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2011年1月27日 (木)

韓国の口蹄疫 疫学調査中間報告の概要

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Top:  百年杉の林道 (小岩井農場)

元記事: 大韓民国政策ポータル (1/25)

「口蹄疫の拡散、初期の対応が不十分なせい」

獣医科学検疫院の分析結果…畜産農家の密集度などに原因

口蹄疫が全国に拡散した原因に関して、口蹄疫の発生初期の対応が充分でなかった、

畜産農家が密集していたために病気の被害が大きく、天候も寒く、消毒などの

検疫防疫に支障が多かったためと分析された。

しかし、空気伝播、飼料や精液自体の汚染、野生動物による伝播の可能性については、

具体的な証拠や事例は明らかにならなかった。

国立獣医科学検疫院は、これまでの疫学調査結果をもとに、口蹄疫の拡散の原因と

地域別の伝播経路などについての分析結果をこのたび中間発表した。

調査によると、慶尚北道(キョンギプクド)安東(アンドン)地方の養豚団地の場合、

昨年11月28日に最初の口蹄疫が報告されたが、実際はこれ以前に11月23日に疑いの

報告があったが、簡易抗原キット検査を行い陰性だったため、初動防疫措置が遅れた。

検疫院は、この農場の豚からすでに抗体が検出された状況から判断すると、11月中旬頃に

既に口蹄疫が発生し、移動を制御する前に農場周辺がひどく汚染されたことを確認した。

豚のウイルス排出量は、牛に比べて1000倍ほど高い。

京畿(キョンギ)北部では、安東で口蹄疫が検疫院に報告される10日余り前の11月17日に、

安東の発生農場の糞尿を介して京畿道(キョンギド)に口蹄疫が伝播された。

特に、坡州(パジュ)・漣川(ヨンチョン)地域の養豚場は、すでに感染している状態で、

移動を制御する前に、京畿道内の他地域まで病気が多く伝えられたのが、全国的な

拡散の要因と分析された。

また、例年とは異なり、今回の口蹄疫は冬に発生し、寒波が持続したため遮断防疫の

難しさが大きかったのが拡散のもう一つの要因と分析された。

検疫院はまた、我が国は、外国の畜産とは異なり、一地域内に多くの農家が密集して、

地域ごとに畜産が特化されている特徴があり、病気が感染した場合、その被害も

大きい傾向があると分析した。

最初の発生地域の安東(アンドン)の場合、同一氏姓(集成村)が多く、密接な人間関係が

形成されており、普段から会合が多く、地域での口蹄疫の発生後にも発生農家と非発生農家

の間で頻繁に会って、ウイルスが急速に周辺地域に伝播された。

畜産農家が密集した特性のため、近隣地域で口蹄疫が同時に発生することにより、

埋却処分が遅れて埋却処理に動員される人材が不足するなど、初動防疫に困難が多かった。

検疫院は、例年にない厳しい寒さによる遮断防疫の難しさも、口蹄疫の拡散に一役買った

と判断した。 過去の口蹄疫は、発生時期は3,4,5月で消毒などの遮断防疫に大きな問題が

なかったが、今回の口蹄疫は、冬に発生し、全国に寒波が持続し、消毒などの遮断防疫の

難しさが大きかったということである。

検疫院は、また、このほかにも空気伝播、飼料および精液自体の汚染、野生動物による

伝播の可能性などが提起され、調査を実施したが、まだ具体的な証拠や事例は明らかに

されていないと説明した。

京畿地域の2養豚農家の近隣で空気を採取して空気伝播の可能性を調査したが、今まで

空気伝播の証拠はないし、飼料自体の汚染や動物の精液を通じた疾病伝播の可能性について

の実験でも、汚染の事例は確認されなかった。野生動物による伝播の可能性も検査が

進行中だが、現在までには、口蹄疫に感染した事例は示されていない。

