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2011年8月 1日 (月)

気になることメモ3 8/1~

【松濤「つね松」 (9/27)

知人が出した和食店、松濤「つね松」のプレオープンに招かれる。(9/28オープン)

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前菜: 姫さざえ、秋刀魚鮨、沢蟹、鳥 松風焼き、蓮芋胡麻和え

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先付: 秋茄子木の芽味噌寄せ

先付: 柿の白和え

御碗: 蛤蝋煮 オクラ 白毛葱 柚子

お造り: 鯛 鮪 あしらい一式

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煮物: 豚の柔煮 冬瓜 京菜

焼物: かます巻織焼き 丸十レモン煮

食事: 松茸炊き込み御飯、赤だし、香の物

甘味: 抹茶豆乳ムース 無花果ワイン煮

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店内: 全てテーブルで27席。突き当たりに4+4の個室がある。(設計: TRIBECA

夜のコースは 3,800円~10,000円 (一品料理でも頼める)

150-0004 渋谷区神山町12-5 アーバン神山1F(ローソンの隣) 03-3465-5770

日曜定休、ランチ 11時半~14時、ディナー 17時~23時

凝った料理でおいしかったです。ご馳走様でした。

(10/6追記) ランチはこんな感じ らしい。


大きな地図で見る

【土ぼこりによる被ばくの影響評価 (9/20)

時事通信(9/20) 「舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較―原子力機構解析」

 東京電力福島第1原発事故で、一度地面に降下し風で舞い上がるなどした放射性セシウムを
取り込んだ場合の内部被ばく量は、大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、
日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、
発表される。

 同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は「地面からの再浮遊を防ぐための
除染が重要となる」と指摘している。

 東電や文部科学省などの調査データを基に、福島県南相馬市の測定地点で、ヨウ素131、セシウム134、
137が空気から直接体内に入った場合(3月20日~5月19日)と、地面に降下した分が再び浮遊して
取り込まれた場合(4月3日~6月4日)の内部被ばく量を算出した。

 その結果、セシウム134、137は直接吸入で0.0076~0.0099ミリシーベルトだったのに対し、
再浮遊では0.077~0.09ミリシーベルトと約10倍に上った。一方、半減期の短いヨウ素131は
直接吸入0.071ミリシーベルト、再浮遊0.045ミリシーベルトと大きな差はなかった。

 セシウム134の半減期は約2年、137は約30年で、再浮遊の影響が長く続くとみられる。木村研究員は
「放射性物質の種類によって、被ばく経路に大きな違いがある」としている。

農業など屋外で働く人や、屋外でスポーツする人への影響は気になるところだが、

これまであまりちゃんとした調査はなかったように思う。

【埼玉県のイカサマ検査、朝日新聞の御用記事 (9/16)

埼玉県で立て続けに 1,500 Bq/kg台の放射性セシウムを含むお茶(流通品)が見つかり、

狭山茶は出荷停止になった。(ひとつは、敬老会の米寿祝い品、もうひとつは、小金井市の

測定(検査機関の再測定では 1,240 Bq/kg))

「茶の放射性物質調査に関する検証について」(9/14 埼玉県)は、埼玉県の言い訳だが、

これによると暫定規制値を超え製茶は「若芽・早摘み」の製品で、6月に検査して暫定規制値

以下だった検体は、全て「若芽・早摘み」以外のお茶だったようだ。

埼玉県の5月の「生茶葉」の検査では、260~460 Bq/kgも出ていたのに、6月の荒茶の検査

をクリアした埼玉県のイカサマ検査のやり方が、ようやく明らかになった。

  お茶の検査結果一覧→ http://t.co/4SOH9jx

ところでこれを伝えた9/15の朝日新聞朝刊の記事は、この埼玉県の言い訳をそのまま

伝えるだけの御用記事だった(署名なし)。5月に生茶葉を検査したことは書いてあるのだが、

肝心な数値の記載はなし。地方支局の記者は、県に逆らう記事は書けないのだろう。

【北海道の残暑と多雨 (9/14)

先週、休暇で北海道に遊びに行ってきたのだが、今年は雨が多くて、特に十勝などでは

じゃがいもの収穫が大幅に遅れているそうだ。

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写真は、美瑛の「親子の木」。 手前のじゃがいも畑は、土の水分がもうすこし抜けて、

収穫できるようになるのを待っている。

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「日本一早い紅葉」で知られる大雪山・旭岳だが、今年は残暑が続いたせいで、全く

紅葉していなかった(写真は9/8)。ちょぅと残念だが、紅葉の時期を当てるのは難しい。

【粘土が福島・宮城を救った! (9/6)

「水洗浄による放射性セシウム汚染土壌の除去方法について」 (9/6 石井慶造 さん)

現在、畑作物からも、水田からも、心配されたほどの農作物汚染が出ていない

理由を、粘土とCsの結合によって説明している。 (重要)

【菅前総理インタビュー (9/6)

新聞各紙が、それぞれインタビュー記事を載せている。(日経、毎日、産経は未確認)

東京新聞

首相の危機感が強く伝わる紙面になっている

110906_tokyo1_s (1面トップ)

110906_tokyo3_s (3面)

朝日新聞

1面は、なぜか仏による核燃料引き取りの話題。

3面は、見出しはわかりづらいは内容は読み応えがある。

110906_asahi1 (1面)

110906_asahi3_s_3 (3面)

読売新聞

扱いも小さく、「説明を求めても伝言ゲームのようで、誰の意見なのかわからなかった」

というコミュニケーションの悪さを印象づける記事になっている。

110906_yomiuri2_2 (2面)

110906_yomiuri33 (33面)

新聞社によって、切り口も扱いも相当差がある。

ともあれ、 「3/15の午前3時頃、東電から撤退したいという話があった」

のは、これで間違いなく事実と言うことになった。

【エリートパニック (9/6)

山中季広 「ブッシュ氏の「エリートパニック」」(朝日新聞 9/4 10面)

 こうしてみるとテロ初日、ブッシュ氏は朝から晩まで逃げてばかりいた。
まるでパニックに陥っていたかのようだ。

 大災害でパニックを起こすのは一般大衆ではなく、権力を持つエリート
の方だという研究がある。米災害社会学で「エリートパニック」と
呼ばれる現象だ。

 日本でも大震災の後に散見された。どなりちらす首相、放射線情報を
隠す原子力当局、乱立した政府対策本部。どれもパニックと言ってよい
迷走ぶりだった。

(中略)

 米国の災害学者たちは、地震やテロなど数十年分の惨事における大衆の
動きを調べ「市民の圧倒的多数はパニックなど起こさない」という結論を
得た。ティアニー教授自身、95年に神戸を、今年 6月には東北を実地調査
に訪れ、被災者がいかに冷静だったか学会で発表している。「むしろ問題
が多いのは公的機関の動きの鈍さや連携のなさ。どの国でも、国難に直面
して動転し、機能しなくなるのはエリート層です」

(中略)

 この人物にもう少し思慮深さがあれば、米国は武断主義に陥らず、テロ
10年後のいま、世界ははるかに静穏だったことだろう。

この人のコラムはいつも面白い。

【千葉と埼玉の製茶で基準超え (9/3)

国の流通品調査(9/2)

「tea.xls」をダウンロード ←お茶の検査結果一覧(xls)

「生茶葉中のセシウムの放射能濃度(googleマップ)」

「荒茶・製茶中のセシウムの放射能濃度(googleマップ)」

以前にも書いたが、お茶のサンプリングにはいかがわしいところがあるので、

この結果はある意味当然かと思う。

但し、お茶はブレンドが認められているので、産地=その県産のお茶、を意味しない。

産地の情報が出て来ないと、あまり正確なことは言えないので、今日はとりあえず結果のみ記す。

(9/5追記)

9/4 千葉日報 によると、千葉のお茶は長柄町産。

9/4 埼玉新聞 によると、

埼玉県産は日高市と鶴ケ島市の計2業者と東京都内の1業者が製造した3品

県によると、暫定規制値を超えたのは、備前屋(日高市高萩)が製造した「狭山 山出し 狭山茶」

(検出値1270ベクレル)と、長峰園(鶴ケ島上広谷)の「露むさし新茶」(検出値1530ベクレル)。

いずれも一番茶の製茶だった。

【FAOが鳥インフルエンザ流行に警鐘 (8/30)

Bird Flu rears its head again (8/29 FAO /英文)

「鳥インフルエンザに新たな大警告(UN)」 (8/30 勝田吉彰 さん)

涼しくなって、渡り鳥が戻ってくると流行する危険性大だ。

本日は 農水省の「疫学調査の中間取りまとめ」も公表されたが、

農場への侵入の原因は、結局はっきりわからない。

(8/31追記)

FAOは、日本語でもリリースを出していた。

【ミュージシャンと猫 (8/27)

所用で新宿へ。ついでにコクーンのブックファーストをぶらぶらと巡回。

「ミュージシャンと猫」(佐々木美夏+三浦麻旅子(写真)、ブルース・インターアクションズ)

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三浦麻旅子 さんの写真がすばらしい。

「福島の原発事故をめぐって--いくつか学び考えたこと」 (山本 義隆、みすず書房)

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原発事故を科学史、技術史の中で位置づける試み。(まだ途中までしか読んでないけど)

放射性廃棄物という解決不可能な問題を将来にツケ回すのは、やはり悪魔に魂を売った

としか言いようがなかったなぁ。

新書の原発関連特設コーナーを見ると、クズ本がたくさん出ていてうんざりする。

ところで、武田邦彦さんの、売れれば少々内容がいいかげんでもかまわない、という

執筆姿勢は、今役立てばあとのことは知らない、として原発を進めてきた勢力と通底する

ものがあるように思う。

【放射性廃棄物問題は、今が天下分け目 (8/27)

Togetter 「放射性廃棄物の処理について」 (8/26 @tautautau1976 さん)

放射性廃棄物の処理についての政治判断がずるずると遅れている。

原発をどう止めてゆくかという問題よりも、よほど急を要すると思うのだが。

(コメント欄で @tsunamiwaste さんのツイートも紹介しています。)

【柑橘類に注意! (8/27)

福島県8/26公表 http://bit.ly/qn3au8 で、柚子から高いセシウムが出ている。

福島市 760 Bq/kg、680 Bq/kg

南相馬市 830 Bq/kg、2,400 Bq/kg

柚子の開花は5月頃だが、常緑なので、お茶と同様に葉に付いたセシウムが吸収されて

実に回ったのだろう。やはり常緑のビワからも暫定基準を超えるセシウムは出たが、

柚子ほど高くはないし、千葉県のビワからは10ベクレル台しか検出されていない。

状況が明らかになるまでは、関東地方の柑橘系果実は要注意だ。

【おせーよ (8/24)

朝日新聞(8/24) 「食品の放射線、国が抜き打ち検査 6都県対象」

 東京電力福島第一原発事故による食品の放射性物質の検査を巡り、厚生労働省は24日、
検査実績の少ない自治体の食品をスーパーなどで買い上げて調べる「抜き打ち検査」を
始めたことを明らかにした。厚労省幹部は「不足しているデータを補完することで、
消費者に安心感を与えたい」と話している。

 食品の検査は、これまでに全国で約1万4200件実施されている。しかし、都道府県
によって検査体制が異なることから、品目や頻度にばらつきがある。

 このため厚労省は、検査頻度の少ない岩手、山形、宮城、埼玉、東京、神奈川の1都5県
で生産された食品を流通段階で購入して調べることにした。過去に国の基準を超えた茶葉や
キノコ類、果実、牛肉のほか、コメや卵など食べる量の多い食品を対象にする。

 また、海産物は福島県以外ではほとんど調べられていないことから、北海道から和歌山県
までの太平洋側の漁港、卸売市場などで買って調べる。

 当面、月に200検体の検査を予定している。

 検査結果については、対象の都道府県にだけでなく、国民にも公開する。(沢伸也)

突っ込みどころが多い記事だが、同じことを扱った読売新聞の記事ではだいぶ印象が異なる。

検査が増えるのはもちろん歓迎すべきことだが、汚染のひどかった4月頃に十分な検査が

行われなかった(時事通信記事)ことは、取り返しがつかない。

【高台への移転は正しいか (8/23)

復興計画の詳細なプランは、まだどこでも決まってないと思うけれど、

勝手に案を作っている人は大勢いる。

しかし気になるのは、高台の移転やツナミ避難ビルを前提にしたような絵が多いことだ。

はっきり言って、100年に1回の津波には耐えられるようにする必要はあると思うけれど、

1,000年に1回の巨大津波はとうぶん来ない(来る確率は極めて低い)はずだ。

だったら、少なくとも100年くらいは低地も利用してかまわないのではないか。

そして安全対策に過剰投資せずに、産業の復興に投資するべきだろう。

役人の事なかれ主義で道を誤ると、産業のない土地にゴーストタウンを建設することに

なりかねない。

(8/24 追記)

