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2011年3月10日 (木)

地図とグラフ: 韓国における口蹄疫の流行(その7) 3/9~5/9

キーワード: 口蹄疫、韓国、流行、2011年、3月、グラフ、地図、数字 Keyword: FMD Foot and mouth desease Korea Outbreak Epidemic Pandemic Mar.2011 Graph Map Number 구제역 한국 지도 그래프

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Photo (Top):  Ravello, Italia  (ぶどう、レモン、オリーブなどの段々畑)

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(12/12追記)

「口蹄疫防疫に関する日中韓等東アジア地域シンポジウム」の概要について

(12/2 農水省) (重要)

(7/19追記)

【韓国の口蹄疫とAI: 最終の殺処分数が公表】

 昨年11月28日から今年4月20日までに全国で発生した口蹄疫のために埋却処分された家畜は

3,479,962頭であることが19日分かった。農林水産食品部傘下の家畜衛生防疫支援本部によると、

今回の口蹄疫は、全国11市道の75市郡区で208件の疑い報告が出され、うち153件が陽性と判定された。

但し、同じ地域で口蹄疫が再発した場合は、この発生件数に含まれておらず、実際の発生件数は

これよりはるかに多いと農食品部は説明した。

 家畜別の埋却処分数は、牛:150,864頭(農家3,750戸)、豚:3,318,298頭(2,106戸)、

山羊:7,559頭(229戸)、鹿:3,241頭(156戸)などである。

 また、昨年12月29日から今年5月18日までに発生した鳥インフルエンザ(AI)は、6市道の、

25市郡から疑い症状103件の申告があり、このうち53件が陽性と確認されたと家畜衛生防疫支援本部は

発表した。AI関連の埋没処分数は合計 6,472,711羽で、鶏:3,364,696羽(農家110戸)、

アヒル:2,788,388羽(163戸)、ウズラ:298,520羽(3戸)、その他: 21,107羽(11戸)などである。

 次いで家畜衛生防疫支援本部は、今年上半期の輸入食用畜産物の検疫の結果、29,196件のうち、

6.6%にあたる1,928件で異常の報告があり、このうち378件が最終的に不合格と処理され、不合格率は

1.3%を示したと公表した。輸入家畜別の不合格率は、牛肉1.1%(11,242件中127件)、豚肉1.2%

(14,865件中180件)、鶏肉3.2%(1,727件中56件)、その他1.1%(1,362件中15件)などである。

7/19 聯合ニュース

昨年の宮崎の口蹄疫の場合、こちらによると、最終的な殺処分頭数(ワクチン含む)は

297,808頭(農場数 1,304戸

牛:69,454頭(県内飼養頭数の約22%)、豚:227,949頭(県内飼養頭数の約24%)、その他:405頭

とのこと。(これ以上詳しい公表は、いまのところないようだ。)

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5/10以降の記事は、「気になること日録」 に記載します。

韓国の口蹄疫の(3/21までの)最終殺処分数は、3/24の記述にあります。

  →その後、4/17に再発しています。

宮崎の口蹄疫(把握している限り)の最終の数字「その53」の後ろのほうにあります。

殺処分対象数のグラフ (3/9 update) (図表はクリックで拡大)

ようやく、発生数は一桁/dayに、殺処分数も3桁/dayに落ちてきました。

「FMD_Korea_110308.pdf」をダウンロード

グラフは無断転載です。(地図は、下図の著作権がGoogleにあるので転載不可です。)

殺処分対象農場数(宮崎との比較)

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殺処分対象家畜数(宮崎との比較)

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新規の殺処分対象農場数 注:データのない日は数日間の平均値。

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新規の殺処分家畜数 注:データのない日は数日間の平均値。

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感染拡大の地図 (3/7 update)

「FMD_Korea_Map_0307.jpg」をダウンロード (1,950×1,710)

Fmd_korea_map_0307

日本における高病原性鳥インフルエンザ発生リスト(2010.10-) (5/7 update)

「HPAI_2011.xls」をダウンロード

韓国における高病原性鳥インフルエンザ発生リスト(2010.12-) (4/21 update)

「HPAI2011_Korea.xls」をダウンロード

(↑MS UI Gothic フォントでハングルを表示しています。)

2011年3月9日(水) 発生から101日目 (注:11/29の最初の感染確認日からの日数)

(日本)農水省 3/4国会提出: 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案

全羅北道の「口蹄疫の清浄効果」が経済的価値に換算すると

年間2,165億ウォンにのぼると分析された。

韓国政府は口蹄疫の拡散や再発を防ぐために、牛豚などの家畜の取引の際、売り手が

買い手に口蹄疫ワクチンの予防接種の履歴を義務的に確認するようにする案を推進中。

原田 英男 さんのツイート (3/9)

韓国農林水産食品部のHPによると、3月に入って3件の低病原性鳥フル(H9亜型)が報告。

①3/1慶尚北道・慶山市、②3/3京畿道・坡州、③3/6忠清南道・扶余。

ちょっと気になるのは、3件とも従来のLPAIと異なり「斃死」が見られることと「地鶏」なこと。

韓国における「地鶏」の生産流通実態は分からないけど、地域の中で閉鎖的なことも

想定されるとH9ウイルスが変異して病原性が強くなっている可能性もある。

遺伝子解析をきちんとしておいて欲しいなあ、と思うのですが。

(余談だが、扶余(プヨ)郡は、百済の最後の都で、古代日本史に登場する「白村江の戦い」

のあった場所。倭国は百済再興のために援軍を送ったが、唐・新羅の連合軍に大敗。)

口蹄疫などの家畜の病気の発生拡散を防ぐために、農地面積、環境負荷などを

総合的に考慮して、地域別の家畜の適正頭数を定める地域別の頭数総量制の導入

が推進される。

また、口蹄疫やAIが発生した場合、一定期間、全国の畜産関連車両の移動を制御する

など、強力な初期対応策が検討されている。

中央日報日本語版  (3/9)  「農家のモラルハザードが深刻…口蹄疫発病隠し・補償金水増し請求」

 「殺処分した後、『何頭埋めた』と申告し、里長が署名すれば、それだけで補償の根拠となる。

かなりの畜産農家が殺処分家畜数を水増しして申告した」。

 ある地方議会議員の話だ。 一部の畜産農家のモラルハザード(道徳の欠如)が深刻だと

いう証拠だ。  特に企業型畜産農家でこうしたケースが多かったと、議員は伝えた。

公務員がいちいち確認するのも容易でない。 明白な税金の浪費だ。

 農水産食品部の関係者は「感染農家の農場主が共同防疫団を構成したと自慢していた」

と伝えた。 隔離されるべき農場主が動き回っていたというのは話にならないということだ。

また「口蹄疫農場主が市内に集まり、補償金問題を協議したりもする。 防疫の基本も

なっていない」と慨嘆した。

 匿名を求めたある獣医学者は「いくつかの企業型畜産農が問題だ。 専業農家は

家族全体がわが子のように家畜を世話するが、企業農は外国人労働者を雇用する

衛生管理が全くなっていない」と指摘した。一部の畜産農家のモラルハザードとずさんな

管理が口蹄疫を深刻にさせた要因の一つという指摘だ。

 農家の被害ばかり浮き彫りにした一部のメディアも問題だ。 これは一部の農家の

殺処分に対する反発と補償金増加支給要求を招く要因になった。 埋却を担当したある

公務員は「『何の罪があって私たちの牛を殺すか』と言いながら鎌を持って向かってきたり、

『補償金をもっと出せ』と言い張る場面を何度か見た」と伝えた。 出荷を控えていた場合は

発病の事実を隠したりもしたと、この公務員は語った。

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忠清南道での疑い例報告数(2/24~3/8)

9日、忠清南道によると、6日から8日までの3日間、防疫帯(口蹄疫の発生地10km)内の

口蹄疫の疑い報告は3件だった。日付別では6日、1件、8日、2件で7日には疑いの報告は

一件も受理されなかった。1月2日天安で道内初の口蹄疫が発生した後、疑い例が一件も

受理されないのは3月7日が初めて。

これは、3月1日から5日まで毎日3~7件ずつ、合計24件の疑い例が提出された前の週と

比較して大幅に減少した。

2011年3月10日(木) 発生から102日目

江原道 原州(ウォンジュ)地域の口蹄疫による家畜の移動制限措置が、早ければ

今週中にすべて解除される見込み。

全国で、口蹄疫の埋却地から500m以内に学校敷地や学校の井戸がある学校は、64ヶ所

と集計された。

教育科学技術部の検査結果によると、この64校のうち5ヶ所の地下水が硝酸性窒素

(幼児の貧血誘発性)の水質基準値(10㎎/ℓ)を超過した。 地域別では忠清南道の

小学校4ヶ所が10.8〜13.2㎎/ℓの含有量を記録し、慶尚北道のある中学校では12.3㎎/ℓ

の数値を示した。

しかし、これらの5校では浄水された水を飲んでいたし、浄水された水では硝酸性窒素の

含有量は全て2.4㎎/ℓ以下と調査され、飲用可能な状態であることがわかった。

竹中 淳 さんから、「新興感染症の流行にシラミバエ類が関わる可能性」についての

情報をいただいたので掲載する。

「Epidemic_and_Hippoboscidae.pdf」をダウンロード

シラミバエ類(アフリカのツェツェバエが有名)は、日本ではあまりなじみがないが、

福岡などでは採取例もあり、日本での実態はまだよくわかっていないとのこと。

2011年3月11日(金) 発生から103日目

14:46 宮城県北部で震度7を観測する強い地震。(M9.0 国内観測史上最大級)

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名。

主な余震: 15:06 震度5弱(三陸沖)/15:15 震度6弱(茨城県沖)/16:29 震度5強(三陸沖)

17:41 震度5強(福島県沖)/20:37 震度5弱(岩手県沖)

口蹄疫の豚の殺処分の現場を撮影していた動物保護団体の活動家たちが、

家畜伝染病予防法違反の疑いで告発された。

京畿 安城警察署は、立ち入りが禁止された口蹄疫の豚の殺処分の現場に入った疑い

(家畜伝染病予防法違反)で動物の自由連帯ジョンギョンオク戦略企画局長(40)と

ジョヨウンヨン幹事(41)を非拘束立件したと9日、ハンギョレ新聞が報道した。

報道によると、彼らは1月7日、立ち入りが禁止された京畿道安城市の一殺処分の現場を

ビデオカメラ、デジタルカメラなどで撮影した疑いを受けている。当時の防疫要員らは、

現場を撮影する人々を発見し、抗議して、カメラのメモリカード等を提出させた。

しかし、安城市は、1月19日、「アクセス制御および移動制限命令に違反した事案」とし、

彼らを警察に告発した。

動物自由連帯などの市民団体は「動物の保護活動家たちは殺処分の行為を監視し、これに

伴う問題点を指摘するために、現場を確認し、政府を牽制する資格がある」と反発している。

11日、京畿道 華城市 で家畜の移動制限を解除。

2011年3月12日(土) 発生から104日目、地震発生から2日目

3:59 新潟県中越地方で震度6強を観測する強い地震。(M6.6)

主な余震: 4:31 震度6弱(新潟県中越地方)/5:42 震度6弱(新潟県中越地方)

22:15 震度5弱(福島県沖)/23:35 震度5弱(新潟県中越地方)

東電福島第1原子力発電所1号機で炉心溶融。

15:36、発生した水素爆発により外側の建屋が吹き飛ぶ。

2011年3月13日() 発生から105日目、地震発生から3日目

主な余震: 8:25 震度5弱(宮城県沖)

3/13 5:00 千葉市 若葉区(採卵鶏35,000羽)で、鳥インフルエンザ(H5亜系)陽性

  (国内23例目) 3/12 18:05報告、22:30 簡易検査陽性。

  若葉区は千葉市中心部の北東4km。 千葉県の鶏卵出荷量は茨城県に次いで全国2位。

口蹄疫関係のニュースもいちおうチェックしていますが、あまりたいしたニュースはなさそうです。

真山仁の小説「ベイジン」(幻冬舎文庫)を読みましたか? この小説の終盤、

原発の全交流電源喪失(ステーション・ブラックアウト)、手作業による緊急注水、

などが起きるのですが、これを目の当たりにするとは…。

それにしても、東電・当局は情報出さなすぎです。海外からも批判があるようですが、

本当に恥ずかしい。原子力安全・保安院の記者会見など、情けないかぎり。

大手メディアは、大口スポンサー東電の批判はしませんが…。

一方、報道されませんが現場には、放射線を浴びながら、最悪の事態を食い止めるために

働いている技術者・作業員・自衛隊員がいるはずです。

日本の電力不足は長期にわたって続き、経済にもかなりのダメージを与えるでしょう。

霧島連山・新燃岳メモ

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3/13 17:45の噴火(噴煙の高度は火口縁上4000m)

2011年3月14日(月) 発生から106日目、地震発生から4日目

Keep_calm

写真は2年ほど前に、英国の方からお土産に頂戴したキーホルダー。

意味は「平静を保って、いつも通りに行動しよう」という感じでしょうか。

もとは、第2次大戦中、ドイツ軍のイギリス侵攻もあるかも、という状況下で作られた

ポスターだそうです。このバージョンのポスターは、結局ほとんど使われなかったのですが、

50年ぶりに発見され、復刻したら人気が出たとか。

参考: http://www.keepcalmandcarryon.com/pages/history

今の気分にしっくりくるかと思い、ご紹介しました。

主な余震: 10:02 震度5弱(茨城県沖)/

11:01、東電福島第1原子力発電所3号機で水素爆発。外側の建屋が吹き飛ぶ。

1号機と同様の炉心溶融か。 格納容器はいまのところ保たれているが、

依然として一定水位以上の水が入れられない危険な状況が続いている。

15:41NHK 東電福島第1原子力発電所2号機の冷却機能が13:25に全て失われた。

20時過ぎNHK 東電福島第1原子力発電所2号機の燃料棒が全て露出した可能性。

この後いったん30%ほど水中に入ったという報道もあったが、

23:20 再び2号機の燃料棒が全て露出した状態。

忠清南道 唐津(タンジン)郡で、14日、58日ぶりに家畜の移動制限を解除。

唐津(タンジン)郡では、1月10日の初発以降、102農場の135,724頭の家畜が埋却。

2月13日以来、口蹄疫の発生がなかった。

慶尚北道口蹄疫防疫対策本部は、口蹄疫の終息傾向に応じて、移動制限解除の基準を

臨床検査後3週間、非発生では2週間に下げることにした。

当局は口蹄疫発生農場が牛を再導入できるのは、移動制限を解除してから30日経過後と

しているが、非発生農場は移動制限を解除した後、すぐに導入できるようにした

これまで慶北で口蹄疫にかかったか、予防的殺処分された家畜は、牛5万2千頭、

豚37万1千頭、その他の3千頭など42万8千頭にのぼる。

慶南金海市と梁山市の口蹄疫は1週間以上、小康状態を見せており、終息局面を迎えている。

14日、金海市によると、3月7日、酒村面で口蹄疫の疑い届出が受理された後は、現在まで

口蹄疫の疑いの報告は受付がなく、陽性判定は、3月3日以来一件もない。

このまま行けば、早ければ梁山市は16日、金海市は18日に移動制限が解除される見込み。

原田 英男 さんのツイート 【畜産関係地震情報3/14】

3/14昼までの状況。飼料について、備蓄穀物の全量放出を決定。全国のサイロに散らばっているので、

具体的な利用方法は飼料会社と調整。 志布志港、苫小牧→酒田等の他地域から配合飼料を配送。

東海地域からの陸送も検討。輸送車両の緊急車両指定を要請中。

卵や生乳の自家利用・販売や救援物資としての利用について、厚生労働省に確認。

卵はGPセンター使用しなくても地域の保健所がOK出せば構わないとのことなので、

農水省で関係者への通知文を作成中。生乳は量的に消費は難しいと思うけど同じ扱いは可能か。

レンダリングは八戸市、奥州市の施設が稼働可能だが、燃料が問題。 こちらへ燃料回せないか検討中。

宮城、秋田、山形、福島はもともとレンダ施設がなく他県で処理していたが、輸送ルートの確保状況

など確認中。 関東の施設は千葉を除き稼働だが計画停電が問題。

乳業協会から粉ミルクやLL牛乳の被災地への輸送について要請があったため、他の飲料水、

食料品と合わせて、水産庁の船で本日から輸送可能に。

食肉処理は秋田、山形県など日本海側は今日からと畜可能な施設もあるけど、家畜の移動、

肉の移動などの輸送ルート・手段がどこまで確保できるか不明な点も。 高崎、埼玉県内、千葉県内、

芝浦、神奈川県内などほぼ稼働可能だが、計画停電の影響受ける可能性も。

今、畜産農家の方々から切実に求められている飼料ですが、①の作業は時間がかかります。

バルク→トランスバックへの入れ替え、小さい内航船の利用、日本海への迂回ルートなどのためです。

引き続き、有効な方法を検討中ですが、可能なら早期出荷、給与飼料の削減を。

*江原道 原州(ウォンジュ)地域の家畜の移動制限が今週のうちに全面解除される見通し。

原州市では、3月7日、牛の移動制限を解除したのに続き10日からは、豚の移動制限を

6地区を除いて解除した。除外された6地区も血清検査で異常がなければ今週中に解除の見込み。

 姜基甲(民主労動党)議員が13日、全国4,234ヶ所の埋却地のうち、位置が明示された

3,789ヶ所を対象に地理情報システム(GIS)を使って分析した結果、29.3%(1,493ヶ所)は、

浸出水による河川、地下水汚染の可能性が高いことが分かったと発表した。

 姜議員によると、1,493ヶ所のうち85ヶ所は埋却地が河川から50m以内に位置していて、

土壌の排水も良く、河川と地下水が同時に汚染される可能性があると分析された。

 また、70ヶ所の埋却地は河川からの距離が50m以内だが、土壌の排水性は低く、浸出水に

よる河川の汚染が懸念され、残りの1,338ヶ所は土壌の排水性が高く、埋却地が河川から200m

以上離れていて、主に地下水が浸出水で汚染される可能性があることが分かった。

2011年3月15日(火) 発生から107日目、地震発生から5日目

6:14 福島第1原子力発電所2号機で爆発音(水素爆発?)、圧力抑制室で損傷。

  その後水位はやや回復したが、依然厳しい状況。

9:00 正門付近で11,930μSv/h

9:38 4号機の使用済み核燃料プールで火災。(水素爆発?)

10:00 2号機と3号機の間で30,000μSv/h、3号機付近で400,000μSv/h、4号機付近で100,000μSv/h。

  半径20km以内は避難、20-30kmは屋内待機。

18:20 4号機の核燃料プールは沸騰している可能性がある。

  4号機は定期点検中で、燃料を取り出して核燃料プールに沈めた状態。

  しかし、格納容器内から出ているため、水が無くなって核燃料が加熱した場合、

  稼働中だった炉の場合よりも深刻な事態になる可能性がある。

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福島第一原発からの放射性物質拡散予測3/15 聯合ニュース

  左上: 3/15 9:00am ~ 3/17 9:00am(地上~1,000m)

  右上: 3/15 9:00am ~ 3/17 9:00am(1,000m~5,000m)

  左下: 3/15 3:00pm ~ 3/17 3:00pm(地上~1,000m)

  右下: 3/15 3:00pm ~ 3/17 3:00pm(1,000m~5,000m)

福島第一原発からの放射性物質拡散予測(独シュピーゲル誌)

忠清南道 保寧(ボリョン)市は、3月8日以降、現在まで口蹄疫の疑いの報告が

一件も受理されなかったことを14日明らかにした。

原田 英男 さんのツイート 【畜産関係地震情報3/15】

配合飼料について再整理。

我が国の配合飼料生産量の15%を八戸、釜石、石巻、仙台の東北被災港の工場で生産。

鹿島は16%を生産。被災により荷揚げ機能がマヒ。

当面、東北4港の生産減を補うため九州(19%)、北海道(11%)等の工場の稼働率をあげて供給。

これら地域から回路や陸路を用いて東北地方に飼料を送るために具体的な調整を

飼料会社等がしており、本日、志布志港(豚・鶏用)から秋田へ出発。 明日は苫小牧(牛用)

から酒田、秋田へ向かうなど作業を開始。増産のために必要な備蓄穀物も放出予定。

問題は国内の港間を輸送する船、飼料運搬車の通行ルート、燃料の確保。

船については、外国船舶の転用を国交省に要請。 飼料運搬車の通行ルート確保(東北道等)

については、警察庁の緊急車両指定制度の利用可能→http://bit.ly/e3o2sJ

今日もこの制度を紹介した養豚農家から「最寄りの警察署にホームページのコピーを持って

行って、豚と飼料の輸送のための緊急車両指定のお願いをしたら、OKだった」とのこと。

このように運用でも可能だが、更にお願い中。

家畜の死体の処理について。被災地では通常、行っている家畜死体の運搬や化製処理が

困難になっている。岩手県ではそういう場合には市長村の許可を得て、家畜死体を埋却処理が

できるように「岩手県の死亡畜の特例的扱いの通知」が出てます。他県でも確認のこと。

被災地に食料品を円滑に供給する一環として、養鶏農家が事前に保健所に相談した場合は、

GPセンターを経由しないで養鶏農家が鶏卵を出荷できるよう、畜産部と厚労省で協議し了解。

本日、県部長に通知を。

3/15、家畜の飼料を輸送する車両が「緊急通行車両確認標章」の対象に追加されました。

警察庁に感謝。

今回の地震発生に伴い、道路交通網の断裂による配合飼料の遅配や停電によるウィンドレス

畜舎の停止など、家畜飼養に甚大な影響が出ており、現在、関係者が飼料供給等の努力を

してますが、生産者の方々には今暫く堪えて頂きたく、畜産部が技術的な気づきをまとめ。

内容は①配合飼料の給餌を制限する飼養管理方法の留意点、②ウィンドレス畜舎における

停電対策について、③浄化処理施設における停電対策。農水省HP→http://bit.ly/e6O4Xs

3/15 18:15 に、千葉市のHPAI発生農場の殺処分が終了(35,500羽)。

鶏は市内で焼却される。防疫措置は18日に終了する見込み。

防疫作業者284人全員の健康状態は良好。

3/10に米軍三沢基地内(青森県)で回収されたハヤブサは、3/15 強毒のHPAI(H5N1)と確認。

22:28 震度6強(福島県沖)/22:31 震度6強(静岡県東部)

2011年3月16日(水) 発生から108日目、地震発生から6日目

12:52 震度5弱(千葉県東方沖)

5:45 4号機建屋4階付近で火災発生。

午前 3号機から白煙(水蒸気?)格納容器が一部破損した可能性も。

8:50計測: 北西に約20キロ離れた福島県浪江町内の放射線量が、

  1時間当たり255~330マイクロシーベルトに達している

  と一般の人の年間被ばく限度は1,000マイクロシーベルト、同町内の数値は

  屋外にいると3時間前後で限度に近付くことになる。

10:45 正門付近の放射線量が6.4ミリシーベルト/hに急上昇(=6400マイクロ)

11:40 茨城県北茨城市で 15.8マイクロシーベルト/h。

11:44 NHK 30km圏に立ち入り制限

京畿道では、3月13日までに、口蹄疫が発生した道内の19市郡の家畜の移動制限措置が

すべて解除された。

最初に移動制限が解除された加平、金浦は17日から再導入を行うことができ、残りの市郡では

解除のタイミングによっては、遅くとも来月中旬までには家畜の再導入が可能になった。

(導入する家畜が手に入らない、という報道も。)