検疫院はこのような調査の結果、農家の独自の防疫措置が何よりも重要だと言い、

▲口蹄疫の予防接種をして、2週間経つと効果が現れるが、その前後は、いつでも感染する

可能性があるので、ワクチン接種後でも、最低一ヶ月間の強力な遮断防疫と消毒実施

▲寒波で消毒が不十分な点を勘案し解氷期に徹底した周辺の消毒 ▲農場を出入りする

すべての人や車の消毒の実施、などを重ねて要請した。

◆慶北地域

安東(アンドン)地方は、口蹄疫発生の事実確認が遅れた理由以外にも、口蹄疫などの

病気が初めて発生し、緊急時の対処の経験が不足していた。

安東(アンドン)地域の特性上、同一氏姓(集成村)が多く、密接な人間関係が形成されており、

普段から会合が多く、地域で口蹄疫が発生しても発生農家と非発生農家が頻繁に出会い、

ウイルスが急速に周辺地域に伝播された。

安東(アンドン)地方の韓牛農家は、ほとんどが、同じ飼料を使用しており、飼料の車両の

汚染などの農家の遮断防疫が不十分で、同時に複数の農家に感染したと推定された。

慶北地域は、京畿道などに比べて他の市道との人的・物的交流が多くないので、早い時間内に、

全国的に拡散されず、安東(アンドン)地方および近隣の市町村にのみ伝えられたものと
判断される。

◆京畿(キョンギ)北部地域と仁川(インチョン)地域

口蹄疫が初めて報告される前に、安東(アンドン)の養豚団地の畜糞の処理機械の設置に

関連して、養豚団地の畜糞(約1.5トン)が11月17日、京畿道坡州(パジュ)にある畜糞の

処理機械の開発業者に発送された。

この施設の業者は、一定の状態で乾燥させた畜糞のサンプルを持って近隣の養豚団地に

行ってきたこと(11.26)が確認されており、これらの過程で、京畿道地域で口蹄疫が

広がったものと推定された。

京畿北部地域の最初の報告は、12月14日であり、この時期は、京畿の地域が畜糞に汚染

された後、既にかなりの日数が経過した時点で、坡州地域で疑い例が報告され、初動防疫が

行われる前に、すでにその周辺の畜産農家にウイルスが広がっていたと判断される。

このような事実は、周辺の農家の口蹄疫の検査の結果、抗体陽性農家が確認され、既に

周辺地域でウイルスが拡散していたという事実を裏付けている。

また、京畿北部漣川(ヨンチョン)の場合は、安東(アンドン)の場合と同様に、最初の

感染農場が大規模養豚団地であり、これらの養豚団地は、同じような方法を使用しており、

すぐに周囲に伝達されたものと推定される。

特に京畿の地域は、人的・物的移動が多く、飼料車、出荷車、獣医、スジョンサ(수정사?)

などにより口蹄疫の発症が確認される前に、多くの地域でウイルスが伝播された。

◆江原(カンウォン)地域

江原地域の口蹄疫の伝播は、京畿北部地域の発生農家と同じ飼料を使用した飼料の車に

よって華川(ファチョン)地域に伝達されたものと推定される。

また、江原地域の鉄原(チョルウォン)、春川(チュンチョン)、原州(ウォンジュ)、江陵(カンヌン)、

三陟(サムチョク)、寧越(ヨルウォン)、高城(コソン)などに口蹄疫が伝えられた主な原因

のうちの一つは、横城(フェンソン)郡所在の工場で製造された飼料の配送車による

伝播と推定される。

また、原州(ウォンジュ)、横城(フェンソン)、洪川(ホンチョン)地域の養豚場は、同地域で

お互いに委託農場などを運営しており、お互いに病気が伝播されており、原州の養豚場で

使用した飼料(原州所在)と同じ飼料を使用していた襄陽(ヤンヤン)の養豚場でも口蹄疫が

確認されたことから、飼料の車によって伝達されたものと推定された。

◆京畿南部地域

京畿の南部地域の口蹄疫の伝播は、原州(ウォンジュ)と生活圏が同じ驪州・利川地域で

最初に確認されたが、江原道 横城(フェンソン)所在の工場で製造された飼料の配送車(人)