「WEDGE」 9月号 原田 泰 「震災復興にも求められる効率性の視点」 で、

同じような主張をしていて共感した。

「それくらいなら、嵩上げなどにお金を使うのを止めて、1階をコンクリートで作るお金を

補助すれば良いではないか」

「震災復興の名の下に、いかに巨額の税金が無駄に使われたかは、(中略)神戸市の

長田区に行ってみれば分かる。(中略)シャッター通りを復旧するどころか、シャッター

通りを新たに造ったのだ。というより、ゴーストタウンになっている。」

「WEDGE」 9月号 はほかにも、「生活保護 3兆円の時代」なども読み応えがある。

【パブコメ/リマインド (8/22)

1.食品の放射性物質

「放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御意見・情報の募集について」

(7/29 食品安全委員会)  〆切:8/27(土)17:00必着

2.ペットショップ、ブリーダー

「動物取扱業の適正化について(案)に対する意見の募集について」

(7/28 環境省)  〆切:8/27(土)

3.家伝法施行規則、口蹄疫など防疫指針

「家畜伝染病予防法施行規則の改正等についての意見・情報の募集について」

(8/6 農水省)  〆切:9/4(日)郵便は消印有効

「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針の変更等について」

(8/6 農水省)  〆切:9/4(日)郵便は消印有効

「動物取扱業の適正化」は、いろんな人が意見提出を呼びかけているけれど、

ブログ「みりん一家」(8/14)では、殺処分の動画を紹介している(閲覧注意)。

【震災の思わぬ影響 (8/22)

 青空のブログ(8/20) 「震災後の経済状況を考える【5ヶ月目】」 によると、

震災による「製造業の関西シフト」は結果的に起きず、むしろ関西の大手メーカーの

海外進出が進んだとのこと。

 また、今日(8/22)の「日経MJ」記事によると、震災で被災した流通業などが、直近で

好決算となっているという。たとえば、山崎製パンは工場も被災し、1,800あった商品数を

関東地方で164にまで絞った。しかし商品の絞り込みが結果的に販促費の減少、稼働率

の向上を生み、便数の減少が配送費の削減につながって、第2四半期の売上高、

営業・経常利益は前年同期を上回ったという。「製造する商品数は1100まで戻しているが、

これ以上は増やすつもりはないという」。ケガの功名を生んだ企業もある。

【相馬市の津波動画 (8/22)

Rocket News 24 「8/11にYouTubeにアップされた福島県の津波映像/約10分」

これも迫力があって怖い。 PCではなく、大画面で見たらものすごく怖いだろう。

場所は相馬原釜地方卸売市場付近。

【6000年に6回の巨大津波 (8/22)

朝日新聞(8/22) 「巨大津波、千年に一度 三陸海岸の地層に痕跡」

 巨大津波が約千年に1回、三陸海岸を繰り返し襲っていた可能性を示す砂や石の堆積
(たいせき)物を北海道大の平川一臣特任教授が見つけた。東日本大震災を受け、
中央防災会議などは科学的に可能性がある最大の地震や津波を想定して備える方針を決めて
おり、巨大津波が繰り返された証拠は「最大」を決めるのに役立ちそうだ。

 平川さんは、宮城県気仙沼市で、海岸付近の高さ1~5メートルほどの切り立った
崖に津波で運ばれた6層の砂石の地層を発見。岩手県宮古市では、今回の津波が
32メートルまで達した地点の近くでも複数の地層を見つけた。

 三陸海岸の崖の上で何層も見つかったのは初めて。切り立った崖の上に痕跡が
残っていたことから巨大津波と考えられる。地層に含まれる火山灰や土器から、
6千年間で6回の津波が押し寄せたと推定した。

 869年の「貞観津波」を起こした地震は、仙台や石巻平野の堆積物の調査から
マグニチュード(M)8.4と推定されている。平川さんは、発見した地層の一部が
該当するとみており、三陸まで津波が及んでいたことから地震の規模がM9級だった
可能性もあると考えている。

 過去の地震の調査は、地震計や古文書の記録ではさかのぼれる限界があって、
津波堆積物の調査が期待されている。(瀬川茂子)

東北地方はしばらく超巨大津波は来ないだろうから、 気になるのはほかの地域だ。

東南海では、同じような超巨大津波の痕跡は見つかっていないのだろうか?

【アクセス解析 (8/22)

8/19は、普段の4倍くらいアクセス(ユニークアクセス)があった。

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フォロワーの多い人のツイートの影響力は大きい。

【福島原発は100年経っても廃炉に出来ない、かも (8/18)

「福島原発は廃炉にできない」 (8/18 Newsweek日本版)

日本のメディアは政府に遠慮してこういうことは書かないけれど、

廃炉に要する期間は100年、またはそれ以上必要という可能性は大きいだろう。

中の状態は誰にもわからないから、政府は都合良く推定しているだけだし、

原発事故を誇張したがる人たちは、逆に大げさに推定しているだけだ。

【縮小する福島県 (8/18)

「福島県の現状を考える【人口】」 (8/18 青空のブログ)

によると、福島県の人口は住民票が移ったぶんだけで1%減少しているそうだ。

推定では、若者世代については2%程度移動したのではないか、とのこと。

政府、県の方策が頼りない現状で、「脱出できる余裕のある人」の脱出が進み、

ますます衰退のスパイラルに入りこみそうだ。

【宮城県震災復興計画 (8/18)

「宮城県震災復興計画(最終案)」が、8/17に公表された。

「事業概要書」をどう読むかがポイントかな…。

【現在の放出量は、2億Bq/時 (8/17)

「事故の収束に向けた道筋 進捗状況」 (8/17 政府・東電統合対策室)

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「事故直後に比べて 1,000万分の1」 「約2億Bq/時」 という数字を

どう理解したらいいのだろうか?

(追記) 勝川さんのブログ(8/18)によると、福島の事故前でも、京都府全体では

     約3億Bq/月 のCs-137が降下している。

     つまり、おおまかに言って、京都府で1ヶ月間に降っていた量の放射性物質が、

     1時間ごとに放出されていることになる。

【食品安全委員会パブコメ (8/17)

「放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御意見・情報の募集について」

(7/29 食品安全委員会)  〆切:8/27(土)17:00必着

【役に立たなかった原発専門家 (8/17)

毎日新聞(8/17) 「SPEEDI:予測非公表、「避難活用の発想なし」指摘」

SPEEDIを運用する文部科学省をはじめ、内閣府原子力安全委員会、経済産業省

原子力安全・保安院も予測結果を避難に役立てようという発想がなかった

NHK(8/17) 「東電"水素爆発予測できず"」

水素爆発について、東京電力の関係者が政府の事故調査・検証委員会の調査

に対し、「事前に予測できた者はいなかった」と証言している

河北新報(8/16社説) 「原子力学会/責任回避より英知の結集を」

原子力研究者や技術者でつくる日本原子力学会は、7月に公表した声明で

「個人の責任」を不問にするよう求めた。唐突で奇異な声明と言わざるを得ない。

責任追及を不問にしなければ、調査には協力できないと言いたいらしい。

どこまでも国民感情から離れた人たちだ。

【高橋知事、泊原発再開を容認 (8/17)

高橋知事会見配付資料(8/17)

8/17 東京新聞「こちら特報部」

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高橋知事は経産省出身、今年4/10の知事選で3選目。

(地方自治法84条により、選挙から1年間はリコールができない。)

【原発新設をこっそり後押し (8/17)

東京新聞のスクープ記事(8/17) 「交付金で原発後押し レベル7翌日「新設は増額」」

 原子力関係予算を握る経済産業省と文部科学省が福島第一原発事故の一カ月後、

原発の立地自治体などに交付金を支給する規則を全面改正し、新増設時の交付額を

増やす一方、既設の原発では発電実績に応じて交付額を決める方式に変更していた

ことが分かった。事故収束に向けた見通しが立たず、原因究明もままならない時期に、

新増設や運転を後押しする改正をしていたことになる。

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まぁしかし、官僚も読みが甘かったとしか言いようがないのではないか。

その程度のことで、原発の新設はできない状況だ。

【夏フェス (8/16)

日本でも、フジロックやサマーソニックなどの野外音楽フェスがすっかり定着したが、

夏のクソ暑い時にやるよりも、春か秋にやった方が良いのではないか?

そんな質問を、音楽業界の知人にしたら、そう簡単な話ではないとのことだった。

そもそも、欧米で、夏が音楽フェスティバルのシーズンになっている。そこを回る

アーティストに、日本に来てもらうのはブッキングしやすいけれど、春や秋に呼ぼうと

しても、自分のツアーの最中かもしれないし、なかなか呼ぶのが簡単ではないそうだ。

というわけで、大物アーティストを何人も呼ぶためには、どうしても夏になってしまう、

ということのようだ。

【児玉龍彦さん、子供と妊婦を守るための緊急立法を提言 (8/14)

「8/12 児玉龍彦教授講演 一部書き起こし」 (8/13 みんな楽しくHappyがいい♪」

補償問題と被ばく問題を切り離して、子ども達が多くの被ばくを受けないように
一刻も早く手を打って欲しい

一般的な線量計測というのはほとんど意味をなさない
(中略)
一律の線量区切りだとか、一つの数値で代表的にやるようでは、今の事態に
対処できない。

今までの不祥事がある方にはこの委員会には入って欲しくない!

日本の中にどういう技術があるかという一例を申し上げますと
島津製作所の北村さんというこの世界の第一人者
このような機械。要するに流れ作業で50ベクレル/kgの測定するような機械は
大体3カ月あれば作れるという事を聞いております
そうすると、もし6月にスタートすれば収穫期の9月までにできるかと思って
いたのですが、実際には今、もう、8月です
それで、総理大臣には島津社長の所に行って、1か月でやってくれと頼んで
いただきたい。

想定外のことが起きたのに、いままでの法律だけで対処しようとするほうがおかしい。

【42年前、北谷(ちゃたん)に枯葉剤を埋めた (8/14)

琉球新報(8/14) 「「枯れ葉剤 北谷に埋めた」 元米軍人証言」

 米国在住の元在沖米軍人男性(61)が、1969年に55ガロン(約208リットル)

容量のドラム缶数十本に入った猛毒ダイオキシンを含む枯れ葉剤を米軍が

北谷町海沿いの返還地に埋めたと証言していることが、13日分かった。

(記事全文は、リンク先、またはコメント欄参照。)

放射能廃棄物を無策のまま野放図に埋めてゆくと、30年後には

同じような証言が求められるだろう。

【東電株の価値は、ゼロに向かってゆくだろう (8/13)

「東京電力は本来の場所へ帰っていくだろう」 (8/10 橘玲 公式サイト)

東京電力は今後、機構の管理下に入るのだから、電力料金の引上げ幅は政府・経産省
と機構が決めることになる(東京電力にはなんの権限もない)。

このような前提を置けば、電力料金を大幅に引き上げて、東京電力が経常利益を確保
できるようにする、などという選択肢はあり得ない、と私は思う。

この単純な理由から、東京電力の株価は、本来の価値であるゼロに向かって収斂して
いくことになるだろう。

おおむね同意できるが、賠償総額と後処理費用の増分の合計は、20兆円は下らない
だろうとおもう。10兆円規模ではまだ楽観的。

東京電力の法的処理と債権者・株主の地位については、森本紀之さんがずっとコラムに

書いているけれども、最新の「東京電力は本当に債務超過にならないのか」(8/11)

でも、株主について「100%減資もあり得るでしょうね。」と同様の見方を書いている。

ところで原発事故の直後から、東電の株価は「政治次第」になったのだけれども、この頃

に森本さんが書いた「再び、想定を超える事態について」(3/24)では、東電株の取引について、

投機ですね。しかし、投機の機能を否定すべきではないでしょう。投機家がいる
からこそ、このようなときにも、市場の流動性が枯渇しないのですから。ですから、
取引所が東京電力株式を取引停止にしないのも当然です。でも、投機は投機です。

と書いている。私には判断が付かないが、この程度の事態で、投機を否定すべきではない、

とプロには見えたのだろう。

【5ヶ月目の数字 (8/11)

ブログ「ポストさんてんいちいち日記」で、東日本大震災のいろんな数字をまとめていた。

【放射能雲の流れ (8/11)

宮城北部~岩手県に、いつどのように放射性物質が流れたのか、というのには諸説

あるが、今朝の朝日新聞では以下のようになっている。(注:3/12の図はない。)

名古屋大 山沢弘実 さんの資料から作成とのこと。

110811_asahi1_2 (3/11 朝日新聞朝刊 5面)

110811_asahi2_2 (3/11 朝日新聞朝刊 5面)

【福島第二原発も危機一髪だった (8/11)

