したと聞いている」としながら、「疑い通報を受けて来たが精密検査
を依頼せずにそのまま帰ったこれらの人たちを介して、口蹄疫ウイルスが外部に伝播された可能性がある」と主張した。

彼は、「当局が23日の報告について徹底的に対応していた場合は、5~6日間の防疫の空白は生じなかった」と主張した。

 
ウォールストリートジャーナル (12/13) 「BPの流出原油、海底に沈殿か=科学者・政府調査」 より
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_159516

 石油掘削基地「ディープウォーター・ホライズン」の爆発でメキシコ湾に流出した大量の原油が、海底に沈殿
していることを示す確かな証拠があることが、大学研究者と連邦政府の調査で明らかになった。

 これは、サウスフロリダ大学の科学者の調査や連邦政府の分析により分かったもので、英BPの油井爆発が、
最も見えにくいところ、つまりメキシコ湾の水面の奥底にもたらした甚大な環境被害の可能性を示す最新の兆候だ。

 海底に沈殿物としてたまった原油の量と、それがどの程度の被害をもたらしたかについてはまだわかっていない。
しかし、最近、メキシコ湾で船上調査を行った科学者らによると、BPの原油と思われる沈殿物の層が最大で
数センチの厚さになっていることがわかった。

 そのような沈殿物は、海底数千平方マイルにわたり、点在する。 その多くの沈殿物の上には、海底を這う
海洋生物が死んでいる。 水中を泳ぐ生物は生きているようだという。 沈殿物の中で生物の命が失われたことが、
メキシコ湾のより広い生態系に及ぼす影響については、現在、研究が行われている。

 
大邱新聞 (12/13) 「盈德(ヨンドク)口蹄疫の陰性判定、農場所有者反発」
http://www.idaegu.co.kr/new_gisa.html?uid=221168&part=loc

「口蹄疫との戦争」を宣言した盈徳郡が、口蹄疫の疑いが報告された農場の牛63頭を予防殺処分・埋却
したが、一日後に陰性判定が出て農場主が激しく反発している。


 
丸山裕次郎さん(宮崎県議)のツイート 12/14 http://twitter.com/#!/MaruyamaYujiro

特別交付税が決定!口蹄疫関連で県に108億7千万円余、市町村に24億9千万円余。
財政課に聞いてみると、県からの要望額には3億程度足りなかったが大方国が対応してくれた模様。
しかし市町村分についてはもっと見てほしい部分があった模様。

 
聯合ニュース(12/14 13:42)「迫り来る寒波に口蹄疫防疫「緊急事態」..消毒剤凍結」

(太白=聯合ニュース)ベヨンホ記者
 今年の冬に入って一番の寒波が予報され、口蹄疫の拡散阻止に全力を注ぐ太白、寧越、三陟など慶北に隣接する
江原自治体の防疫も緊急事態になった。

 これらの市で、軍は口蹄疫の拡散を防ぐため、主要な道路に移動制御所を運営しているが、水に希釈して使う
殺菌消毒システムが寒さに弱いためだ。

 14日、これらの市郡の関係者によると、液体の殺菌消毒剤は、気温が氷点下2~3度に下がっただけで凍るうえ、
スプレー式の噴霧器は氷点以上でも凍りついていると説明した。

 こうした事態に対し移動制御所は、消毒薬を希釈する前に、水を沸かして使用し、熱線、保温台などで
殺菌消毒剤が凍らないよう全力を注いでいるが、最近の厳しい寒さでホースが凍り付いて噴霧器を使用できない場合が
しばしば発生している。

 個人用噴霧器で消毒する畜産農家も、このところ続く厳しい寒さで殺菌消毒剤が凍結し、防疫の難しさに直面している。

 このように市、軍、畜産農家がそれぞれ防疫と寒さの二重苦に苦しむ中、気象庁は14日午後から冷たい大陸高気圧
が張り出してきて、気温が大幅に下がると予報している。

 特に、中部地方には寒波注意報が発令され、15日、ソウルの朝の最低気温が氷点下11度まで下がるなど、
今年の冬に入って一番寒い天気がしばらく続くと予報されており、畜産農家に注意を促している。