による伝播と推定される。

利川(イチョン)・驪州(ヨジュ)・安城(アンソン)地域の場合、寒さが持続し、消毒の実施が

不十分で、発生農家が増加し、感染家畜埋却処理の遅延、移動の制御の難しさなどが

原因で周辺のエリアへの伝播がさらに拡散されたと推定されている。

◆忠清(チュンチョン)地域

忠清地域は、京畿の南部地域と飼料車、出荷の車両等の畜産関連の人的・物的資源を

共有している地域で、人や車によって口蹄疫が伝わったと推定される。

実際、忠清地域の最初の発生は、驪州(ヨジュ)・利川(イチョン)と隣接する忠州(チュンジュ)の

韓牛の農場で確認され、これらの発生地域は、驪州・利川が生活圏なので、驪州などから

口蹄疫が流入したものと推定される。

忠清地域内での伝播は、飼料の車両、定額(정액?)・動物薬品配送車、家畜運搬車、

汚染地域の訪問など、様々な要因が関与していると調査され、飼料車両による口蹄疫の

伝播が最も危険性が高い伝播の要因の一つであると推定された。

また、仁川(インチョン)所在のと畜場を利用した保寧(ボリョン)の養豚場で口蹄疫が

確認されたが、同と畜場は、仁川、坡州(パジュ)、金浦などの口蹄疫の陽性農場から

ほぼ同じ時期に牛を同じと畜場に出荷した事実が確認されている。

お問い合わせ: 国立獣医科学検疫院 疫学調査課 031-467-1818

Note1 :

国立獣医科学検疫院は、口蹄疫が国内に侵入した原因は、現在でも初発農場付近の

畜産農家が、ベトナム旅行に行ってきたためだとしている。(1/21 大韓民国政策ポータル

しかし、今回の中間報告には、それについての記述はないようだ。

なぜ記載しなかったのか、事情はわからない。

Note2 :

11/23に最初の通報があったことは、報道などによりとっくの昔に公然の事実だったが、

韓国政府が公式に認めたのは、今回が初めて。

Note3 :

今回の中間報告では、初発農場で抗体が検出したとしているが、12/8の報道記事では

「安東市の口蹄疫検体では、抗体陽性が検出されていない」とされていた。

単なる誤報なのかどうかは不明。

Note4 :

安東から京畿道に伝播した原因が、家畜糞尿の移動と推定されることは、以前から公表

されていたが、移動の日付については、今回初めて公表されたような気がする。

Note5 :

この中間報告が公表されたのは、最初の感染確認から58日目の1/25のことだが、

宮崎の「口蹄疫の疫学調査に係る中間的整理」が公表されたのは、最初の感染確認

から4ヶ月近く経った、8/25のことだった。しかも、伝播の原因については、ほとんどが

不明だった。

特に韓国の調査では、飼料車による伝播が最も多かったとされているが、宮崎の場合、

飼料車による伝播は、農水省の調査でも、宮崎県の調査でもあまり明らかにされておらず、

また飼料車の関与についての調査がどのように実施されたのかも明らかにされていない。

Note6 :

今回の中間報告によって、最初の発生が11月中旬であるという推定が、はっきりと

示されたわけだが、宮崎の時は、8/25の「中間的整理」で、はじめて4/20の時点で、

すでに10例で発生していたと推定されることが公表された。ところで、「中間的整理」

によれば、抗体陽性を示していて、発見(報告)が遅れた事例が30例あったとしているが、

なぜか、それらについての情報は、いまだに公開されていない。

(追記) 口蹄疫の拡散(1/29 マネートゥディ)

20110129_mt_fmd

(お知らせ)