京畿道では牛は1,207農場の6万7千頭、豚は1,058農場の166万3千頭が殺処分された。

これは、道内の全ての牛の頭数の13.4%、豚は71.0%を占めている。

16日、忠清南道によれば、現在、口蹄疫は道内のほとんどの地域では消えたが、

洪城地域だけは、一日1件程度の疑いの通報が寄せられている。

先月、一日平均3カ所以上で口蹄疫が発生した洪城地域では、先週から発生頻度が著しく

減少し、防疫所も26ヶ所から12ヶ所に減らしたが、14日:2件、15日:1件と疑いの報告

が続き、防疫当局は当惑している。

洪城郡では2月2日以降、養豚場127ヶ所で口蹄疫が発生し、全体の頭数49万8千頭の

10%を超える52,148頭が埋却処分された。

蔚山市は3月5日以降、疑いの報告を含め、口蹄疫が発生していないことを16日明らかにした。

仁川広域市 江華郡は昨年12月以降に口蹄疫が発生した農家14ヶ所について、3月16日から

家畜の飼育を可能にすると14日明らかにした。

江華郡の口蹄疫発生農家は、養豚農家4ヶ所と韓牛農家8カ所、肉牛、乳牛農家が各1ヶ所の

計14ヶ所。江華郡は、これらの農家の清掃消毒の状態を確認した後、異常がなければ16日から

家畜の再導入を可能にする方針。

また、広域市と西区の口蹄疫発生農家6ヶ所については、遅くとも19日には再導入が許可される。

慶尚北道 安東市は、昨年11月29日、初めて口蹄疫陽性判定が出て、豚2万頭が埋却処分された

安東市 ソヒョン里の養豚団地を閉鎖することにした。

安東市はこれを受け、65,000㎡の養豚団地の敷地を買収した後、他の目的で利用することにした。

口蹄疫の発生により、豚の集団飼育に対する近隣住民たちの不満が高かったことを受けた措置。

忠清北道内の8市郡の家畜の移動制限がすべて解除された。

昨年12月27日、忠州で口蹄疫が発生してから79日目。

忠清北道は、8市郡の292農場で口蹄疫が発生し、家畜337,000頭が埋却処分された。

原田 英男 さんのツイート 【畜産関係地震情報3/16】

昨日、全農さんの「北前船」が豚鶏の飼料を載せて志布志→秋田へ。今日は同じく牛の飼料が

苫小牧→酒田・秋田へ(予定)。その他の飼料会社さんも北海道、中部、中国、九州各地から

海路、陸路で東北への回送準備を進めてます。もう少し頑張って下さい。

酪農の状況を整理。東北・関東地域の乳業工場(把握している64工場)の状況:

受乳可能工場35、不可能17、確認中12。宮城、福島に受乳可能工場なし。

一方、工場の設備損壊、停電、紙パック不足、燃料不足により、各メーカーとも出荷量は大幅減。

こうした乳業の操業状況から酪農家の集乳状況も厳しくなっており、宮城は集乳できず、

岩手、福島は集乳再開したが工場被害で出荷できず。茨城は集乳できるが工場被害等で

出荷困難な状況。また燃料不足により集乳車が酪農家に行けない事例も増加。

このため生乳を廃棄せざるを得ない酪農家が増加している状況。この場合、生乳を草地等に

廃棄されるケースがあるが、出荷できない生乳を自己有地に散布することは、周辺の環境や

住民に悪影響を与えない限り差し支えないとのこと(環境省に確認)。

現在、農水省、乳業メーカー、指定団体等で、紙パック工場の復旧、西日本工場での紙パックの増産、

加工乳仕向けの増加、それらに必要な工場用重油や輸送用燃料の確保に向けて、協議しているところ。

飼料については①のような東北への配送努力を続ける一方、被害を受けて停止していた八戸の

飼料コンビナートの電気使用が可能となり、本日、変電所の点検検査で異常無ければ、

飼料工場の試運転→出荷再開も可能に。なお、本日から備蓄飼料穀物の放出を開始。

原発と被災地のニュースは気になりますが、正直、ニュースを追うのが精神的にしんどい。

今は、TVはなるべく見ないようにして、見たい映像があるときだけつけています。

悲惨なニュース映像は、あまり大画面で見ないほうがいいようです。

うちのテレビはそんなに大きくないんですが、特に大画面TVのかたはご注意ください。

最新のニュースはだいたいツイッターで見ているので、新聞の大見出しやでかい写真も

さっとしか見ないようにしています。

美しいものが見たいです。 でもなかなか気持ちが落ち着きません。

2011年3月17日(木) 発生から109日目、地震発生から7日目

日本のHPAI

3/16夜 移動制限区域内の27農場のうち11農場の感染確認検査を実施したところ、

  1農場で6検体中1検体から高病原性鳥インフルエンザが疑われるウイルスが分離。

  3/13の初発農場から約4km。

3/16深夜 千葉市 若葉区(ブロイラー62,000羽)で鳥インフルエンザ H5亜型陽性

  国内24例目、千葉県内2例目。 これでHPAIによる殺処分は約190万羽。

3/17 円相場が1US$ 76円前半に

3/17 9:48~10:01 自衛隊ヘリによる3号機への水投下を4回実施。

  4号機の使用済み核燃料プールには十分な水を確認。

  投下前後で放射線の値にあまり変化なし。

3/17 外部からの送電線の引き込み工事を開始。3/17中の供給を目指す。

3/17 19時過ぎ、警視庁の放水車の放水は3号機に届かず。

3/17 19:35から、自衛隊の特殊消防車が3号機に放水。

17日、慶尚南道 梁山(ヤンサン)市の家畜の移動制限を解除。

原田 英男 さんのツイート 【畜産関係地震情報3/17】

 被災地に食料や飼料を輸送する「緊急通行車両確認標章」の交付について、

警察庁は3/16付けで手続きを簡素化。①目的地を問わず交付、②大型自動車等であれば、

警察署における積載の確認を不要とし車検証の写しでOKに。地元警察署に丁寧に説明すれば…。

 「煮沸牛乳」についてちょっとTL混乱してるので整理。

①「煮沸しただけ牛乳」について厚労省に要請中ですが、事務的に最終確認できてません。

②ただ現行制度下でも、営業許可を持った人が地元保健所の了解取れれば、

農家から直接仕入れた生乳を煮沸して提供可能。

 地域内の酪農家の生乳を地域内の被災者等に提供するなら高速通行用の「緊急通行車両証」は

必要ない。仮に、遠方から被災地に持ち込むのであれば【畜産…3/17①】にあるように

地元警察の判断で…。農家、営業許可所有者、指定団体協力で可能では?

 乳業工場が受乳できないため、食用利用ができない生乳について、養豚農家で飼料利用が

できないか検討してます。養豚農家の皆さんの感触を聞かせて。

リキッドフィーディング実施農家なら即応可能か。どの程度の単価ならOKか、など。宜しく。

 中央競馬会が「東北関東大震災被災地支援競馬」を実施。3/19~3/27までの阪神競馬・小倉競馬。

売り上げの一部を被災地支援に拠出し、馬主等の義援金、レース終了後の騎手等の募金活動、

チャリティーなど。→http://bit.ly/fkkOzI

 育児用調製粉乳の支援状況。岩手、宮城、福島各県からの支援要望18700缶に対して、

30400缶を支援。運搬には水産庁の東光丸、白竜丸、開洋丸の他、自衛隊輸送機を活用し、

22400缶は17日午前中に現地港・空港に到着済み。

 飼料の東北地方への供給。全農:志布志→秋田(豚・鶏用)、谷山→酒田(同)が日本海を航行中。

苫小牧→秋田・酒田(牛用)は時化のため3/18出港予定。商系:志布志→新潟向けチャーター船、

名古屋・岡山・苫小牧→青森向け配送予定。この他、陸送も実施中。

 今後の配合飼料の国内海上輸送力を増強するため、外航船を内航利用できるよう

関係機関と協議を進めているところ。

 酪農家が乳業工場に出荷できない生乳を飼料として利用するため、養豚団体が窓口となって

酪農家とのマッチングを実施した結果、青森、秋田、福島の養豚農家から利用可能との情報があり、

酪農団体と調整中。希望農家が直接、農協等に申し込んでも可能。条件は相対で。

 水産庁漁業調査船・取締船による物資運搬の状況。粉ミルクを運んだ船です。

感謝!農水省HP→http://bit.ly/gFvo5V 物資運搬の様子→http://bit.ly/gcfxk1

原発雑感

1.今回の事態は現実的・コスト的に避けることが難しかったのではなく、

「見たことのない津波」に対する想像力が足りなかったために起きた事態だ。

その後も、2号機の危機は「ポンプの燃料切れに気づくのが遅れたため」、

4号機の危機は「監視が甘かったため」がきっかけで起きたと思われる。(詳細は不明。)

結局、我々の知恵は、原子力をコントロールするには足りなかったようだ。

2.私の少年時代(1970年代)には、原発の安全性に疑いの目を向ける言論が、

世の中にたくさんあったように思う。しかし、政府と原発事業者の長年のPRにより、

国内の言論はすっかり飼い慣らされてしまった。チェルノブイリやスリーマイル島

の事故は例外的なものとされた。結局、批判を封殺したことが、弛緩と破滅を

招いたのかも知れない。マスメディアの崩壊が進む現在、こうした事態は、

ほかの分野でも起きるかも知れない。

3.今後日本で原発が新設されることは当分ないだろうから、それを補うのは省エネと

マイクロガスタービン、燃料電池などの分散型電源がいちばん望ましい。(+αとして、

太陽光、太陽熱、地中熱利用なども。)しかし、敷地に余裕がない日本の都市では、

あらかじめ計画せずにこうした設備を置くのはなかなか難しい(たいていの用途では、

発電によって生じるお湯は余ってしまうだけだ。)なので、そうした転換がそれほど

早くできるとは期待しないほうがいい。電力供給の回復が長引けば、経済へのダメージ

は大きいから、原発事故の成り行きと共に今はそれがいちばん気がかりだ。

2011年3月18日(金) 発生から110日目、地震発生から8日目(1週間目)

13:55 から約40分、自衛隊の特殊消防車が3号機に放水。

3/19 0:30amから約30分、東京消防庁の特殊消防車が3号機に放水。

韓国の口蹄疫

江原道 横城郡は埋却地近くの地下水の170ヶ所を調査し、塩素イオン、アンモニア態窒素、

硝酸態窒素、総大腸菌群など4項目の水質検査を江原道保健環境研究院と原州地方環境庁に

依頼した結果、83ヶ所で汚染があり飲料水として不適合と調査されたと18日明らかにした。

3/15、礼山郡の口蹄疫防疫所は全て撤去された。

家畜の移動制限も、発生農場を除き、3/14に解除された。

江原道は、襄陽郡の防疫区域内の豚の農場の移動制限解除のための臨床検査の

結果異常がなく、昨年12月21日、平昌郡で発生した後、87日ぶりの3月18日、道内で

口蹄疫が発生した13市郡全地域の家畜の移動制限をすべて解除した。

移動制限の解除は、発生市郡ごとに最終発生日から3週間が経過した後に、臨床検査を実施し、

異常がない場合に解除する手順で行われ、牛などの偶蹄類の家畜は2月20日の三陟市など

4つの市郡を皮切りに、3月9日、鉄原郡を最後に解除が完了しており、豚は2月12日の平昌郡を

皮切りに、3月18日、襄陽郡が解除され、解除が完了した。

原田 英男 さんのツイート 【畜産関係地震情報3/18】

 「沸かし牛乳」について、3/17付けで厚労省食品安全部から県への通知文書「被害地域に

おける生乳の取扱いについて」が発出されました。「避難所等において生乳を加熱して飲用

する場合は営業許可の対象ではありませんが、次の点に留意の上、指導形お願い」

留意点:①生乳到着後速やかに加熱を、②加熱前に保管する場合は10度以下で保管、

③十分な加熱を、④加熱後は速やかに消費し加熱後の保管は避ける、全て語尾に「すること」

を補完してね。「営業許可の対象でない」と言う見解は初めて。

 3/17厚労省は「放射能汚染された食品の取扱いについて」自治体に通知。「食品衛生法の

観点から、当分の間、原子力安全委員会より示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る

食品について食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがないよう

販売その他について十分処置されたい」と言うもの。厚労省HP→http://bit.ly/g1PtOZ

県への通知文書→http://bit.ly/e2ZgzL 農水省は検査協力を行うことに。

2011年3月19日(土) 発生から111日目、地震発生から9日目

東京消防庁の特殊消防車が約13時間連続で3号機に放水。(20日3:40am終了)

5号機と6号機の使用済み核燃料プールの冷却機能が回復。 順調に温度低下。

茨城県の露地ホウレンソウと福島県の原乳から基準値を超える放射性物質を検出。

18:56 茨城県北部で震度5強。

韓国の口蹄疫

埋却対象の家畜 3,479,312頭全ての埋却が完了した。

残存物の処理も、6,038農場?全てを完了。

3/3以降、新たな地域での発生はない。(公式の陽性数150件)

2011年3月20日() 発生から112日目、地震発生から10日目

8:20から約1時間、自衛隊が4号機に放水。約80t。

警察庁正午のまとめで、死亡・行方不明者合計20,405人。

3号機圧力容器の圧力が高まったため、気体放出を計画したが、その後、安定したため

  16:00頃いったん放出は見合わせとなった。

  政府は17:00頃、「午前8時ごろ、福島第1原発3号機で炉内の温度が三百数十度に

  なり圧力が上昇した。」と公表。

17:30頃、2号機に外部の電力が通電。

リビアに英、米、フランス、イタリア、カナダが軍事介入。

フランス空軍機による地上攻撃に続き、軍艦から112発の巡航ミサイルを撃ち込む。

昨日から、福島県、茨城県の原乳や野菜から、基準値を超える放射性物質が検出されている。

今のところそれほど問題になる値ではないが、もしメルトダウンが起これば、風下側では、

かなり長距離の範囲まで、農産物(特に畜産物)は出荷禁止になるようだ。

Houshanougumo

放射能雲の下のリーズとブラッドフォードというブックレットを、1988年に、

英国リーズ市が出版している。(1995年改訂版、1999年非核ネットワークから日本語版)

リーズ、ブラッドフォード両市は、ヘイシャム原発から83~90km、セラフィールド再処理工場

から135~146kmに位置している。このブックレットは、このそれぞれで最悪の事故が起きた

場合を想定して書かれている。内容は多岐にわたっているが、農産物に関しては、

「セラフィールドで事故が起きた場合、最初の1年間、そこから750キロまでの地域

(全ヨークシャーを含む)で取れた野菜の消費が禁止されるだろう」

「ヘイシャムとセラフィールドで深刻な事故が起きた場合、ヨークシャーで生産される食肉

は10年以上、消費が禁止されることとなる。」

とされている。

2011年3月22日(火) 発生から114日目、地震発生から12日目

10:35 4号機に受電

11:20 1号機の圧力容器温度上昇(15:30には約400度)

14:10 3号機に東京消防庁による連続放水(約150t)(~16:00)

16:07 2号機使用済燃料プールへ東電消防車により注水(約18t)

17:17 4号機に、コンクリート圧送車による放水(150t)

19:41 5・6号機ポンプ類をすべて外部電源に切替え完了

21:40 3号機原子炉格納容器(D/W)の圧力ゼロ(D/S)

22:46 3号機中央操作室の照明が点灯

韓国の口蹄疫

3/22、慶尚南道 金海地域の非発生農家の移動制限を解除。 3/3以降発生がなかった。

口蹄疫が発生し、家畜を埋却した農家は、埋却してから3週間が経過したら、臨床検査や

血清検査を経て、問題がなければ、家畜の移動制限が解除される。金海地域では、3/9に

最後の埋却があったため、30日頃に完全に解除されるとみられる。

非発生農家は移動制限の解除に伴い、再導入が可能。 口蹄疫の発生農家は、移動制限を

解除した後、30日が経過した後、ウイル​​スの確認検査を経て、口蹄疫の危険がない場合は

再導入が許可される。

 22日、農林水産食品部によると、口蹄疫がピークだった今年1月には、全国で(1日)10万頭に

達した口蹄疫による殺処分数が、20日には一頭もなく、口蹄疫がついに収まったのではないか

という期待を生んだ。

しかし、21日一日で、またしても豚139頭が殺処分・埋却され、この期待は水の泡となった。

 昨年11月29日に口蹄疫の発生が公式確認された後、21日までに殺処分された家畜は

総計 3,479,513頭 (牛 150,871頭、豚 3,317,864頭)に増加した。

 殺処分頭数は、3月14日 89頭、15日 353頭、16日 35頭、17日 294頭、18日 265頭、19日 62頭

2011年3月23日(水) 発生から115日目、地震発生から13日目

3/23 7:12 震度5強(福島県浜通り)、7:34 震度5強(福島県浜通り)

3/23 18:55 震度5強(福島県浜通り)

原子炉の外側の表面温度を計る温度計が復旧。(3号機は19日朝、1・2号機は20日。)

02:33 1号機圧力容器に「消火系ライン」に追加で「給水ライン」からも注水

    14:00に1号機の圧力容器温度は322度に低下

10:00 4号機に、コンクリート圧送車による放水(130t)

11:00 3号機に東京消防庁による放水(35t)

16:20 3号機東側から黒い煙。(放射線値はあまり変わらず。)

17:24 5号機残留熱除去系ポンプが停止(24日予備機に切替え予定)

福島県産の葉物野菜について、摂取の見合わせを呼びかけ。

茨城県の農林水産物の検査結果→畜産物(牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵)も検査し、安全であると

確認とのこと。茨城県HP→http://bit.ly/fbZX6K (原田 英男 3/23)

東京都金町浄水場の水道水で、ヨウ素131が乳児の基準超え。乳児に限って摂取制限

22日9時:210ベクレル/L、23日9時:190ベクレル/L、これに対し、3/17の暫定基準

大人の基準値は300ベクレル/L、1歳未満の乳児の基準値は100ベクレル/L

(注:粉ミルクの調乳は、硬水のミネラルウォーターを使わないこと:軟水ならok)

但し、WHOガイドライン(2004年)のガイダンスレベル(リンク先pdf 230p/P番号203p)

では、大人も乳児も 10ベクレル/L である。

東京電力は23日、東電福島第一原発の原子炉建屋の約1.5km西にある正門付近で、

これまでに2回だけ計測されたとしていた中性子線が、12~14日に計13回検出されていた、

と発表した。 観測データの計算ミスで見落としていたという。

中性子は検出限界に近い微弱な量だった。(3月23日  読売新聞)

飯館村(北西40km)地点の土から、セシウム137が163,000Bq/kg 検出。通常の1,600倍

3/18~3/22に採取して分析。

(米エネルギー省は22日、福島第1原発事故で放出された放射性物質により、放射線量が

 高い帯状の地域が北西方向に約25キロ広がっている との観測結果を発表している。)

韓国の口蹄疫

 韓国政府は大規模農家を対象に、畜産業許可制を段階的に導入する案を進めることにした。

 また、口蹄疫とAI(鳥インフルエンザ)の拡散が懸念される場合、初期の段階から、化学兵器

部隊を投入し、また効率的な防疫推進のために、国立検疫検査本部(仮称)を設置することにした。

 23日、複数の与党関係者によると、政府は、党政協議を経て、24日、こうした内容を骨子にした

『家畜疾病防疫体系の改善方案』を口蹄疫対策として発表する予定だ。

 畜産業許可制は孵化業と種畜業、精液などの処理業、主要な畜種の大規模農家から段階的に導入し、

小規模農家は、許可の対象から除外した。ただし、小規模農家でも、義務的に教育を受けなければ

ならない。

 政府は、優良品種の家畜を育てる種畜場周辺では、家畜の飼育を制限する案も推進することにした。

 口蹄疫などの危険段階が一定水準以上であれば、化学兵器部隊を投入する案も含まれている。

 政府関係者は「口蹄疫は、目に見えない微生物との戦争で、迅速に統制可能な防疫人員を投入

しなければならない」とし、「初期段階からの兵士を投入すると、人自体が感染源になり、役割を

果たせなくなるだろう」と述べた。

 また、許可の対象となる畜産農家は、家畜の殺処分に備えて、埋却地を確保していなければ、

当局の許可を受けることができなくなる。

 防疫業務を効率的に推進するため、政府は、獣医科学検疫院、植物検疫院、水産物品質検査員

などを統合した国立検疫検査本部も設置することにした。

 このほか、▲飼育頭数の総量制に先立ち、地域別の栄養素?の総量制をまず導入 ▲畜産農家の

海外旅行の管理システムを補完 ▲口蹄疫・AI発生時の、畜産関連車両の移動制御 ▲抗生物質

誤乱用防止のための獣医処分制度導入などの内容も含まれていることがわかった。

 しかし、ハンナラ党は、政府の口蹄疫対策のうち畜産業許可制の導入や、国立検疫検査本部の設置

など、一部の内容に反対しており、党政協議の過程で難航も予想される。

先日から原発周辺に置き去りにされた家畜の話なども目にしていますが、ちょっと書く気が

しないのでスルーしています。原発事故の場合、避難までの時間的余裕はないですし、

受け入れも困難でしょうから如何ともしがたいようです…。

先週から、関東周辺の農産物から基準を超える放射線が検出されていますが、

降雨があると放射性物質の降下も大きくなります。 先日紹介した

放射能雲の下のリーズとブラッドフォード(1995年、英国リーズ市)

(原著)Leeds and Bradford Under a Cloud:
The Effects on Leeds and Bradford Districts of a Nuclear Accident

には、こんな図が出ています。(p.17)

Kouu

事故時に降雨があると、地上に放射性物質が降下し、長期にわたって放射線を

出し続けることになります。 今、第1原発の北西側に、帯状に放射線の強い地域が

観測されていますが、このような現象があったのかも知れません。

また、今のところ何とか最悪の事態には至っていませんが、このブックレットによると、

さらに重大な事故に至った場合、農業の被害はかなり広範囲に及ぶようです。(p.25)

Shokumotsu

特に畜産への影響は大きく、風下側の帯状地域では、500km離れた場所でも、

牛肉は5年程度食用禁止となる可能性があるとされています。

今日は、東京の浄水場でも放射性物質が基準値を超えてニュースになりましたが、

大量の水を、離れたところから供給するのは事実上無理ですから、水の汚染については

あきらめるしかないでしょう。

霧島連山・新燃岳メモ

3/22、入山規制範囲を火口から3キロ以内に縮小。

110323_0827

3/23 8:23 13日以来10日ぶりに小規模噴火。噴煙1,000m以上。

2011年3月24日(木) 発生から116日目、地震発生から14日目

3/24 8:56 震度5弱(茨城県南部)

3/24 17:21 震度5弱(岩手県沖)

23日夜、SPEEDIの計算結果が公開

110323_speedi

下の図は、米国エネルギー省の上空からの調査結果

110322_nnsa

この2つの図の重ね合わせ http://yfrog.com/hsnekwj

3/24 2:40 4号機プール水温100℃

3/24 5:35 3号機使用済み燃料プールへ注水

3/24 1号機格納容器の圧力が高まる http://plixi.com/p/86405033

3/24 11:30 1号機中央制御室の照明点灯

3/24 昼過ぎ 3号機タービン建屋B1で作業員3人が被曝。この建屋のB1と1Fから待避。

  被曝した場所の水の表面の放射線量は400,000μSV/h

3/24 14:36 4号機にコンクリート圧送車による放水

3/24 16:35 故障した5号機の海水ポンプを交換して運転再開

3/24 18:00 共用プールの冷却ポンプを外部電源で起動。(23日18時の水温73℃)