 市郡関係者は「外に出したスプレー式のホースが凍るのを防ぐことは容易でないうえ、移動制御の警戒所の前の道路が
凍結すると交通安全上、事故の危険も大きく、心配は多い」と話した。

 一方、江原道は去る13日、慶尚北道義城で口蹄疫が新たに発生したことにより、移動制御所を12ヶ所から25ヶ所に拡大し、
装置297台と職員154人を投入し、防疫に乗り出している。

 
毎日経済 (12/14 11:14)「動物保護・環境団体「口蹄疫生き埋めは中止せよ」」

韓国動物保護連盟と仏教環境連帯などの動物保護・環境団体は14日、「口蹄疫の発生と慶北地域などで行われている
『生き埋めに殺処分』を即刻中止せよ」と促した。 団体はこの日の声明で「現在の殺処分方法は、生きている動物を
生きたまま埋葬することで、深刻な問題がある」と述べ、「生き埋めは、文字通り、残酷で恐ろしい大量の動物虐待行為」
と主張した。

 続いて、「国内の口蹄疫が最初に発生した2000年以来、農林水産食品部と、各地方自治体に生き埋め殺処分の
抗議をし、改善を要求したが、変化がない」とし、「生き埋めに伴う2次、3次環境被害を防がなければならない」
と強調した。

 また、「現在、口蹄疫が発生した場合、500mの地域はもちろん、3kmの範囲まで、すべての牛、豚を殺処分する国は
韓国しかない」と述べ、「欧州連合(EU)、日本など外国では、口蹄疫発生農家の動物だけ殺処分を行い、
500m内の動物には、移動禁止、診断の強化、防疫強化などの措置だけとられる」と伝えた。[聯合ニュース]

 
_Cow_Boy さんのツイート (12/14)

私の防疫方法1: 近隣諸国の現状を鑑み、農場訪問の際は鉄壁の防疫処置を行うことが必要と考えます。
しかし、地域によってはそのような対応がなされていないこともあるやに聞いております。

私の防疫方法2: そこで、10年前の口蹄疫以後、私がうちの職員に徹底させている農場出入りの際の消毒方法について
つぶやきます。 連投でウザイかもしれませんが、少々おつきあいください。

私の防疫方法3-消毒薬の準備: 消毒薬はビルコンを使用。 フィルムケースに小分けしています。
10lに一つ溶かすと500倍になります。うちの職員は農場に出るとき、これを使用して消毒液を作ります。
http://yfrog.com/h3d6qxj

私の防疫方法4-靴の消毒: 洗剤容器を加工し長靴ケースにしてます。 長靴を二足用意し、消毒薬に浸したまま現地へ。
消毒薬の効果は濃度×浸漬時間×温度。 こうする事で接触時間を十分取れ消毒効果が高まります。
http://yfrog.com/gydkcpcj

私の防疫方法5-農場に入る時: 畜舎から離れたところに車を止める。 できるだけ奥には入らないようにしています。
手押し噴霧器でタイヤと車輌下回り、そしてタイヤハウス内をしっかりと消毒する。  http://yfrog.com/h0mresj

私の防疫方法6-農場に入る時2: タイヤだけちょこっと消毒する方もおりますが、タイヤハウス内に付着した泥などの方が
危険と思います。 噴霧器は霧状にせず、圧をかけて汚れを落とせるようにしています。

私の防疫方法7-農場から出る時: まず、噴霧器で長靴の汚れを落とす。 圧をあげて靴の溝に入った汚れをたたき落とす
ようにする。 あくまでも有機物汚れを落とすことが目的。 消毒は長靴ケースの役目です。

私の防疫方法8-農場から出る時2: 長靴ケースに靴を浸す。 次の農場では別の長靴を使う。 消毒薬への浸漬時間を
十分取ることができる。 長靴を二足用意するのがミソです。