東京新聞 (8/11朝刊) 「福島第二も一部電源喪失」

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 東日本大震災発生後の津波で、福島第二原発の原子炉を冷やす機能の一部が三日間
失われていたことが十日、東京電力が公表した資料などで分かった。核燃料の過熱で
原子炉格納容器が損傷する恐れもあり、増田尚宏所長は国の事故調査・検証委員会の
調査に「人海戦術でかろうじて対応できた。人手が足りなければ無理だった。危機一髪
だった」と説明。福島第二も危機的な状況に陥っていたことが浮かんだ。

 東電によると、三月十一日の震災直後、敷地の海側にあった海水熱交換建屋が津波で
浸水。1、2、4号機で原子炉を冷やす海水をくみ上げるポンプが使えなくなった。
配電盤も水に漬かり、電力供給が停止。原子炉が冷やせなくなった。

 東電はポンプのモーターを交換するとともに総延長約九キロの仮設電気ケーブルを
引いた。発電所内だけでは資材が足りず柏崎刈羽原発(新潟県)からトラックで陸送
したり自衛隊のヘリコプターで運んだりした。夜間にヘリが着陸する時は社員の車
二十台のヘッドライトを使って誘導した。

 この間に1、2、4号機の原子炉格納容器の温度が上昇。圧力が高まって損傷する
恐れが出たため、3号機も含めた四基で容器内の蒸気を放出して圧力を下げる「ベント」
を準備。被災から三日後の十四日夕までに、別の建屋から電源を供給することに成功。
各原子炉で順次、冷却設備が復旧したため、ベントを行わずに済んだ。

 国の事故調関係者によると、増田所長はヒアリングで、トラックで運んだ仮設ケーブル
が重すぎて降ろせず、新たに重機を手配するなどの混乱があったと説明。 「金曜日で
数千人の作業員がいた。少しずれて土曜日や夜中に起きていたら、とても収束でき
なかった」
と話している。

ほとんど情報が公開されていない第二原発だが、実は間一髪で大事故を逃れた。

お盆の時期を狙って、ほかにも重大なリリースがさらっと行われるかも。

【台湾の口蹄疫 (8/11)

原田 英男 さんのツイート (8/10)

台湾の口蹄疫関連情報】台湾における口蹄疫の発生について8/9、OIEに報告あり。
新たな発生は2件:新北市(7/11発生)、台南市(7/26発生)。どちらも豚でO型。
アクティブサーベイランスで抗体検出ELISA陽性、PCR、ウイルス分離は陰性。

OIE Report (Final report) (8/9)

ところで8/9に安愚楽牧場が民事再生法を申請したが、大きすぎるし、

不透明な部分も多いから、再生スポンサーが現れるとは思えない。

「安愚楽牧場「経営ずさん」と元従業員 口蹄疫隠そうとしたことも」 (8/10 産経新聞)

従業員から、新証言が出てくるかもしれない。

「「詐欺は成立しない」と安愚楽牧場が見解」 (8/11 ゆかしメディア)

詐欺罪については、裁判になるのかな?

【HPAIの感染経路は特定できず (8/11)

「宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの感染経路等に関する検討報告書」

(7/25 宮崎県農政水産部)

「鳥インフルエンザウイルスを鶏舎内に持ち込んだのは、ネズミ、ヒト、鶏用飲用水に可能性」

(8/5 日経メディカルオンライン)

結局、原因は良くわからなかった、とのことだ。今年の冬はどうなるだろうか…。

【普通の会社の発注 (8/9)

@Happy20790 さんのツイート(8/9)

 昨日は東京で会議に行っててつぶやき出来なかった。その会議はこれからの
計画についてだったんだけど、その中でビックリしたのが「東電は予算がないので
少しでも安くしたいみたいなんで、今回の工事はここまでしか出来ない。」
って案件がいくつもあった。えっ!? 予算がないって?

 今やってるの普通の工事じゃないよなぁ…。事故の収束対応じゃないの?
ヘリコプター飛ばす予算がないから山岳救助は徒歩でってみたいな感じだよ。

 前にもつぶやいたけど、やっぱ東電は解散して送電分離して国が先頭に立って
予算も作業員の給料も面倒みなきゃダメだよ。一般企業のやり方で今は工事してる
もん。ある程度の工事は実績見て、メーカーが決まってるけどそれ以外は競合とか
やってるし…。

 安かろう悪かろうじゃ済まないのに。それこそ世界メーカーも大学も研究者も
科学者も入れた合弁会社を作って一つになって立ち向かわなきゃ勝てる相手じゃ
ないと思うんだけどなぁ。こんなの続くとモチベーションも下がるしアイデアも
出なくなるよ。

【吉田所長「玄海原発は大丈夫か」 (8/9)

福島第一原発の最高幹部がついに語った【フクシマの真実:前編】 (週刊朝日7/22号)

 いま玄海原発の再稼働問題が取りざたされていますが、フクイチ(福島第一原発)
の事故を経験した私に言わせれば、そんなバカなことはやめたほうがいい。
玄海原発1号機の操業開始は1975年で、老朽化が心配。それに、現地はフクイチ
よりも地盤がやわらかいようです。正直、再稼働して大丈夫なのかと感じる。

 私が、こう言うのには理由があります。フクイチが地震と津波、どちらでやられた
のかといえば、まず地震で建屋や配管、電気系統など、施設にかなりの被害を受けた
のは事実です
。地震直後、「配管がだめだ」「落下物がある」などと緊急連絡が殺到
しました。制御室からも「配管や電気系統がきかなくなった」などと、すさまじい
状況で、多くの作業員が逃げ出した。耐震性に問題があったのは否めません。

 ここまで事故が深刻化した原因について、津波対策がおろそかだった、非常用電源の
設置場所が悪かったなどと言われますが、私は何よりも、操業開始から40年という
"古さ"が、地震・津波に負けてしまったと感じています。いくらメンテナンスで部品を
新しくしたところで、建物は同じ。原発自体の耐用年数だけでなく、建物や構造など
全体的にみて、40年は長すぎた

町田市の枝加工堆肥から580Bq/kgの放射性セシウム (8/9)

朝日新聞(8/9) 「許容値を超える放射性物質検出」

稲わら汚染によって明らかになったことが、問題化してきた。

東京周辺でも、落ち葉を集めたようなものの放射性セシウム濃度はやはり高いのだろう。

【グリーンピースの第2回海洋調査 (8/9)

「魚介類の放射線量の表示義務を政府に緊急要請」 (8/9 グリーンピース プレスリリース)

この第2回海洋調査は、ちょっと見え見え。アイナメやクロメバルなど、高い値が出そうな

ものばかりを検査している。こんなやり方は信用を無くすだけでは。

【民俗譚 (8/9)

昨日(8/8)は、柳田国男の命日(没後49年/50回忌)だったが、目下、日本では、

目に見えない、よくわからない「放射能」という妖怪についての民話がたくさん生まれている。

「怖いから東京から逃げ出そう」「怖いからなるべく輸入食品を食べよう」 etc.,

解らないものに対しては、キツネや河童のように接するのが、人間の変わらない習性だ。

政府も科学者も、そのことをよく考えるべきだ。

【3/20の3号機注水量 (8/8)

朝日新聞(8/8) 「震災10日後、2度目の溶融か 福島3号機、専門家指摘」

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3/23頃まで放出が続いていたことは知られていることで、その意味では目新しい記事

ではないけれど、この部分、

東電の公表データによると、3号機炉内への1日あたりの注水量はその後、
20日までは300トン以上を保っていた。燃料は冷えて固まったとみられる。

 ところが、注入できた量は21~23日に約24トン、24日は約69トン
に激減した。圧力容器の圧力が高まり、水が入りにくくなった可能性がある。

3号機の注水量だが、原子力安全・保安院のこちらの資料では、

3/19 18:30では520L/min=31.2トン/時 だが、

3/20 3:00以降は 1トン/時に急減している。

3/20の朝に3号機の原子炉温度、圧力が急上昇したことも報告されている

(ベントが計画されたが、その後安定したため見送られた。)ので、再溶融は

3/20から起きていたのではないだろうか。(線量上昇は3/21だが。)

尚、3号機では3/21夕方に灰色煙、3/23夕方に黒煙が発生しているが、朝日記事(紙面)

によると、

これは溶けた燃料が格納容器のコンクリートと触れて起きる

「コア・コンクリート反応」の可能性がある

とのこと。黒煙のこの説明は初めて見たかも。

【セシウム除染による時限爆弾 (8/8)

このところ福島県の各地で、除染活動開始のニュースが増えているが、多くの場所で、

表土を地中に埋める方法が取られている。

年月が経つと、埋めた場所は曖昧になり、掘り返されれば汚染を広げることになる。

土地の価格は低迷し、建設工事をしようにも残土の処分が困難になり、ますます

福島県が苦境から抜け出すのに時間がかかることになるだろう。

【東電救済法 (8/8)

8月3日、原子力損害賠償支援機構法が国会で成立した。名前こそ「損害賠償」と付されて

いるが、実態は紛れもなく「東電救済法」だ。

 実は政府提案の段階では東電の株主、債権者、社員などに一定の負担を課すという

考え方が入っていた。だが、自民・公明の要求を入れて修正した結果、政府から新たな

資金提供を行うなど、徹頭徹尾、東電救済法になったのだ。債権者や株主に責任を取ら

せる法的整理は、これで一切できなくなった。東電社員の高額な年金も温存された。そして、

国民負担が大幅に増えることになったのである。

 こうした「改悪」を、大手メディアは法案成立までほとんど報じなかった。

(『「賠償法」改悪をなぜ報じない』 週刊現代 8/20・27号 p.78)

日本のエスタブリッシュメントのモラルはどこにあるのか。

【口蹄疫埋却地から浸出水 (8/8)

慶尚南道 金海(キメ)市の口蹄疫家畜埋却地の浸出水が一部流出し、

金海市が緊急補強作業をしたことが確認された。8日、金海市によると、

6日午前 酒村面(ジュンチョンミョン)パク某さん(56)の農場近くの

豚1,500頭を埋めた口蹄疫の埋没地から浸出水が一部流出した。金海市は、

ビニールのあちこちが破れていることを確認し、すぐに補強作業を行ったが、

流出した浸出水の一部はすでに溝を介して河川に流入した。

(8/8 韓国 聯合ニュース

【暫定基準値はどう見られているか (8/7)

「お米の放射能に関する意識調査のアンケート、途中経過発表!」
(8/6 3.11東日本大震災後の日本)

で、どのくらいの汚染度の米なら食べるか質問しているのだが、たいへん厳しい結果だ。

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 このアンケートに回答した人は、かなり情報リテラシーの高い集団だと思うので、

ふつうの人に聞いたらもっと緩い回答も多いとは思うけど、

それでも、暫定基準以下なら、と言う人は2%程度、100 Bq/kg程度なら、という人でも、

6%程度にしかならない。

 米のセシウム値は、個人的な予想では、玄米でも大半はND~10 Bq/kg程度におさまる

と思うけど、問題は、未知のホットスポットがあって、高いセシウム値のお米が出た場合

を、ちゃんと発見して排除できるかどうかだろう。

大潟村では、自主基準を 5 bq/kgに決めて検査するようだが、こういうことをしないと、

なかなか買ってもらえないのかもしれない。

 一方で思うのは、このところスーパーで山形牛などが、売れ残り50%引きなどとなって

いるのをよく買うのだが、これは暫定基準は超えていないとしても、499 Bq/kgまでの

セシウムが入っている可能性があるのだ。そういうのは、この人たちは買わないのだろ

うか? 案外、牛肉はお米より食べる量が少ないから大丈夫、とか言って食べている

人も多いのでは?

【牧草の汚染マップ (8/5)

@shanghai_ii さんによる「牧草 (googleマップ)」 (8/5公開)

Bokusou

これを見ると、岩手県の牧草の汚染度が高いことがわかる。

岩手県の放射線量はまだあまりわかっていないが、実際どうなのだろうか?