韓国の口蹄疫

23日、忠清南道によると、今月19日から23日までの5日間、口蹄疫の疑い届出が受理されておらず、

『口蹄疫の事態』が終息したのではないかという期待が慎重に出ている。

当局は口蹄疫は完全に小康局面を見せているが、防疫帯内のウイルスが完全に消えたわけではない

とみて、防疫作業に総力を傾けている。

ユジョンボク農林水産食品部長官は24日、口蹄疫の事態について、「事実上の終了局面だ」と

明らかにした。

政府は口蹄疫発生116日目の24日、『深刻段階』だった口蹄疫の危機警報を『警戒段階』に

下方修正した。口蹄疫の事態が明らかな鎮静傾向を見せているという判断による。

口蹄疫はこれまで11市道の75市郡で150件が発生。 ソウル、光州、全南、済州など4市道を除く

12市道、81市郡で家畜の埋却処理が行われた。

家畜別では、牛 150,871頭、豚 3,317,864頭、ヤギ 7,535頭、シカ 3,243頭など、

6,250農場計 3,479,513頭の家畜が埋却された。

豚の場合、昨年12月の基準(988万1千頭)の33.6%、牛は昨年12月(335万2千頭)の4.5%ほどが

埋却処理された。

しかし、23日と24日は全国で埋却された家畜が一頭も発生していない。

埋却処理と口蹄疫の拡散防止のために、莫大な人員と装備が投入された。

公務員 489,140人をはじめ、兵士 338,862人、警察 146,158人、消防公務員 306,157人、

民間人693,738人の計 1,974,055人が「口蹄疫との戦争」を行った。 この過程で防疫作業に

参加した公務員8人が命を失った。 掘削機は 17,998台が動員された。

口蹄疫による財政の所要額も莫大で、埋却補償費1兆8000億ウォンを含めて3兆ウォン近く

になると農食品部は明らかにしている。

 韓国政府は24日午後、 『家畜疾病防疫体系の改善と畜産業の先進化方案』を発表した。

主な骨子は、●来年から大規模農家の畜産業許可制の導入。●口蹄疫など家畜の病気の発生後

ただちに危機警報最高の段階である『深刻』に相当する強力な防疫措置を実行。

●防疫能力強化のため、国立獣医科学検疫院、国立植物検疫院、国立水産物品質管理院の3つの

検疫検査機関を統合した『農林水産省検疫検査本部』(仮称)の設立。

 同時に、中央政府と地方自治体、郡間の協調を強化するために、官民合同の

『家畜伝染病機動防疫機構』を新設し、一定規模以上の家畜疾病発生時に、この機構を緊急投入し、

軍部隊による初動の支援も制度化することにした。

 これとともに、新しいタイプの悪性の家畜の病気の発生時には、その農場だけでなく、

全国の糞尿。飼料車両などについて、一定期間の移動を制御する方針。

 政府はまた、外国からの口蹄疫の流入遮断のために、海外旅行から帰国の際、消毒対象を

畜産農家と畜産関係者から一般国民にまで拡大することにした。ただし、普通の人々は、

発生国の畜産施設の訪問が確認された場合にのみ、これを適用する。

 畜産農家の防疫意識を高めるため、畜産農場に出入りするすべての車両と同乗者の消毒や

履歴の管理が義務化され、農場への外国人労働者を雇う場合は、報告および予防教育、消毒が

やはり義務化される。

 同時に、感染家畜の埋却に伴う環境問題を最小限に抑えるために、埋却に加えて、焼却、

化学処理などの方法を積極的に推進し、既存の埋却地については、区域別に担当者を指定し、

3年間継続的に点検することにした。

 政府はまた、ワクチン接種清浄国の早期獲得のために、常時、予防接種後の感染家畜のみを

処理する一方で、来年中に構築する国の動物防疫の統合システム(KAHIS)内に、口蹄疫の

ワクチン接種管理システムを運営し、これとは別にワクチン接種専門の研究センターも設置する。

 併せて農畜産物搬入管理システムも強化し、一時的に実施した一斉点検を、今月から常時

一斉検査(1日2回)システムに転換し、家畜疾病関連の韓日共同研究委員会を設立するなど、

国際協力も強化することにした。

 しかし、議論の的だった『地域別頭数総量制』は、今回の先進化方案から除外された

きのう、真山仁の小説「ベイジン」(幻冬舎文庫)の終盤部分を読み返しました。

地震後はなかなか読み返す気になれなかったのですが、読み返してみて、

改めて良く取材してあるなぁ、と思いました。 たとえば、

 「我々が原子炉の暴走を停められなければ、世界中の原発が止まるかも知れません」

 「原発はね、全て繋がっているんです。北京五輪の合い言葉であるワン・ワールド、
  ワン・ドリームそのものなんです。」

 「安全に停まれば、原発に託した我々の希望は、ギリギリのところで踏みとどまれるんです」

など、初読時に気づかなかったような台詞が、実感を持って迫って来ました。

(残念ながら、福島では踏みとどまることはできませんでしたが…。

 でもこれ以上は食い止められるよう祈っています。)

2011年3月25日(金) 発生から117日目、地震発生から15日目

Daily Mail (3/24) 原発内での作業の写真

9:00 原子炉建屋の水が大物搬入口から一般排水口に流れた形跡。

15:37~ 1号機に真水の注入。 18:02~ 3号機に真水の注入。

3号機タービン建屋に溜まった水は、3,900,000Bq/cc。

  通常運転時の原子炉内の水の10,000倍。

  (セリウム144が220万Bq/cc、ヨウ素131が120万Bq/cc)

3号機タービン建屋γ線核種分析結果
http://www.meti.go.jp/press/20110325001/20110325001-2.pdf

10:30 原子力安全・保安院は記者会見で、

  「3号機では原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」

政府は20~30km件に自主避難を促すとし、強制ではないが事実上の避難指示。

原田 英男 さんのツイート【畜産関係地震情報3/25①~⑥】

原子力発電所事故による出荷制限などの損害に対しては「原子力損害賠償法」に基づいて

事故原因者の東京電力の責任になります。更に巨大な天変地異の場合は政府も必要な措置を

講ずることになります。今回、出荷制限の指示に当たっては、この賠償制度を前提にしてます。

JCO東海事業所事故の際の賠償基準は ①売上高減少、②返品、廃棄処分、③キャンセル、

④イベントの中止、⑤特別な費用(放射線検査料、風評被害防止払拭のためのキャンペーン経費等)、

⑥いわゆる風評被害(一定期間、一定区域に限定)等が。

JCOの際は約8018件の賠償請求、取下げ1035件、補償対象件数6983件、合意件数6980件となり

(合意率99.9%)、合意金額151.8億円。当時は「東海村農産物損害賠償協議会」を組織して

交渉に当たり、事故から3ヶ月に請求額の1/2を仮払い。

なお、自主的に出荷を自粛している場合でも、原子力発電所の事故との間に、相当の因果関係

が認められれば、損害の程度に応じた補償の対象になると思われます(JCOの事故でも

一定程度認められているとのこと)。

従って農家の皆さん(農家だけではないけど)は、「損害は補償される」との前提で

「証明は自らする」ために、前年までの営業収入や所得、事故以降の被害金額見積もり、

廃棄量、その証拠(写真等)などの証拠書類や伝票を整理するなどの準備を。

また農業団体等は、早急に農家のための連合訴訟団(賠償請求協議会など)を組織し、

農家がなすべき準備を指導するとともには、東電に対して窓口を開くよう要請するなど、

現実的な行動に着手された方が良いと思います。

韓国の口蹄疫

北朝鮮は口蹄疫を封鎖するために必要な手段(ワクチン)と関連機器の緊急支援を要請した

FAOが24日公表。FAOは、北朝鮮で人材を訓練し、物資の供給やインフラ構築、監視-

報告-対応の体制を確立するために100万ドル程度が必要だと推算した。

 韓国政府は、『口蹄疫白書』の作成を始めている。 過去にも口蹄疫の白書は作成されたが、

事態の顛末について客観的かつ綿密に記録されず、今回、口蹄疫が発生したとき、事態の解決に

あまり役立たなかったため、批判が多かった。

 このため、農林水産食品部は、今回の白書作成を農村経済研究院に依頼しており、まず、

官との共同委員会を構成してデータの収集と執筆に乗り出した。

 農食品部は「今回の白書では、すべての事実を客観的に記述し、厳正な評価と分析が行われる

ようにして、将来の教訓にするようにすること」と述べた。

韓国のHPAI

慶尚北道 永川市(ヨンチョン市)瑞山洞(産卵鶏18,000羽)で、高病原性鳥インフルエンザ

  (H5N1)確認。(51件目) 報告は3/22。 HPAIの確認は3/8以来16日ぶり。

  地図:http://map.konest.com/dloc/480403/375808/11?ln=1

  この農場の17,900羽と近隣の農場20,500羽の計38,400羽と、500m以内の1農場の

  鶏32羽を殺処分。 これまでの発生農場との疫学関係は見つかっていない。

  慶尚北道での発生は星州郡に次いで2件目。これで発生は6市道、24市郡。

2011年3月26日(土) 発生から118日目、地震発生から16日目

累積放射線グラフ3/25(福島、南相馬、東京)http://expres.umin.jp/fukushima/0325.pdf

1号機タービン建屋の地下に溜まった水も、3号機とほぼ同じ濃度の放射性物質。

3号機、1号機タービン建屋の高濃度の放射性物質を含む水の排水を行う方針。

10:10~ 2号機に真水の注入。

放水口の南330mの海水から国の基準の1,250倍のヨウ素131が検出。(25日8:30採取)

16:46 2号機の中央制御室の照明が点灯

原田 英男 さんのツイート【畜産関係地震情報3/26】

① 3/25官房長官会見「出荷制限で直接出荷できないことにより被害を受けている皆さん

に対しては、政府として、あるいはまずは一義的には東電として補償することになっている。(続く)

② そうした対象でなくても、現に出荷が事実上できないということで影響を受けている農家、

畜産家の皆さんがいらっしゃった状況。最終的にいくらぐらい、どう補償するのかという

枠組みには一定の期間かかると思うが

③ 何らかの方で補償がなされるという見通しがあるものについては、‥農畜産関係の

金融機関もあるので、そうした間の繋ぎについて、‥現に現金収入が途絶えている方が

少なからずいる中で、そうした対応が可能である余地があるということで農水省に検討を指示。

④ では、農家は東電の補償を受けるためにどんな準備が必要か。最終的な補償の範囲は

原子力損害賠償法に基づき、今後「原子力損害賠償紛争審査会」が定める「原子力損害賠償の

範囲の判定の指針」に基づいて判断されることに。JCOの時もそうでした。

⑤ でもこの指針が明らかになるまで時間もかかるでしょうから、現段階で農家の皆さんが

どんな準備ができる考えて見ましょう。証明すべき事柄は(1)売上減少額や実損額、

(2)返品された場合の実損額、(3)生産物や在庫商品を廃棄した場合の補償額や処分費用、

(4)資金借入の金利等

⑥ なので、これらが明らかになるような証拠書類を保管する必要があります。

JA等が農家毎に取引記録を整理しておけば、農家の手間は省けるかもしれません。

取引先がJAだけでない場合は、それぞれの会社に記録整理を頼んでおきましょう。

具体的な証明書類は以下のようなもの。(1)資材購入した場合の領収書・購入伝票、

(2)収穫できなかった農作物、給与しなかった飼料の量が分かる写真や作業日誌、

(3)出荷停止となった農畜産物に係る過去の生産量の記録、納品台帳、出荷伝票、

回収・処分した場合の領収書

⑧ (4)在庫や生産物の処分に係る領収書、畑等に廃棄した場合は、廃棄量の記録、

作業日誌など。(5)家畜の能力を示す証明書や飼養管理に係る記録、(6)自給飼料に

ついても飼料作物作付け面積など(写真や作付け台帳など)です

⑨ 損害賠償請求に必要な書類は出荷制限がかかった地域のほか、地震の被災地域で、

今後実施されるであろう農畜産業関係の所得保証や補助事業でも必要になるでしょう、

と申し添えます。

⑩ 飼料関係は北東北共通。九州や北海道からの飼料運搬船のピストン輸送、八戸や

花巻工場の在庫飼料供給、八戸港の受け入れ再開で徐々に飼料供給力は回復。

今後、外航船による宮古港、釜石港などの利用を検討。

⑪ 岩手県:県内の全乳業工場14施設が稼働可能となり、徐々に改善。24日以降、

生乳廃棄はほぼ解消。ブロイラーは津波等の直接被害と飼料・燃料切れで1割以上が死亡。

食鳥処理場の稼働状況悪化で(燃料切れ)更に淘汰予定もある。食肉処理は通常操業に復帰。

⑫ 宮城県:乳業工場は県内全9施設のうち3施設が再開したが、多くの酪農家で生乳出荷

できない状況。食肉流通公社のと畜場が再開。当面は豚のみ1000頭/日。

3/29から牛も受け入れ再開予定。

2011年3月27日() 発生から119日目、地震発生から17日目

2号機タービン建屋地下に溜まった水は、通常の原発運転時の炉内の水の

  放射線値の1,000万倍。 (29億Bq/cc)

  →夜になり、約10万倍に訂正

  この場所の空間線量は1,000,000μSV/h(=1SV/h)超

3/27 タービン建屋地下溜まり水の測定結果  http://bit.ly/hlw2Ka

同、修正版  http://www.meti.go.jp/press/20110328001/20110328001-2.pdf

放水口の南330mの海水から国の基準の1,850倍のヨウ素131が検出。

  (26日14:30採取、74Bq/cc)

3号機、4号機使用済み燃料プールに放水(3号機100t、4号機125t)

2号機タービン建屋の地下で、高い放射線量が検出されたのは3/18のことだが、

そのことは3/25まで公表されなかった。(政府に対しても?)

2号機の圧力抑制室が破損したのは3/15の朝だが、これによって、格納容器外への

高濃度の放射性物質の漏出が始まっていたようだ。

また、1号機、3号機では、原子炉とタービン建屋をつなぐ配管のどこかから

高濃度の放射性物質が漏出しているようだ。

「格納容器の外には、簡単には出て行かない」と言っていたいわゆる専門家の見解は、

気休めでしかなかったのだろう。

韓国の口蹄疫とHPAI

3/23以降、口蹄疫による新たな埋却はし。

家畜の移動制限も忠清南道 保寧(ボリョン)市、洪城(ホンソン)郡 の2市郡

以外はすべて解除された。

京畿道 利川市 栢沙面 牟田里(http://map.konest.com/dloc/353518/522608/10?ln=1

の埋却地周辺の地下水から、家畜死体由来の物質による地下水汚染が初めて検出

検査は2月に実施。3/27公表。ここでは1/18に豚9,016頭が埋却された。

鳥インフルエンザによる殺処分は269農場、約6,271,000羽

2011年3月28日(月) 発生から120日目、地震発生から18日目

3/28 07:24 震度5弱(宮城県沖)

経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の11日夜、東京電力福島第1原発事故

  に関して、3時間以内の「炉心溶融」を予測していたことが27日、分かった

3号機から盛んに水蒸気。使用済み燃料プールから?

2号機の汚染水の回収方法「目処がたたない」

2号機タービン建屋の水は「一時溶融した燃料と接触した格納容器内の水が

  なんらか経路で直接流出してきたものと推定」(原子力安全委員会)

  http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan020/siryo1.pdf

福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えて

  いるとの試算を京大助教が試算。(京都新聞

3/27 15:30頃、1~3号機タービン建屋外のトレンチの立坑に水が溜まっていることを

  確認したことを、3/28夕方に東電が公表。水表面の線量は、1号機が400μSv/h、

  2号機が1,000,000μSv/h 以上。 3号機については、がれきが障害となり測定不能。

原田 英男 さんのツイート(3/28)

【OIE情報】オランダにおける高病原性鳥インフルエンザ(弱毒タイプ)の発生について。

発生日3/22、確定・報告3/25。家きん農場(127,500羽)での発生。H7N1亜型

全羽殺処分。ワクチン接種は禁止。

福島第1原発の状況は、じりじりと悪化している。 日本人には、どうやら長い戦いになりそうだ。

真剣に放射線の影響を考えるならば、この松永 和紀 さんのブログのように、

「自分で計算しよう!」ということになるのだろうけど、まぁでもふだんカロリー計算だって

しないのに、いちいちそんな面倒なことできるわけがない。もうちょっとおおまかな

やり方を考える必要があるかな…。

2011年3月29日(火) 発生から121日目、地震発生から19日目

第1原発敷地内でプルトニウム検出。(今のところ微量)

2号機タービン建屋地下の溜まり水は3,000t、2号機配管トレンチの溜まり水は約6,000t

あり、処理は困難。といっても、炉心に冷却水を送り込むのを止めるわけにもゆかず、

このままではあふれ出すのは必至?

家畜伝染病予防法改正案が29日、参院本会議で可決、成立した。

日本のHPAI

3/29 0:00 奈良、宮崎で移動制限解除。(残る移動制限は千葉市:3/15 0:00解除予定)

3/28 徳島県東みよし町(オシドリ1羽)でH5亜型陽性。死体回収は2/17。

北朝鮮の口蹄疫

 北朝鮮は昨年12月から発生している口蹄疫のまん延防止について、国際社会に支援を

要請したが、まだ支援は行われず蔓延しているとアメリカVOA放送が29日伝えた。

 国際機関の匿名の関係者は、この放送で「北朝鮮政府は国連食糧農業機関(FAO)と

国際獣疫事務局(OIE)に口蹄疫が蔓延していると伝えた」とし「北朝鮮はただちに

拡散状況を記した報告書を追加で提出すると聞いている」と述べた。

 放送によると、FAOおよびOIEは、先月28日から9日まで訪朝して口蹄疫の実態を

調査しており、3月24日には北朝鮮に支援する口蹄疫対策資材の確保との関連人員の

訓練のために100万ドルが緊急に必要だと国際社会に訴えたが、今のところこれに対する

援助金はない。

 VOAは、「支援が行われることになっても、口蹄疫のサンプルを採取し、ウイルスの

種類を確認した後、対策を決定し、実行するには時間がかなりかかるだろう」と見通した。

2011年3月30日(水) 発生から122日目、地震発生から20日目

11:00 原子力安全・保安院によると、福島第1原発付近の海水の放射性ヨウ素は

  法定濃度限度の3,355倍130,000Bq/Lのヨウ素131(3/29 13:55採取)

  セシウム137も、これまでで最も高い、基準値の352.4倍32,000Bq/L

韓国の口蹄疫

 アンフイジョン忠清南道知事は29日、「今週末まで、洪城での口蹄疫の追加発生が

ない場合、臨床検査などを経て、家畜の移動制限措置を解除する予定」と明らかにした。

 知事は29日午後、道庁で行われた記者懇談会で「3月18日、洪城で、口蹄疫の疑い届出が

受理された後、現在まで口蹄疫の疑い例は発生していない」とし、このように述べた。

 忠清南道は、1月2日の天安を皮切りに、保寧、唐津、礼山、公州、牙山、燕岐、論山、

洪城、泰安の10市郡で16回口蹄疫が発生し、427の農家が飼育していた偶蹄類466,150頭

(豚 463,726頭、牛 2,298頭、鹿と山羊 126頭)が殺処分・埋却され、今月26日までに、

洪城を除く9市郡の家畜の移動制限措置が解除された。

(注: 洪城が解除されると、全国すべてで解除されたことになる。)

口蹄疫で殺処分埋却された江原道横城・原州地域の大規模な養豚場の近隣地域の

住民たちが豚の再導入に反対し、移転を要求しており、摩擦が懸念されている。

日本のHPAI

鹿児島県は、高病原性鳥インフルエンザ防疫対策マニュアルを完成させ、

29日、県ホームページで公表した。

http://www.pref.kagoshima.jp/sangyo-rodo/nogyo/tikusan/topics/hpai-manual.html

原田 英男 さんのツイート【畜産関係地震情報3/30】

① 原乳と野菜の出荷制限の整理表。新聞でも混乱してるので確認を。原乳は福島、茨城で。

茨城、栃木、群馬の野菜はホウレンソウとカキナのみ(茨城はパセリも) 。

制限ないものまで避けないでね。→ http://bit.ly/gGPfxz

【OIE情報】中国・新疆ウイグル自治区で3/19口蹄疫発生。OIE報告は3/28。

養豚(205頭・死亡が25頭)、O型。新疆ウイグル自治区では2/19以来の発生。

【鳥インフルエンザ関連情報】3/30米国大使館から農水省に、米国ミズーリ州

弱毒タイプの鳥インフルエンザ(H7亜型)の抗体陽性事例を確認したとの報告を受け、

同州からの家きん・家きん肉等の輸入を停止。→ http://bit.ly/fgi0i3

2011年3月31日(木) 発生から123日目、地震発生から21日目

3/31 16:15 震度5弱(宮城県沖)

福島第1原発付近の海水(1~4号機の放水口の南330m地点)の

  ヨウ素131は、法定濃度限度の4,385倍180,000Bq/L (3/30 13:55採取)

  セシウム134は、基準値の783.7倍、セシウム137は、基準値の527.4倍

3/15の爆発以降は、大気中への放射性物質の拡散はさほどないようだが、

海と地下水に対しては、激しい汚染が続いているようだ…。

韓国の口蹄疫

 中央災害安全対策本部は31日、口蹄疫の埋却地整備補修工事が滞りなく終了し、

活動を終了すると発表した。

 昨年12月29日から運営された災害対策本部は、1月24日から3月4日まで、​の3回に

わたって埋却地4,199ヶ所を全数調査して、整備補修が必要な417ヶ所の補強工事をした。

 その後、地方自治体がすべての埋却地を再確認した結果、すべての整備補修は

滞りなく終了し、中央災害安全対策本部は93日ぶりに活動を終えた。

原田 英男 さんのツイート

【OIE情報】台湾台南県で口蹄疫発生(O型)。発生は3/21、報告は3/30。

台南市の市場のと畜前検査で足に病変のある豚を発見。出荷農場へ立入検査したところ、

他に15頭が同様の症状(ELISA+ウイルス分離ーPCRー)30頭は3/21殺処分。

残りの同居豚は殺処分せず移動制限。

2011年4月1日(金) 発生から124日目、地震発生から22日目(3週間目)

4/1 19:49 震度5強(秋田県内陸北部)

1号機付近の地下15メートルから採取した地下水から、430,000Bq/Lのヨウ素131が

検出。国の基準値の約10,000倍。(3/30 11:10採水)

西北西におよそ30キロの浪江町の地点で採取した土を分析した結果、セシウム137が

1キログラム当たり29万ベクレル検出。通常の2,900倍。(3/30 10:50採取)

1日の閣議で、東北地方太平洋沖地震がもたらした災害の呼称を

東日本大震災」とすることを決めた。

韓国の口蹄疫

 江原道、京畿道の家畜農家によると、寒い天気がゆるんできたこのごろ、

真冬の間移動が禁止された家畜ふん尿からの悪臭がたっているが、糞尿は

あまりにも多くの量があり、堆肥・液肥として適切に処理できていない。

家畜を殺処分した農場内には、埋め立てようにも土地に余裕がない状況だ。

 江原道 洪川郡 北方面では、畜産農家は、口蹄疫による移動制限が解除されたが

いまだに 村の入口で部外者の出入りを防いでいる。農家ごとに用意された

堆肥保存施設には数百トンずつの糞尿が積まれている。

 畜産農家キム某さん(54洪川)は、「冬の間、堆肥を出すことができず

なく約2,500頭から出てくる糞尿1,300tが畜舎の中に放置されている」と述べ、

「口蹄疫が発生しなかったことは幸いだが、天気が暖かくなって、悪臭が漂い、

別の苦痛を味わっている」と訴えた。 液肥貯蔵庫は、状態がもっと深刻だ。

畜産農家ごとの貯蔵タンクはすべて貯留量を超えてあふれ、激しい悪臭を

出しているからだ。

 し尿搬出が許可された畜産農家も難しいのは同じだ。し尿を処理するために、

トン当たり陸上処理には16,000ウォン、海上処理には36,000ウォンが必要だが、

陸上の処理施設が不足した畜産農家は、高い価格で海上処理を申請している。

海上処理も、再導入のために農家の申請が殺到したため、追加金(チップ)を

出しても処理が滞って容易ではない。

 京畿 坡州市では、冬季の家畜糞尿を石灰などと一緒に混ぜてビニール袋に密封

して保管している。当初、家畜糞尿は近隣の土地を買入して行っていたものが

ほとんどだったが、口蹄疫ウイルス感染の恐れと、殺処分家畜の埋却などで

土地に埋めるのが不可能になり、堆肥化のみにすがりついている。市は今月初め

から家畜糞尿処理のため、ウイルス検査とともに堆肥化作業に乗り出しているが、

一度に莫大な量を処理しながら、過飽和現象をもたらしている。

 高陽(コヤン)市でも口蹄疫陽性判定が下された農場の家畜糞尿に対して

堆肥化作業を進めているが、冬期に堆積した家畜糞尿量がとても多く、困難を

経験していることは同じだ。高陽地域で口蹄疫陽性判定を受けた農家の家畜糞尿

だけで5,000tに達すると推定されている。

 抱川(ポチョン)市では、冬の間石灰とともに積んでおいた家畜糞尿を

処理するために堆肥化を推進しているが、消毒などの作業に時間がかなり必要と

されている。このために積まれた家畜糞尿に対して2ヶ月以上時間が過ぎた後

ウイルス検査を進めているが、この過程で発生する悪臭・汚染などに対しては

明確な解決策がなく、各種苦情の温床になっている。

(4/1 ソウル新聞  http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20110401014005 より)

2011年4月2日(土) 発生から125日目、地震発生から23日目

4/2 16:56 震度5弱(茨城県南部)

4/2 9:30頃、2号機電源ケーブル用ピットの側面に長さ20cmの亀裂を発見。

  ここからずっと、高濃度の放射性物質を含む水が、海に流れ出ていた

  水の放射線量は、1,000,000μSV/h。

2011年4月3日() 発生から126日目、地震発生から24日目

韓国の口蹄疫

家畜の移動制限が、忠清南道 洪城郡を最後に、全国すべてで解除された(注)

口蹄疫が発生した農家は、移動制限解除から30日が経過すれば、家畜の導入が

可能になる。(4/3聯合ニュース日本語4/4東亜日報日本語

忠南地域では、3/26までに9市郡の移動制限が解除されていて、3/18以降は疑いの報告

が1件もなかった。忠清南道では、1月2日の天安を皮切りに、保寧、唐津、礼山、公州、牙山、

燕岐、論山、洪城、泰安など10市郡で16件の口蹄疫が発生。427農場の偶蹄類 466,150頭

(豚 463,726頭、牛 2,298頭、鹿と山羊 126頭)が殺処分された。(4/3聯合ニュース

注: この記事の「全国すべて」は正しくない。(4/4の記事参照。)