私の防疫方法9: 職業によってはこのような手順を取ることができないことも理解しています。 しかし、それを理由に
口蹄疫以前と同じ体制のままなのはいかがなものかと。 少しでもよい方法を考え実行することが畜産業に関わるものに
必要な姿勢と考えます。

yuko_kita さんのツイート

長靴の消毒、勘違いしている人もたくさんいると思う。 本当は、踏み込み消毒槽に長靴を履いたまま一瞬つけても
ほとんど意味がない。 ないよりはずっとマシなんだけど、有機物を落としたあとにある程度の時間浸漬しないと、
殺菌は難しい。 でも、現場で使っている人ってほとんど知らないだろうなぁ…

場所を移動するときには、厳密には消毒よりも完璧に別の長靴に履き替えるほうが効果が高い。
消毒は、一日の作業が終わってから漬けて、翌朝来たら乾燥させて…というほうが現実的では。
洗い替えがあればなおのこと良いと思う

長靴を洗う場所とその動線、洗う器具、消毒薬などなど、長靴の防疫だけでも考慮しないといけないことが
結構ある気がする

ま、でもまず精度を高める前に「やる」ってことが大切なのではと思う。 消毒薬を使わず水で洗うだけでも、
やらないよりはずーっと素晴らしい

 
読売新聞 (12/14) 「殺処分家畜29万頭、補償金は528億円に」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101214-OYT1T00974.htm

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、同県の東国原英夫知事は14日の記者会見で、殺処分された牛や豚などの
家畜約29万頭の補償金の総額が約528億円に上るとの見通しを示した。

 県によると、補償金の支給対象は、家畜が口蹄疫に感染した農家と、ワクチン接種後に家畜を殺処分した農家の
計1379戸。 感染農家が288億円、ワクチン接種農家が240億円で、特別交付税などで国が全額負担する。

 14日現在、農家18戸で家畜に対する評価を終えておらず、支払いが完了したのも1120戸(81%)にとどまっている。

 
YTN (12/16 11:06) 「米国、"牛の口蹄疫の最初の感染部位を把握"」
http://www.ytn.co.kr/_ln/0104_201012161106086414

米国農務省は、牛の口蹄疫ウイルスが最初に感染する部位を特定したと発表しました。

農務省傘下の外来動物疾患研究所では口蹄疫ウイルスが牛の首の後ろの、非両方?の上皮細胞に選択的に感染する
ことを発見したと明らかにした。

このような成果は、口蹄疫を制御するか絶滅させることができる新しいワクチンの開発につながる可能性があると
農務省は見ています。

今までに出ている口蹄疫ワクチンは、一時的な効果はあるが、すべての型の口蹄疫に適用できるワクチンは
開発されていません。
農務省は、口蹄疫ウイルスが7種類に達しており、その下には60以上もの亜型があると説明しました。

今回の研究結果は、獣医病理学専門誌『ベテリネリペソルロジ』11月号に掲載されました。
(パクソンホ)

(12/18追記)
Veterinary News より
http://veterinarynews.dvm360.com/dvm/Veterinary%20news/Veterinary-researchers-identify-primary-route-of-i/ArticleStandard/Article/detail/700532?contextCategoryId=378

Veterinary researchers identify primary route of infection for FMD in cattle
Dec 17, 2010

National Report -- A new study by researchers at USDA's Plum Island Animal Disease Center and Colorado State University has traced the route of infection of foot-and-mouth disease (FMD) virus.
The discovery could lead to the development of new vaccines that possibly eradicate FMD, according to USDA.

The researchers were able to track the virus after it infects epithelial cells in the nasopharynx just six hours after nasal passages are exposed. Virus-host interactions now will be analyzed to try and develop better vaccines and therapies to fight FMD infection, the study reports.