Photo

山地としてる写真展 「ブタとおっちゃん in 原宿」

http://www.littlemore.co.jp/news/chika/20110113163.html

  会期: 2011年2月10日(木)- 20日(日)

  会場: リトルモア地下(東京・原宿)

  時間: 13:00 ~ 20:00 ※会期中無休

  入場料: 300円 ※半券提示で再入場可

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コメント

 
聯合ニュース(日本語) (1/25) 「口蹄疫初動対応にミスあった」、防疫当局が認める
http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2011/01/25/0800000000AJP20110125003200882.HTML

 【ソウル25日聯合ニュース】国立獣医科学検疫院は25日、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)
拡散の原因と感染経路の中間分析発表を行った。 地方自治体と防疫当局による初動対応の
不手際、最初の感染が確認される前にウイルスがほかの地域に広がったこと、寒波による防疫作業
への支障が問題点として挙げられた。

 慶尚北道・安東の養豚団地で昨年11月中旬に最初の口蹄疫感染の疑いが出た当時、当局は
簡易検査で陰性反応が出たことを理由にあいまいな態度を取り、このため事態が大きくなった。
感染疑いの届け出から5日後に、農場の立ち入り統制など防疫作業に取り掛かったが、このとき
既に、強い感染力を持つウイルスは周辺の農場を汚染していたと推定される。

 口蹄疫に感染すると抗体が作られる前にも臨床症状が見られることから、簡易検査で陰性と
出たことには問題がないとしたが、当時の防疫関係者の対応次第で初動対応を1週間ほど
早めることは可能だったと、対応にミスがあったことを認めた。

 韓国は外国と異なり、1地域に多くの農家が密集し、また地域ごとに畜種が特性化される
特徴があり、疾病に感染した場合、その被害は大きいとした。安東も韓牛(韓国在来種のウシ)
の産地で、養豚団地から輩出された口蹄疫ウイルスが周辺の韓牛農家に同時に広がったとみられる。

 さらに安東は同じ苗字の人たちが暮らす村が多くあるだけに密接な人間関係がある地域で、
日ごろから集会などが多く、口蹄疫発生後も感染した農家と感染していない農家の間で頻繁な
行き来があった。これもウイルスの急速な広がりの原因になったと指摘した。また、安東の
韓牛農家の多くが同一の飼料を使用しており、車両の汚染や農家の防疫が行き届かず、
同時に複数の農家が感染したともみられる。

 このほか、過去の口蹄疫発生では時期が3、4、5月と、消毒などの作業に問題はなかったが、
今回は冬期で全国的に寒波が続き、作業に大きな支障となっている。これもウイルス拡散の
追い風となった。

 一方、農林水産食品部によると、これまで口蹄疫感染事例がなかった慶尚南道でも24、
25日に相次ぎ養豚農家の感染が確認された。 25日には忠清南道・公州の養豚農家でも
口蹄疫が発生。これで感染地域は8市・道、63市・郡、146カ所に拡大した。

 政府が全国のウシとブタを対象にワクチン接種を実施しているものの歯止めが利かず、
口蹄疫に感染していない地域は全羅南道と済州道だけとなった。

 
毎日新聞  1/26 「口蹄疫:韓国で拡大 「初動不十分」--国立検疫院」
http://mainichi.jp/select/jiken/kouteieki/news/20110126ddm007040110000c.html

 【ソウル西脇真一】韓国国立獣医科学検疫院は25日、猛威を振るっている家畜伝染病の
口蹄疫(こうていえき)に関する中間調査結果を発表し、初期対応が不十分だったことや
寒波で消毒液が凍るなどの事態が重なり、拡大したとの見方を示した。 昨年11月の発生
以降、殺処分対象の豚や牛などの家畜は約263万頭に上っている。

 検疫院によると、11月23日に東部の慶尚北道安東(キョンサンプクドアンドン)市の農場で
口蹄疫の疑いが報告されたが、簡易検査で「陰性」と判定。 28日に発生が確定したが、
地元当局の初動防疫処置が出遅れた。