【汚染牛肉を全量買い上げ (8/5)

「牛肉・稲わらからのセシウム検出に対する新たな対策」 (8/5 農水省)

汚染稲わらを給餌された可能性があり、出荷された牛肉(約3,500頭ぶん)について、

放射性セシウムが基準値を下回ったものも含めて全て買い上げて焼却処分することに

なった。財源は国費(予備費)。 (8/5 NHK

 今日は、栃木県で新たに畜産農家24戸の稲わらから基準を超える放射性セシウムを

検出したし、調査するほど増える一方で、なかなか収束しない。(8/5 下野新聞

 しかし、市場に流通した牛肉に、汚染稲わらを給餌して出荷前の牛、出荷停止の牛、

動かせない家畜堆肥など、まだまだ問題が山積している。

【節電 (8/5)

節電の効果を、一目でわかるグラフにしているブログがあった。

「東京管内需要と東京気温 UPDATE 2011/07/29」 (7/30 忘却からの帰還)

Tepcovtokyo_0729

赤が2011年だが、3/11以降、過去3年間に比べて1000万kwくらい下がっていることが

一目瞭然でわかる。 ほかにも夏季の日最大需要と日平均気温のグラフとか、面白い。

下は、早野さんによる「東京の最高気温とTEPCO最大電力の関係」

Tepcoamedas

この予想通りなら、夏季の最大需要に対して10%程度余力があることになる。

【福島市の汚染廃棄物 (8/5)

朝日新聞8/5朝刊 「放射能汚染の泥"漂流"」

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福島市では、側溝などの除染作業をした放射線量の高い廃棄物を、秘密の処分場に

「仮置き」している。

どこの住民も受け入れるはずがないから、市とすればほかに打つ手はないのだろうが、

このままゆけば、その場所が「仮置き場」という名の最終処分場になるのかもしれない。

(8/8 追記)

この記事は、web版のasahi.comでは読むことが出来ないが、英語版の Asahi Japan Watch 8/5

City resorts to secret dumping to deal with piles of radioactive dirt には掲載されている。

【松葉に含まれる放射性物質 (8/4)

「全国の松葉に含まれる放射性物質の測定結果」 (8/4 kohnoのブログ)

M.Kohno さんと F.Nishiyama さんが、全国から松葉のサンプルを集めて、

Ge半導体検出器で測定したもの。(県ごとの最大推定値) 単位は Bq/kg・生

Matsuba_2

お茶の放射能濃度などを考えると、愛知まで濃い緑色なのはうなずける。

長野県が黄色なのは、信濃町や千曲市で高い値が検出されたから。

関西よりも北海道の方が高いとか、いろいろ興味深い。

【宮城県利府町の浄水発生土の汚染 (8/4)

利府町 「浄水発生土の放射能測定結果」 (7/21採取、8/2公表)

8,238 Bq/kg (利府浄水場) 地下水水源

地下水水源なのにすごく高いセシウム値が出ている。 地下水の汚染?

【宮城県北部の線量と稲わら汚染の原因 (8/3)

牡鹿半島から宮城県北沿岸部での空間線量率 (8/3 @QEnergyTeleport さんと@Kaztsuda さん)

データ: bit.ly/riYK44

Miyagi_hokubu_3

この結果や、宮城県の汚染稲わらについて、@QEnergyTeleport さんがツイートで解説

している。(ツイートの全文は、下のコメント欄を参照ください。) 要点は

1.これらの地域の線量は、早川さんのマップに示されているほど高くない。

  (早川さんのマップの根拠になったデータには、疑わしいものが含まれていた。)

2.宮城県登米市の汚染稲藁は、単に田圃の広い面積に落ちたCsを1つの

  藁ロールに固めたため。

  (NHKで解説されたような「雨での繰り返し乾燥濃縮」を考える必要はない。)

3.汚染稲わらを出荷した地域の線量は特に高くはない。

  関東を含めて同じようなことが起きる(起きた)可能性があり広域な調査が必要

4.早川さんの地図では、3/12の爆発で気仙沼方面まできたプルームが山越えして

  一関方面に入ったことになっているが、3/15の雨(雪)で説明するのが自然

個人的には、とても腑に落ちる説明だと思いました。

(8/3 追記) 勝川 俊雄 さんのツイート

早川地図はカップラーメンみたいなものと思えばよい。腹が減って、食べ物が
何も無い状況で、カップラーメンが出てきたから、大勢のひとがありがたいと思った。
その場に存在しなかった本格ラーメンと比較して、カップラーメンを批判するのは、
無意味な行為だろう。

本格中華職人がやるべきことは、カップラーメンを批判することではなく、次からは、
自分たちがタイムリーに料理を出せるように、精進することだろう。

(8/5 追記) Togetter 「宮城北部~岩手県の汚染と早川マップの検討」 (@MasakiOshikawa)

【日産リーフのバッテリーから住宅へ電源供給 (8/2)

8/2 日産プレスリリース

一般家庭の約2日分の日常使用電力をまかなうことが出来る。

家庭用バッテリーとしては、当面はこういうのが本命。プラグインハイブリッド車なども

参戦してくる予定。

【肥料の基準は400Bq/kg、飼料は300Bq/kg (8/2)

「放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土及び飼料の暫定許容値の設定」 (8/1 農水省)

肥料・土壌改良材・培土中の放射性セシウムの暫定許容値 400 Bq/kg

肥料等を長期間施用しても、原発事故前の農地土壌の放射性セシウム濃度の範囲に収まる水準。

農地への施用作業時の外部被曝が廃棄物再利用のクリアランスレベル(10 µSv/年)を下回る

牛、馬、豚、家きん等用飼料の暫定許容値 300 Bq/kg

養殖魚用飼料の暫定許容値 100 Bq/kg

ここで、原発事故前の農地土壌の放射性セシウム濃度というのは、ここでは説明がないが、

おそらく汚泥肥料の説明と同じ、100 Bq/kg に設定されていると思われる。つまり

400 Bq/kgの肥料を長期施用すれば、その土壌は 100 Bq/kg程度になる。

また、施用作業時の外部被曝だけを評価しているが、通年作業時の、土ほこりの吸引

の内部被曝を含めた被曝量で評価すべきではないだろうか?

そしていちばん気になるのが、養殖魚用飼料100Bq/kgである。淡水魚はセシウムを

排出しにくいようだが、これはほんとうに妥当なのだろうか?その根拠は?

それにしても、仮に基準はこれでいいとしても、検査は追いつくのだろうか?

牛肉の検査すらできないのに…。家畜堆肥の問題は、パニック目前だろう。

【いきなり10Sv/h (8/2)

8/1に突然、配管表面で10,000mSv/h以上と公表。状況からすると3月に出たもののようだが、

なぜ今までわからなかったのか、そこは謎。

サーベイマップ(8/1 8/2東電公表)

Surveymap0801

非常用ガス処理系配管接合部付近 (8/1撮影、8/2東電公表

110802_1

作業員が線量を計測中。

1・2号機主排気筒付近のガンマカメラの画像 (7/31撮影、8/2東電公表)

110802_2

高い線量の場所は2ヶ所 (8/2 毎日新聞

(8/3 追記)

Happy20790 さんのツイート(8/2) https://twitter.com/#!/Happy20790

1号機のスタック廻りはパイロンが立ってましたよ。みんなはかなりの範囲が立ち入り禁止って
思ってるんだろなぁ…。実際は半径数メートルなんだけどね。昨日もつぶやいたけどスタック廻りは
初めから高くて瓦礫もあったし、詳細サーベイは今までなかった場所なんだ。

だから瓦礫処理してるときに見つかったんだね。詳細に調べたらもっと高い場所出るかも。
報道にもあるけどベント時に付着した物だとオイラも思うよ。

建屋の中が線量高いのも配管表面が高いって理由もあるけど、もう一つ考えられるのは、水素爆発で
空調ダクトが吹き飛んだ為にダクト内のベント時の高線量放射性物質が建屋内に付着してるからだと思うんだ。

建屋内はチリや埃でさえ10mSv/h超えてる場所もあるからね。事故当初は建屋に入れなくて
海側のポンプを使って水を注入しようとしてホース引っ張ったんだけど、津波の影響で海側は
砂浜みたいだったんだ。その砂が6mSv/hあってすごくビックリしたもんなぁ…。

結局そのホースは一回も使わず無駄な被曝だったけどね。通常定検時の燃料はオイラの知る限り
約8000~9000Sv/h位あるから10Sv/hの放射性物質が出てもおかしくないと思う。
今後どうやって除染してスタックや空調ダクトを解体するかが問題だね。

スタックは外だし、あのまま解体したら大変だよ。高い煙突ごと囲って外に放射性物質が漏れないように
解体しないとだけど…。あんな高い煙突を囲えるかなぁ…。

【中通りの河川の底泥のセシウム値は激減 (8/1)

 8/1 環境省公表 「福島県の公共用水域のモニタリング」

阿武隈川など、中通りの河川の値は激減したところが多い。より下流に流れたのだろう。

ただし唯一、福島市で阿武隈川に合流する荒川だけは、前回同様の高い値だった。

地図 → 河川・湖沼・海洋の底質のセシウムの放射能濃度マップ

【汚染がれきの拡散】 (8/1)

 「汚染がれき」が拡散する」(「AERA」8/8号)に、がれきの受け入れを表明した自治体の

リストが出ているが、原発から離れた一関などでも汚染稲わらが見つかったから、住民の

反対などで、そうとう難航するだろう。

 AERAの記事ではちゃんと説明していないのだが、本来、自治体はがれきを受け入れ

たいのだ。それは、災害はどこでも発生する可能性があり、困ったときはお互いさまなので、

被災した自治体のがれき処分に積極的に協力する、というのは当然なのである。

 ともあれ、放射能汚染をどのように確認して、どのような条件で受け入れてもらうかを

決めないと、被災地の復興はますます遅れることになる。政治的解決が要求されている

課題だが、国会議員はちゃんと問題を理解しているのだろうか。

【江口 愛実】 (8/1)

 グリコ「アイスの実」CMに出演している「江口愛実」さんは、AKBのメンバー数人を

合成して作ったCG美女なのだそうだ。(下: 8/1 日経MJ)

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バーチャルタレントとか、ふつうに出る時代になったんだなぁ。

【ニッポン前へ】 (8/1)

 朝日新聞が募集した「ニッポン前へ」提言論文特集が、8/1の朝刊に掲載されていた。

最優秀賞の佐藤俊郎さん(福岡・環境デザイナー)の論文は、古くさい都市計画用語が

いっぱい使われていて、同業者としては読んでいて気恥ずかしい感じ。

 それはさておき、今、開沼博『「フクシマ」論』をちょっとづつ読んでいるのだけど、

改めて思うのは原発がいかに非民主主義的な存在かということだ。後生の人から見たら、

日本の原発は、国、電力会社、関連企業、マスメディアが生み出した「電力独裁制」の

暴走と言うことになるのではないだろうか。ヒトラーの第三帝国と同じような機構として。

【安愚楽牧場が破綻】 (8/1)

 (株)安愚楽牧場がついに倒産。負債総額約620億円。(8/1 東京商工リサーチ

牛肉の放射性セシウム汚染の影響、などと書かれているが、そのずっと前から危なかった

というのがホントのところ。

以前にも紹介したこちらのブログ(12/13 投資一八番)にP/Lが出ているが、

契約者からの入金: 20/3期480億円→21/3期495億円→22/3期603億円:3年で25.6%増

和牛出荷売上: 20/3期234億円→21/3期209億円→22/3期170億円:3年で27%減

ということで、どう考えても成り立っていたとは思えない。

 このところウェブ公告を大量出稿していたし、こちらのブログによると、7月には一年契約で

利回り4.5%、などという募集もかけていたそうだ。セシウム汚染とはたまたま重なっただけで

破綻するべくして破綻したのだろう。

 ともあれ和牛の業界では巨体なので、関連業者の影響はそうとう深刻か。

(8/9 追記)

「安愚楽牧場、ついに倒産間近」 (8/1 投資十八番) では、B/Sが公開されている。

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コメント

@QEnergyTeleport さんのツイート https://twitter.com/#!/QEnergyTeleport

(8/1)

@nonnoko16g 昨日東北大学理学部田村研の協力指導のもとで、三陸で放射能を測りました。
大谷海岸道の駅バス亭前は仙台と比べても低かったです。5回測定の平均で0.074μSv/hです。
駐車場の土嚢袋の山にも近づけて測定しましたが、0.136と気にするほどではありませんでした。

@nonnoko16g 今回の測定機は東北大田村研で震災以降仙台の測定にも使っていたNaIシンチレータです。
校正も金田さん(@Kaneta)さんに保証してもらった精度の高い機械です。
@kaztsudaさんにも御同行協力してもらい、1回30秒間の積分で5回測定して平均を出しました。

7/30,31の宮城県北(牡鹿半島、南三陸町、気仙沼の一部、登米市)の空間線量の測定結果は
後日公開する予定。山間部も随分登って測定したが、早川マップにあったような0.25μSv/h超えの
空間線量の場所は見つからなかった。津谷街道の山側のうわさの1.0μSv/hも確認されなかった。

結果は0.1μSV/hをちょっと超えた数値がほとんどで、早川マップの信頼性はまた落ちたと考えている。

@anemone3290 初期の仙台は田村さんのデータでわかるかと思います。例えば3/25は0.2μSv/hですね。
個人的な仮説ですが、牡鹿と南三陸町には3/13の深夜2時頃に少量降っただけで、他の栗原、一関、
登米、気仙沼は3/15以降仙台と一緒に雨で降った可能性を検討してます。

@nonnoko16g 今回は大谷海岸より北の気仙沼には時間の関係で行けませんでした。
別の機会に気仙沼市内や唐桑にも行けたらいいなと思っています。

(8/2)