Read the full study, titled “The Early Pathogenesis of Foot-and-Mouth Disease in Cattle After Aerosol Inoculation: Identification of the Nasopharynx as the Primary Site of Infection” in the November 2010 issue of Veterinary Pathology.

 
yuko_kita さんのツイート (12/16) http://twitter.com/#!/yuko_kita

今さら韓国口蹄疫について。まずおさらい。
韓国では、口蹄疫が発生すると半径500m以内の家畜を発症の有無に関係なく、予防的殺処分する。
よって殺処分頭数は、宮崎県と単純に比べられないということをまず頭に入れておきたい。
ただ、実際に殺処分されたことに変わりはないので、ダメージは大きい。

韓国での殺処分の方法は、牛は注射、豚はと畜場にある電殺機。
 豚は頭数が多いので、埋設穴を掘ったら、その手前に移動用電殺機を設置し、そこまで豚を歩かせて殺処分→穴に落下、
という方法を取っている。 作業をするのは獣医師ではなく、近隣のと畜場の職員。しばらくと畜作業に関われないので補償あり。

今回の韓国での発生、初発は豚で確認されているが、豚の感染はある程度のウイルス量が必要であることから、それ以前に
牛に感染していただろうというのが当地の疫学検証委員会の見方。
豚への感染が致命的なのは、豚がウイルスを“増幅”するから。 感染後に排出するウイルス量は牛の比ではない。

韓国では疫学調査がリアルタイムで進む。 よって感染が見つかった時点で、車両出入り(宅配便も)、巡回獣医師、
農場関係者の外出など農場関連の項目から調査が行われ、最終的に直接的関係のない部分まで調査が可能。
前回までの口蹄疫では、原因として畜産関係者の会合や中国からの宅配便などが挙がった。

もう1つ韓国の強みは家畜防疫員と獣医師が多いこと。 これは国の仕組みの問題でもあるが、農学系出身者と獣医師を併せて、
家畜防疫に当たる要員が1,700名程度いる。 このほか民間獣医師は指揮役として現場に、と畜場作業員、軍も早期に出動する
ことになっている。

韓国の特記事項として、軍と民間の敷居の低さがある。 徴兵制のため、軍構成員のほとんどが民間の若者。
地域行事にも参加するほど地元密着であるため、口蹄疫のような不測の事態でもすぐに動いてくれる。

さて、これだけの条件が整っているので、宮崎の時のように「殺処分が遅れたために発生が広がっている」とは思いません。
ではなぜ広がっているのか?1つ考慮しておきたいのは、37例目からはすべてそれ以前の発生の疫学関連農場であること。
すでに未発生農場にも勧告済みと推察します。

疫学関連農場も牛を導入していたり、飼料を購入していたりという直接的なものが多く、発生後の韓国内の防疫対策が万全であれば、
今後は沈静化の方向で進むものと思われます。 発生件数としてはもう少し数が増えるかもしれませんが、感染確認前の人、
物の移動については後手になってもしょうがありません。

豚に関しては、一部500m圏内とは言わず、発生農場から3km圏内のものも予防的殺処分されているようです。
増幅器であることを考慮しての予防措置だと思われます。
韓国は殺処分に応じた場合の金銭的支払いがほぼ100%保証されているので、生産者も応じやすいようです。

37例目以降は予防的殺処分の際のサンプリングによって陽性が分かっていると理解しています(新しい情報は良く分かりませんが)。
これ以上飛び火の発生がないことを願いばかりです。
何にせよ、国内畜産生産者のみなさんにおかれましては、より一層の防疫措置を宜しくお願いいたします。

韓国のコンサルタント獣医師に「なぜ韓国では大動物へ進む学生が多いのか?」と聞いたら、「そりゃ学ぶところがあるからでしょ」
と言われた。 根本的に大動物の獣医学医療が学べるところが日本は少ないだろう、という指摘。
その場にいた開業獣医師全員が唸るしかなかった…

大動物を学ぶ場として、国は現役獣医師による研修の受け入れや大学での講義を一番に押しているけれど、本当は大学の研究室や
教授の講義を増やすことが何より簡単な興味を引く方法であると思う。
研究室を出るときには、その分野で働きたいとみな思うものでは? 今のやり方では大動物に来る人は増えません