 
PRESSian News (1/27) 「口蹄疫の発生地は、初めの申告農家ではないかも」
より一部抜粋
http://www.pressian.com/article/article.asp?article_num=60110126235921&section=03

ホンハイル 国民の健康のための獣医連帯代表は、25日に発表された政府の初期対応の
失敗の内容に再度言及して、最初の発生農家もわからない状況だと疑問を表した。

「安東(アンドン)で、初期に陽性の判定を受けた農家を中心とする半径500m、66件の
農家その他で、殺処分する前にサンプルを採取した結果、17件の農家では、ウイルスが
検出されたし、4つの農家は、抗体まで検出された。抗体が形成されるには感染から14日が
経過している。最初の陽性判定が出た14日前に既に感染していたのだ。この程度の期間が
あれば、すでに全国に拡散されたと見なければならない。」

彼は初期の状態がこうであれば、殺処分と同時に予防接種をして事態を防ぐ必要があったが
そうではなかった批判した。 また、彼は「安東(アンドン)で、最初に申告した農家には
初発地である疑いがかかる。私は(最初の報告の農家ではない)抗体が検出された農家が
初発地だと思っている」とし「その農家が届出を早く行っていたらよかっただろう」と言った。
「検疫も間違っていたし、早期発見システムも不在だった」ということだ。

 
大韓民国政策ポータル (1/27) 「口蹄疫の拡散はマニュアルの欠陥が原因ではない」
潜伏期間中の対処方法まで、マニュアルに明示することは意味が無い
http://www.korea.kr/newsWeb/pages/brief/categoryNews2/view.do?newsDataId=148705516&category_id=fact&section_id=fact&metaId=spec1_main_news&pWise=main12

農林水産食品部は26日、「口蹄疫の拡散の原因は『口蹄疫のマニュアル』の欠陥が原因
ではない」と明らかにした。

農食品部は、「口蹄疫は特性上、潜伏期間中は、明確な臨床症状を発現しないため、
発症前の確認は困難で、潜伏期間中の対処方法まで、マニュアルに明示することは
事実上意味がない」と説明した。

農食品部はこのため、この日の中央日報の「口蹄疫のマニュアルはいくつかの弱点が
あり、マニュアルに従って京畿地域を1ヶ月以上放置したのが、全国の拡散の原因」
という記事の内容は、いくつか誤解の点があると明らかにした。

農食品部は、「口蹄疫はウイルス性の病気で、口蹄疫ウイルスが体内に流入し、症状が
現れるまでの潜伏期間は通常の2~8日、最大14日程度と見られている」とし「ただ、
口蹄疫が発生するかどうかに関係なく、牛、豚などの飼育牛の臨床観察および農場の
消毒などの防疫措置を実施するようにしている」と述べた。

口蹄疫のマニュアルは、口蹄疫の発生時に近隣に拡散されることを防止し、早期に
終息できるように、処理基準及び要領などを効果的な防疫のために作成した指針で
あり、口蹄疫が発生した場合、警戒警報「注意段階」を発令し、発生農場を中心に
防疫帯(3km~10km)を設定して、移動の制御と埋却処分などを実施して、追加の拡散
を防ぐ。

同時に、殺処分と埋却方法、移動警戒所の運営、消毒の要領、家畜の買い上げ、
移動制限を解除する方法などを具体的に明示している。

農食品部はまた、「今回の口蹄疫の発生は、過去の発生様相とは異なり、全国的に
広がっていて、初めて全国的な予防接種を行っており、これに伴う調整は不可避な
面がある」と明らかにした。

これと関連し、2000年、韓国で口蹄疫が発生して以来、偶蹄類の家畜全体の予防接種は、
今回が初めてのため、接種家畜の移動制限、処分対象の範囲など、既存の埋却処分
中心の方式と異なり、予防接種による家畜の買い上げ、移動制限の解除などについて、
新たに定める必要があり、一部補完しようとしていると説明した。