正式公開まで少々手間がかかるため、先に今回の宮城県北データを流しておきます。
測定日は7/30,31で、測定機はNaIシンチレーター(ALOKA TCS-171)で、基本的には地上1mで測定。
土嚢袋の山では数cmに近づけて測定。

牡鹿半島、南三陸町と気仙沼大谷海岸までは30秒積分の設定で5回計測し平均をとった。
大谷海岸から国道346号線を通って登米市東和町までは、車の中からのモニターと停止して地上1m
での測定を1回行った。途中本吉郡の山中に入り、春に牧草汚染が問題になったエリアも測定した。

石巻専修大ボラセン前(グランドの土上)0.13,同(駐車場アスファルト上)0.11,
石巻市上品山牧場跡地0.14, 石巻市サンファンパーク0.12, 石巻市牡鹿家族旅行村0.14,
巻市寄磯小学校0.11, 南三陸町志津川野鳥の森0.10, 南三陸町神割崎0.09

南三陸町入谷巨石入口0.15, 田束山山頂0.16, 南三陸町泊岬荘駐車場0.09, 気仙沼市大谷海岸道の
駅バス亭前0.07, 大谷海岸道の駅駐車場にある土嚢袋の山0.14(数cmまで近づけて測定)。

気仙沼市大谷海岸から国道346号線で津谷を通って山越えして登米市東和町へ。車でモニター
しながら途中数か所で停止して測定。346号線を走っている最中はどこも0.09程度だったが、
峠に近づくと(というより岩手県に近づくと)多少高くなった。しかし高くても0.15程度。

本吉郡津谷0.08, 本吉郡馬込0.08, 本吉町上野0.09, 岩手県藤沢町の国道346号線の峠近く0.15

三陸の山間部では確かに標高の効果もありそうだが、南三陸町の山間部のデータを見ると、
同じ標高でも南の山は平地と変わらない。牡鹿半島でも同じ。しかし南三陸町の北の山間部に
行くにつれ若干上がった。そして気仙沼と登米の間の峠近辺の山側に0.2の値の場所。
岩手県の藤沢町方面の調査が必要。

問題の早川マップは値そのものが全て高く信用できない。また仙台湾から牡鹿半島に3/12に
プルームが上陸して南三陸町から気仙沼に入り、山を越えて登米、栗原、一関方面に流れたとある。
しかし最初に入ったはずの牡鹿半島、南三陸町の山間部より、気仙沼の山間部のほうが高め
なのがとても不自然。

ちなみに女川原発の近くの寄磯小学校では行政の測定で7/19-7/21に約0.2という石巻市内と
比べても高い値が報告されているが、計測ミスだと判断する。同じ行政の測定も7/22には
急に0.13に下がった。今回測ると0.11であり、牡鹿半島の他のエリアと全く同じ程度である
ことが確定。

寄磯小学校のデータも行政の測定ミスだったということで、早川マップでの牡鹿半島が
0.25μSv/h以上になるという主張は完全否定されたと思っている。同様に南三陸町も平野と
南山間部で0.1程度、北の山間部でも0.15程度で早川マップは否定された。

個人的には、確かに牡鹿半島、南三陸町、気仙沼の平地南側は女川原発のデータにある
3/13未明(2:00頃)に海から上陸したプルームが汚染したと思う。しかしそれは早川マップの
ような酷い汚染をせず気仙沼から更に海に抜けたのではないかと推測。

早川マップでは3/12の爆発で気仙沼方面まできたプルームが山越えして一関方面に入った
ことになっているが、これは疑わしいと考えている。一関、平泉周辺の割と高めの地域は、
面積で局在しており雨雪で説明するのが自然に思える。3/12,13にはこの地域は高気圧に
覆われて晴れていた。

一方3/15はこの地域でも雨。気象の先生の話だと、福島から蔵王連峰の山に沿って北上する
放射性物質の流れも確かにあった模様。それが一関、栗原、登米、気仙沼の牧草汚染地帯と
西から東へと流れたのではないかと仮説を立てている。3/12の早川説は信ぴょう性がない。

宮城県北で起きた稲藁汚染問題もある程度見えてきた。登米市でいろいろ調査をすると、
この地域は昨年秋に天候不順で、藁が乾かなかった場所が何割の田圃であった模様。
それで3月まで田圃に置いて乾燥させていたらしい。残りの大部分の藁は屋内に仕舞った
ため汚染されなかった。

不幸にも事故の時にまだ乾いていなかった藁は田圃にばら撒かれていた。聞くと1つの藁の
ロールを作るのに250平米の田圃に土が見えなくなるほどの密度でばら撒かれた藁を集める
とのこと。従って、面積による濃縮効果は100倍もあり得る。それで基準値を高く超えた
稲藁ができるのは極自然。

ちなみに汚染藁が出たと予想される登米市の北側の地域の空間線量は休耕田で測っても
0.10とか0.13程度に過ぎなかった。これは仙台や関東と変わりないレベルで決して高くない。
藁の生産農家の方には全く過失は見当たらない。

逆に空間線量の低い他の東日本の地域でも、広く藁を田圃に置いていた場所では登米、
栗原と同様のことが起きている可能性が高い。宮城県北は決して特別に高い汚染地域では
なかった。関東も含めて広域的調査が必要だと思われる。

@anemone3290 文科省の部会で検討した結果約30%の誤差だそうです。従ってあのマップも
福島周辺の桁違いに高いところ以外は鵜呑みにできません。1つの荒い目安です。
また@kaztsuda氏が言ってますが、本当にヘリが地面の高度に対して相対高度を保って
いたかとても疑わしいです

早川マップが重視した女川原発モニタリングポストNo2という機械のデータは、
他の5機に比べて値が大きく0.2μSv/h程度出ていたが、これはポストの前にCsが
くっついた草が茂っていたためと東北電力は言っている。実際草を刈った後の現在、
No2も他の5つと同じ程度になっている。

間違いが分かった寄磯小学校の値も含めて牡鹿半島が0.25超えしている根拠は何もない
ということになる。更に今回の実測により牡鹿半島や南三陸町の値は0.10-0.15程度で
あることが確定した。早川氏(@HayakawaYukio)は早急にこの地域に塗った0.25超の
緑色を訂正すべき。

(8/3)

@hayano 7/30,31と東北大田村研のバックアップで宮城県北の空間線量を測ってきました。
今日中にも@Kanetaさんがアップしてくれます。稲藁汚染のあった地域では0.1μSv/h程度
で高くありません。16kBq/m^2程度のCsの効果で汚染が出ました。

@hayano 現地で聞き取りをしましたら1つの稲藁ロール(1m程度の大きさで90kg程度)は
250m^2の面積から集めて作るそうです。昨年の不順な天候で乾かなかった藁の一部は
下の土が見えない密度でぎっしりと田圃に撒かれたとのこと。藁に数十kBq/kgが出た
理由が理解できました。

@hayano 現地の生産者に聞き取りをすると、大半の藁は乾いたので昨年の秋に屋内に
取り込んだとのことです。それは汚染されていませんでした。藁の汚染濃縮機構は
単なる刈入の面積効果です。運悪く乾かない藁で被害が出ただけなので、生産者の方には
全く過失は見られません。大変気の毒です。

今回の宮城県北の空間放射線量測定には東北大田村研と@kaztsuda氏の強力な
バックアップで実現した。おかげで意義ある結果が得られたと思う。
主な成果は以下の2つにまとめられる。

宮城県北測定でわかったこと。
(1)早川氏(@HayakawaYukio )の汚染マップは女川を含む牡鹿半島、南三陸町で
完全否定された。
(2)宮城県登米市の汚染稲藁は、雨での繰り返し乾燥濃縮を考える必要はなく、
単に田圃の広い面積に落ちたCsを1つの藁ロールに固めたため。

早川氏(@HayakawaYukio)のマップの悪質さは宮城県津波被災地や稲藁汚染地域で
特に際立つ。登米市の稲藁生産農家の間ではこのマップのコピーが出回っており、
藁だけでなく町全体が酷く汚染されているのではないかという懸念を持っていた。
今後彼にはマップの訂正を強く求める予定。

航空機モニタリングで宮城県でも福島と同様に山で値は高く平地では実測より小さく
なっている。標高の等高線に合わせて線量も変化する。これに対して@kaztsuda氏は
ヘリの高度が問題と指摘。山では高く飛び平地では低く飛んで地表との相対高度を
一定に保つことが必要だが、一定の海抜で飛んだ?

今回の南三陸町の実測では南山間部で平地と山の差はほとんどないが、航空機モニター
ではそこも色分けされている。これは@kaztsuda氏の仮説を支持する結果。
なお岩手県県境に近くなると山の値は高くなる。一関周辺からの線量の高い部分が
宮城県に若干入る地域で、標高とは関係なさそう。

@bearfriend_home 岩手県内も調査が必要だと私も思います。

@kurokky969 これは微妙で実際に調べてみたほうがいいと思います。でもそこに
ついた総量はその占有面積分だけだと思います。ちなみに登米で野外に放置して
あったロールが1つあったので所有者の方にお聞きしましたら事故前に作ったもの
でした。測るとやはり大した線量は出てませんでした。

@Gkner そうなんです。だから宮城県、岩手県や関東の低線量地域でも、
事故当時に田圃にいっぱい撒いた藁があれば要注意だと思います。

@ainiasobu 大半は乾いたそうなのですが、一部がやはり間に合わず越冬させて
しまったそうです。馬の餌の藁は買って与えるのではなく、御自分で作って与える
のですか?

@myth21hide そうです。それも考慮されています。そこでは乾燥濃縮した稲藁束
1つが約90kgだそうです。それから計算するとやはり数十kBq/kgは出る計算です。

@aokoxxxooo その可能性は大だと思っていますが、何割かその後の雨で土に落ちる
とも限らないので今後の調査結果に期待です。今確実に言えるのは、汚染藁が
出てしまった田圃は出なかった田圃に比べて事故後清浄だったということです。
但し後で汚染堆肥をその田圃に撒くと状況は変わります。

@E516 外部被曝は問題のないレベルですが、様々な濃縮機構が起こりえる
一次産品の生産現場ではいろいろ注意と調査が必要だと思います。

@ainiasobu なるほど、馬の藁も注意なんですね。食肉用の馬の生産は東日本では
余り多くないと思うので影響は小さいとは思うのですが、ちょっと気になります

@ainiasobu 敷料にする場合は、再びCsが降ったときと同程度に広げられるので
大丈夫かと思いますが、厚さは結構あるのでしょうか?それからチモシーという
のは初めて聞きました。これは何ですか?

@odendango 牧草と藁の濃縮機構は違うはずです。藁はびっしり田圃を覆っていた
ので、落ちたCsほぼ全てが藁に付いた状況です。一方牧草はまだ寒い頃だったので
新芽も出ておらず牧草地には土の部分が結構あったとのことです。
土に落ちてから根から吸収すると相対的に少ないと思います。

稲藁でのCs濃縮が単なる藁を巻いた土地の面積だけで説明できることについて、
答えておきます。まず汚染が出たという話の田圃の近所に休耕田がありました。
聞き取りでは事故以降耕さず表面もほぼそのままの状態であるとのこと。
これを測れば事故当時どれだけCsが降ったかがわかる。

休耕田の地上1mの空間線量を測ると0.13μSv/h。これを1m^2でのCsのBqに直すと
21kBq/m^2程度。そして1つの稲束ロールを作るのに250m^2の藁。

極端に全部吸着したと仮定すると1つのロール当りに21kBq/m^2×250m^2=5250kBq
含まれる。乾燥すると1つのロールは約90kg。

現在の藁ロールで5250kBq/90kg~58kBq/kg程度の汚染は軽く面積濃縮で説明できる。
実際には20kBq/kg程度の汚染藁が出た。この評価は土の汚染度や藁のCs吸着率を
測定していないため数倍の誤差はあり得るが、桁はいいはず。
従って雨による濃縮機構等は要らない。

@QEnergyTeleport さんと@Kaztsuda さんによる牡鹿半島から宮城県北沿岸部での
空間線量率をグーグル・マップに載せました。
bit.ly/olnyzu またデータは、bit.ly/riYK44 にもまとめました。

 
宮崎日日新聞(8/3)「預託農家」に不安広がる 安愚楽牧場経営悪化
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=39816&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 本県をはじめ全国で黒毛和牛生産を展開する畜産会社「安愚楽牧場」(本社栃木県)が
経営悪化した問題で、同社から預かった牛を飼育する「預託農家」に不安が広がっている。

 預託料の支払いが滞りがちで、先行きが見えないからだ。同社が手掛ける
「和牛オーナー制度」も含め、専門家は「被害総額は数千億円」と指摘する。

 県畜産・口蹄疫復興対策局によると、5月末現在、県内の同社の預託農家は22戸。
本県を昨年襲った口蹄疫で、感染が集中した児湯地域にも3戸あるという。

岩手日報(8/2)安愚楽牧場の経営悪化 県内3牧場に影響も
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e201108/e1108021.html

 東京商工リサーチ宇都宮支店は1日、黒毛和牛生産を全国展開する畜産会社
「安愚楽牧場」(栃木県那須町)が資金繰りの悪化で、牛の餌など資材の購入代金が
支払えない状況に陥ったと明らかにした。東京電力福島第1原発事故の影響で、
牛肉の価格が急落したことなどが原因としている。

 本県には遠野市、藤沢町、一関市千厩町に牧場があり、肥育や繁殖事業を展開。
各市町が把握する情報によると、飼養頭数は藤沢の約1万頭を最高に遠野約2800頭
(預託分含む)、一関約3千頭とされる。同社の経営は地域の畜産農家の経営や雇用に
影響を及ぼすため、各自治体は今後の推移を慎重に見守っている。

 
早川氏の図の信頼性云々はともかく、北上平野の稲わらが3月下旬に汚染されたのはまぎれもない事実です。

ロールで濃縮されるというのは、ロールベーラーで農作業をしている農家なら誰でも実感できることであり、
ロール作業は全国どこでも行われているのですから、やはり、宮城北部から岩手南部で稲わらに高いセシウムが
検出されたことを厳粛に受け止めるべきだと思います。

細かい土壌検査なしに推論を述べてもしょうがないと思います

 
福島第一・廃炉工程表、来年1月までに
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110803-OYT1T00964.htm

こんな記事が昨日マスコミを賑わせているのですが、原子炉内の状況が全くわからず、水冠も実現不可能な状況で、
燃料回収なんて、夢物語と思います。たぶん、原子炉は空かもしれません。
廃炉工程など国民を騙すためのものじゃないですか?