霧島連山・新燃岳メモ

110403_shinmoe

4/3 8:41に噴火(噴煙は火口上3,000m)

2011年4月4日(月) 発生から127日目

韓国の口蹄疫

蔚山(ウルサン)市は、4日、口蹄疫発生農家7ヶ所の家畜の移動制限を解除した。

これにより蔚山全地域での家畜の移動制限が解除されたことになる。

4/4 聯合ニュース

 3日、全国最大の畜産地帯 忠南洪城郡に続き、4日、蔚山市を最後に、口蹄疫による

市郡単位の家畜の移動制限がすべて解除された。 政府は追加の発生がない場合は、

11日ごろ、農場単位の移動制限まで解除して、口蹄疫の警戒レベルを「警戒」から

「警告」に下方修正する方針だ。

 京畿道の場合、31市郡のうち19市郡で口蹄疫が発生し、牛 33,874頭(乳牛 31,449頭、

肉牛 2,512頭)、豚 1,664,669頭、その他 2,998頭など、1,735,502頭の家畜が

殺処分された。 牛は全体の頭数の13.4%、豚は71.1%が埋却没処分され、

殺処分の補償金、防疫支援、生活安定資金など約1兆1千億ウォン被害が発生したもと

暫定集計された。

 慶北では昨年11月28日に安東(アンドン)で口蹄疫が初めて発生して以来、これまで

全部で428,000頭の偶蹄類家畜が殺処分・埋却され、約4千億ウォンにのぼる財産被害を生んだ。

 江原道でも431,000頭の家畜が殺処分・埋却され、殺処分補償金2千億ウォンと埋却費用

など、全部で約3千億ウォンの被害が発生しており、忠清南道でも豚463,726頭など

計466,000頭が埋却処分され、殺処分補償金1千800億ウォンと埋却費用262億ウォンなど

2千億ウォンが投入された。

 忠北地域でも336,623頭の家畜が殺処分され、補償金と埋却費用などの被害規模が

1千872億ウォンに達すると展望されるが間接的な損害まで含めると、これよりはるかに

被害が大きいと推定される。

 慶南地域でも金海をはじめ、梁山と昌寧(チャンニョン)など3つの市郡で

豚59,000頭と、牛、山羊、鹿など計約6万頭を殺処分した中で、被害額の集計作業が

進められている。

 口蹄疫による市郡単位の移動制限が、全国的にすべて解除された中で、

一部の農場での移動制限だけ維持されている

 京畿道の場合は、2月14日の加平郡と金浦市を皮切りに、3月13日の安城市までで、

移動制限がすべて解除された。

 江原道内の13市郡の移動制限は、3月18日に解除され、忠北道の8市郡では、3月16日に

移動制限が解除された。

 慶北地域でも口蹄疫が発生した18市郡で、部分的な埋却措置が行われた農家12ヶ所

を除いてすべて解除された。

 慶尚南道内で。市郡の家畜の移動制限措置は解けたが、口蹄疫発生後に部分的に

家畜を埋却処分した金海地域の44畜産農家と梁山地域の5農家への移動制限は

維持されている。

 忠清南道の場合は、市郡の移動の制限はすべて解けたが、部分的に家畜を埋却した

279農場の移動制限が維持されており、今月中に解除が推進される。

4/4 聯合ニュース

韓国農林水産食品部 「口蹄疫の総合質疑応答集(2次)/Q&A」 (3/24)

http://www.mifaff.go.kr/gonews/content_view.jsp?newsid=155440627&section_id=e_sec_1

目次

1.海外旅行を通じて口蹄疫が流入したと推定しています

2.口蹄疫ワクチンの効果は科学的に証明されています

3.口蹄疫は人に感染しません

4.殺処分は口蹄疫の伝播を防ぐためには避けられない措置です

5.殺処分方法のうち、口蹄疫家畜の埋却は速かに伝播を遮断する効果的な方法です

6.マニュアルのとおり処理された埋却地では浸出水は流出しません

7.埋却地で収集した浸出水は安全に処理されます

8.夏の洪水などによる埋却地の崩壊、死体流失に徹底的に備えています

9.埋却地による上水源汚染の可能性はありません

10.埋却地の全数調査を通じて選定した417ヶ所に対する補修を3月中に完了します

11.埋却地の周辺の地下水に問題が無いようにします

12.家庭の地下水で埋却地の浸出水で汚染された水が出てきたという報道は事実ではありません

13.口蹄疫埋却地近隣の学校、軍部隊の地下水で浸出水汚染はありません

14.埋却地の近隣の悪臭を除去するようにします

15.降雨に徹底的に備えています

16.浸出水による人体伝染病発生の可能性はありません

17.炭そ菌は一部の土壌に普通に存在する細菌です

18.炭そ病流行の可能性はありません

19.埋却地周辺で野生動物による2次汚染が無いようにしています

20.埋却地周辺で地下水汚染の恐れがある地域では次々と上水道を普及します

21.口蹄疫で被害を受けた畜産農家と殺処分動員人材に対して、精神健康サービスを提供しています

2011年4月5日(火) 発生から128日目

「改正家伝法を公布 口蹄疫教訓に」

 本県で発生した口蹄疫の教訓などを踏まえ、農家への補償や早期通報体制を強化

した改正家畜伝染病予防法(改正家伝法)が4日、公布された。

 農家への周知が必要な内容も含まれるため一括施行ではなく、内容に応じて

即日施行と3カ月以内の施行、6カ月以内の施行に分けられた。 (宮崎日々新聞 4/5)

 韓国 環境部は、4~5月の2ヶ月間、全国の地方自治団体と環境部環境監視団が

合同で、家畜糞尿不法投棄に対する特別検査を行うことにしたと5日明らかにした。

2011年4月6日(水) 発生から129日目

韓国がOIEに、口蹄疫の「終息」を報告。( Follow-up Report No.16 (Final Report)

報告日は4/5、終息日(Date event resolved)は4/3。

All outbreaks previously reported were resolved. Movement restrictions were lifted in all regions.

「報告済みのすべての発生は解決した。移動制限は全域で解除された。」

4/5 愛知県春日井市で、ハヤブサの死骸から高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)を確認。

死骸の回収は2/17。簡易検査陰性、3/28にPCR陽性。 (中日新聞 4/6)

2011年4月7日(木) 発生から130日目

奈良県生駒市のオシドリ(2/17回収、3/28にPCR陽性)は、強毒性ではない。(産経 4/7

ということだが、LPAIなのだろうか?

7日、韓国 京畿道では、放射能の雨を心配して、幼稚園56ヶ所、小学校41校、中学校1校が

校長や園長の裁量で休校となった。

新燃岳で火山性地震が増える。6日は102回、7日は10amまでで100回。

2011年4月8日(金) 発生から131日目

慶尚北道 永川市(ヨンチョン市) 五樹洞(産卵鶏 13,200羽)でAI疑い例。

報告は4/6。 検査結果はまだだが、130羽が斃死とのことでHPAIの可能性が高そうだ。

永川市では、3/24にもHPAI(H5N1)が出ている。

→4/8 HPAI(H5N1)が確認(52件目)

  地図: http://map.konest.com/dloc/482734/373294/11?ln=1

砂川 徹 さんのツイート(4/8)

最早2008年の食糧危機の時がトウモロコシの最高価格であったとは言えない。

今週火曜日にシカゴ穀物相場でトウモロコシは1ブッシェル7.70ドルを記録。

これは㎏当り約25円(1ドル約84円50銭として)に相当。

多くの分析専門家は近いうちにトウモロコシは26円/㎏を通過すると予測。

佐藤 正久 議員のツイート(4/8) より

原発20〜30km圏内には約1万頭の乳牛・肥育牛がいるが、他地域への移動や競りの

可否について農林水産省から解答がないという。 栃木県知事の福田氏も農家だが、

栃木県が肥育牛約150頭受入れ表明したが福島県も回答できない状況。

原田 英男 さんのツイート【韓国口蹄疫情報4/8】

改めて現状整理。韓国は4/5にOIEに対して、4/3に昨年11月からの一連の発生が終息し、

全ての地域で移動制限を解除した旨を報告。今後、韓国は「ワクチン接種清浄国の

ステータス取得を目指し、ワクチンを定期的に接種。

OIEによるワクチン接種清浄国のステータス認定を得るには、今後2年間、口蹄疫の未発生を

維持する必要。韓国のワクチン接種計画は、2次接種の6ヶ月後に追加接種予定。

本年中に2100万頭に追加接種、ただし新生子畜1600万頭は生後2ヶ月で接種。

接種ワクチンの種類は、これまでのO型ワクチンに加え、7月以降は、A、O、Asia1型の

混合ワクチンを接種するとのこと。

口蹄疫発生1年を振り返るフォーラム  4/20 13:00~16:30 川南町トロントロンドーム

2011年4月9日(土) 発生から132日目

 韓国原子力安全技術院(KINS)は、全国12カ所の測定所のうち、7ヶ所で

放射性ヨウ素(I-131)が検出されたと9日明らかにした。

これは、4月7日午前10時から8日午前10時までの空気中の物質を検査した結果で、

ヨウ素の放射線量は人体に影響がない0.083~0.374 mBq/m3 なった。最高値を記録した江陵

(カンヌン)の場合、0.374 mBq/m3で、一般人の年間放射線量限度(1mSv)の2万8000分の1の

水準である。

 放射性セシウム(Cs-137、Cs-134)は、ソウルと春川(チュンチョン)、光州(クァンジュ)、

安東(アンドン)など4か所で発見された。 最高濃度(江陵)0.095 mBq/m3(Cs-137)の年間被ばく

放射線量換算値は0.0000491mSvで、年間の放射線量の上限と比較して2万分の1に過ぎない。

 8日午前、江原道で採集した空気中の放射性キセノン(Xe-133)濃度は0.553 mBq/m3 で、

前日(0.515 mBq/m3)よりやや低くなった。(←原文のまま)(4/9 国民日報

餓死させたのは誰だ?浪江町の牛舎にて

http://njuice.com/1079574 (残酷な写真ですので閲覧注意

2011年4月10日() 発生から133日目

宮崎県議選で、医師から転身した清山知憲さん(29)がトップ当選。

茨城産原乳の出荷停止が解除。

2011年4月11日(月) 発生から134日目

福島県・会津地方の原乳の出荷が再開。

ブルガリアの口蹄疫発生続く(OIE Follow-up Report No.9 4/4)

  4/3 Blinzak村(Burgas)の農場(水牛72頭、羊と山羊121頭)

  4/3 Blinzak村(Burgas) (牛21頭、羊と山羊121頭、豚12頭)

  (前報については、4/1にこのコメントに記載しました。)

宮崎・都井岬の馬(天然記念物)5頭に馬伝染性貧血。(4/11 時事通信

「牛を置いていけぬ…計画的避難区域指定」  (4/11 毎日新聞

2011年4月12日(火) 発生から135日目

3/30 全羅南道 潭陽(タミャン)郡 武貞面 でブルセラ病が発生。

牛150頭を殺処分。

原田 英男 さんのツイート

台湾・嘉義直轄市で低病原性鳥インフルエンザ(H7N3)が発生したとOIEに報告あり。

発生日3/28、確認日4/7、報告4/8。3/21に低病原性鳥インフルエンザ(H5N2)発生農場の

周辺サーベイした際にアヒル農家(920羽)で確認。殺処分は実施せず。

日本は原発が何基もかたまって建設されているが、韓国も同様のようだ。(朝日新聞)

http://www.asahi.com/photonews/gallery/infographics3/0412_nuclear-plant-korea.html

 韓国農林水産食品部は12日、「口蹄疫の事実上の終了に伴い、同日、口蹄疫の危機警報を

「警戒」から「警告」の段階へ下方修正した」と明らかにした。

農食品部は前日の家畜防疫協議会で、この方針を確定した。

 警報の段階を下げたのは、3月21日、忠清南道洪城の最後の発生から3週間、牛、豚の追加の

埋却がなく、現在の常時の予防接種が実施されている状況などを考慮した結果と農食品部は説明した。

 しかし、政府は現在、移動制限がかけられている部分埋却農場(806ヶ所)で口蹄疫が

追加発生する可能性があり、これらの農場の移動制限がすべて解除されるまで、農林水産食品部、

獣医科学検疫院と、自治体の口蹄疫対策状況室を継続して作動する方針だ。

 政府はまた、毎週1回以上の全国一斉消毒を実施し、670人の電話予防専任スタッフによる

常時予防活動も継続する方針だ。

 韓国 知識経済部(Ministry of Knowledge Economy)は、日本の原発事故をきっかけに、

国内すべての原発に水素発生や爆発を防止する設備を設置する予定であることを

12日明らかにした。

 知識経済部はまた、原子力発電所の建物や緊急時の電源系統施設の防水性を強化し、

津波などで原子力発電所の電源が遮断されることを防ぐことにした。

(この水素発生・爆発防止設備がどのようなものか、記事ではわからないのだが、

 日本の原発にこうした設備を追加する、というニュースは見ていない気がする。)

2011年4月13日(水) 発生から136日目

 口蹄疫騒動以来、全国各地の牛市場が続々と扉を開けているが、取引量と価格が

口蹄疫の事態以前に比べて大きく下がり、畜産農家は憂慮している。(聯合ニュース

まもなく宮崎の口蹄疫の発生から1年、というせいか、このところ口蹄疫について

検索して当ブログを訪れる人が少し増えているようだ。

ところで、宮崎の口蹄疫については、最終的なワクチンによる殺処分数(家畜種別、

市町村別)や殺処分対象農家等の数は、結局公表されていない。

これについては、「宮崎県のバカヤロー」と言っておきたい。

2011年4月14日(木) 発生から137日目

日本獣医師会「福島第一原子力発電所の事故に起因する放射性物質の動物への影響等」 (4/1)

 農林水産省は14日、福岡市の牧場で3月末に死んだ羊1頭を動物衛生研究所

(茨城県つくば市)で調べたところ、牛海綿状脳症(BSE)と同じ病原体が原因の

伝達性海綿状脳症(スクレイピー)の感染が確認されたことを明らかにした。

 脳がスポンジ状になるなどの症状があり、致死率が高いが、人には感染しない。国内

での確認は2005年4月の神奈川県以来6年ぶり。牧場で同居していた羊は処分される。

4/14 朝日新聞

2011年4月15日(金) 発生から138日目

4/15 0:00 高病原性鳥インフルエンザによる日本国内の移動制限がすべて解除

これまでのHPAIによる殺処分は約190万羽。

   日本における高病原性鳥インフルエンザ発生リスト(2010.10-)

   「HPAI_2011.xls」をダウンロード 

「尾崎牛」で知られる尾崎畜産が民事再生法申請。申請は13日。負債総額は約14億円。

4/15 宮崎日日新聞

原発20km圏での猫の保護活動の様子 (4/14 Rocket News

 京畿道安城(アンソン)市の韓牛市場の再開を前にして、ブルセラ病の発生を隠してきた

ことが明かになった。安城市は13日、「瑞雲面 新基里のユ某さんの畜産農家1か所で、

5日にブルセラ病が、今年に入って初めて発生し、韓牛220頭のうち、感染した19頭と

同じ畜舎にいた24頭の計43頭を殺処分した」と明らかにした。

 しかし、確認の結果、今月12日に開かれた安城牛の市場に与える影響を懸念し、

殺処分は15日に先送りしたことが明らかになった。

 また、ユ氏の農場と隣接するイモさんの農場など、2ヶ所で先月25日と28日にブルセラ病が

相次いで発生し、飼育していた韓牛約270頭のうち61頭を殺処分した事実が確認された。

 これらの3ヶ所の農場では、口蹄疫発生以前の昨年11月にもブルセラ病が発生し、計約60頭

が殺処分されていた。

 市はブルセラ病が発生した場合、その農家と半径500m以内の農家に約2ヶ月に1回ずつ、

6ヶ月間で計3回の血清検査をし、車の移動の制限、および外部からのアクセス制限などの

措置をすることとした防疫当局の指示には違反して、防疫を怠ったことが分かった。

4/13 聯合ニュース

江原地域の口蹄疫の被害畜産農家が来月から家畜の再導入を推進している中で、

横城(フェンソン)地域の大規模な養豚場の近隣地域の住民が反対デモを行い、

摩擦が懸念されている。 (中略)

アンフンミョン繁栄会では、「S営農組合が上水源保護区域の上流に位置しているうえ、

毎年、畜産排水が流出する事故が発生し、汚染源となっており、悪臭で住民たちの生活に

大きな不便を感じている」とし、「豚の再導入は絶対に行わず、農場自体を移転しなければ

ならない」と主張した。

農水省 畜産統計 (2005年/H17年)より http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sityo_tyouki/tikusan/k7.html

飯舘(いいたて)村

  乳牛  360頭(14戸)、 肉牛 3,150頭(264戸)

浪江町

  乳牛  700頭(23戸)、 肉牛 1,910頭( 90戸)、 豚 13,200頭(3戸)

2011年4月16日(土) 発生から139日目

時事通信 4/16 「検体提供に「見返り」で合意=新型インフルのワクチン開発-WHO」

 【ジュネーブ時事】新型インフルエンザのワクチン開発に向け、開発途上国で採取された

ウイルス検体を各国で共有する方法を議論してきた世界保健機関(WHO)の政府間会合

は16日、ウイルス提供国に「見返り」を配分する枠組みで合意した。5月のWHO総会で

正式決定する見通し。

 ウイルス検体が共有できれば、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)など、新型インフ

ルエンザが流行した際に速やかなワクチン開発に道が開ける。製薬会社を含めた具体的

な利益配分方法は今後さらに詰める方向だ。

 H5N1型感染被害に見舞われたインドネシアが2007年、WHOに検体提供をやめたこ

とが発端で、ウイルス情報の共有が問題となった。

毎日新聞/宮崎 (4/16) 「口蹄疫:防疫マニュアル、県が全面改定 詳細な対応手順盛る」

 家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)発生から20日で1年を迎えるのを機に県は防疫

マニュアルを全面改訂し15日、公表した。

 牛や豚などの家畜約29万頭を殺処分した反省と教訓を基に、感染疑いの届け出から

殺処分など防疫措置を完了するまでの詳細な対応手順などを盛り込んだ。03年以来の

改訂で、全220ページ。

 海外からウイルスを持ち込ませない「水際対策」▽感染を許さない「畜産農家や関係者

の防疫対策」▽感染した場合の「早期発見・通報」▽拡大を最小限に食い止める「迅速で

徹底した防疫措置」--を基本方針に据えた。

 感染は確認順ではなく、同時多発の場合があると想定。感染拡大が防止できないと判

断した場合、ワクチン接種や予防的な殺処分を要請する判断根拠も明記した。

 発生時には、周辺農場へのウイルスの侵入状況を調べる浸潤調査や原因究明に役立

てるため疫学調査も初期から実施する。農業共済や民間獣医師への協力依頼や自衛隊

派遣要請の必要性にも言及した。

 県はこの日、対策本部会議を開き、マニュアル改訂を承認した。河野俊嗣知事は「より

実態に即したマニュアルだ。終わりのないウイルスとの戦いに防疫の徹底を」と幹部に訓

示した。全国各県や海外にも提供される。【石田宗久】

(宮崎県HPにはまだ出ていないような気がする。)

2011年4月17日() 発生から140日目

韓国の口蹄疫

4/17 慶尚北道 永川(ヨンチョン) 琴湖邑 凰亭里(クムホウプ・ファンジョンリ)

(養豚67頭)で、口蹄疫の陽性確認(O型。 報告は 4/16 16:45。

  地図:http://map.konest.com/dloc/482826/369780/11?ln=1

  口蹄疫の発生は、3/21(忠清南道 洪城郡)以来、26日ぶり

  この農場では、2/6と2/23に1回目、2回目の予防ワクチン接種を実施。

  1週間前から、母豚の乳頭に皮膚の剥けがあり、子豚10頭が斃死していた。

  永川市農業技術センターの鄭ジェシク所長は「この農場は母豚36頭など計77頭の

  豚を飼っていたが、母豚1頭が陽性と判定されたのに続き、さらに母豚5頭が疑いの症状を

  示して、子豚30頭が斃死し、計36頭を埋却処分する予定」とし「今回の口蹄疫が発生した

  農場周辺の4~5ヶ所の農場の豚へ、追加の予防ワクチンを接種を検討している」と明らか

  にした。

  鄭所長はまた、「予防ワクチン接種をしても、出産を控えた母豚の免疫力はやや落ちる

  ようだ」と話した。(4/17 聯合ニュース

4/16 慶尚北道 永川市 五樹洞の産卵鶏農場で、死亡した鶏40羽を検査した結果、

鳥インフルエンザ陽性。高病原性かどうかは18日ごろ判明予定。この農場は4/5に

HPAIが発生した農場から700mに位置し、同じ道路を使っている。

110417_korea_fmd

口蹄疫の発生状況 (4/17 聯合ニュース

2011年4月18日(月) 発生から141日目

韓国農林水産食品部は、4/12に、口蹄疫の警戒レベルを「警戒」から「警告」に

下方修正していたが、この修正は行わないと発表した。

農林水産省消費・安全局(4/14)

1 粗飼料(牧草、わら、飼料作物等)中の放射性物質の暫定許容値 (注)

(1) 乳用牛(経産牛及び初回交配以降の牛)に給与される、粗飼料中に含まれることが
   許容される放射性物質の最大値

・放射性ヨウ素  1kg当たり(実重量)70ベクレル

・放射性セシウム 1kg当たり(実重量)300ベクレル

(2) 肥育牛(出荷前短くても15ヶ月程度以降の牛)に給与される、粗飼料中に含まれる
   ことが許容される放射性物質の最大値等

・放射性ヨウ素  農産物で出荷制限が行われていない地域で生産された粗飼料

・放射性セシウム 1kg当たり(実重量)300ベクレル

(3) (1)及び(2)以外のその他の牛に給与される、粗飼料中に含まれることが許容される
   放射性物質の最大値等

・放射性ヨウ素  農産物で出荷制限が行われていない地域で生産された粗飼料

・放射性セシウム 1kg当たり(実重量)5000ベクレル

注)

① 暫定許容値は、乳用牛から生産される生乳や、通常の肥育期間(15ヶ月以上)で
  肉用牛から生産される牛肉が食品の暫定規制値を超えないように、現在の科学的知見に
  基づいて設定しています。(ただし、水等粗飼料以外からの影響は考慮していません。)

② 放射性ヨウ素は半減期が短いことから、収穫時に暫定許容値を上回っていても、収穫後に
  一定期間保管することにより、暫定許容値を下回ります。

③ 暫定許容値は、家畜が摂取する際の粗飼料実重量当たりの濃度であり、対象には放牧地の
  牧草も含みます。

2 牧草等の放射性物質含有量調査

 大気中の放射線量が通常よりも高いレベルで検出された地域においては、牧草等の放射性物質

 含有量の定点調査を行い、その結果を当省に伝達するとともに、生産者に周知するようお願いします。

 定点調査の実施方法等については、別途、お知らせします。

「牛粗飼料の放射性物質の暫定許容値Q&A」

霧島連山・新燃岳メモ

110318_shinmoe

4/18 19:22 の噴火(噴煙:火口上2,000m)

2011年4月19日(火) 発生から142日目

東国原英夫氏は、1期限りで県知事を退任した理由について、報道陣に「いくつかあるが、

その中の1つは(口蹄疫による)29万頭の殺処分の責任というものがあった」と述べた。

4/19 読売新聞

責任をとるつもりがあるのなら、事実をきちんと公表してほしいものだ。

 口蹄疫は昨年4月20日~同7月4日に11市町で292例が確認され、ワクチン接種対

象も含めて1362施設で計29万7808頭が殺処分された。手当金の支払い対象となる

施設の管理者は1383件。支払総額は531億7900万円に上った。ただし、1農家とは

評価額で合意できておらず、県は農家に提示した評価額を法務局に供託している。

 牛・豚が殺処分された農場は1270カ所。このうち飼育を再開したのは49%の626

(今月14日現在)。牛・豚は計2万1728頭が再導入されたが、口蹄疫以前に飼育さ

れていた母牛や母豚など7万1893頭の30%にとどまる。

 ブランド牛「宮崎牛」の維持に欠かせない種牛は、特例で延命された県所有の5頭のみ。

県は15億円の基金を設け、種牛・種豚づくりなどを進めているが、新たな種牛をつくり

出すには数年かかるという。

 一方、防疫に不備があったとの指摘に対し、県は今月、口蹄疫防疫マニュアルを全面

改訂。民間獣医師の活用や埋却地の確保、検体を検査機関に送った段階で疑われる

農場がある自治体の公表などを盛り込んだ。4/19 朝日新聞

発生農場、ワクチン接種農場が1,362施設なのに、殺処分された農場が1,270ヶ所なのは

なぜなのだろうか?