農食品部は今回の口蹄疫の拡散をきっかけに、より積極的な方向で予防接種を実施する
案を検討していくと述べた。

 
ブログ「現役養豚家の農場便り」(1/26)より引用。
http://blog.goo.ne.jp/iloveyoujh1rfd/e/0561ad5b74859957f6d02f114f5039fc

韓国の口蹄疫について、今回の暮れからの発生拡大には「AIセンター(豚の人工授精用精液センター)」が
ハブの一つになっているのでは

 
朝鮮日報(日本語) (1/27) 「口蹄疫:進歩なき防疫対策」

(上)http://www.chosunonline.com/news/20110127000020
(下)http://www.chosunonline.com/news/20110127000021

 
聯合ニュース (2/8) 「坡州(パジュ)、口蹄疫の京畿での震源地との中間発表に「びっくり」」
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2011/02/08/0302000000AKR20110208077700060.HTML

獣医科学検疫院「発表の趣旨が間違って受け止められたもの」と釈明

(坡州=連合ニュース)オヨウンシク記者

 国立獣医科学検疫院の口蹄疫の疫学調査の中間発表で、坡州市が京畿道口蹄疫の拡散の震源地
として名指しされたことに対して怒っている。

 坡州市は、国立獣医科学検疫院が先月24日、報道資料を通じて、口蹄疫が初めて報告された
安東(アンドン)の養豚団地に、昨年11月に坡州(パジュ)所在の畜糞の処理業者の車が行って
来たため京畿北部地域で口蹄疫が拡散したと発表したが、独自の疫学調査の結果、事実と
違うと8日明らかにした。

 国立獣医科学検疫院は、坡州(パジュ)の畜糞の処理業者の車が、昨年11月17日、畜糞の
処理機械の設置に関連して養豚団地の畜糞(約1.5t)を坡州(パジュ)に持ってきており
同月26日、乾燥させた畜糞のプロトタイプを再び持ち出したことが確認され、この過程で、
京畿道地域に口蹄疫が発生したと発表した。

 特に、国立獣医科学検疫院は、坡州(パジュ)の畜糞の処理業者の工場からわずか200~
500mの牛、豚の農場で口蹄疫の陽性判定が出ていると明らかにした。

 しかし、坡州市は、近隣の揚州と漣川での口蹄疫が最初に発生した点など、独自の疫学調査
結果をもとに、国立獣医科学検疫院の疫学調査の中間発表の内容にひとつづつ反論した。

 市は、まず畜糞の処理業者は、畜糞を高温で乾燥し、燃料として活用する機械メーカーで
安東(アンドン)の農場に行ってきた事実はあるが、坡州の畜産農家を訪問したことはなく、
坡州の口蹄疫の発生地とは疫学的関連がないと主張した。

 市はまた、昨年12月15日、坡州(パジュ)で口蹄疫が初めて発生した農場は、工場から
1㎞以上離れた所で。 国立獣医科学検疫院が口蹄疫陽性判定が出たと明らかにした、工場から
200~500mの農場はすべて、それ以降に口蹄疫が確認されたところだと説明した。

 市の農畜産担当者は「坡州が京畿北部地域の口蹄疫の拡散の震源地になるには、揚州や
漣川よりも先に口蹄疫が発生していなければおかしい」とし、「国立獣医科学検疫院は、
きちんとした疫学調査の結果が出せないのでつじつまの合うような説明ををしただけでは
ないか」と不満をぶつけた。

 これに対し、国立獣医科学検疫院の関係者は、「中間発表の内容は、坡州(パジュ)が
京畿道口蹄疫の拡散の震源地だと言ったのではなく、安東(アンドン)で、初期の対処が
できておらず、防疫当局が認識する前に、ウイルスがすでに京畿道全体に広がっていという
趣旨の説明だ」と釈明した。

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