素人ながら色々想像するのですが、この件に関する現時点での意見があまり見つけられません。

 
ちっぷ さま。

実現可能かどうかは、容器の蓋を開けるときまでわからないでしょうが、
それでも、何らかの計画は立てないことには、作業の進めようがないでしょう。
(設計もしなくちゃいけない、予算を組んで発注もちなくちゃいけない。)

もっとも、廃炉はあきらめて石棺のほうが現実的、という声もありますよね。
第一、解体できたとしても放射性廃棄物の行き場がありません…。

放射性廃棄物の問題は棚上げしたまま、後世の人に押しつけるのが
現世代の日本人なのかもしれません…。

こんばんは。
早川先生の図表や過激なコメントは本来の役割を超えて論争を呼んでいるようですが、
コンタン様の指摘に同意です。
偶然か宮崎の火山の一連の動きで彼のツイートを随分追いましたが、毒が多く反って冷静な判断がしづらかったことを思い出します。

少なからな訴訟なりを受けるでしょうが、彼の人も相応の覚悟を持たれているようなのでコメントは避けます。

しかし高濃度に濃縮された土壌や廃棄物(下水場など)の処理はまるで触れられないというのは実に腑に落ちません。
事故から5か月に立とうとしており、福島県民の怒りは近くで聞いていると戦慄します。

当初廃棄物等は福島第一周辺に集約させ処理するのが現実的と思っていましたが、
逆に最も非現実的になりつつあります。東北人の怒りは深く長い。
成田空港やその他もろもろで数人の住民の納得を得られず公共の利益を元に強制退去させられなかった国が、
それに数千倍する人口に対して国家の強制力を振りかざすことは恐らくできないでしょう。

それぞれの汚染物は各自治体で何とか処分するしかないのかもしれません。

初動と被害者への配慮をおろそかにしたことで、
時に最も非合理的な判断が、正義となりえるというパラドックスの罠に絵に描いたように嵌まってしまったような気がします。

 
青空 さま。

早川さんの毒舌に、なぜ皆さんそんなに反応するのかわかりません。
公権力を振り回せる立場ではないですし、ネットで有名になっただけの市井の人です。

放射能汚染物を、県境を越えて移動するのは、今の体制下では無理でしょうね。
東京都は、埋め立て地があるので、まだしも処分地を作りやすい。
栃木県とか、宮城県では、最終処分場を作るまでに何年もかかるでしょう。

福島県については、原発周辺に処分場を作るのが最も現実的でしょうが、
国も県もその汚れ役をやりたがらないので、除染対策が置き去りになっています。

ゴミ焼却場や下水処理場から、セシウムがどのくらい外部に出ているか、ということも
そのうち調査が進めば明らかになるでしょう。かなりの部分は捕捉されているはずですが、
もともとセシウム対策を考えて設計されたものではないので、捕集の性能は未知数です。
だからと言って、ゴミ処理や下水処理を止めることはできませんし。

結局これも、事後的に何とかするしかないのでしょう。予想としては、ゴミ処理場のうち
いくつかでは、セシウム飛散が明らかになり問題化するような気がします。

 
青空です。仙台は七夕祭り最終日です。思いの外来訪者が多く賑わっていました。
しかしどことなく悲しげな雰囲気を漂わせていたのは夕方だったからか、鎮魂の思いが場を支配していたからなのか、わかりません。

早川さんに過剰反応する人は多くいます。
私の周辺の福島県の出身者は怒り心頭の状態で、話題に出すのもはばかられる有様です。

かの人の情報発信は主にツイートなので、表現が極端に短く誤解を招きやすいのでしょう。
もっとも過激な表現のところのリツイートが多いのも原因かと。
普賢岳の際は悔恨の念がおありのようですので、長く読んでいれば真意はわかるでしょうが、
被害者にとっては神経に障るようです。

怒り心頭の出身者の言をそのまま使えば
「目の前でタンクローリーが自宅兼商店に突っ込み炎上し目の前で子供と妻をぐちゃぐちゃにされたところにやってきて
「国道に面したところに家をつくったあんたが悪い、仕事も家も家族もなくしたのはあんたのせいだ、あんたは人殺しだ」と
目の前で言われたのと同じ気分だ」
だそうです。

現状に苦しみ、追い詰められた人は悪い情報に注目し、あたかも悪い情報はすべて自分に向けていわれていると錯覚するものです。

ネットというのはよい意味でも悪い意味でも無差別に情報が拡散します。
そんな一面なのではないでしょうか。
彼の発信は有益な面も多く参考にすることも多々ありますが、人によれば毒なのでしょう。
とても難しい問題なのかもしれません。

 
青空 さま。

今日は町田市の剪定枝堆肥からも、基準を超える放射性セシウムが検出されました。
世田谷区内に大平農園という有名な有機農家があり、以前、見学したこともあるのですが、
ここは造園業者から剪定枝を引き取って堆肥を作っています。当然影響はあるでしょう。

稲わらや落ち葉堆肥の知見から、東京であっても(仙台であっても)、落ち葉を表面だけ
集めるようなことをすれば、容易に高濃度のセシウム汚染物質が作れることは明らかだと
思います。(逆に言えば、効率的に除染できることにもなります。)

そうした知識をきちんと伝えることが、行政、メディア、科学者の役割だと思うのですが、
相変わらずそんな動きはありませんね。

 
@kinoryuichi さんのツイート(8/11)

とりあえず原子力安全委員会。満員。さっきまで衆議院会館で院内集会やってた関係か。
立ち見まで出てる。

安全委員会、大荒れ。泊3号について保安因果関係の説明会、安全委員会の評価で約20分。
とくに異議なし。で、傍聴席から野次嵐。ふだんこれやったらたいへんだと思うが、
今日は負い目でもあるのか、とくに注意もなし。淡淡と次の議題へ。

野次の中、保安院が次の議題を説明。よくできるなあと思ったが、さすがにすこし緊張
してるのか、時々つかえる。

安全委員会での野次、無責任だ、福島の事故の経験はどうなってるんだ、泊のような
重要事項について20分弱でいいのか、安全委員会の見解を示してくれ等々。
的を射てるだけに残念な質疑。

原子力安全委員会、あまりの野次に、班目委員長離席、、、というか、逃げた?
で、一旦停止。傍聴者が退席じゃなくて安全委員会が退席って、なに (・・?)

大荒れの安全委員会。この後、委員が退席。現在一時中断中。http://bit.ly/nOBq0G

安全委員会、班目さんが戻ってきて、議題をいくつか残して突然の閉会宣言。逃げた。
記者たちからも、ひどい。。。という声。会見はどうなるんだろう(・・?)

泊3号機の最終検査について、保安院から安全委員会に助言要請があり、今日の2号議題に。
ところが所要時間20分弱。保安院が資料を説明し、それに対して数分だけ質疑応答があった
ものの、斑目委員長は「あくまで保安院が責任もって行うもの」と総括。

付け加えて、安全委員会は保安院から助言要請あれば応じる、という今までの姿勢を
そのまま説明。これに対して傍聴席が大反発。さっきまで衆議院会館で保安院相手に
泊停止の政府交渉してた人たちだから、納まりつかない

しばらくは野次の中、保安院が次の議題を説明いていたが、20分くらいしたころだろうか、
斑目委員長が野次に答える形で安全委員会の立場を説明。といっても、保安院が責任もって
原発の安全性を確認するという立場を繰り返しただけ。

その後すぐに、斑目委員長は委員会を休会。十数分でで戻ってきたものの、いきなり
閉会を宣言。残りの議題はまた改めてということに。いつもなら終了後に実施する
記者会見もなし。なんか、逃げたような形になった。

斑目委員長が逃げたので、今日の安全委員会は終了。泊3号機の調整運転についての疑問、
保安院の検査体制などについて、聞くことはできず。委員長会見、いつやるんだろう???

Togetter「20110811原子力安全委員会  緊急院内集会・政府交渉・記者会見」
http://togetter.com/li/173342

 
琉球新報(8/14) 「「枯れ葉剤 北谷(ちゃたん)に埋めた」 元米軍人証言」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000005-ryu-oki

【中部】米国在住の元在沖米軍人男性(61)が、1969年に55ガロン(約208リットル)容量の
ドラム缶数十本に入った猛毒ダイオキシンを含む枯れ葉剤を米軍が北谷町海沿いの返還地に
埋めたと証言していることが、13日分かった。

 在沖米軍基地の枯れ葉剤をめぐっては、60~70年代に県内の広範囲にわたる施設で散布、
貯蔵、運搬された影響で健康被害を受けたとして、100人以上の元軍人らが退役軍人省に
因果関係の認定を求める申請をしていることが明らかになっているが、埋却に関する証言は初めて。

 英字紙ジャパンタイムズが同日、68~70年に米陸軍補給部隊で物資の運搬に携わった
元軍人が、枯れ葉剤が北谷町内に埋められたと証言したと報じた。

 70年に泡瀬通信施設で勤務した際に枯れ葉剤との接触で健康被害を受けたと訴え、沖縄の枯れ葉剤
に関する情報を集めている元米空軍所属のジョー・シパラ氏(61)=米ノースカロライナ州=は
13日、琉球新報の取材に、今回証言した元米軍人と今年7月に面会し「枯れ葉剤が埋められた
場所はハンビー地域」だと地図を描いて説明されたと話した。

 シパラ氏が得た証言によると元米軍人は69年、枯れ葉剤を含む物資を運ぶ米軍の貨物船が
座礁した際に、船上から積み荷を降ろす作業に従事した。その際、枯れ葉剤が入ったオレンジの
しま模様があるドラム缶も取り扱い、その割れ目から漏れた枯れ葉剤を浴びたという。その後、
米軍が枯れ葉剤入りのドラム缶数十本を北谷町内に掘った全長46メートルほどの大きな穴に
クレーンを使って埋め、土をかぶせたのを目撃したと話している。

 北谷町幹部は81年のハンビー地域返還後に土地を再開発した時点では、地中からドラム缶は
発見されなかったとしている。2002年には付近にある同町美浜の米軍返還地で油状の物質が
入った大量のドラム缶が地中から発見されている。

福島県および関東圏の汚染土壌の処分方法。
驚くほどになにも進まないですね。

先日のツイートで放射能汚染土壌や廃棄物の処理は福島県外でとの報道発表を見ました。
政府はこの問題を完全に放り投げてしまったようです。早晩各自治体の悲鳴が響き渡るでしょう。

特に人口の多い太平洋沿岸都市である仙台、いわき、千葉各自治体、東京、神奈川の下水施設は八方ふさがりになると思われます。

今回の京都の薪の問題もあり、
東北被災各県および近隣県も、瓦礫処理について疑心暗鬼になっており廃棄物処理施設の付近住民の協力は恐らく不可能でしょう。
ということは全国津々浦々処分可能場所はないと断言できそうです。