大学としては人気のない講座を置いておきたくないのは分かるけど、そこにこそ金を注入すべきでは。
今の仲介に仲介を重ねた莫大な補助を考えれば、年間1大学1講座を維持するための金のほうが安く済むのではと思うこともある。

あ、あと韓国に行かれる一般人の方、日本に口蹄疫ウイルスを持ちこまぬよう、空港での消毒などには積極的にご協力くださいませ。

@K9FCR なるほど。 韓国口蹄疫に関しては、現地防疫委員会に入っている民間獣医師に話を聞いたのです。
現状は、現地と連絡が取れなくなったので、新聞や農水省の報告以上の情報は得ていません。
鳥インフルも口蹄疫が終息すれば情報は入ってくると思うのですが…分かりましたらご報告しますね。

 
文化日報 (12/16 13:44) 「口蹄疫ウイルスは、凍結しても冬眠状態での生きのびる 冬の急速な拡散なぜ?」
http://www.munhwa.com/news/view.html?no=20101216010702242190020

慶尚北道安東(アンドン)で 始まった口蹄疫ウイルスが真冬に首都圏に拡散し、口蹄疫がこのように猛威を振るう背景に
関心が集まっている。

16日、農林水産食品部によると、2000年の口蹄疫は3月24日~4月15日、2002年の口蹄疫は、5月2日~6月23日に発生したが、
今年に入って3回頻発した口蹄疫のうち江華(カンファ)島口蹄疫(4月8日~5月6日)を除いては冬季の1月と11月末にそれぞれ発生するなど、
春より冬に拡散する様相を帯びている。

ギムスンジェ(獣医学)建国大教授は「口蹄疫ウイルスは熱に弱く、むしろ夏には、太陽光や紫外線によってすぐに死ぬ」としながら
「しかし、氷点下以下の寒さには強くて、凍っても冬眠状態で存在しているところで、寒さがやわらいだら、再び活動する特性を持っている」と述べた。

金教授は「過去に西海岸で発生した口蹄疫が、今回は内陸部と首都圏で発生したが、結局人の移動によって伝播されたと見るしかないので、
国境検疫と人・車両制御および消毒を徹底しなければならない」と強調した。

国立獣医科学検疫院と慶北道によると、15日までに安東、醴泉、栄養など、慶北道内で発生した33件の口蹄疫の
感染経路を分析した結果 ▲飼料運搬車と運転手からの発生20件 ▲稲わらの輸送や動物医薬品の購入3件
▲家畜導入2件 ▲畜産者の会合2件 ▲籾殻・堆肥の車の移動がそれぞれ1件づつと推定された。
殺処分後に感染確認された16件を分析した結果でも、飼料運搬車5件、家畜の導入3件、近所の人の訪問2件、
農業水利施設の利用や、口蹄疫の発症農家などの道路の使用が、それぞれ1件と推定された。

口蹄疫発生時の初動対応が遅れたのも問題だが、拡散を遮断するための基本原則を守らない安易な対応が拡大
を育てたことで見ることができる。 口蹄疫が発生した後も、一部の畜産農家は、作目班(작목반)会議を行い、
家畜を殺処分した近所の人を訪問したことが分かった。
(イ・ミンジョン記者/大邱(テグ)=バク・チョンガク記者)

 
産経新聞 (12/17 10:45) 「富山県の白鳥に鳥インフル疑い 農水省が発表」

 農林水産省は17日、富山県高岡市の市営高岡古城公園動物園で、鳥インフルエンザに感染した疑いのあるコブハクチョウが
見つかったと発表した。 県は半径10キロ圏内の養鶏場などに聞き取り調査を実施したが、家禽に異常は見つかっていない。

 農水省によると、この動物園では堀でコブハクチョウ160羽を飼育。 16日朝、2羽が死んでいるのが見つかり、うち1羽が
県の簡易検査で感染疑いが分かった。 コブハクチョウは家禽ではないため、家畜伝染病予防法に基づく殺処分はできない。
市は動物園を閉園し、自主的に殺処分することも検討している。

 コブハクチョウは羽を切って飛べなくしているが堀に屋根はなく、野鳥との接触はできる状態だという。

 
韓国は、高速道路での消毒検問は、無いのでしょうか?京畿道など、1本道なのに?