 昨年11月、慶尚北道 安東(アンドン)で発生した口蹄疫ウイルスと同年9月、10月に

ベトナムで発生した口蹄疫ウイルスの遺伝的な一致率は89.51%にすぎないか、

または遺伝的系統が異なっているという研究結果が出た。

 政府はこの事実を知っても、口蹄疫の責任をベトナムを旅行した農家に

変えるために事実を操作してきたという疑惑も提起された。

 19日イチュンソク民主党議員によると、国際標準研究所が2月17日に発表した報告書では、

ベトナムで昨年10月に発生したウイルスは、韓国安東で発生したウイルスと系統が違う

と明らかにした。

 国際標準研究所はまた、9月に発生したウイルスは、安東のウイルスとの系統が同じだが、

遺伝的一致率は89.51%に過ぎなかったと明らかにした。

 同議員は、「国立科学院は、これまで2010年10月に発生した、ベトナムのウイルスが

移ってきたとし、2009年か2010年初頭にベトナムで発生したウイルスと安東のウイルスの

一致率を発表してきた」とし「この時点で一致率が98.44%で、ほぼ一致するという主張を

した」と明らかにした。

 同議員はソサンフイ忠南大獣医学科教授に問い合わせた結果、「検疫院の疫学調査が

正しければ、ベトナムでの口蹄疫が10月24日に発生し、安東の農民が、ベトナムに行って

きたのが11月いったんあれば常識的に(9月、10月に発生した)、ベトナムのウイルスと

(安東のウイルスの遺伝子が)ほぼ一致しなければならない」とし、「10%以上の差がある

場合は、同じウイルスだと見ることはできない」と明らかにしたと伝えた。

4/19 マネートゥディ

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に

牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べで

わかった。

 避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜

について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、行政側

は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。4/19 読売新聞

 農林水産省は19日、政府が近く指定する予定の「計画的避難区域」内で飼育されて

いる牛を区域外に移す方針を固めた。福島県が同区域内の牛を移したいとの意向を

示しているため、県と協力して近く移送を始める考えだ。

 農水省によると、計画的避難区域の対象になる予定の福島県葛尾村、浪江町、飯舘村

などには約2万頭の肉用牛や乳用牛がいるとみられる。福島県内ではこれらの牛を

すべて受け入れきれないとみて、全国の都道府県に受け入れられるかどうかを打診し

始めた。これまでに、栃木県が日光市と塩谷町にある計3カ所の県営牧場で、肉牛と

子牛最大150頭を引き取る意向を示している。

 移動は、近く政府が指定する計画的避難区域と、福島第一原発から半径20~30キロ

圏内にある緊急時避難準備区域で飼われている牛が対象となる。緊急時避難準備区域

では牛の世話を続けられる可能性があるため、まずは計画的避難区域を優先する。

 移動させる牛は、放射線量を測定する全頭検査をする。一定の基準値を設け、それを

下回った牛だけを移送する方針だ。基準値を上回った場合は、牛の体に付着した放射性

物質を洗い落とすなどしてから再検査し、基準値を下回れば、移送対象に含める。

4/19 朝日新聞

 だが、感染経路が解明されない中での畜産経営に、農家からは不安の声も漏れる。

県によると、口蹄疫で牛や豚(ヤギなど除く)を失った1270農場のうち、飼育を再開

したのは49%の626農場で、計2万1728頭にとどまっている。

 県は、口蹄疫からの復興方針では「特定疾病のない畜産地帯づくり」などを掲げるが、

具体策は描けていない。55頭から5頭に減った種牛についても、分散管理のあり方や

宮崎牛ブランドの戦略設計はこれからだ。

口蹄疫は昨年4月20日に都農町で感染の疑いがある牛が見つかり、315農場まで

拡大。予防的にワクチン接種後殺処分した分も含め1362農場の計29万7808頭が

犠牲になり、同8月27日に終息宣言を出した。県内経済の損害は2350億円(県推計)

に上る。

110419_nishinippon

4/19 西日本新聞

2011年4月20日(水) 発生から143日目 宮崎の口蹄疫発生(確認)から1年目

今日で宮崎の口蹄疫発生から1年だが、今日はあまり記事もないもよう。

口蹄疫の時も、専門家は無難なことしかしゃべらなかったし、マスメディアは無気力だった。

政府と宮崎県は最低限の情報しか出さなかったし、事態を積極的に調査しようとしなかった。

今回の原発をめぐる状況と、基本的には変わらない。

北朝鮮の4地域で口蹄疫発生、牛や豚300頭が感染」(4/20 聯合ニュース日本語版

【ソウル20日聯合ニュース】北朝鮮の黄海北道と江原道で先月新たに300頭近い

牛や豚が口蹄疫(こうていえき)に感染したと、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)

が20日に報じた。

 北朝鮮が18日に国際獣疫事務局(OIE)に提出した報告書によると、3月2日から

同26日までに黄海北道の祥原郡、新坪郡、黄州郡と江原道金剛郡の4地域で

口蹄疫が発生し、豚270頭、牛22頭が感染した。このうち141頭は死んだ。

 北朝鮮は報告書で、口蹄疫の感染経路は確認されていないが、ほかの地域には

拡大しておらず、発生地域を遮断し消毒作業を行っていると説明した。

 北朝鮮は2月に口蹄疫の発生状況をまとめた最初の報告書をOIEに提出し、

昨年12月に平安北道で口蹄疫発生後、ことし1月末までに135カ所の農場で

豚1万267頭と牛1135頭が感染したと明らかにした。

ブルガリアの口蹄疫発生続く(OIE Follow-up Report No.10 4/11)

  4/7 Dolno Yabalkovo村(Sredets, Burgas)(牛45頭、羊と山羊356頭、豚6頭)

  (前報については、4/11に記載しました。)

韓国の口蹄疫

4/17に口蹄疫が確認された農場から2.4km慶尚北道 永川(ヨンチョン)市 琴湖邑

三湖里(グムホウプ・サムホリ)の養豚農場(2,265頭/畜舎8棟)で、口蹄疫の疑い

生後30~40日の子豚2頭が死亡、73頭に蹄の傷、水疱、歩行障害などの症状。

この農場では1/10と2/8にワクチン接種を行ったが、今回症状の出ている子豚は生後

2ヶ月経っておらず、ワクチンは未接種

  → 4/20 口蹄疫陽性が確認されました。

  地図: http://map.konest.com/dloc/479315/368694/11?ln=1

2011年4月21日(木) 発生から144日目

韓国の口蹄疫

 20日、口蹄疫が確認された新生の子豚は、生まれてから2ヶ月が経過していないために

予防ワクチン接種をしていないことがわかり、新生の子豚の接種時期を繰り上げるべきだ

という主張が持ち上がっている。

 農食品部はワクチン接種をした母豚から生まれた子豚の場合は、早めに接種すると、

ワクチンの効果が低下するという研究結果により、生後2カ月が経過した後にワクチン

接種をするよう農家に指導している

 永川で豚3000匹を飼っている農民は、「今回、口蹄疫にかかった子豚は母豚の免疫力が

きちんと移されていないようだ」とし「このような場合に備えて、月齢2カ月が経過した後に

接種するよりも、乳離れする時期の生後25日以降、ただちに接種する方法も考慮しなければ

ならない」と21日主張した。

 慶北大獣医科大学のキム・キソク教授も「ウイルスが今なお残ると見られている時点で、

母豚の免疫力が十分でない場合には、子豚にもワクチンを接種しなければならない」と話した。

 これにより、慶北道 家畜病気防疫対策本部も、子豚のワクチン接種時期を操り上げる

案を検討することにした。

京畿道は道内の口蹄疫埋却地 2,202ヶ所と、鳥インフルエンザ(AI)埋却地 72ヶ所の

情報を今週中に一般に公開する予定。

新庄動物病院の掲示板 (4/20) 「福島第一原発周辺の動物たち その7」 より

もう、手段は限られてきました。

世論です。

しかし、どういうわけか、メディアは動けません。

20㎞圏内の動物の餓死を取り上げたのは昨日の夕刊の読売が小さく。。。

それと、大きく取り上げてくれたのが朝鮮日報。

やはり、世論でしょう。

もう一つ。

獣医師、、、立ち上がろうか。

(中略)

皆様の力が必要です。

薦田(こもだ) 長久さん(73)は、お元気で牧場を再開されているようだ。

4/21 読売新聞

4/20 江原道 横城(フェンソン)郡 横城邑 盤谷里 (産卵鶏 19,000羽)で、LPAI(H9)確認

  江原道での発生は(LPAI、HPAIとも)初めて。

4/21 慶尚北道 永川(ヨンチョン)市 道南洞(養豚 800頭)で、口蹄疫の疑い届け

16日に発生した農場(17日感染確認)から東に2.5km。 結果は22日午前中の予定。

原田 英男 さんのツイート (4/21)

福島第一原発半径20km圏内が警戒区域になることから、域内家畜について、国の責任で

「救出作戦」や「安楽死作戦」を実行せよ、という意見がTL上で盛り上がっていますが、

ロジスティクスを無視した精神論と思います。

今となっては20~30kmの家畜を何とか移動する方が優先されます

2011年4月22日(金) 発生から145日目

韓国の口蹄疫

 21日疑い届けの、慶尚北道 永川(ヨンチョン)市 道南洞(ドナムドン)

(養豚 800頭)で、22日、口蹄疫の陽性確認

  地図: http://map.konest.com/dloc/484646/370429/12?ln=1

 16日に、慶北 永川(ヨンチョン)市 琴湖邑(クムホウプ)で口蹄疫が再び発生してから、

永川地域では5日間で3件の口蹄疫が連続的に発生した

 二番目の口蹄疫が発生した農家は、16日に口蹄疫が発生した農家から西へ2.4km離れている。

今回確認された農家は、16日の発生農家から東に2.5㎞離れたところに位置しており、

いずれも半径3km以内に位置している。

 農食品部は口蹄疫の再発を防ぐために、口蹄疫発生地域の周辺3km内の農場に対して、

ワクチンを追加接種し、畜産農家に対して消毒および隔離を徹底するようにと伝えた。

 農食品部の高位関係者は「対策の効果の問題ではないようだ。まだ口蹄疫ウイルスが

残っており、引き続き発生することもありうる」とし「一部の豚の場合は、抗体の形成が

できていないこともあり、抗体が生成されても免疫力が落ちる場合は、繰り返すことが

ありうる」と述べた。

 政府は口蹄疫が再び拡散する兆しを見せていることに応じ、当初、8月から実施する

予定だった全国での3回目のワクチン接種を早期に実施する案について検討を始めた。

 岩手県は20日、口蹄疫で大きな被害を受けた宮崎県へ、県有種牛の冷凍精液100本を

無償提供した。大半が殺処分された種牛の再育成を支援する。

 冷凍精液は、県内で最も子牛の上場頭数が多く、全国でも評価の高い「菊福秀」のものを

提供。1本 0.5ccで、県外には8,000円で販売されている。(4/21 岩手日報) 

福島県獣医師会

「東日本大震災並びに福島第一原発事故災害動物救護活動等支援義援金」

2011年4月23日(土) 発生から146日目

中央日報日本語版 (4/23) 「 「口蹄疫殺処分で土地汚染」初めて訴訟

 京畿道坡州氏広灘面馬場里(キョンギド・パジュシ・クァンタンミョン・マジャンリ)に

土地を所有するイさんは22日、「口蹄疫牛の殺処分で土地が汚染された」として

坡州市を相手取り3億ウォン(約2300万円)台の損害賠償請求訴訟をソウル中央地

裁に起こした。

  殺処分と関連した土地汚染での訴訟は初めて。イさんは「坡州市が事前協議や

通知などの手続きなく無断で牛を埋め、事後通知もなかった」と主張した。

2011年4月24日() 発生から147日目

NHK (4/24)  「警戒区域内 衰弱した家畜を処分へ」

原発事故で立ち入りが禁止された警戒区域内の家畜について、福島県は、

飼い主の同意を得て、衰弱した家畜を処分することになりました。

東京電力福島第一原子力発電所から20km圏内の警戒区域には、370余りの畜産農家があり、

牛がおよそ4,000頭、豚がおよそ30,000頭、ニワトリがおよそ630,000羽、飼育されていました。

原田 英男 さんのツイート (4/24) より。

【警戒区域内の家畜の取り扱いについて4/24⑩】ま、こんなツイートをすれば、

多くの方々からお叱りの反応を頂きそうですが、福島県の職員を始め公務員

だから、危険を犯して、かわいそうな家畜を処分すべきだという話に納得する

訳にはいきません。ボランティアでさえ、避けるべきでしょう。

【警戒区域内の家畜の取り扱いについて4/24⑪】私が最も不思議なのは

東電や原子力保安院のデータを信用されてない方々が、原発の状況が

不安定で何の保証もない「警戒区域」内の活動を、他者(公務員等)に迫る

ことです。今日の福島県の決断もそういった世論を背景にしたものでしょう。

気の毒です。

2011年4月25日(月) 発生から148日目

川南町長選は、新顔でバラ園経営の日高昭彦氏(51)が、現職の内野宮正英氏(72)、

元町議の今井伸二氏(64)、元農林水産省職員の湯地和夫氏(58)の3氏を破り、初当選

を果たした。当日有権者数は1万3596人。投票率は73.76%(前々回83.25%)だった。

4/25 朝日新聞

高原町新燃岳噴火災害復興応援キャラクター「新もえたん」

Shinnmoetann  (クリックで拡大)

私には理解不能だが。「もえ」が入っているから予想できなくもないか…。

鶏鳴新聞 (4/25) 「鳥インフルエンザの移動制限解除 防疫措置の徹底継続を」

 昨年11月に島根県で感染が確認された高病原性鳥インフルエンザ(AI)は、今年3月の

千葉県までで、9県、24農場、185万羽の鶏が感染し、殺処分された。2004年に、79

年ぶりに日本でAIが発生して以来、これまでで約967万羽の鶏やうずらが殺処分された

ことになる。

 4月15日には、千葉県の2例の移動制限措置が解除され、国内では一応終息したとみ

られる。

 ただ、韓国では4月に入ってもAI発生が報告が続き、昨年末から現在までで、269農

家、約627万羽の家きん(アヒル、地鶏、うずら、肉用鶏、採卵鶏)が殺処分の対象に

なっている。

 今回の国内におけるAI発生の特徴は、鶏やアヒルなどの家きん類だけでなく、16道府

県の渡り鳥や野鳥、動物園などの鳥類からも同じようなAIウイルスが分離されていること

である。

 渡り鳥が国内にウイルスを持ち込み、野鳥やネズミなどを介して鶏舎内に入り込んでし

まったのではないかと推測されている。渡り鳥のオオハクチョウが北に帰るのはゴールデ

ンウィーク明けで、AIウイルスを持つ野鳥が留鳥となることもあり、防疫対策の徹底を継続

することが重要だ。

「チェルノブイリ事故後にスウェーデンが取った汚染対策」 (ブログ「スウェーデンの今」)

スウェーデンの畜産農家の対策について記載されている。



共同通信 (4/25) 「宮崎・都城牛、口蹄疫否定できず 検体を詳細検査」

 宮崎県は25日、同県都城市の農場で口内に潰瘍のある牛が見つかったと明らかにした。

県は口蹄疫の可能性を否定できない症状だとして、牛から採取した検体を動物衛生研究所の

関連施設(東京)に送って詳細検査し、感染の有無を確認する。

 県畜産課によると同日午前、牛10頭を飼育する都城市の和牛繁殖農家から通報があった。

よだれや水疱など口蹄疫に特徴的な症状はないという。

宮崎県 (4/25) 「口蹄疫を否定できない事例の検体送付及び口蹄疫対策本部会議の開催について」

家畜伝染病である「口蹄疫」を否定できない事例が確認されたことから、動物衛生研究所へ

検体を送付することといたしました。

2011年4月26日(火) 発生から149日目

農水省 (4/26 7:30am) 「宮崎県における口蹄疫の疑い事例について」

1.農場の概要

農場所在:宮崎県都城市

飼養状況等:10頭(繁殖牛8頭、育成牛1頭、子牛1頭)

2.経緯

(1)昨日、宮崎県の農場で飼養されている牛に、口蹄疫の疑いを否定できない

症状があるとの報告がありました。

(2)このため、動物衛生研究所に検体を持ち込み、遺伝子検査を実施したところ、

本日早朝、陰性と判明しました。

3.今後の対応

動物衛生研究所において、採取した検体を用いて引き続き抗体検査及び

ウイルス分離検査を行うとともに、宮崎県では、念のため、当該農家の

飼養牛について、当面の間経過観察することとします。

毎日新聞 (4/26) 「放射性物質:牛牧草に基準値 16都県に調査要請…農水省」

 農林水産省が、家畜の牛に与える牧草に含まれる放射性物質の基準値を新たに設定し、

東北と関東甲信地方などの16都県に調査を要請したことが26日、分かった。

福島第1原発事故により、大気中の放射線量が通常より高い地域で生産された牧草を定点調査する。

5月中に結果が判明する見通しで、基準値を超えた牧草は使用禁止にする。

 調査対象を食品から牧草にも広げ、食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が含まれた

牛乳や牛肉が市場に出回らないようにする。乳牛が食べる牧草の基準値は、放射性セシウムが

1キログラム当たり300ベクレル、放射性ヨウ素が70ベクレル。肉牛はセシウムのみで、

300ベクレルとした。

 東北農政局と関東農政局が管轄する青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、

埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡の各都県が対象。

 文部科学省が毎日集計している大気中の放射線量のデータを参考に調査するかどうかを判断する。

調査する場合は2週間に1回、同じ地域の牧草を検査する。基準値を超えた牧草は牛に与えず、

使用禁止とした上で保管するよう求めた。

 その後の調査で3回続けて基準値を下回れば解除する。使用を禁止された農家には損害を賠償

する方向で、関係省庁や東京電力と調整する。

上記記事内容についての農水省リリース (4/22)

「原子力発電所事故を踏まえた飼料生産・利用について」

原田 英男 さんのツイート (4/27)

相当、安全サイドに寄っていると思いますが、データがないので。

モニタリングを行って解除できるようにしたいと。

RT @livedoorenter …日本の原発事故放射線防護対策としての家畜への対応極端すぎでは?

RT @hideoharada: 放射線量が高い地域での家畜への粗飼料

2011年4月27日(水) 発生から150日目

理化学研究所 (4/26) 「2009年新型インフルエンザの遺伝子変異を解析」

-新タミフル耐性変異の発見など、インフルエンザ感染対策の基礎情報を提供-

関西・関東地区の20カ所の医療機関の協力を得て、2009年~2010年のインフルエンザ

陽性の検体を444収集し、それら遺伝子の塩基配列を解析しました。その結果、253検体

が2009 pandemic A/H1N1であると同定、このウイルスが多様な遺伝子変異を引き起こし

ていることを発見しました。これら変異を系統樹に分類したところ、感染初期と感染ピーク

時ではその起源が違っていたこと、感染ピーク時には約20個の変異グループが存在し、

そのうち12個が国内で新たに発生したこと、タミフル耐性遺伝子変異が1.2%発生したこと、

などがわかりました。また、わが国における交通手段の発達を反映して、ウイルス感染が

国内で急速に拡大した様子も明らかとなりました。

東亜日報 (4/27) 「マラリアの大空襲?」

 全国を席巻した口蹄疫で家畜の数が減少し、マラリアが蔓延する可能性が高まった。

 疾病管理本部は26日、「口蹄疫で蚊の餌食だった牛と豚が減少し、空腹の蚊が人に向かう

可能性がある」と明らかにした。

 マラリアは主に5月から11月まで流行する。マラリア原虫に感染した蚊が人を刺すと起こる。

 マラリア原虫は主に家畜のピットの中に入っている。動物は、蚊に刺されてもマラリアに

かからないが、マラリア拡散の媒介の役割を果たす。

 去年マラリア患者がたくさん発生した危険地域は、ほとんど口蹄疫が発生し、家畜を

埋めたところだ。 22件の危険地域(潜在的な危険地域を含む)のうち、仁川中区、甕津郡

(オンジン郡)など4ヶ所を除く18地域では、口蹄疫の発生で家畜の数が減った。

 統計庁の家畜動向調査によると、口蹄疫が発生してから3ヶ月で、全国の韓牛·肉牛は1.4%、

乳牛は7.9%、豚は28.8%減少した。 3月末基準で牛15万頭、豚330万頭が埋却されたが、

このうち220万頭が京畿、仁川、江原地域に葬られた。

 一部では、餌がなくなったため蚊が繁殖することができなくなり、むしろマラリアが

減るかもしれないと期待する。バンジファン・国立中央医療院感染症センター感染症内科医は

「蚊の雌が産卵をしようとする人や動物を咬むが、動物の数が少ない場合は、個体数の

増加が難しいことがある」と述べた。

 しかし、マラリアの専門家であるバクジェウォン・カチョン医科大微生物学教授は、

「蚊は、種の繁殖本能に応じて、何らかの形で人や動物を襲おうとする」とし、

「家畜数の減少で蚊が少なくなるよりも。人を咬む可能性が高い」と述べた。

 北朝鮮の防疫システムがお粗末な点も問題だ。 昨年、国内のマラリア患者は1772人で、

2008年(1052人)、2009年(1345人)に引き続き増加した。 後進国の感染症として

知られるマラリアが韓国で消えない理由は、北朝鮮で正しく防疫をしないからだ。

 さらに、北朝鮮では韓国に近い江原道北部と黄海北道で口蹄疫が発生している。

朴教授は「蚊が風に乗って数kmを移動することは一般的な現象」と説明した。

 疾病管理本部は、「口蹄疫発生地域のマラリア防疫活動を強化している」とし、

危険地域の住民と軍事施設に、徹底した予防活動を呼びかけた。

2011年4月28日(木) 発生から151日目

 福島県は28日、福島第1原発から半径20キロの警戒区域になる南相馬市小高地区と

葛尾村で、取り残されたペットの捜索を始め、食品生活衛生課職員や獣医師ら9人が

犬5匹、猫1匹を保護した。

 県によると、衰弱したペットの救出と、避難者の一時帰宅の安全を確保する目的で、

5月2日まで実施。2班に分かれ、路上を徘徊するなどしていた犬や猫に餌を与えて

引き寄せ、ワゴン車内のケージに入れ保護した。

 犬1匹がやや衰弱していたが、ほかは健康な様子。放射性物質の付着度合いの検査

では、いずれも除染は不要だった。4/28 西日本新聞/写真あり)

Togetter 「原発『20km圏内犬・猫』救出プロジェクト 4/24-26」

千葉県内の牧草から暫定基準値を超える放射性物質。(共同/速報)