結果、汚染地区の除染を進めることを各自治体が諦めるという、本末転倒な結果にならないことを祈りたいですが、
この問題の解決は、恐らく物理的に不可能ですね。

民主党は沖縄基地問題で、公共の利益があり住民の不利益になる施設の取り扱いにおいて
何一つ学ぶことができなかったという証左のような気がします。

 
毎度の事ですが、農水省がこっそり募集しています。

家畜伝染病予防法施行規則の改正等についての意見・情報の募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001415&Mode=0
口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針の変更等について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001414&Mode=0

農水省は稲わらの通知の不手際を総括する気は全くないんでしょうね。
宮崎県を見習って登録制のメール配信サービスをすべきです。

 
時事通信(8/15) 「安愚楽牧場、負債4330億円=会員向け債務判明、今年最大の倒産に」
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011081500444

 東京商工リサーチによると、今月9日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻した
「和牛オーナー制度」運営の安愚楽牧場(栃木県那須町)の負債総額が、4330億円に上る
ことが15日までに分かった。負債規模はバイオ企業の林原(岡山市)の1322億円を抜き、
今年最大の倒産となる。

 当初の負債額は619億円(今年3月末時点)とされていたが、牛のオーナーとして投資して
いた会員に対する債務が新たに判明した。オーナー向け債務は7万3356人に対し4207億円。

 オーナーからの預託金で購入した繁殖牛を飼育し、解約時に同牧場が牛を買い取る契約になって
いたため、本来なら債務に相当する預託金が決算書類に記載されていなかった。

 同牧場は繁殖牛のオーナーを募集し、生まれた子牛の売却益を配当するビジネスモデルで
人気を集め、飼育牛は10万頭を超える。しかし、東京電力福島第1原発事故の影響で放射性
セシウムに汚染された肉牛が流通したことから、牛や牛肉の価格が低迷。さらにオーナーからの
解約依頼も増え、資金繰りに行き詰まった。

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果たして資産がどれだけあるのか、ほどなく明らかになるだろうけど、
原発事故以前から経営状況は悪かったはずなので、いつまでもこういう
記事の書き方をするのは、いかがなものかと思う。

というより、おそらくは詐欺的な状況だったことが明らかになるだろう。
この企業を監督できず、肩入れしてきた行政の責任も重い。

 
毎日新聞(8/17) 「経済部です:口蹄疫の教訓は重い」
http://mainichi.jp/area/fukuoka/keizaibu/news/20110817ddp018070009000c.html

 九州農政局が今月4日付で、10年度の「九州食料・農業・農村情勢報告」(九州農業白書)を公表した。
白書の内容を見て驚いた。家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に関する記述が、極端に少なかったからだ。

 全185ページの白書のうちわずか5ページ。昨年4月、国内で10年ぶりに宮崎県で発生し、8月に終息
するまで牛豚などの家畜約29万頭を殺処分するという、日本の畜産史上類がない農業災害に陥った。

 私はこの4月まで5年間、宮崎支局で勤務し、口蹄疫禍に苦しむ農家を取材した。手塩にかけて育てた
家畜を失うつらさに涙する人は多かった。感染防止が叫ばれる中、「自分の牛は助けたいけれど、
早く殺処分して口蹄疫を止めて」と私情を押し殺して早期の殺処分を国などに訴える人もいた。
被害から学ぶことは多いはずだ。

 農政局は「全体のバランスを考えた」という。ならば、九州の畜産業を震撼(しんかん)させた口蹄疫を
もっと詳述してよいのではなかったか。災禍を二度と起こさないとの決意が、白書からは感じられなかった。
【小原擁】

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「平成22年度 九州食料・農業・農村情勢報告」 (8/4 九州農政局)
http://www.maff.go.jp/kyusyu/kikaku/jyouseihoukoku/h22jyouseihoukoku.html

 
青空です。

宮城県。岩手県を中心として高台移転の立案が目立っています。
被災地にははっきりいって高台は崖と岩山です。宅地化は困難を極めるでしょう。

ただ宮城沖は三陸沖地震が定期的に来るのも事実です。
恐らく海岸線の部分については相当に巨大なマグニチュードの地震が来なければ津波の高さは限定的でしょう。
ただリアス式海岸の箇所は小さなマグニチュードでも10メートル超が押し寄せた記録が多数あります。
それらの地域はもはや守れないという行政の姿勢なのだと感じます。
宮城県から岩手県、青森県にかけ、小さな漁村も入れれば数百ありますので。

私としては堤防道路を2重に作れば30年後との津波なら押し返せるのではと期待しています。
仙台東道路の堤防機能は特筆に値しました(もちろんそれを企図してつくってないのでしょうが)
壊滅した三陸海岸のJR在来線をどのように復旧させるかにより今後の町のデザインが決まるでしょう。

私はそれよりも東南海地震の方が脅威です。
過去の歴史を見てもM9クラスが一箇所で発生すれば一斉にプレート地震が連動しています。
貞観地震の際は17年後に東南海連動地震や富士噴火、各地の局地活断層地震が発生し甚大な被害が起こっています。

東北の地震対策も重要ですが、太平洋沿岸をどう守るのか、あるいは配置見直しを行うのか。
日本の生き残りをかけ全ての国力を投じるべき時ではないかと感じるのですが・・・。避難訓練すら検討中とはなんともはやです。

 
青空 さま。
> 三陸海岸のJR在来線をどのように復旧させるかにより今後の町のデザインが決まるでしょう。

鉄道って不思議ですよね。機能性だけなら、バスでも代用できそうなのに、
鉄道をなくすと町がさびれるのが常です。

バスにはない、ある種のシンボル性が効いているのだと思います。

東南海地震については、今日はこんなニュースもありました。(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110823/k10015076011000.html

東南海沿岸では、過去の津波の痕跡がないのかどうか気になります。

 
大々的に調査が行われたら、巨大津波による堆積物等の直接的な証拠がきっと見つかると思います。

東南海沿岸でも数千年周期で巨大地震・津波が襲っている推論はあります。
http://cais.gsi.go.jp/KAIHOU/report/kaihou78/11_07.pdf

 
毎日新聞(8/5) 「口蹄疫:感染拡大要因、適正飼養密度を検討 県が初の意見交換会 /宮崎」
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20110805ddlk45040663000c.html

 県は口蹄疫(こうていえき)の感染拡大の原因の一つとみられる家畜の適正飼養密度について、
初の意見交換会を宮崎市で開いた。9月をめどに指針をまとめる。

 農業団体幹部や生産者代表ら約20人が出席。感染リスクの低減▽埋却地確保など防疫
▽排せつ物が与える環境への影響▽アニマルウエルフェア(動物福祉)と呼ばれる考えに基づいた
動物の快適な飼養環境--の観点で検討していくことを確認した。

 また、口蹄疫対策検証委員会もあり、8月までに全農家が独自に埋却地確保できるよう、
県と市町村が連携して支援することが報告された。

 県によると、平地面積に対する家畜頭数から算出した飼養密度は、各都道府県の中で宮崎が最も高い。

 家畜約29万頭を殺処分した昨年の口蹄疫では、国や県が検証委員会を通じて、農家の大規模化や
密集が殺処分の遅れに影響し感染拡大を許したと指摘した。【石田宗久】

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宮崎の感染拡大の早さは、家畜密度の高さによることが大きかったはずだ。
畜産過密の問題を解決しない限り、去年と同じことが繰り返される危険性は消えない。

 
@tsunamiwaste さんのツイート(8/26)

災害廃棄物等の処理問題を考える院内集会に昨日行ってきた。ひどく憂鬱な気分だ。
感想書くとまたバッシングされる気がしてまた気が重いんだけど、率直な感想を連投するね。

官僚が来ると聞いていたので「丸め込まれてたまるか」と身構えていたんだけど、原子力委員会・保安院以外
の人たちはみんな比較的まともだった。国交省(汚泥・セメント)厚労省(浄水汚泥)農水省(堆肥)
環境省(焼却灰・災害廃棄物)いずれも。参加者100人ぐらい。50歳ぐらいの人が多かった。

その年齢の人たちは家族・持家なんだ。だからごみの押しつけあいに必死なんだろうなと思った。
私は賃貸暮らしという気楽さもあるんだと思う。みんな行政を敵視していて、今更持ち出してもしょうがない
クリアランスレベルに固執したり。クリアランスレベルを守るなら、薄めて総量を増やすほかない。

もう放射能は降ったんだから。西日本の人が下水堆肥にやたら固執したり。農水省の人が「堆肥は広域流通
しません、西日本はそこで発生した下水堆肥使ってますから。せいぜい県内流通か隣県ぐらいです」と。
腐葉土の話も、腐葉土メーカーが栃木に集中していたらしいのね。園芸用とのこと。

国交省・厚労省は下水汚泥担当で、ガレキは放置しても増えないが(本当は放置してはならない。
腐敗ガスが自然発火し火災になる)、汚泥は絶対に発生し毎日増えている。この処理は悩ましい。
国交省の人は焼却炉排ガスからは不検出と言い切った。あとで詳しい人に聞いたら、排ガス測定は誤差が
大きいので大量の排ガスを調べて平均化しないとわからないらしいんだけど。
やながせ都議のブログでも同じことが指摘されていた。

環境省は審議の間に時間作ってきた。がれき特措法が衆院通過して、参院審議中だから。
原発周辺地域のごみなどどう処分するの?という問いに対し、「私たち環境省の職員がショベルカーなどを
直接運転できるわけではありませんので、業者委託などになると思います」と言い、会場ドン引き。
業者委託になったら、また元請け・孫請け…7次請けなどピンハネ構図になり、投入額の一割ぐらいの
経費でいい加減に処理されてしまうのではと、市民団体の人から後で解説してもらった。

とにかく参加者側が行政側を敵視していて、クリアランスレベルとか、作業員被曝が1msvなのは安全係数
とってないとか、ないものねだりが多かった。よっぽど官僚のほうが真面目に考えていると思った
(保安院以外。保安院はやはりおかしい。自分の言っていることもわかってない様子)。

行政を糾弾しても何にもならない。国民はどうしたら放射能ごみの総量を減らせるか、拡散しないように
できるか、自分にできることを考えたり、建設的な提言をすべきだと思う。もう本当に明日からごみ問題
なんかやめようと思った。家族・持家で、押しつけあいに必死な人たちで百年戦争すればいいさ、と。

唯一の建設的な提言は「汚泥は焼却せず、天日干しはどうですか?」というもの。農水省は「天日干しは
以前やっていたのですが、悪臭の問題があるのです」と困惑していた。焼却による大気汚染よりも
悪臭のほうが住民から反発があるのかもしれない。でも次善策で乾燥など他の手段はいろいろあるはず。

ごめん、その方も「変化」と言っていたかもしれない。私が用語を間違って記憶していたからかもしれない。
RT @ucchi50: 誤差ではなく変化が大きいのは当然 言いのがれだ どこのプラントでも排ガスを
測定している ひどく悪い結果しかない 非公開の原則を撤廃せよ

国民の側が協力すればいろんな減量努力はできるのではと思った。ゴミの総量は減らせなくても、
乾燥・バイオガス処理などで燃やすごみの総量を減らしたりとか。建設的な議論をしようとすれば、
いくらでもよいアイディアがでてくるのではないかな。市民の側もエネルギーをそちらに振り向ける
べきだと思う

法律の未整備は感じた。国会で決めるいわゆる「なんとか法」というのの下に政令・省令があって、
そちらで「何ベクレルの場合はこの施工法で…」など細かいことを決めるのだけど、そのベースとなる
議論が成熟していない。今までも、腐葉土が沖縄で見つかるなど思いがけないことや、今後も除染ひまわり
の処理など(そもそも処理法考えずに植えていいのか)など、様々な副次的問題が出てくるだろう。

予見できる問題もあれば、田んぼの作付け制限5000bqだけど実際どれだけ移行するのかとか
(汚染米は焼却ごみになる)、ちょっと実際の数値見てみないとわかんないものもある。

震災前の農地土壌のセシウム量について、大気圏核実験のあった昭和の頃と平成とでは、自然減衰が
あるので数値違うんだけど、農水省は「サンプル数の多さを重視しました」と言うのに対し、質問者が
「減衰後の最近の数値を参考にすべきだ」とこだわっていた。農水省の考えでいいように思うんだけどな。

焼却炉の排ガス処理設備に吸着装置を付けるという話もでてた。『ごみ探偵団』で福本勤先生が必死で
研究されていた例のゼオライト吸着塔や、金沢大太田教授のゼオライト除染の方法が採用されるのかも
しれない。それは評価すべきと思う(もし本当に採用されたのならだけど)。

福島県の人が来てて、「汚染物は東電と受益者である関東住民が背負うべき」と非現実的な発言してて、
会場の雰囲気が悪くなった。政府が「原発周辺域を強制収用」なんて言ったら、掴み合いのケンカに
なりかねないほどの雰囲気でした。