基本的に、交通路が、ほぼ決まっているので、要所、要所で、すべての車と靴底を消毒すれば、拡散が防ぎやすい道路網と思ってました。

また、生き埋めでの殺処分が多いことも、今まで、知りませんでした。
まあ、人間の遺体すら、谷底に投棄して、終わりと言う時代もありましたので、そういう判断も、わからなくはないお国柄でしょうけど。。

結局、と殺場など、施設が一部に集中していて、感染源になってしまっているのでしょうか?
皮製品が多い国ですので、食肉以外の部位の処分方法が、きちんとしていないのでしょうか?

早く終息することを、祈るばかりです。

りぼん さま。

>高速道路での消毒検問は、無いのでしょうか?

途中の検問があるかどうかわかりませんが、インターなど要所での検問はあるようです。
但し、このところの寒波(夜は零下10~15度)で、何時間も検問所での消毒が機能しない事態も
起きているようです。

また、報道記者のレポートで、感染農場の周辺の消毒ポイントでも、ちゃんと消毒が行われていない
場所があるなど、レポートされています。

宮崎の時は、現場近くに報道陣は来るな、ということになっていましたが、韓国では、現場周辺の
写真・取材記事などふつうに出ています。

>生き埋めの殺処分が多い

生き埋めが多いというわけではありません。
報道では 「事実上の生き埋め」 という表現ですから、死亡の確認がちゃんと行われていないような
ケースがいくつかあった、ということかなと推測しています。

韓国当局はもちろん、生き埋めなどは行われていない、と言っています。

京畿道に飛び火(もしくは京畿道で発生)した原因は、まだ不明なようです。(報道の表現では「五里霧中」)

と畜場を介した感染があった、という記事は目にしていません。

2001年英国の時は、家畜市場経由で大きく感染が広がりました。今回も、確認されただけで2回、
感染農場からの家畜が出荷され、回収されています。 ここからの感染がなければ良いのですが。

 
TweetMedmail のツイート (12/18)

09年家畜頭数 畜牛308万、豚958万、ヤギ27万、鹿7.9万

全殺処分頭数2%未満の17.5万余

 
原田 英男 さんのツイート (12/18 18:00頃)

12/4米子市安倍でコハクチョウの衰弱個体から採取したサンプルからH5N1亜型(強毒タイプ)ウイルスを鳥取大学が確認。
鳥取・島根両県は半径10km以内の養鶏農家(鳥取県4、島根県1)の立ち入り検査を実施する予定。
野鳥での確認なので移動制限等の防疫措置は行わない。

取県のコハクチョウでのH5N1亜型確認事例は、島根県の養鶏場と同様、中海水系でのもの。
現時点で周辺農家に異常は見られませんが、十分な注意が必要です。

 
朝日新聞 (12/18) 「東国原知事「年内退任を」 自民県議団」

 来年1月20日の任期満了での退任を表明している宮崎県の東国原英夫知事に対し、
県議会の最大会派・自民党県議団は来週にも、年内に自ら退任するよう申し入れる。
骨格予算を組まずに次の知事が新年度予算案に取り組めることや、知事選の日程を
次回から年末年始にかからないようにできることが理由という。

 東国原知事は、9月末の県議会で今回の知事選への不出馬を表明。
県内で4月に発生し深刻な被害をもたらした家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)からの
復興に道筋をつけるため、任期満了まで務めるとしてきた。

 知事は任期中、9割前後の支持率を保ち、退任後の進路について都知事や
国政転身に意欲があるとされている。

 9日告示された知事選は新顔4候補が舌戦を繰り広げており、26日に投開票される

 
産経新聞 (12/18 13:02) 「感染源は…国連、特定へ国際調査委設置 ハイチのコレラ」
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101218/amr1012181303006-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 国連の潘基文事務総長は17日、ハイチで拡大し続けるコレラの感染源として国連平和維持活動(PKO)の
ネパール部隊が疑われている問題に関し、科学者で構成する独立の国際調査委員会を設置すると発表した。