2011年4月29日(金) 発生から152日目

 県内2か所の牧草から、農林水産省の暫定許容値を超える放射性物質が検出された。

県は東京電力福島第一原発事故を受け、すでに県内の酪農家に放牧と牛に牧草を与え

ることを自粛するよう要請しており、「すぐに牛乳や乳製品に影響が出る恐れはない」と消

費者に呼びかけ、今後の風評被害を抑え込む構えだ。 

 県によると、牧草は21日、県内3か所で採取され、市原市は1キロ・グラム当たりで

セシウム1110ベクレル(許容値300ベクレル)、同ヨウ素230ベクレル(同70ベクレル)、

八街市は同セシウム350ベクレル、同ヨウ素90ベクレルが検出された。もう1か所の

検査地点、南房総市は同セシウム100ベクレル、同ヨウ素50ベクレルだった。

4/29 読売新聞

市原市の数値はけっこう高い。ヨウ素は、1ヶ月前には16倍あったはずだから、この付近に

やや高濃度の汚染地域ができた可能性もありそうだ。詳細な調査を望みたい。

2011年4月30日(土) 発生から153日目

Togetter 「酪農家あるある「恐怖シリーズ」」

ユ・ジョンボク農食品部長官は29日国会ハンナラ党院内代表室で開かれた口蹄疫

党政協議で「畜産業許可制を来年から企業農場、2013年から専業農家、2014年から

準専業農家、2015年からは小規模農家にも適用することにした」と明らかにした。

2011年5月1日(日) 発生から154日目

福島県は30日に結果を発表。県内7カ所すべてで基準を超え、特に相馬市では

放射性セシウムが約30倍だった。4/30 朝日

牧草の放射能検査結果。千葉に次いで福島で基準超え。まぁこれは予想通りか。

 福島第一原発事故で村全体が計画的避難区域となった福島県飯舘村の全11戸の

酪農家でつくる同県酪農業協同組合飯舘支部は30日、乳牛の移動を断念し、飼育を

やめて休業することを決めた

 原発事故後、同村産の加工前牛乳の出荷制限が続き、経営が悪化していた。

今後、乳を取る成牛をすべて処分し、子牛である育成牛を売却する。

5/1 読売新聞

決断しろ…と言われても時間がかかるとは思うが、もうすこし早く決断できたのでは

ないだろうか。汚染のひどい地域は、土壌を入れ替えない限り、数十年は農業は

できない。原発の周囲(何キロになるかはわからないが)は、数十年あるいはそれ以上

立ち入り禁止地域になるだろう。 厳しいけど、受けいれなければならない現実だ。

Togetter 原田英男さんによる「福島の畜産農家巡り」

2011年5月2日(月) 発生から155日目

 東京電力福島第一原発の半径20キロ圏内の警戒区域に取り残された国の

重要無形民俗文化財「相馬野馬追(のまおい)」の参加馬を区域外に運び出す作業

が2日午前、福島県南相馬市で始まった。

 警戒区域からの家畜持ち出しは原則禁じられているが、1000年以上の歴史を

持つ伝統行事に配慮し、国が特別に移動を認めた。

 計画では、南相馬市小高区で飼育されていた28頭を、同原発から約21キロ

離れた同市原町区の馬術場「馬事公苑」に3日間で移動させる。相馬野馬追の開催地

である同市が要望し、国が放射線量の測定や食用にしないことなどを条件に許可した。

 防護服姿の県、市の職員、馬主が小高区の農場に入り、放射線量を測定後、

専用車両で馬を運んだ。 (5/2 読売新聞

 埼玉県は2日、県内で採取した牧草から、最大で暫定許容値の1.4倍の放射性

セシウムが検出されたと発表した。県は既に、牧草を牛に与えることを自粛するよう

農家に要請している。

 暫定許容値を超えたのは、先月22日に採取した牧草のうち、同県熊谷市東秩父村

の2検体。乳用牛の飼料の場合、放射性セシウムの暫定許容値は1キロ当たり300

ベクレルだが、熊谷市の牧草からは420ベクレル、東秩父村の牧草からは340ベクレル

を検出した。 (5/2 時事通信

東秩父村…ずいぶん遠いところからも出ましたね。200km以上離れています。

 栃木県によると、基準値を超えたのは足利市那須町。足利市でヨウ素90ベクレル、

セシウム650ベクレルを、那須町でセシウム910ベクレルを検出した。大田原市と

高根沢町では、いずれも基準値を下回った。 (5/2 共同通信

2011年5月3日(火) 発生から156日目

聯合ニュース日本語版 (5/3) 「鶏肉・乳牛などの関税撤廃へ、韓国政府が方針」

 韓国政府は3日の閣議で、口蹄疫(こうていえき)と鳥インフルエンザ、

原材料価格の上昇で需給が不安なものや価格高騰の懸念がある鶏肉や牛乳など

13品目に対し、関税引き下げ、または関税割当制度を拡大する方針を固めた。

 一定量までは無税または低関税の輸入を認め、超過分には高関税をかける

関税割当制度が適用されるのは99品目から108品目に増えることになる。

 乳牛や鶏肉、干しぶどうなど9品目は関税を引き下げる予定だ。

税率が21%から8%に引き下げられる干しぶどう以外は関税を撤廃する。

豚の三枚肉、小麦など4品目は割当量を拡大する。

 企画財政部関係者は「関連品目の需給改善や価格安定に役立ってほしい」と

期待を示した。同方針は早ければ今週中から施行される予定だ。

2011年5月5日(木) 発生から158日目

(5/3 横城=連合ニュース)イジェヒョン記者 = 今年1月、『飼料運搬車両が指定外の

地域を運行することにより、口蹄疫を伝播した』という容疑で告発された事件は、

『容疑なし』で終わる可能性が高まった。

 この事件を捜査している江原道横城警察署は、飼料規制法違反の疑いで、

江原道の農協の飼料幹部の金某(42)氏などを相手取って起こした2件の告発事件

について、すべてを『容疑なし』意見として検察に送致したと3日明らかにした。

 警察は、「飼料管理法は、飼料の需給安定、品質管理、安全性の確保に関する

事項を規定することにより、飼料の安定的な生産と品質の向上により、畜産業の

発展に資することを目的とする」とし「今回の場合のように口蹄疫の拡散防止など、

病気に関する措置はないので、この法律に基づいて処罰することはできないため

『容疑なし』の意見を出した」と明らかにした。

 また、この関係者は「その飼料の車両が指定外の地域を運行したことは事実だが、

家畜伝染病予防法上でも『指定外の地域の運行を禁止』は、知事名の公文ではなく、

市場では、郡守の命令違反に対する処罰条項にのみ従っている」と付け加えた。

 これと共に警察は、「当時の市、郡は口蹄疫の移動制御所を設置、運営していた

にもかかわらず、飼料運搬車の制御が正しく行われていないことも問題」とし、

「飼料運搬車両と口蹄疫の発症の直接的な関連性は存在しなかった」と話した。

 これによって、検察は警察の送致事件を検討し、今月中に決定することにした。

 過去、1月の口蹄疫発生当時、農協の飼料運搬車両が口蹄疫発生地域と非発生地域

を区別せずに運行して口蹄疫が拡散したとして警察に告発されていた。

2011年5月6日(金) 発生から159日目

(ソウル=連合ニュース)ウ卓記者 = 今後、口蹄疫やAIが発生し、家畜を埋没処分

する場合、畜産農家の責任や義務の遵守違反の程度に応じて、補償金が最大80%

減額される。

 また、来年から、専業農家の2倍水準の大規模な畜産農家に対して始められ、

2015年には小農家まで、すべての牛の飼育農家に畜産業許可制が実施され、

外国人労働者の雇用届や消毒の義務等を違反して病気が発生すると、許可が取り消される。

 ユジョンボク農林水産食品部長官は6日午前、このような内容を骨子にした

「家畜疾病防疫体系の改善と畜産業の先進化の詳細案」を定め、発表した。

 農食品部はまず、来年から導入する畜産業許可制の導入時期を具体化して

種畜業、孵化業、精液などの処理業など3つの業種は、規模に関係なく、

来年からすぐに、これを実施することにした。

 家畜飼育業の場合は、牛、豚、鶏など家畜の種類別の飼育規模に応じて、

来年には専業の規模の2倍以上の大規模農家を対象に導入し、2013年には専業農家、

2014年には準専業農家、2015年には小農家にまで拡大するとした。

 但し、農家への影響を緩和するために、既存の畜産農家の場合、1年間の猶予期間を

置き、新規の畜産農家は、ただちに基準を適用することにした。

 専業農家は、農業所得6000万ウォンを基準に設定され、頭数では、牛の場合50頭、

豚1千頭、鶏3万羽、アヒル5千羽が目安。

 農食品部は、今後、許可を受けずに畜産業をした場合には、3年以下の懲役または

3千万ウォン以下の罰金をするように強化し、実効性を高めて行き、許可基準を破った

場合は、許可の取り消し、または政策資金支援停止などの措置を講じることにした。

 特に、外国人労働者の雇用届や消毒の義務等を違反して病気が発生したり、

家畜の糞尿を無断放流した場合は、直ちに許可が取り消される。

 農食品部はまた、今後、ワクチン接種(A、O、アジア1型)を行っていない新しい

タイプの口蹄疫が発生した場合、すぐに警報を最上位の「申告」段階で発令し、

48時間の間、全国のすべての畜産農場などの家畜、人、車両の移動を禁止するなど、

強力な初動対応を実施することにした。

 続いて、政府は、畜産関係者の防疫意識を高め、責任を共有するために、来年から

専業の規模以上の家畜飼育農家の口蹄疫常時ワクチン費用の半分を分担することにし、

自治体も埋却補償金の20%(市道が10%、市郡区が10%)を分担することにした。

 また、今後の口蹄疫やAIなどの家畜の病気に埋却処分する場合は、畜産農家の

責任や義務違反の程度に応じて、補償金が支給される。

 埋却処分時に、現在では100%補償しているが、今後は、陽性の確認の農場は、

時価の80%のみを補償し、畜産農家が、海外旅行の際や、外国人労働者の雇用時の

注意事項を履行せずに病気が発生した場合、80%を減額することにした。

 また、疫学調査非協力、出入り者記録管理未実施、移動制限期間の家畜出荷および

家畜防疫部の許可なしで2人以上で会合を持つなど、防疫義務遵守事項を違反して

病気が発生すれば、20~60%まで減額することになる。

 これとともに、農食品部は、来年から2013年までに畜産農場を出入りする

すべての車両について、段階的に登録制を導入し、来年から家畜取引業者の登録制度

も実施することにした。

 群馬県は6日、乳用牛と肉用牛の牧草に含まれる放射性物質について検査した結果、

採取した6か所のうち3か所で農林水産省の暫定規制値を上回る放射性セシウムが

検出されたと発表した。

 牧草1キロ・グラムあたり、前橋市富士見町で750ベクレル、高崎市箕郷町

530ベクレル、館林市で440ベクレルがそれぞれ検出された。

5/6 読売新聞

「人恋しくて」原発内に住みつく動物たち (5/6 被災地動物情報のブログ)

かわいそうで見ていられない。

「牛を見捨てられぬ」餌運び続ける 原発事故警戒区域 (5/5 河北新報)

うーむ、という感じだが、この先どうなるのか…。

飯舘牛、全頭出荷へ 村公社「移動は肉質に影響」 (5/5 河北新報)

栃木県塩谷町で発見されたオオタカの死骸から、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)

が確認。栃木県内で2例目。発見は3/25。同日の簡易検査陰性。(5/6 産経新聞

ロイター (5/5) 「口蹄疫の牛が感染力を有するのは1.7日」 (英文) ホントかなぁ…。

この「大量の殺処分は必要ない」とする記事は、韓国内で大きな話題になっている

(追記) nature news (5/5)

2011年5月7日(土) 発生から160日目

昨年の口蹄疫(こうていえき)で50頭の種牛を失った宮崎の畜産復興を支援しようと、

岩手県が種牛「菊福秀」の凍結精液100本を宮崎県に無償譲渡し、2日、高鍋町の

県家畜改良事業団に届いた。5/7 朝日新聞

 口蹄疫で町内の家畜を全頭殺処分した新富町は、当時の対応や今後の課題をまとめた

記録誌を作製した。 口蹄疫ワクチン接種後に行った共同埋却方式の説明のほか、

消毒、連絡体制の状況を地図や図解を使って詳しく解説している。

 新富町では口蹄疫で、畜産農家157戸1万338頭の家畜が処分された。記録誌では、

当時現場で対応に当たった職員などから聞き取り調査を行い、浮かび上がった問題点や

改善策をまとめた。5/7 宮崎日日新聞

別府市小倉で旅館「旅籠屋精湶」を経営していた会社が先月上旬に自己破産。

現在は、かなわ観光が再度、営業許可などを取り、4月20日に営業を再開した。

5/7 毎日新聞

2011年5月9日(月) 発生から162日目

 政府は、慶北金泉に400億ウォン規模の国内初の口蹄疫ワクチン研究所を建設することにした。

また、中部圏と湖南圏で総300億ウォン(それぞれ150億ウォン)を投入し、口蹄疫の

拠点診断センターを建設、口蹄疫の研究機関の三角軸を形成するという腹案だ。

 しかし、研究所の設立後、口蹄疫ウイルスの流出の懸念など、内外の反対意見もあり、

口蹄疫ワクチンの生産が現実となれば結局、口蹄疫の清浄国の地位を回復することが

できないという悩みもあって後日の暴風が予想される。

 農林水産食品部の高位関係者は8日、「口蹄疫のワクチンを海外から輸入してきたが、

抗体陽性率が落ちるという判断に基づいて、国内のワクチンを開発するための

ワクチン研究所と拠点別診断センターを建設することにした」と明らかにした。

 農食品部によると、口蹄疫ワクチン研究所は、国立獣医科学検疫院、国立植物園、

国立水産物品質検査員など3つの機関を統合した(仮称)農林水産省検疫検査本部が

移転する金泉革新新都市に2014年を目標に設立される予定だ。

 拠点診断センターは、現在の国立獣医科学検疫院中部・湖南(ホナム)支部がある

龍仁(ヨンイン)市群山(クンサン)市の二箇所に分散配置することにした。

研究所の建設予算は400億ウォンであり、拠点診断センターの建設予算は300億ウォン

(それぞれ150億ウォン)で、ワクチンの研究機関の設立費用だけで総計700億ウォン

の組織が進められている。

Ssi_110509

5/9 ソウル新聞

上記の報道について、農食品部関係者は、施設の設置場所については決定していない

と釈明した。 (5/9 メディカルトゥディ

霧島連山・新燃岳メモ

現在> NHKのライブカメラ

現在> 大浪池ライブカメラ(1分毎更新)

現在> 猪子石ライブカメラ(2分毎更新)

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(適宜、追記の予定。)

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データは新聞各社HP、農水省(日本)OIE Report農林水産食品部(韓国) によりますが、

新聞記事では誤報もあるので、さかのぼって訂正することもあります。

韓国語ニュースは「구제역」(=口蹄疫)で検索して、Google ツールバーで翻訳するだけでも、

だいたいの意味はつかめます。 意味不明なら、原文をlivedoor翻訳などにコピペ。

単語の意味を調べるに、daum国語辞典が便利。地名の確認は、コネスト韓国地図が便利。

市・郡の名前までなら、韓国・北朝鮮の市郡名 (山田晴通さん)の一覧表が便利です。

NAVER ニュース 口蹄疫特集NAVER ニュース HPAI特集

(NAVER(ネイバー)は韓国でシェア1位(2009年)の検索サイト、日本向けサービスもある。)

【韓国政府の発生リスト】

農林水産食品部の口蹄疫発生リスト

農林水産食品部の鳥インフルエンザ発生リスト

【韓国の家畜頭数】

韓国統計庁・家畜動向調査 2010年第4四半期

牛:    3,352,000頭 (韓肉牛2,922,000頭、乳牛430,000頭)

豚:    9,881,000頭

鶏: 139,562,000羽 (産卵鶏61,691,000羽、ブロイラー77,871,000羽)(注:季節変動が大きい)

韓国の口蹄疫ウイルス感受性動物[家畜]数(2009年 OIE 国際獣疫事務局)

  Promedmail (12/17投稿)

  畜牛 3,079,353 頭 (牛舎 181,404 施設 establishments)

  豚 9,584,903 頭 (養豚場 7,962 施設)

  山羊 266,240 頭 (農場 20,534 施設)

  鹿 78,853 頭 (農場 6,095 施設)

togetter 原田英男氏の 【韓国口蹄疫】【韓国HPAI】【日本HPAI】関連

農水省 「鳥インフルエンザに関する情報」 (韓国におけるAI地図あり:「関連通知」のカテゴリー)

韓国口蹄疫ウイルスのVP1塩基の解析Report(WRLFMD)

ブログ「徒然」 (聯合ニュースのリンクとinfoseek翻訳)

Kon_ago

コンタンです。(この写真は転載禁止です。)

このブログは、当家の下僕が執筆しています。 リンクフリーです。

Hi, my name is Kontan. My servant writes this blog. This blog is link-free

« 地図とグラフ: 韓国における口蹄疫の流行(その6) 2/16~3/8 | トップページ | 米国FDA 「食品における放射性核種のガイダンス基準」とその導出 »

コメント

 
韓国の口蹄疫の終息の方向にあるのでしょうか。
件数が減退してきたことは喜ばしい話です。
時間はかかったとはいえワクチンの威力は大きいのでしょう。まだまだ予断は許しませんが。

しかし、ワクチン接種を全国で適用し、殺処分ルールを変更し、輸入牛豚肉の関税も引き払い事実上解禁し、
現時点では清浄化の目処(ウィルス殲滅の証明が困難)が立っていないのは残念ながら事実です。
韓国の状況は、日本の口蹄疫でワクチン接種の上殺処分を断行しなければこうなると報道や政治家や官僚が
呪文のように唱え続けていた事象です。

日本の場合はもちろん多大な犠牲でしたが今後の畜産の事業継続を行ううえで犠牲は最小限であったと
宮崎県関係者はじめ、支援者、政府関係者、自衛隊等に改めて感謝の念を抱きます。

しかし同時に今後の韓国畜産の動向は日本の畜産業者および関係者、政府行政とも以下の2点注視するべきでしょう。

①今後、韓国の畜産業は非関税障壁を失い本当に壊滅するのか。
②産業のプレイヤーは個人となるのか、はたまた今回でもモラルハザードを指摘される企業型経営になっていくのか。

韓国も国土が狭く、飼料用穀物もなく、農業経営母体が日本並みに個人中心の中小畜産業態です。
また加工輸出型の2次産業中心型国家で、国民総数も4000万と相応な規模です。
もっとも日本とよく似た経済・外交構造を有しているといってもいいと考えます。

図らずも韓国に起こった口蹄疫の惨事により、日本国内で口蹄疫が蔓延していた際、政府高官や専門家、
各大学教授や養豚組合が主張し決して譲らなかったように海外から割安な海外品が一斉に流入し、
国産畜産が完膚なきまでに壊滅するのかという実証がなされることになります。

これについては今後国内の専門家の予測などを聞く必要はなく、韓国の畜産農家の総数推移、
国産畜産品の流通量と価格推移、畜産品全体(国産輸入品)の価格推移を
単に2~3年比較していけば検証可能です。

今後の国家防疫を考える上で重要な実証例となるはずです。韓国の悲劇をただ悲劇とはとらえず、
国内でも高い確度で発生しうる未来の話として実例を持って新しい現実的な対応を検討し、
徹底するのがリスクマネージメントと感じています。

 
パブリックコメント:意見募集中案件詳細
「家畜伝染病予防法施行規則の一部を改正する省令案についての意見・情報の募集について」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001332&Mode=0

案件番号 550001332

定めようとする命令等の題名: 家畜伝染病予防法施行規則の一部を改正する省令
根拠法令項: 家畜伝染病予防法施行規則第9条、第37条及び別表第1
行政手続法に基づく手続であるか否か: 行政手続法に基づく手続

所管府省・部局名等(問合せ先) 農林水産省消費・安全局動物衛生課
電話:03-3502-8111(内線4582)

案の公示日 2011年03月03日
意見・情報受付開始日 2011年03月03日
意見・情報受付締切日 【2011年04月02日】

関連情報
意見公募要領(提出先を含む)、命令等の案
意見公募要領   関連資料、その他
家畜伝染病予防法施行規則の一部を改正する省令案新旧対照条文
家畜伝染病予防法施行規則の一部を改正する省令について

資料の入手方法
農林水産省消費・安全局動物衛生課において配布

 
宮崎日日新聞 (3/11) 「罰則は第三者委判定 家伝法改正案」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=36451&catid=74&blogid=13

 鹿野道彦農相は10日の衆院農林水産委員会で、家畜伝染病の防疫措置として殺処分する
家畜への補償(手当金)をめぐり、通報遅れなどがあった農家らに対する返還などの罰則について、
家畜伝染病の発生後に設置する第三者委員会で個別に検討して決定する考えを示した。

 罰則は、本県の口蹄疫を教訓にした家畜伝染病予防法(家伝法)改正案に規定されており、
同委員会で審議されている。

 本県では一部の農家・企業の通報遅れがまん延の一因と指摘されたことから、改正案は
防疫上必要な措置を講じなかった場合に手当金を返還させるなどの罰則規定を盛り込んでいる。
江藤拓議員(自民、宮崎2区)が罰則規定の運用を尋ねたのに対し、鹿野農相は「第三者委員会が
飼養衛生管理状況や早期通報の実施状況、まん延防止措置への協力状況などを総合的に
評価し判断するよう検討している」と答えた。

 
時事通信 (3/11) 「一貫性なく不信招く=新型インフル混乱でWHO批判-検証委」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011031100061

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)の専門家による検証委員会は10日、2009年に
世界的な大流行(パンデミック)となった新型インフルエンザをめぐるWHOの対応を検証した
報告書案を公表した。 警戒水準の定義に関し「一貫性がなく、理解できる表現ではなかった」として、
混乱を引き起こしたと批判。 不十分な対応がWHOへの不信につながったと結論付けた。

 報告書案は、感染の警戒レベルが最も高い「パンデミック」を定義する判断材料について、
WHOがウェブサイトでは「多数の死者と感染者」としていた一方、公式見解では
「感染の(地理的)広がりの程度」とするなど、食い違っていた問題点を挙げた。

 さらに、事前の説明なくウェブサイトの定義を変えたことで、「WHOは正確で一貫性のある
説明をしたのではなく、こっそりと定義変更したという不信を招いた」と指摘。
感染予防対策の指針公表のタイミングも不適切だったとした。

日本経済新聞 (3/11) 「新型インフル大流行宣言に不正行為なし WHO検証委」
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E3E2E2E68DE3E3E2E1E0E2E3E39180E2E2E2E2;at=ALL

 世界保健機関(WHO)の新型インフルエンザへの対応を調査していた検証委員会は10日、
最終報告書案を発表した。 製薬業界の圧力を受けて世界的大流行(パンデミック)を宣言した
とする疑惑について「不正行為の証拠は一切見つからなかった」と完全否定した。
「WHOの意思決定に商業的利益の影響はなかった」と断言した。

 ただ、地理的な感染の広がりだけで警戒水準(フェーズ)を変更する現行制度について
「インフルエンザの強さを測る基準を開発すべきだ」と指摘、WHOに改善を勧告した。

 検証委員会は世界各国の約30人の感染症の専門家で構成され、2010年4月に調査を開始した。
最終報告書は今年5月のWHO総会に提出される予定。

 WHOは09年6月に新型インフルエンザの世界的大流行を宣言。 その後、感染が沈静した
ため、10年8月に終息宣言を出した。(ジュネーブ=藤田剛)

 
http://www.oie.int/international-standard-setting/terrestrial-manual

OIEのホームページのインターナショナルスタンダード、タグ内の「アクセスオンライン」をクリックすると
チャプター2-3-4に、OIEが認める鳥インフルエンザの検査方法が書いてあるようだ、

これによれば、いろんな検査方法や検査キット、集積データーにより、結果の判定も、判定速度も判定精度も違うようだし、
株ごとに、どの検査方法を使うのが、より良いのか、違ってくるように思える。 R-PCRというハードの問題より、
いかにして、ウイルス分離をして目的のターゲットを見つけるかというソフトの重要性を感じない訳にはいかない。
動物衛生研究所の少数意見で、英国製キットに、決まってしまう。のが、怖い。
ハードより検査キットの方がコストがかかる訳だし。。

なぜ、そのキットになったかとか、将来、新しいものが開発されたらどうするのかとか、県家畜保健との連携とか、
もっと詳しく高病原性、中病原性、低病原性に区分して、初動時が、発生直後か、相当期間経過後なのかの判断も含め、
柔軟で、適正な法律運用ができる法改正であってほしい。

 
東亜日報 (3/11) 「外国のワクチン、国内の口蹄疫では効果が落ちて」
http://news.dongascience.com/PHP/NewsView.php?kisaid=20110311200002226333&classcode=01

亜種出ることも...国産開発至急

 3月3日、大邱(テグ)広域市 東区 司福洞 の農家では、口蹄疫のワクチンを接種した豚242匹が
口蹄疫に感染したと判定された。 先月15日、大田(テジョン)広域市 東区 下所洞 の養豚場でも
同様のことが起こった。 ワクチン2回接種まで終えても、口蹄疫の陽性判定を受けるケースが
相次いでいる。 専門家たちは効果が低い口蹄疫ワクチンの使用を理由に挙げている。

 現在、国内で使用される口蹄疫のワクチンは、今年1月、多国籍製薬会社『メリアル・
インターベット』から輸入された「O1 Manisa」だ。 国立獣医科学検疫院が O1マニサと
慶尚北道 安東(アンドン)で採取された口蹄疫ウイルスの特定の蛋白質(VP1)を分析した結果、
塩基配列が83.5%一致することが分かった。

 国立獣医科学検疫院の関係者は「口蹄疫のワクチン生産施設がない状況で、緊急対応をしようと
した結果、世界中でよく使うわれている O1マニサ を導入した」とし「ワクチンと口蹄疫ウイルス
の間には16%程度の塩基配列の違いがある」と述べた。

 口蹄疫ワクチンは、体の中で増殖することができない「死んだ口蹄疫ウイルス(抗原)」から
作られている。 このウイルスを構成する4つのタンパク質の中で『VP1タンパク質』は、ウイルスが
細胞の表面にとりついて細胞に感染させる。 ワクチン接種によって生じた抗体はこれらの蛋白質の
作用を抑制し、細胞に感染するのを防ぐ。

 問題は、ワクチンと口蹄疫ウイルスのVP1タンパク質の塩基配列が異なっているという点だ。
塩基配列の違いによって、VP1の構造も変わってくる。 VP1の構造にあわせて作用する抗体が、
急な口蹄疫ウイルスに効果的に対応するのは難しい。 ソサンフイ忠南大獣医学科教授は、
「季節性インフルエンザでは、ワクチンとウイルスの塩基配列に5%以上の差があれば、新しい
ワクチンの開発に入る」とし、「塩基配列10%以上の差では、ワクチンの効果はだいぶ落ちる」と話した。

 専門家は、効果の低いワクチンを継続して使用すると、口蹄疫ウイルスが突然変異を起こし、
土着化することがあると指摘する。 ウイルスは、ワクチンが作用できないように絶えず突然変異を
起こして生きてきた。 特に口蹄疫ウイルスは、他のウイルスより突然変異が起きやすい。

 ソンベクリン延世大学生命工学科教授は、「効果の低いワクチンを使用すると、ウイルスが
突然変異を起こして、むしろ、ワクチンの効果さらに低下するかもしれない」と述べた。 ソ教授は、
「変異種の口蹄疫ウイルスが土着化する前に、国内で流行するウイルスに合う口蹄疫ワクチンを
開発しなければならない」と述べた。

ビョンテソプ東亜サイエンス記者

 
地震の被害はありませんか?