官僚は、農水省担当者以外は技官じゃないみたいだった。一組(東京都清掃局)OBの参加者からクイズ
「セシウムは焼却炉内で化学的にどう変化するかご存じですか?」 国交省「ええと…無害化できれば
願ってもないのですが…」 OB「正解は塩化セシウムです」

国・被災地・関東でやることが明確化してきたように思った。国側はやることやっているので
(ベストではないにしろ)、国民側に問題あると思う。とにかく緊急に必要なのは、「福島県内の
焼却場周辺の土壌を調べて、汚染ひどければ住んでいる人たちに被災証明を出すこと」ではないかなと思った。

被災地の人のやることはある程度の立ち退きを受忍すること。すごく心が痛むんだけど。国民がやること
はごみの発生抑制と剪定ゴミの分別。前からやってきましたけど、ゴミになりそうなものを作らない。
剪定ゴミの処分だけど、先程のコロラドさんのやり方で減容処理できるのではと青木さんが言っていた。

国のやることは福島に最終処分場を造ること。泣く人が出ると思うけど政治決断する必要ある。
また処理方法が曖昧なガイドライン程度(法的拘束力なし)だと、自治体間紛争が増える。
その他、大きな絵を描くこと。バイオガス研究に予算つけるとか。
チェルノ後にドイツでゴミ問題の取組進んだ理由分かった。

都市って田舎者の集まりだ。地方からの上京者で出来ている。憲法で居住の自由が認められているから
人口膨れ上がってきた。人はゴミをだす。だから「東京がゴミを出す」ように地方からは見える。
それもまた幻想だと思う。

脱線しました。行政糾弾集会になってしまったのは残念だった。クリアランスレベルに固執しても
もう放射能は降ってしまっているし、どこかに四次元ポケットみたいな無限の処分場があるわけでは
ないのに、ない物ねだりみたいだ。私はどこか冷めた目で見ちゃってた。

以前災害ボランティアの先輩から「大災害が起きると市民は被害者意識から、マスコミの口真似をして
行政批判をするので、誠実な行政マンが疲弊し過労死・過労自殺が増える」と聞いた。若手官僚は
誠実な人が多く、大変だろうと思った。実際問題、権限持ってる局長クラスでないとどうにもならないのでは。

集会後に、満田正さんという原発暴発行動隊の方を紹介して頂いた。日大闘争の時に講師をしていて、
学生側に着いた人。『ごみ探偵団』に寄稿している記事からは、理論派の左翼の人の印象を持ってた
のですが、温和な人でした。私も全共闘は本でしか知らない世代なので構えてました^^;

いわきで除染の草刈りをしているとおっしゃってました。帰り道、国会の周りを歩きながら
「昔はこの辺で学生がデモやってたから、議員は中でビクビクしてた」という思い出話。
満田さんは若者を誉めていて「若者の直感は正しいですね。デモやってるのはほとんど若者です。

我々年寄は『最近の若い者は…』などと言いがちですけど、雰囲気自由でなんでもありですね」と
70過ぎの白髪の元アナーキストが目を細める。原発行動隊についてもいろいろ話してくれました。
院内集会で、日本中の人たちがたがいにいがみ合っているのを感じた後なだけに、なんかほっとしたなあ。

@tsunamiwaste こんにちは。満田氏は湯川秀樹博士の愛弟子、四天王の一人といわれた物理学者です。
慶応大学の元助教授で、原発の危険性を訴えてきた藤田祐幸さんの先輩。
藤田さんは、「学生時代の満田さんは過激で恐かった〜」と苦笑いしていました。

@fuyusawa えっ、満田さんってそんなに有名な方だったんですか! 知りませんでした。
大変失礼なことをしてしましました(汗)

そういえば集会で、小金井の女性市議が「水銀ゴミを燃やすなど清掃工場のモラルは震災以前から
問われていた。情報開示制度等、市民の安全を守る仕組みが整っていない」と指摘。
ごみ処理は広域化されていたり、事務組合がやっていたりするので、ここは要注意。
将来的にここがネックになってくる気がする。

えっ…「いわきで草刈りやってて、腰痛めたけど、周りの手前、腰痛いなんて言えないんだよね」と
笑ってました。ポリシー一貫してる人ですね…
RT @fuyusawa: @tsunamiwaste 御尊父は、たしか芝工大の元学長です。

あと集会参加者が主催者側に注文つける雰囲気があったんだけど、セッティングした藤原寿和さん
(東京都環境局勤務)は「場をセッティングしただけで何か事務局があるわけではありません。
皆さんで今日の問題意識を持ちかえって運動をしてください」と言っていた。
それでいいと思う。要求しすぎ。

そんなわけで、極めて消耗させられる集会でした。参加者たちは日本のごみ市民団体のベストアンド
ブライテストだと思うんだけど、それでも雰囲気悪い。みんなが全体最適考えれば、建設的な議論が
できるのに、事故の初動で不祥事相次いだから、猜疑心の塊になりエゴイスティックになっているんだろう。

汚染がひどいものは国が特別指定して、国の責任で処理するそうです。といっても官僚が重機
扱えないので、業者委託になると思うと言ってました
  汚染がれき処理法が成立=放射能、国が除去 http://t.asahi.com/3oxb

配布された資料。参加費300円でこれだけもらえた。主催者の努力に敬意。
  http://twitpic.com/6baxpv

すごく温和な人でした。いつかああいう本当の大人になりたいなと思いました
RT @fuyusawa 満田さんは、シャイだから、素性をめったには明かさないでしょう。ツイッターには、
匿名や覆面をいいことに、物理学の「研究者」を自称自認する人たちがそこかしこに出没していますけれどね。

 
紀伊半島南部沿岸に分布する隆起生物遺骸群集の高度と年代 -南海トラフ沿いの連動型地震の履歴復元-
http://unit.aist.go.jp/actfault-eq/seika/h19seika/pdf/11shishikura_kii.pdf

 
読売新聞(9/16) 「茶葉セシウム、提出検査方式を1日で撤回…埼玉」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=47261&from=tw

 埼玉県産ブランド銘茶「狭山茶」から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回る
放射性セシウムが検出された問題で、県は15日、県が実施する全銘柄のサンプル調査について、当初、
茶商と農家から検体の茶葉の提出を受けるとしていた方法を撤回し、県職員が茶商に出向いて検体を
任意に選び出す方法に変更することを決めた。

 業界に都合のいい“お手盛り検査”になり、検査の公正さが担保できない恐れがあると、県農林部の
対応に庁内外から批判が集中。徹底検査の方針を14日に発表してから、1日で軌道修正することとなった。

 上田知事は15日、県庁で記者会見し、狭山茶の検査をめぐる県の混乱について「消費者には大変
心配をかけた。農林部の知見として、古い葉についた放射性物質が新芽に出てくるという判断の上での
検査だったが、若芽の製品を見過ごすという大きなミスを犯した。どんなに反省しても取り戻すことは
できない」と陳謝した。

 県内の252茶商が取り扱う製品のうち、セシウムがたまりやすいとされる若芽・早摘みの製茶は
50~100銘柄、それ以外は約2500銘柄あるとみられている。

 県は6月に県産茶の「安全宣言」を出したが、東京、神奈川、千葉、静岡の茶から暫定規制値を超える
放射性セシウムが相次いで検出。一部の消費者から疑念が出ていた。

 信用回復を目指して徹底検査を打ち出しながら抜け穴が指摘され、上田知事は15日、急きょ検査手法の
見直しを指示した。複数の県職員による班が全252茶商を訪ね、店頭や在庫にある銘柄ごとにサンプル
製品を任意で抜き取るようにする。早ければ来週にも検査を開始する予定だ。

 県農林部の農産物検査は、事前に農家側に検査実施を連絡し、数日を置いてから提供された物を
検査する手法が一般的だった。しかし、上田知事にはこうした対応方針が十分伝わっていなかったという。

 県内の茶商や農家は、生産から販売まで一貫して行う「自園・自製・自販」の形態を取る小規模の
家族経営が多く、経営基盤が比較的弱いところが目立つ。このため、県は、運転資金やつなぎ資金を
あっせんするための「緊急相談窓口」を設置した。このほか、茶商や農家が一時的に負担する検査費用
について、県が一定の財政支援を行うことも検討している。

 
宮崎日日新聞(9/17) 「西米良に分場整備へ 県家畜改良事業団」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=40821&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13

 昨年の口蹄疫を受け、分散管理の必要性が指摘されていた県有種雄牛について、県は16日、
新たな管理施設の建設予定地を西米良村内に選んだと発表した。

 家畜伝染病に対する感染リスクの軽減が目的で、現在、種雄牛を飼育する県家畜改良事業団(高鍋町)の
分場として整備。本年度中に用地造成を終え、来年度の着工、完成を予定する。

 
福島第一 建屋に地下水大量流入か 収束作業に難題
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerro/list/CK2011092002100008.html?ref=rank

やはりという思いです。しかし流入する地下水があれば流出している地下水もあるはずです。
そんなことは東電の技術者も科学に詳しい記者も当然推測しているはずです。収支上毎時数百㌧の流入になっていて、
実態はわからないとマスコミは正直に言うべきでしょう。

地下水汚染は相当深刻でしょう。

 
ちっぷ さま。

原発周辺の地下水汚染はだいぶひどいのでしょう。しかし、広域に影響が出るかどうかは、よくわかりません。

原発近くの海水のセシウム濃度が上がったり下がったりしていることから、地下の漏水を通していまでも
放射性物質が海に漏れていることは公然の事実でしょう。(直接の証拠がないので、メディアはどこも
そう書きませんが。)

今、海側は遮水壁が計画されていますが、いずれはぐるっと囲わなくてはならないのでしょう。

それよりも、問題はほんとに収束処理ができるかどうかでしょうね。
計画では、格納容器・配管の水漏れヶ所をふさいで、格納容器を水棺した状態で(水が無くなると放射線が
高くなるので)燃料等を取り出す計画になっていますが、まず、水漏れ箇所を特定するロボットと、水漏れを
止めるロボットを開発して、止水をしなくちゃならない。その開発をしている間にも、建物や配管の劣化は
進行するから、やっている間にほかの箇所で問題が起きてきて、収拾がつかなくなる可能性もある。

もろもろ、できなければ、石棺にするしかないのでしょう。

 
読売新聞(9/28) 「【埼玉】茶4銘柄で規制値超え、県が回収・廃棄要請」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20110928-OYT8T00390.htm?from=tw

 埼玉県の県産ブランド銘茶「狭山茶」から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回る
放射性セシウムが検出された問題で、県は27日、全約2600銘柄のサンプル検査を開始した20、21両日に
鶴ヶ島、日高、毛呂山の3市町で採取した18銘柄のうち、4銘柄で暫定規制値を超える放射性セシウムを
検出したと発表した。

 問題の製茶は、日高、毛呂山両市町の3茶商が取り扱っており、最大1840ベクレルを検出。県は在庫品の
廃棄と販売済みの商品回収を要請した。安全性が確認された14銘柄については、出荷・販売が再開される。

 全銘柄検査は、厚生労働省による「抜き打ち検査」で鶴ヶ島、日高両市の製茶から規制値超えの結果が出た
のを受けて、信用回復を目指す県が、今年生産されたすべての製茶の出荷・販売を一時的に自粛したうえで
実施している。

 今回発表された検査結果は、セシウムがたまりやすい若芽・早摘みを扱う茶商に限ったもの。内訳は、
鶴ヶ島市で扱う6茶商のうち5茶商の6銘柄、日高市の4茶商のうち3茶商の9銘柄、毛呂山町の2茶商の3銘柄。
これまでに計49・1キロ・グラムが店頭と通販で販売済みだ。

 毛呂山町の3銘柄は、いずれも暫定規制値を大きく上回る放射性セシウムを検出した。茶商「新しき村」が扱う
「新しき村のお茶」から1840ベクレル、「吉澤園」が扱う「煎茶1号」「煎茶3号」から、それぞれ1322、1360ベクレル
を検出。日高市の茶商「寒川園」の「秘園の銘茶」からは739ベクレルを検出した。

 規制値超えの製茶に関して、県は問題の茶商に対し、在庫品廃棄や商品回収のほか、消費者が既に購入している
商品の返品を受け入れるよう要請した。これによる経済的損失については、東京電力に損害賠償を求める。

 消費者の安心・安全対策として、県は近く、安全性が確認された製茶には「安全シール」を貼るようにする。
現在、シール枚数の管理のあり方やデザイン案を詰めている。自宅で保管している消費者のため、全銘柄の
検査結果は、県のホームページで公表する。

 暫定規制値を超えた製茶は、日高、鶴ヶ島、川越、所沢、入間市、毛呂山町の6市町の10銘柄となった。

 なかでも毛呂山町の全3銘柄から高濃度のセシウムを検出したことに、県はショックを受けている。県農林部は
「地域特性の解析や、茶商がどう作ったのかの確認などを含め、原因解明の努力をしたい」としている。

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