 感染源の特定などに向けて調査を行い、報告書を作成する見込み。(共同)

 
ブログ「農業への道、牛飼いへの道」 12/12 「口蹄疫研修会に参加」 より引用
http://usi-cow.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-0afa.html

「早期発見、早期通報がだ大事というが、西諸で限りなく白としたうえで、検査に出して結果待ちで、
セリも延期されたのを見ていて、終息後の通報状況や検査具合について現状は?」 と聞いてみた。

すると、「昨日も、その前の日にも通報があり、確認に行った。 それ以外にも小林などと、
2週間に1件位で検査が入り、診断で感染が疑われる事例もあり、検体送付もあった。」 ということだった。
全て陰性だったということだが、今でも常に緊張状態だと思う。

報道記者のレポートで、感染農場の周辺の消毒ポイントでも、ちゃんと消毒が行われていない
場所があるなど、レポートされています>>>>
これに、ついては、零下になる冬の韓国で、どのように消毒しているのか、知りたいところです。
寒冷地の水道管のように、ホースにヒーターを巻いて、ノズルや消毒液も温めないと、液体は、噴霧できないはず。

たとえば、氷点の低い液体に混ぜて、噴霧するのでしょうか?

農水や北海道の家保さんは、氷点下時消毒対策のノウハウは、ゼロみたいですけど。。

鳥インフルエンザは、白鳥系の割りと大きな水鳥が、第1キャリヤーみたいですが、環境省など、死体以外の感染調査をしないところが、不思議ですね。
家禽類でない鳥については、環境省も責任が大きいと思いますが、実際、殺処分判断も、自治体任せで、
情報収集が、なっていないまま、全部、殺処分する県もあるようですが、自分なら、サンプル捕獲して、陰性の白鳥にGPS発信機とか、着けて、
実際どこから来て、どこへ帰って行くのか?中継地はどこか?など、調査してほしいとの思いは、あります。

実際、中国の青海湖周辺が、あやしいとか、ニュースで、流れたりした時期もありましたが、現地は、行ったことありますが、
塩湖が多いので、それほど、淡水に集まる水鳥は、見かけませんでしたし、湖はどんどん蒸発して、小さくなっていますので、
果たして、中国の青海湖周辺があやしいのか、不明ですよね。
青海省やチベット地域には、塩湖が非常にたくさんありますし、干上がって、塩の塊の湖も非常に多いです。
そんな、塩の結晶で出来た陸地のような湖に、水鳥が、たくさん飛来するとは、とても思えません。

 
りぼん さま。

>零下になる冬の韓国で、どのように消毒しているのか

少し前のコメントに書きましたが、記事によれば、お湯で溶かして、保温台、熱線ヒーター使用、使用後はすぐ乾燥。
ということのようです。

仮に凍っても、凍っている間は口蹄疫ウイルスも凍ったままだし、融けた時点で消毒薬が機能するからok、
と説明されています。

ほかに、道路に液体をまくとアイスバーンになって危険なので、防疫所の前にはマットを敷いて、そこに融雪剤(塩類)
や砂をまくなどの対策を取っているようです。

ドライバーには、消毒液がフロントガラスで凍結し、視界不良になるおそれがあるので、防疫所を通過する前に、
ウィンドウのヒーターを入れておくようにと記事が出ています。

国立獣医科学検疫院のサイトには、「口蹄疫防疫のための冬の消毒のコツ」 という文書があるのですが、
http://www.nvrqs.go.kr/Ex_Work/Disease_Information/Board2/List.asp?gubun=19&kind=2
韓国語ワープロの文書なので見ていません。(フリーのリーダーはあるようです。)
農水省か、北国の自治体あたりで、訳してほしいところですね。

野鳥の調査はコストがかかるでしょうから、どんな調査が費用対で効果的なのか、そこから考える必要があるでしょうね。

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