 
Cowboy@ebinoさま。
ありがとうございます。私のいるあたり(東京都目黒区)はさしたる被害もなさそうです。
首都圏の電車は全て止まっているようで、どうにも動けませんが。

仕事場でTV、ラジオをつけていますが、津波の被害はたいへんですね。
リアルタイムで津波が来る映像を見るのは、なんだか妙な気持ちです。

 
コンタン 様
当方の報告をご紹介下さり,有り難うございます.
福岡で採集されたヒメシカシラミバエについて,補足させて下さい.

参考文献:http://ci.nii.ac.jp/naid/110007164464
緒言抜粋:近年日本各地でニホンジカの個体数が増加しており,林業上の獣害として問題になっているなか,
ニホンジカの外部寄生虫として知られているヒメシカシラミバエの個体群の動向に指標昆虫として注目すべきものがある.

シカの媒介については,このコメントでも,議論があった様に覚えています.
この野生動物が,家畜に直接,口蹄疫を発病させることはないでしょうが,病原ウイルスの保有者には,
成り得ると考えられます. その保有者に寄生者がいれば,それが伝播者となる可能性は高いと思います.

保有者=伝播者ではなく,保有者→伝播者→発病者とすると,サシバエやシラミバエ類など,
吸血昆虫による伝播が考え易くなります.
ヒメシカシラミバエに関しては,この種が家畜を吸血するか?との疑問が出てきますが,
その生態から,少なくともニホンジカが病原ウイルスを保有する場合には,深い関与が考えられます.

なお,ご周知とは思いますが,O157では,ウシ→イエバエ→ヒトの感染経路が推認されています.

竹中 淳 さんから、「新興感染症の流行にシラミバエ類が関わる可能性」について>>>

非常に、興味のわくお話ですね。
牛=サシバエと言うイメージはあるのですが、ブタに、サシバエって言うイメージは、あまりないのですが、イエハエや

シラミバエは、来てると思います。

豚舎で、捕獲して、調べてみる必要を感じます。

名古屋でも、シラミバエは、捕獲されているそうですし、イエハエ、キンバエ以外のハエが、来ることは、ありますね。
特に、出産時の羊水の臭いに、ハエは、ものすごく敏感です。


出産後、5分以内に何らかのはえが飛んできますから。。

 
読売新聞 (3/16) 「JRA牧場、乗用馬が「馬伝染性貧血」に感染」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110316-OYT1T00854.htm

 宮崎県は16日、競走馬などを育てるJRA(日本中央競馬会)宮崎育成牧場(宮崎市花ヶ島町)で、
乗用馬として飼っていた1頭が、家畜伝染病の馬伝染性貧血に感染し、殺処分したと発表した。

 国内での発生は1993年に岩手県で2頭が感染して以来という。

 牧場で飼育する全42頭の抗体の定期検査で10日、1頭から馬伝染性貧血の陽性を疑う反応が出て、
検体を調べた動物衛生研究所(茨城県つくば市)が16日、感染を確認した。残る41頭は陰性だった。

 県畜産課によると、馬伝染性貧血は馬特有の病気で、病状が進行すると貧血や発熱などを生じて死ぬこともある。
口蹄疫(こうていえき)や鳥インフルエンザほど感染力が強くないため、ほかの馬を殺処分する必要はないという。

 
共同通信 (3/17) 「食品の放射能汚染で初基準 厚労省、都道府県に検査指示」
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031701000791.html

 厚生労働省は17日、東日本大震災に伴う福島第1原発の事故を受け、放射能に汚染された食品が
見つかった場合に備えて、食品に対し放射能の暫定基準値を設け検査を行うよう都道府県などに指示した。

 厚労省の大塚耕平副大臣は会見で「検査は全国が対象だが、事故とかかわりのある自治体で
現在生産されている生鮮食品が中心になる」と指摘した。

 1986年のチェルノブイリ原発事故の際には輸入食品に対し放射能検査が行われたが、
国内産の食品に対する基準値設定は初めて。

 厚労省では現在は基準を上回る食品は確認されていないとしている。既に検査準備を始めている
自治体もあり、早ければ18日にも始まる見通し。

 厚労省の通知によると、原子力安全委員会の示した指標を暫定的な基準値と定め、この値を上回る
食品が見つかった場合、食品衛生法に基づき、出荷停止などを命じられる。基準値はセシウムで
牛乳・乳製品が1キログラムあたり200ベクレル、野菜類、穀類、肉・卵など同500ベクレル、
放射性ヨウ素では飲料水同300ベクレル、野菜類同2千ベクレルなど。チェルノブイリ事故の際は
セシウムのみで同370ベクレルだった。

 大塚副大臣は今後、調査やモニタリングを経た上で正式の基準値を設けるとしたうえで、
暫定基準値は、国際基準と比べてもおおむね厳しくなるとの認識を示した。

 
読売新聞 (3/18) 「安愚楽牧場が改善報告書 口蹄疫発生の通報遅れで」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20110317-OYT8T00941.htm

 口蹄疫発生時の通報が遅れたとして、県が文書で厳重注意した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)は
15日、通報態勢の見直しや獣医師の増員などを盛り込んだ改善報告書を県に提出した。

 県によると、安愚楽牧場は昨年4月22日、発生7例目の川南町の和牛牧場で、牛によだれや
軽い潰瘍(かいよう)などの症状を確認したのに、同24日まで県の家畜保健衛生所に報告しなかった。
県は報告の遅れを注意するとともに、17日までの改善計画提出を求めていた。

 これまで同社は、牛の異常を確認すると、社員の獣医師が本社に報告して指示をあおいでいたが、
今後は獣医師が本社の指示を待たずに、家畜保健衛生所に通報する仕組みに改めた。

 また、社員の獣医師1人が児湯地域1市4町の15農場を担当していたが、今後は外部の獣医師に
委託し、4月から2人態勢にして、将来的には3人に増やすという。

 都道府県の獣医師などを招いた従業員の講習会を昨年10月から始め、これまでに全国の農場で
計105回(宮崎は3回)行ったことなども報告した。

 同社の住友淳郎専務は、開かれた経営を心がけたいとして「地域に情報発信し、周囲の同業者との
連携、協力も進めたい」と話している。飼育の再開時期は6月頃を考えているという。

 県畜産課の岩崎充祐・家畜防疫対策監は「報告書の内容を実行し、従業員の意識改革につなげる
ことが大事。立ち入り調査による確認も検討したい」と話した。

 
コンタンさんがお勧めの、大前さんの論説シリーズを見ました。

ヘリで水をかける作業を「セミの小便」作戦だとかいう表現や、電源車の電圧規格が異なっていて使えないとか、不思議に思っていたことについて腑に落ちました。私には、バケツリレーで山火事を消そうとするような場当たりな行動が不思議でなりません。

海水を大量にかけた後に電気が戻ってからどうなるの、という疑問もあります。戦略が無いまま、思いつきだけの作戦行動で、優先順位が間違っているのではないでしょうか。

決死の覚悟で戦っている現場の人たちの犠牲・苦労が報われるように祈ります。参謀本部ができるだけ正確な情報把握と分析、そして適切な指揮命令を下すべきですが、大本営発表を見ていると、今回の問題の本質が隠蔽されているのか、素人の集団が指揮をしているような印象です。船頭がいるのでしょうか。

これまでは神風が吹いていたので、おそらく爆発で漏れ出た放射能のほとんどが太平洋上に拡散してくれていました。原発周辺での放射能モニタリング地点について、風上の離れた場所に途中で移動したのは何故だったのか?

 
beachmollusc さま。

カタストロフィが来るのかどうか、まだ誰にもわかりませんが、今週初めの状況を思うと、
だいぶ持ちこたえているなぁ、と思います。(現場作業員の健康リスクと引き替えにでしょうが。)

相変わらずの情報隠蔽には呆れるほかありませんが、
今日の午前中は「3号機の放水によって放射線レベルもやや下がり、夕方以降に通電できるかも」
という明るいニュースだけが出ていたのに、午後になったら
「3号機圧力容器の内圧が高くなったので、ガス放出(高濃度の放射性物質も放出)の予定」
という緊急事態が伝えられました。
(一体この圧力がどのように推移しているのか、ということはまったくわかりません。)
15:40頃、圧力が安定したため、放出はいったん見合わせとのニュースが出ました。

3号機に猛毒のプルトニウムを用いたMOX燃料が装填されていることも、各種HPやツイッターを
見ている人なら承知でしょうが、ニュースには出てこないようです。

文科省の放射線モニター結果では、北西30km付近は、かなり高い値になっています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303726.htm

この説明を見たことはないですが、何らかの原因によって、この付近の地上に、やや濃度の高い
放射性物質が降ったのではないでしょうか。
100μSV/h=876,000μSV/年になるので、避難レベルを超えています。
30km圏を一様に避難させるのが大変でも、こうした地域は一刻も早い避難が必要でしょう。

春になって冬の季節風が弱くなると、発電所周辺では海陸風が吹き、
昼間は海から内陸に向かう東~南東の風が吹く日も多くなるでしょう。

原発事故のシミュレーションによると、大量の放射性物質の飛散が起きたときの風向きや、
降雨の状況が、どの地域が特に汚染されるかを決めるようです。
通年では西~北西の風が卓越するのは好条件ですが、「その時」の状況によっては
内陸が高濃度に汚染される可能性もあるようです。

 
すでに見ておられるとは思いますが、下のURLの情報があります。
http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif

3号機問題でベント開放についてわからないこと:当局は(内部への注水のために)放射性物質をすでに炉外に意図的に開放していると理解したつもりでしたが、圧力上昇を受けた処置に関する報道を見て、何がなんだかわからなくなりました。

海水をかけている対象と意味が4号機については明快ですが、3号機の方がさっぱりわかりません。2号機は外見で破損・損傷が小さくても、内部ではむしろ深刻なのではないでしょうか。1から4まで、それぞれ扱いが違いますが、その意味が良くわかるように説明されていませんね。

 
beachmollusc さま。
 >3号機の方がさっぱりわかりません。

報道では、3号機使用済み核燃料プールの水位低下に対する対応のようですが、
発熱量を考えると、なぜ3号機?という感じですよね。
http://www.asahi.com/special/gallery_e/view_photo_feat.html?jisin-pg/TKY201103180628.jpg
水素爆発によりプールの水漏れがあるとか?

アメリカ政府は4号機プールのほうをかなり心配しているようです。 発熱量が10倍も多い!

1号機、2号機プールの報道は見かけませんね。 2号機は状況がわからないのでしょうが、
1号機は上空から見えるのでは? と思うので、隠蔽されている気がします。

3号機格納容器の圧力推移はこちら。
http://plixi.com/p/85492932

原発周辺の放射線量: New York Timesの図がわかりやすいです。(3/19)
http://www.nytimes.com/imagepages/2011/03/19/world/19radiation_g.html?ref=asia

 
西日本新聞 (3/21) 「鳥インフル「ウイルス運搬半分は人か」専門家と県意見交換」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/232724

 宮崎県内で今季13例が発生している高病原性鳥インフルエンザの感染経路について、県は専門家を
招いて意見交換した。国の疫学調査や、日本野鳥の会による野鳥の生息状況調査が報告された。

 宮崎大農学部の堀井洋一郎副学部長は、野鳥が保有するウイルスがどのように鶏舎内に入ったかについて、
「半分近くは人間が持ち込んだ可能性があるが、羽毛に付着して外気と一緒に舞い込むなど複数要因が考えられる」
と述べ、特定の難しさを強調した。

 経路特定の手掛かりとなる発生農場の共通項について、13例のうち10例がブロイラーで、
9例が出荷直前の35-55日齢だったことも報告された。

 意見交換は17日に開かれ、2月に続き2回目。県は今後、さらに意見交換して防疫対策の見直しに生かす方針。

 
ペレットを覆うジルカロイの一部が水位が低下して溶解したことには間違いはないでしょうが、何本か、面積問題ではありますが、30km県内の放射線量をみれば、それほどたいしたことがない事はわかります。 圧力隔壁のどの分からもれているかでしょうが、圧力弁あたりのような。 放射線で問題になるのは、X線です。次にγ線これは水でほぼ遮断できますし。中性子もです。 α、βも衣服程度で遮断できます。 SVで問題視されるのはX線の被爆量。 炉付近でγ、中性子が検出されるのは当然です。水位が下がり、コンクリート壁画なくなれば、多少の検出当然です。 驚くことではない。 ヨーソ131の半減期はたかだか8日。問題はセシウム134 15年 137 30年 仮にチエルノブイリ級でも半径30キロ程度です。 今回はチエルノブイリなんかとはまったく異なる程度です。 それに生物のDNAは、ウイルスの時代から、地球創世記から36億年前の地球に宇宙線が降り注ぎ、紫外線が強烈な時代から生き延びてきているのです。 大気圏内での核分裂実験、核融合実験での降り注いだ、放射性物質のからの放射線にも耐えたのです。 日本各地からは、セシウム137は結構に存在します。 メルトダウンなんて、軽水炉型で簡単に起こりえません。 制御棒も挿入されています。  ヒステリーが2次災害を招くだけです。  大前さんも、科学者としての発言を望みますが。 放射線学会も、物理学会も冷静そのものですから。 守れねばならないのは、炉の前で作業をされている方たちの被爆量です。 それ以外が何を騒ぐことがありましょう。 

「物事を必要以上に恐れたり、全く恐れを抱いたりしないことはたやすいが、物事を正しく恐れることは難しい」寺田寅彦

ウラン型軽水炉発電も、ウランの埋蔵量から、100年の寿命でもありますが。 次世代は風力での海水からの水素でありましょうが。無理でしょうね。 江戸時代の暮らしも一興でしょう。 日本の人口3000万人、平均寿命50歳をですが。 その代わり悪性腫瘍、成人病もほとんどなくなり、感染症が一番のヤマイです。それでも人類が絶滅するわけでもなし。 

beachmollusc さま。

昨夜、TV東京の「ワールドビジネスサテライト」で、3号機使用済み燃料プールに水漏れがある
可能性を指摘していました。 こう考えると4号機プールのほうがはるかに発熱が多いのに、
3号機に多量の放水が必要な理由の説明が付きます。

この場合、放水した水は破損した核燃料棒により放射能を帯び、どこかへと流れてゆきます。
この水がタービン建屋にたまり、昨日の作業員の被爆につながった可能性もあります。

水漏れを止めることができないと、この状況が長期にわたって持続し、周辺の放射線量が
少しづつ高くなってゆくでしょうから、なかなか厳しい状況です。

omizo さま。

私がいちばん怖れているのは経済危機です。 東京は放射能から安全かもしれませんが、
こちらのほうは、思わぬ社会不安を引き起こすかも知れません。

まぁしかし、不安を抑えるために「東京は安全」と強調すればすなわち「原発周辺は危険」
と言うことになりますから、地元の感情を考えるとそれも何だかなぁ、と思います。

(追記)
原子力安全・保安院は、放射性物質に汚染された水の状況から、
3号機は、原子炉本体のどこかから放射性物質が漏れ出ているとした。
(だからといって燃料プールに水漏れがない
ということにはならないが。)

青空です。

韓国の口蹄疫も治まりつつあるようで安堵しています。このまま治まってくれればと思いますが。
鳥インフルは千葉での発生後十分な防疫は難しいのでしょうが、飼料・電力・燃料・水不足から北関東、東北は特にブロイラーが
ほぼ壊滅状態です。飢餓でほぼ全滅した農家も少なからずいるようです。発生はあるやに思いますが、既に事業継続できている所は少ない。
屠畜加工場が閉鎖されている以上いかんともしがたいのでしょう。

私はこの2週間、米と小麦と豆だけなので
牛乳・卵は愚か肉は缶詰以外食べていません。なんとか食べる手はないのでしょうか。
仙台中心部でこの飢餓の有様では、原発問題で物流が皆無である北関東、福島の原発半径50キロ圏内は餓死者がでない(もしくは発生しているが発見されていない)のが不思議です。
宮城県中部以南、宮城県仙台以北から岩手県全域もガソリン不足で相当な飢え状態でしょう。心配です。

首都圏は今は買い占めするぐらいの余裕がありますが、このままいくと7月から相当な都市混乱と物流の不足が表面化するでしょう。
なにぶん北関東4県でほとんどの国産野菜・畜産・米・卵・乳製品を確保していたのですし、それらの地域がいらん風評被害のおかげで
新しい作付を回避する方向にあるようですから、近々供給不足になるでしょう。
韓国の例を見ても輸入物流の確保は時間が3カ月ほどかかりますし、
生鮮野菜は農薬基準で輸入ができない。卵・牛乳は現状国産のみなので深刻な状況になることを危惧しています。
今回の騒動での消費者のヒステリックな反応と報道は生産者に生産意欲を大幅に減退させました。
東京電力と国家の補償がある中で無駄なコストを払うリスクを取る人がどれほどいるか、やや心配です。(今後の原発の進展次第ではありますが)

コンタン様が心配する経済危機は相当な実現性と驚異的な水準とスピードで展開すると思っています。
西日本への生産シフトは東京の本店でも切羽詰まった課題になっているようですが、物流ラインとガソリン不足で成立を困難にしています。
時間は3カ月しかないことを考えると頭が痛いです。
いっそ経済破綻と国家財政破綻を持って思い切り円安にいってくれた方が再建はやりやすくなるかもしれません。
同時にハイパーインフレと増税、産業大編成、行政での大規模人員整理が必要ですが(債務棒引きのため)。

なんだか悲観的になりつつあります。

コンタン様、こんなときに何かいい本か音楽はないものでしょうか。最近やや参ってきています。


 
青空 さま。 東京も寒い日が続いていますが、被災地の寒さはいかばかりかと
お見舞い申し上げます。

一昨日、25日の夜は、東京の繁華街もだいぶにぎわいが戻っていたようです。
(本来なら年度末、給料日、金曜日ということでこんなものではないのですが。)
私も、妻と待ち合わせて、久しぶりに(晩ごはんを)外で食べて帰りました。

TV番組もだいぶ通常に戻りましたが、しばらくは、撮り貯めてあったBSの
アカデミー映画ばかり見ていました。 次に災害があったときは、民放1局は輪番で、
名作ドラマや映画ばかりを流すのがいいように思います。

気分転換も必要ですが、遠出する気分でもないので、電車で2駅ほどの温泉銭湯
に行ったり、公園を散歩したり、という感じです。3/19に新宿御苑に行きましたが、
けっこうにぎわっていました。 梅はそろそろ終わりで、コブシや木蓮が満開でした。
早咲きの桜の下で、昼寝をしてきました。

スーパーやコンビニの棚は、まだ隙間もありますが、それでもたいていのものは
手にはいるようになりました。入手が難しいのは、電池、カセットコンロ、ガソリンなどで、
相変わらずエネルギー関係は難しいようです。

>こんなときに何かいい本か音楽はないものでしょうか

これは難しい質問ですね。思いつきですが、
  高田 郁 「八朔の雪」(他、みをつくし料理帖シリーズ)(ハルキ文庫)
  上橋 菜穂子 「精霊の守り人」(他、精霊シリーズ)(新潮文庫)
  マイケル・クライトン 「トラヴェルズ―旅、心の軌跡(上・下)」(ハヤカワ文庫NV)
あたり、どうでしょうか。
それぞれ人情時代小説、ファンタジー、半自伝、なのですが、たまには現実を離れるのも
よろしいのでは。

 
日本気象学会理事長の3/18のお願い http://bit.ly/fdVIuu だが、

口蹄疫の時に日本獣医学会微生物学分科会長が出したメールとそっくりだ。
(下記のエントリーに書きました。)
http://konstantin.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-b6a6.html

研究者の自由な言論を妨げたことにも、原発事故の遠因があるとは思わないのだろうか?

(参考)
研究者個人による、3.11大震災関連の情報公開に対する、日本気象学会の通達が「王政復古」な件
http://togetter.com/li/117991

 
毎日新聞 (3/27) 「鳥インフルエンザ:2例の養鶏場、野鳥侵入防止に不備 農水省が調査結果 /千葉」
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20110327ddlk12040183000c.html

 千葉市若葉区で発生した2例の高病原性鳥インフルエンザで、農林水産省は、
疫学調査チームが実施した現地調査の結果を発表した。
いずれも野鳥やネズミなどの侵入防止策に不十分な点があったことが確認された。

 発表によると、1例目となった採卵鶏の養鶏場では、鶏舎に張られていた防鳥ネットの
一部に隙間(すきま)があり、調査時も鶏舎内にスズメが数羽いたという。
また、2例目となった肉用鶏(ブロイラー)の養鶏場は防鳥ネットが未設置で、
鶏舎の壁や天井にネズミの侵入跡とみられる穴が多数発見されたという。

 今回の鳥インフルエンザでは、千葉市若葉区の採卵鶏農場で飼育されていた
鶏2羽が12日に死に、13日に一緒に飼われていた鶏2羽を含む計4羽の感染が判明、
約3万5500羽が殺処分された。さらに同区内の養鶏場でも17日に感染が判明し、
約6万2000羽の殺処分が進められている。

 フンなど汚染物品の処理や農場の消毒などの防疫措置は24日までに終了している。【駒木智一】

 
朝日新聞 和歌山(3/29) 「野生のオオタカから鳥インフル検出 橋本」
http://mytown.asahi.com/areanews/wakayama/OSK201103280151.html

 県自然環境室は28日、橋本市内で先月見つかった野生のオオタカ1羽の死骸から、
A型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。鳥取大学に検体を送り、
高病原性かどうか詳しく調べる。野鳥からの検出は県内初。周辺の養鶏場に対する
出荷規制は現段階では行われないが、県は注意を呼び掛けている。

 同室によると、同市南馬場のため池近くで2月17日、住民からの通報を受けて
回収したオオタカ1羽の死骸。2月21日の簡易検査では陰性だったが、
国立環境研究所(茨城県つくば市)で遺伝子検査をした結果、3月28日に陽性反応が出たという。

 
北海道新聞 (3/31) 「氷点下30度でも消毒OK」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/282467.html  (写真あり)

 【清水】帯広畜産大と農業施設製造のアクト(帯広)は、口蹄(こうてい)疫や鳥インフルエンザ
ウイルスの極寒期の侵入を防止するため、氷点下30度でも車両消毒ができる装置を共同開発し
30日、装置を導入した清水町内の農業施設で報道陣に公開した。

 装置は、消毒液を噴霧する配管や車両が通過する床を灯油ボイラーで暖めて凍結を防ぐ。
また装置全体を建屋で覆い、暖房熱を逃げにくくしている。大型車にも対応し、価格は設置費込みで
約1500万円。4月から本格的に販売を始める。

 同社によると、従来の車両消毒は、手動タンクやアーチ型装置による噴霧で、氷点下10度以下
になると消毒液が凍結してしまい、十分な消毒効果が得にくかったという。

 寒冷期の車両消毒については、帯広市内の土木資材販売会社が配管を電熱で暖める装置を開発し、
今春の販売を目指している。また、道は消毒液に車のウインドーウオッシャー液を混ぜるなどの
凍結防止策を呼びかけている。(清水博之)

 
勝田吉彰研究室 (4/1) 「タイの豚でも遺伝子交雑ドンドン進行(H1N12009+H1N1swine)」
http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/8e4bc6830254726b57216e8251b3d9f8

豚の体内で遺伝子交雑が起こる、新型インフルエンザが出来る・・・という話は
何度か耳にしてきたところですが、その証明@タイチーム。

•2010年、タイの農場で豚インフル流行中に採取されたウイルスの分析。

•H1N12009と、豚由来(swine)H1N1、鳥由来の交雑が確認された。
 novel reassorted H1N1 (rH1N1) virus consisted of human, avian, and swine virus genes
 from the pandemic H1N1 2009 (pH1N1)

•これは繰り返し検出された。→感染性↑

•新型ウイルス発生において豚がはたす役割の大きさ再認識させられるとともに、
 豚のサーベイランス、豚由来ウイルスの継続的遺伝子分析必要性指摘。

世界中が震災や中東政変に気をとられている間にも、ウイルスは着々と交雑し変異し拡大しています。
ウォッチしてゆきましょう。

 
朝鮮日報日本語版 (4/1) 「対北支援:国連世界食糧計画の報告書に疑問の声」
韓国政府の担当者と終日論争
http://www.chosunonline.com/news/20110401000006

 北朝鮮の食糧事情について、国連世界食糧計画(WFP)と韓国政府の間で
意見が鋭く対立していることが分かった。

 先月28日に来韓したWFP代表団は、30日にソウル・世宗路の政府中央庁舎を訪れ、
統一部と外交通商部(ともに省に相当)の担当者らと相次いで意見を交換した。
WFPが24日に発表した「北朝鮮の食糧事情に関する報告書」の内容について説明する
ためだった。WFPは今年2月21日から3月11日にかけて、国連食糧農業機関(FAO)や
国連児童基金(ユニセフ)と共同で、北朝鮮の食糧需給状況に関する現地での実態調査
を行った。調査では担当者が北朝鮮の九つの道や40の市・郡を訪問し、その結果に
基づいて「北朝鮮では108万6000トンの食糧が足りなくなる見通し」「食糧が回らなくなる
610万人のために、43万4000トンの食糧支援が必要」などと発表していた。

 これに対して韓国政府は直ちに問題を指摘した。WFPが昨年11月に発表した報告書には
「“北朝鮮では86万7000トンの食糧が不足している”と記載されていたが、これがわずか
4カ月で21万9000トンも不足分が増えた」というのが、韓国政府が指摘する問題点の趣旨だ。
複数の韓国政府当局者は「北朝鮮は2012年に強性大国を建設することを目指し食糧の
備蓄を進めている。そのために追加支援を要求しているのではないか」との見方を示している。

 韓国政府が特に問題している部分は、WFP報告書の18頁から20頁に記載された
「北朝鮮の食糧備蓄量」に関する部分だ。WFPは北朝鮮政府が提示した資料だけに基づき
「北朝鮮では昨年10月の時点で117万9252トンの食糧を備蓄していたが、これを配給が
必要な階層に1人当り1日360グラムから400グラムずつ分け与えた場合、今年5月には
備蓄が底をつく」と説明している。しかし昨年11月のWFP報告には、このような内容は
記載されていなかった。北朝鮮がWFPに食糧備蓄分について伝えること自体、今年に入って
韓国政府がこの問題を引き続き取り上げたことに対するものとの見方もある。また北朝鮮の
主張通り、備蓄米を一般の住民に配給していれば、今回のWFPによる現地調査が
行われていた2月末から3月初めごろの備蓄量は、20万8238トンから40万9350トンほどに
減っているはずだが、実際は備蓄分の残りについての記載は報告書にない。

 そのため韓国政府は30日にWFPの関係者と会った際、この点について集中的に
問いただした。「今回の報告書には北朝鮮での備蓄量について明記されているが、
昨年11月の報告書にはなぜこれがなかったのか」「現在、北朝鮮に残っている食糧は本当
に20万トンから40万トン程度なのか。実際に目で見て確認したのか」などと尋ねた。

 これに対してWFPは、北朝鮮で備蓄された食糧を実際に目で見て確認したかどうかは
明言しなかった。WFPの担当者は「北朝鮮政府が資料を提供した。不足分を計算する際には
それを100%反映したわけではなく、複数の状況も考慮に入れた」と説明したという。
これに対して一部では「WFPによる調査そのものが疑問」との見方も出ている。
世界各国が北朝鮮に対する支援を減らそうとしている中、資金難に苦しむWFPが
北朝鮮への支援の必要性を強調し、支援される額を増やしたいとの誘惑に駆られ、
北朝鮮の主張を一方的に反映させた可能性もあるというわけだ。韓国政府の関係者によると、
WFPは寄付された額の7%ほどを活動費などとして使っているという。

 WFPは
(1)昨年8月から9月にかけて北朝鮮では雨の日が続いた
(2)60年ぶりの寒波が襲来し冬の期間も長かったため、小麦やジャガイモ、野菜などが不作とみられる
(3)口蹄疫の感染も拡大した-などの要因を取り上げ、北朝鮮の食糧難は深刻な状況にあると説明している。

金真明(キム・ジンミョン)記者

 
宮崎日日新聞 (3/31) 「口蹄疫と鳥インフル 都農町が検証し報告書」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=36953&catid=3

 都農町は町内で発生した口蹄疫と高病原性鳥インフルエンザについて、町の対応や検証を
まとめた報告書と、防疫作業の効率化に重点を置いたマニュアルを31日までに作成した。

 口蹄疫の報告書は10章で構成。第2章の発生・対応では初動態勢や主な作業の流れ、
関係機関との連携を記録。宮崎家畜保健衛生所からの情報や指示不足などにより
「指揮系統が機能せず作業が停滞した」とした。その上で、県を軸とした関係機関の連携づくりを
平時から求める。

 
ブルガリアの口蹄疫発生続く

■3/19 Kirovo village,Burgas (牛143頭) トルコ国境から7km、最も近いKirovo村から3kmの農場。
OIE Report http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=10386

■3/24 Granichar, Sredets, Burgas (牛133頭)
OIE Report http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=10406
promedmail http://www.promedmail.org/pls/apex/f?p=2400:1202:7780223111904532::NO::F2400_P1202_CHECK_DISPLAY,F2400_P1202_PUB_MAIL_ID:X,87728

■3/28 Goliamo Bukovo village, Sredec, Burgas (牛49頭、豚11頭)
     Fakia village, Sredec, Burgas (牛81頭)
     Momina Tsarkva, Sredec, Burgas (牛209頭)
OIE Report http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=10428

●Sofia Echo (3/29) "Bulgarian farmers rebel against FMD culling plans"
http://sofiaecho.com/2011/03/29/1066860_bulgarian-farmers-rebel-against-fmd-culling-plans
「トルコ国境付近のブルガリア南東部で、最近、口蹄疫感染流行による大きな被害を受けている
 多数の農業関係者らは、家畜が殺処分されるくらいなら、自分たちが先に殺される方を選ぶと言い、
 家畜を守るために立ち上がった。(以下略)」

 
宮崎日日新聞 (4/4) 「口蹄疫45分で診断 山崎・宮崎大准教授が開発」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=37032&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 宮崎大農学部獣医学科の山崎渉准教授(38)=獣医公衆衛生学=がLAMP(ランプ)法と呼ばれる
遺伝子検査を応用して口蹄疫の感染を迅速診断できる技術を開発した。既に特許庁に特許を出願している。

 実用化されれば、アジアで感染拡大する4タイプについて最短45分で診断でき、これまで難しかった
感染初期での判別も可能となる。簡易で低コストなため、感染が拡大する発展途上国などでの利用も期待される。

 山崎准教授は既存のLAMP法を口蹄疫の診断に利用するため、世界中で確認されている口蹄疫
7タイプのうち、アジアで感染が広がる4タイプに共通する遺伝子情報(標的遺伝子)を解析した。
診断には標的遺伝子だけを増幅させる必要があるため、標的遺伝子に結合し増幅のきっかけとなる
塩基配列「プライマー」の設計に取り組み成功。


NNA.EU (3/23) 「サノフィ、メルクとの動物薬事業統合が白紙に[医薬]」
http://nna.jp/free_eu/news/20110323frf031A.html

製薬大手サノフィ・アベンティスと米同業メルクは22日、それぞれの動物薬事業を統合させる計画を
白紙化したことを明らかにした。各国の規制当局からの承認獲得を含む、取引成立に向けた手続きが
複雑化したため。

両社は昨年3月、サノフィの動物薬事業メリアルと、家畜用の医薬品を手掛けるメルク傘下の
インターベット/シェリング・プラウを統合する計画を発表。実現すれば、米ファイザーを抜き、
3分の1近い世界シェアを占める年商53億ドルの動物薬メーカーが誕生するはずだった。

メリアルとインターベットは今後も、別々に事業を継続する方針だ。

メリアルのプレスリリース
http://jp.merial.com/pdf/press_release/MERIAL%20INTERVET-j.pdf

インターベットのプレスリリース
http://www.spah.jp/news/pdf/110325press.pdf

 
六号通り診療所所長のブログ (4/5) 「放射性セシウム体外除去剤「ラディオガルダーゼ」の話」
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2011-04-05

(放射性)セシウムの体外排出を促進する薬品があり、人間だけでなく家畜にも使用できるらしい。

 
いずれも、宮崎日日新聞

■「初の防疫演習実施へ 県、今月を特別月間指定」 (4/6)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=37080&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 昨年4月20日の口蹄疫発生から1年となるのを前に、県は今月を特別防疫月間に位置づけ、
初の実働防疫演習を行うなど防疫対策を強化する。

 河野知事が5日に記者会見して明らかにした。

 取り組みを強化するのは(1)ウイルスの侵入防止(2)農場の防疫対策(3)発生時の迅速な防疫対応―の3点。
侵入対策については牧元幸司副知事が6日から外国人客らが利用する空港やゴルフ場に出向き、
消毒マットの設置などの徹底を依頼する

■「家畜殺処分からの経営再開46% 県まとめ」 (4/5)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=37070&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 口蹄疫の感染疑いやワクチン接種により家畜を殺処分された農家のうち、
経営を再開できたのは46%にとどまっていることが5日、分かった。

 河野知事が会見で明らかにした。

 韓国や台湾などアジア諸国での口蹄疫発生に加え、飼料価格が高騰するなど再開に向けた
不安要素が重なっていることが原因とみられる。
また、14件が未払いだった殺処分家畜に対する補償(手当金)は、13件で今月中に支払いを終える。

■「口蹄疫発生農場の所在地公表へ 県方針」 (4/6)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=37075&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 口蹄疫の教訓を踏まえ、県は今後、口蹄疫の感染疑いが確認された農場の所在地を
原則公表する方針を5日までに固めた。

 昨年の口蹄疫では、農家に対する風評被害に配慮し詳細な所在地を公表しなかったが、
県口蹄疫対策検証委員会の指摘を受けて見直した。
作成中の新たな県口蹄疫防疫マニュアルに公表規定を盛り込み、発生時における効果的な地域防疫につなげる。

 県家畜防疫対策室によると、同意が得られた農家について、番地まで公表する。
農場、個人名は非公表。 報道機関に発表するほか、県のホームページでも公表する。

 
宮崎日日新聞 (4/6) 「改正家畜伝染病予防法」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=37077&catid=15&blogid=5&blogid=5&catid=15

指針中身で法律に実効性を

 本県で発生した口蹄疫の教訓などを踏まえ、農家への補償や早期通報体制を強化した
改正家畜伝染病予防法(改正家伝法)が公布された。

 家畜の飼育規模に応じた埋却地確保を農家に求める一方、都道府県が「補完的に」埋却地を
準備するなど衆院で原案が一部修正された。昨年の口蹄疫で特別措置法に基づき実施した
家畜へのワクチン接種後の強制殺処分と、国による補償も規定した。

 国と県がそれぞれ設置した口蹄疫対策検証委員会の報告や、今季の鳥インフルエンザへの
対応も踏まえ、大幅な改正となった。

■罰則に不交付、返還■

 改正法では、口蹄疫の防疫作業が遅れる一因になった埋却地の確保について、国が農家の
飼育規模に応じて定める飼養衛生管理基準の中で確保を求める。農家で確保できない場合も想定し、
都道府県が「補完的に」埋却地を準備することとした。

 口蹄疫のまん延時かまん延を招く恐れがある場合、農相が指定した一定区域内の家畜を、
都道府県知事の命令で強制殺処分できる規定も盛り込んだ。感染拡大時には獣医師が
大量に必要となるため、都道府県に獣医師を積極的に採用し家畜防疫員を確保するよう
努力義務を課した。防疫指針についても国が科学的知見や国際動向をみて、3年ごとに
再検討を行うことを明文化。指針の作成や変更に際し防疫の実働を担う都道府県の意見を求めるとした。

 農家には、口蹄疫や鳥インフルエンザによる家畜の殺処分に対する補償(手当金)を評価額の
満額支給。一方で、早期通報など必要な措置を講じなかった場合に不交付や返還などの罰則を課す。

■最短45分で診断可能■

 畜産関係者の反応はさまざまのようだ。防疫の徹底や官民一体となった埋却地確保が織り込まれた
ことを評価する一方、農家に対する罰則の効果や国と県の役割分担の実効性に対する疑問も残るからだ。
また、口蹄疫の初期症状は判断が難しく、1例目の農場を診察した獣医師は「罰則だけで早期発見、
通報につながるとは限らない。農家と獣医師、家畜保健衛生所(県)、動物衛生研究所(国)の連携を
強化し、疑わしい家畜はすべて検査するといった現場の対応の方が肝心」と提言する。

 ただ、この研究分野での明るい材料もある。

 宮崎大農学部獣医学科の山崎渉准教授がLAMP(ランプ)法と呼ばれる遺伝子検査を応用して
口蹄疫の感染を迅速診断できる技術を開発した。実用化されれば、アジアで感染拡大する4タイプについて
最短45分で診断でき、感染初期での判別も可能になる。

 国がこれから示す防疫指針や防疫マニュアル、県が策定作業を進めている新マニュアルの中身を
しっかりと煮詰め、法律に実効性を持たせたい。それが、あの災禍を繰り返さないための鍵を握る。

 
BSプレ 4/13(水) 19:30-19:57 「乳牛ホルスタインが生む「黒毛和牛」 ここまで来た人工授精技術」
http://www.j-cast.com/tv/2011/04/11092428.html

 
中井 久夫 「東日本巨大地震のテレビをみつつ」 (「みすず」2011.4月号) より

 もう遅いかもしれないが、「デブリーフィング」が何らかの形で行われたであろうか。米国ではデブリーフィングを行うのは、
一つには、行わないでそのまま家庭に戻すと、不和の原因になりかねないからだそうである。日本ではならないだろう
というが、何かの折りに「あの時の俺の気持ちがわかるか」という確率は多少とも増えるだろう。

 デブリーフィングは無効であるという研究もあるが、有害ではない限り、やって悪いことではないだろう。

 デブリーフィングとは何かということであるが、ブリーフィングとは、ある任務にこれから従事する人たちへの具体的な任
務内容説明であるから、デブリーフィングは言葉どおりにはその解除ということであるが、これは解除宣言ではなく、緊張を
ほどいてゆき、心理的に肯定し、達成を認めるということである。

 私は神戸の震災の一年後、米国で模擬的デブリーフィングを受けた。私が語ることを求められたのはその際に経験した事実
から始めて、その際に経験した感情を吐露し、事実に戻って終わる話である。デブリーフィングの最中は絶対にトイレに立っ
てはいけないといわれるが、この息抜き禁止は適度の緊張を場にもたらす。「ドクター、あなたはベストを尽くした」といわ
れて悪い気はしない。日本人は「英雄」視されるのはありがた迷惑であるが、行動を認知されて肯定されるのは悪い気はしない。

---------------------------------------------------------------------------------
宮崎や韓国の口蹄疫の時、防疫従事者に対するデブリーフィングは行われたのだろうか。

 
殺処分に従事した知り合いの獣医師に作業時の心境を聞いたところ、「ハイな気分」だった。

彼の奥さんは「帰宅後、主人は明らかに以前と違う雰囲気がしばらく続いた」と語ってます。

一年経った今、心境を聞きたいですが、なんかはばかられます。
やはり、専門家によるデブリは必須かも知れません

 
Cowboy @ebino さんのブログ (4/17) 「もうすぐ、あれから1年」 より一部引用。
http://ameblo.jp/kazu-b4/day-20110417.html

宮崎では、フラワーフェスタなる長期のイベントが県内各地の会場で開催中である。
その会場を廻るフラワーラリーというものも行われている。
しかし、このラリーの優勝賞品、何と、

「韓国ソウルへのペア航空券」

であるという。

 
宮崎日日新聞 (4/19) 「水没集落渇水で出現 西都・一ツ瀬ダム」 (写真あり)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=37399&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 長引く少雨で水位が下がっている西都市・一ツ瀬ダム周辺の東米良地区(旧東米良村)で、
ダム建設時に水没した集落の住居や学校跡、旧道、棚田が姿を現し始めた。

 地元の人たちによると、1963(昭和38)年のダム完成以来、当時の集落跡が広範囲で確認できたのは
初めてという。

この農家の豚は、二回ワクチン接種していたようです。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=139224&servcode=400&sectcode=400

 
ちっぷ さま。

世の中では韓国はもう終息したようなニュースが流れていたようですが、
4/4、4/12の項に書いたように、
「部分的に家畜を埋却した農場(806ヶ所/4/12時点)」の移動制限は続いている
状態でしたし、糞尿等の処理も終わっていない状況ですから、再発はそれほど
不思議ではないと思います。

震災のために、中国、韓国などから日本への訪問者が少ないのは、口蹄疫のためには
いいことでしょうが、これが1年も続くとなると、観光産業の倒産が相次ぐのではと心配です。

 
私も今回の発生に驚いてはいません。ワクチン接種という対策でも何らかのエラーはあるでしょう。
韓国内では口蹄疫ウイルスが常在していて、ワクチンで発生を押さえているだけであるという事をしっかり認識しなければいけませんね。

韓国農林水産食品部は発病が確認された6頭だけ殺処分し、発病した豚以外の豚は殺処分せず、移動制限も、発病した農場だけに限定したようです。殺処分を最小限に押さえるためのワクチン接種による対策を、今後も冷静に見守っていきたいと思います。

口蹄疫、51日ぶり「陽性」判定 慶尚北道永川の豚農家 (東亜日報)

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011041875738

 
ちっぷ さま。

>発病が確認された6頭だけ殺処分し、発病した豚以外の豚は殺処分せず

それは嘘ではないのですが…、このエントリーの4/17の記事はお読み頂いていますか?

  もともと77頭を飼育していた農場で、→ 感染確認までに子豚10頭が死亡。
  → 感染確認後、症状のある母豚6頭を殺処分し、追加で死亡した子豚30頭も埋却

という経過になっています。つまりこの間に、77頭→31頭になったということのようです。
記事には書いてないので不明ですが、子豚はワクチン接種後に生まれたのかもしれません。

 
農水省 4/19
「福良(ふくよし)有限会社が販売した国産牛肉への個体識別番号の不適正表示に対する措置について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/110420_1.html

牛トレーサビリティ法違反が摘発。

 
豚は妊娠期間が115日程と短く、多産なので、口蹄疫ワクチネーションのプログラミングはどの様にしているのでしょうか?
韓国や諸外国の例を知りたいです。

分娩による免疫力低下や子豚のへの抗体移行を考えたら、母豚の分娩前接種は最低必要でしょうし、分娩後も必要なのでは
と考えてしまう。そして年2産はするのでしょうから、年に何回接種したら万全なのでしょうか?子豚は?
豚の専門家ではないので見当がつかないです。

口蹄疫を発生させないように個体個体に合わせて極め細かく接種するとなると、獣医師だけでワクチン接種するのは
とても不可能な気がします。

 
韓国に関しては、4/8の原田 英男 さんのツイートに書いてありましたね。また見逃してコメントしてしまい恥ずかしい限りです。

しかしこれでは、牛はともかく豚ではワクチン接種の隙をついて口蹄疫がしばらく発生し続けるのではないかと..........
長期戦で周辺のウイルスを徐々に減らすのが現実的ということなのでしょう。

一刻でも早くワクチン接種清浄国という願望と、実際の費用や労力とのバランスで対策はとられるのだと思います。
韓国民に肉を供給するというそもそもの目的にとって、ワクチン接種清浄国ステータスは最優先課題ではないですからね。

 
他の不活化ワクチンと同様だとすれば、分娩前に2回接種…これを繰り返すことになるでしょう。
場合によっては母豚(種豚)は、年に数回の一斉接種。
子豚は生後数週間で一回目、さらに数週後に二回目で出荷まで抗体を持たせる。

ただ、現在のFMDワクチンの抗体持続期間はどうなのかなという問題はありますので
もっと細かいプログラムが必要かも知れません。

きめ細かい接種が必要になりますが、日本でしたら獣医師による指示薬として書類を発行すれば
農場関係者が自分で接種できます。
たぶん、韓国も同様のシステムになっていると思います。

 
ちっぷ さま、現役養豚家 さま。

中央日報日本語版 (4/21) 「口蹄疫連続発生…ワクチン接種過程でミスの疑い」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=139344&servcode=400&sectcode=430

では、
「マニュアル通りワクチンを接種したにもかかわらず相次いで口蹄疫の症状を見せる豚が
出てきたことに対し、防疫当局はワクチンを接種する過程でミスが起きた可能性を疑っている。
口蹄疫ワクチンは筋肉注射で、本来は脂肪が少ない首に打つことになっている。

しかし、一部農場主は注射をしやすい尻の部分に多く打ったという。脂肪が多い尻部では
注射針が筋肉まで届かず、皮下脂肪にとどまることがある。この場合にはワクチンが完全に
吸収されないことがある。」

として、当局側の「注射ミス説」を報道しています。
現段階ではこの真偽はわかりませんが(ほかの豚の抗体値を調べたら見当が付く?)、
とりあえず手軽な理由を捜すのが「当局」というものですから、とりあえずは眉唾説として
見ていたほうがいいかなぁ、と思っています。

FMDVワクチンについては、韓国でも当初は獣医師だけが打っていましたが、接種対象が増えて
対処できなくなった段階で、希望する農場主でもできるように規則を変えました。(1/6の報道)

 
青空です。

韓国の口蹄疫はなかなか収束ができません。あの規模で広まってしまうと、完全に抜け出すのはやはりかなり困難だということでしょうか。
感染力の強さは絶大なウィルスです。土着化しているウィルスもいるでしょう。ワクチンに耐性を持つウィルスも発生していると考える必要もあるかも知れません。
手強い敵です。

しかし今後封じ込めと清浄化を図るためには現役養豚家様が言われるようなキメ細かいプログラムが必要なのだと感じます。
ただそうったプログラム実施コストと当面発生する移動・屠殺停止の経済阻害コストを飲み込みながら韓国畜産業界は存続可能なのかは疑問に感じます。
清浄化ステータスを捨て、輸入畜産物も自ら解禁した今、業界全体が存続可能かというとどうなんでしょう。
かなり難易度が高いように思えます。

 
尻でもいいんですが、接種部位を慎重に選ばねばなりません。例…尻尾の付け根の下とか、内もも下部とか。
でないと脂肪層に入って、効果が落ちます。

ワクチン耐性ウイルスというより、ウイルスに対するワクチンの適合性がウイルスの変異で不安定なのが、口蹄疫では大問題です。

ウイルスの変異が少なく、かつ高性能生ワクチンがあれば、ワクチンによる清浄化も現実味が出てくるのですが
(国内では豚コレラで実績有り、農場・地域単位でしたらADとかPRRSも)、
FMDというか、不活化ワクチンしか頼るすべがない疾病では今のところ無理でしょう。
台湾がいい例です。

 
エントリーの記事読みました。
都城市の口蹄疫の疑い、陰性であって欲しいです。

http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/110425.html

現場の警戒態勢は既に動き出していますが、検査の結果が分かるのが明日の午前中というのは問題です。
言い尽くされていますが、初動の重要性を考えたら、やはり現場ですぐに分かる簡易的な検査は必要です。

先日報道された、宮崎大学農学部獣医学科の山崎渉准教授が開発したLAMP法の様な検査を、早急に実用化して、
各家畜保健所で行える体制を整えて欲しいです。

口蹄疫陰性でした。よかった!!!
たった今、宮崎県から登録しておいた緊急メールがきました。

家畜伝染病発生情報連絡システム(メール配信)が、4/20からスタート。

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000158557.pdf

宮崎県【家畜伝染病】のお知らせです。
平成23年4月25日(月)に採材し、動物衛生研究所海外病研究施設に送付した検体について、本日、PCR検査(遺伝子検査)の結果、陰性との連絡がありました。
引き続き、近隣諸国での口蹄疫の発生状況に鑑み、防疫対策の徹底をお願いいたします。

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